検疫所の仕事の魅力と私の志望理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
合格後を考える
2023年03月27日


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【目次】
1.空港や港で人や物の流れを支える検疫所の仕事
私が進路先として決定した「検疫所職員」は、空港や港において日本国外から国内に入ってくる人や物に関して、それらの入国の衛生的安全性を担保する仕事をしています。
具体的には新型コロナウイルスに関する取り組みが最も分かりやすい例であると思いますが、政府が決定した法令に基づいて、入国に必要な検査や管理を行うために、限られた空間と時間の中で場所を確保し、人員を調節し、また、それらがスムーズに行えるよう導線を工夫し、人や物の移動を支える役割を果しています。
私は国家一般職に合格するまで、この検疫所職員という仕事を知りませんでしたが、実際に職場に赴き、説明をいただいた際に、一箇所ごとの人数は多くない中でも空港や港での大量の人や物の流れを支えている点や、人事交流が盛んであり、国立感染症研究所をはじめとしたさまざまな機関で働くことができる機会があるなど、それまで自分では気がつかなかった職務の魅力を丁寧に教えていただくことができ、強く興味を惹かれました。
また、職務を通じて国内のみならず、さまざまな方々とコミュニケーションを取る機会があることも大きな魅力であり、これも進路先として決定した理由の一つになっています。
2.大学で学ぶ【法律】を活かせる仕事の多さに気づいて
私は大学で法律を学んでいましたが、その分野や科目に興味があり、専攻してみたいと考えていただけで、法律に関連する職業を志望していたわけではありませんでした。
しかし、学部で学び、進路について考えていくにつれて、自分の学んだものを活かすことができる仕事の多さに気がつくようになりました。
特に公務員という職業においては、働くうえで活かすことができるというだけではなくて、自分の興味のある分野に就職するために試験を受ける、という段階においてもそれを活かすことができました。
私は決して勉強が得意なわけではありませんでしたが、自分の専門分野について学ぶことは、難しいが面白い、と感じていたため、就職希望先および就職活動を行う過程として、他の就職活動と比べたときに、公務員試験は自分に合ったものなのではないかと思ったため、目指すことを決めました。
3.準備が大変なのは公務員試験だけではなく、どの就職活動も変わらない
準備が大変であることは間違いありませんが、それはおそらくどのような就職活動をしていても変わらないのではないかと私は考えています。
実際に取り組むとなれば、それぞれの就職活動についてそれぞれ異なった難しさや厳しさに気がつくと考えていたので、私にとっては、それは大きな問題ではありませんでした。
ただやはり長い準備期間の中でモチベーションを維持することはとても難しく、特に私は共に目指す知り合いもおらず、勉強から離れてしまった期間もありました。
しかし、あきらめたくなった時もモチベーションが維持できなくなった時も、常に勉強に戻るきっかけをくれたのは伊藤塾のホームルームやイベントなどで、講師の先生方やみなさんのお話を聞くことでした。
自分自身に集中しすぎず、一旦人の話を聞くことで客観的に自分を見ることは、モチベーションを維持したり、焦らず落ち着いて勉強に取り組んだりするうえで不可欠なことであると思います。
