私が国税専門官を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
合格後を考える
2023年04月27日

皆様、はじめまして。
私は、2022年度に国税専門官の試験に合格し、内定を頂きました。私がこれまでに調べた限りではありますが、国税専門官の仕事内容や志望理由について紹介したいと思います。
これを読まれた方に進路を決める上で少しでも参考になれば幸いです。

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【目次】
1.「国税専門官」の仕事の魅力
私は、全国に11ヶ所ある国税局というところから採用内定をいただきました。
国税局の役割や仕事内容については公式のホームページにも掲載されています。これらの情報を見て、国税専門官の仕事は、調査や申告内容の確認を不正は許さないという厳格な雰囲気をまとっているような仕事だと思っていました。
しかし、国税局の方の話を聞いてみると、納税者の方に寄り添って話を聞いたり、同僚と協力して調査を進めたりするということが分かりました。
また、納税者の方に嫌われる立ち回りとばかり思っていましたが、調査を行うことで親族すら知らないことを見つけ出し感謝されることもあると聞き、時には直接感謝を伝えられることがあることも分かりました。
パンフレットにも沢山の情報が載っていますが、直接話を聞くことでより現場に近い情報を得ることができます。公務員試験の勉強は大変だと思いますが、時には実際に働いている方を訪れてみることが、モチベーションを維持することにも役に立ちます。
2.災害の経験から「国税専門官」を目指す
私が公務員を目指したのは、災害に関する経験がきっかけです。
災害によって学校も休校になり、親戚の家も住めない状態になるということがありました。自分が興味を持っていたどの民間の職業も、非常事態になると働くことが難しくなると気付き、どんな時でも自分の周りや見知らぬ人にでも役立つような仕事がしたいと思いました。
その中でも国税専門官に興味をもった理由は、公の機関が何か動く時には必ず財源の問題が関わっていると感じたからです。災害の時にもそのように感じたのですが、説明会やワークショップに参加してもっと財源について意識する機会が増えました。
解決策を考える人たちの一生懸命な姿を見て、このようにしっかり考えている人たちが最適な方法を取ることができるように、かつ、税金を納める人たちが安心して公正に納税できるようにしたいなと考えるようになりました。
3.不安になった時の解消法
公務員試験の勉強はいつから始めるかが人それぞれであるため、勉強期間中、周囲の人と比べてしまって負の感情が強くなってしまうということがあると思います。私の周りにも、思い詰めすぎてしまう人が何人か居ました。
私も落ち込んでしまいそうになった時には、運動をいつもよりハードにして頭を使うことから遠ざけました。何ヶ月か先の試験が不安になってしまうと思いますが、体力的な限界に来ると何ヶ月か先の不安なんて頭から無くなります。
でも、根本的な解決にはならないので、友人と昼ごはんを一緒に食べる日を作って、その日までに相談したいことを一つに絞って聞いてもらうようにしていました。自分が何に対して不安なのか明確にできる上、聞いてもらうことで不安が少し減ったり解決できたりしました。
余談にはなりますが、周囲も就職や進学を控えてみんな不安になっているため、公務員試験を控えている自分だけがこんなに大変なのかと思う必要はないと思います。
勉強の方法や順番に関する不安は、相談会や個別に質問する機会を伊藤塾からたくさん提供していただいたため、すぐに解決することができていました。
以上、大きく3つのことについて書かせていただきました。
少しでも国税局の仕事に興味を持っていただけたのであれば嬉しいです。進路の選択肢の一つとして、ぜひ検討してみてください。
皆様が自分で納得のいく選択を出来ますよう、応援しています。
