合格者から分析!資格試験に受からない人に共通する5つの勉強法とは

勉強法

2025年09月26日

「何度受けても資格試験に合格できない…」
「たくさん勉強しているのに、なぜか結果が出ない…」
このような悩みを抱えている方も、多いのではないでしょうか。

実は、資格試験に受からない人には、共通する「間違った勉強法」があります。逆に、合格者にも共通する「正しい勉強法」があります。つまり、合否を分けるのは才能や記憶力ではなく、勉強のやり方です。

本記事では、難関資格の受験指導校「伊藤塾」に寄せられた数多くの合格者の声をもとに、資格試験に受からない人に共通する5つの勉強法と3つの特徴をお伝えするとともに、結果が出る人が実践している具体的なやり方も紹介します。

なお、法律系資格の合格者を多く取り上げていますが、今回お伝えするのは、あらゆる資格試験に共通する本質的な内容です。どんな資格を目指している方にも、必ず参考になるはずです。

「もしかして、自分もこの勉強法をしているかも…」と思った方は、今すぐ勉強法を見直すチャンスです。ぜひこの記事を読んで、合格を勝ち取ってください。

1.資格試験に受からない人に共通の勉強法5選

何度も資格試験に挑んでいるのに受からない人には、実は共通するパターンがあります。多くの人が陥っている間違った勉強法を5つ紹介します。

◉資格試験に受からない人に共通の勉強法5選

・インプットばかりして、アウトプットをしない
・大量の問題をこなすだけの勉強をしている
・過去問の解答を覚えるだけの勉強をしている
・時間を基準に勉強している
・次々と新しい教材に手を出している

それぞれ詳しく説明します。

1−1.インプットばかりして、アウトプットをしない

テキストを読むだけ、講義を聞くだけで満足していませんか?実はこれが、資格試験に合格できない人の最も典型的なパターンです。

テキストを読んで理解したつもりでも、実際に問題を解こうとすると手が動かない。これは、知識を「入れる」練習ばかりして、「出す」練習をしていないからです。

人間の脳は、10個覚えても翌日には2個しか覚えていないといわれています。これを防ぐには、インプットとアウトプットを徹底的に繰り返して、脳に「生きていくために必要な記憶だ」と錯覚させるしかありません。

「テキストを読む→問題を解く→間違える→またテキストを読む→また解く」
このサイクルを繰り返して、脳に何度も刺激を与えていくのです。反復練習は苦しいですが、これに耐えられるかが、資格試験の合否に直結します。

H.Eさん(2023年度 司法書士試験合格)

失敗したと思うことは過去問の着手と記述対策が遅かったこと、模試を受けていなかったことです。
自分は当初はテキストを熟読することをメインにしていれば過去問も解けるようになると勘違いしていましたが全くそんなことはなく、実際に問題を解こうとすると文章の意味を理解するのに時間がかかり、自分が想像しているよりも細かい部分まで問われていて全然解けませんでした。
ですが、逆に過去問をある程度進めていくと頻出事項もわかり、対策も効率的にできました。合格してみて過去問は暗記するくらい何週もしなければならないと思いました。

1−2.大量の問題をこなすだけの勉強をしている

「とにかく大量の問題、特に過去問をこなせばなんとかなるだろう」…資格試験では、このように考える人が多いです。しかし、これも誤りです。

なぜ問題を大量にこなすだけではダメなのか。理由は簡単です。資格試験に挑戦する社会人は勉強時間に制約があるからです。

高校入試や大学入試では、1日の大半を勉強にあてられるだけの時間があります。そのため、量をこなす勉強法でも、ある程度は通用したかもしれません。しかし、仕事をしながら資格試験を受ける場合、1日に確保できる時間は限られています。そのため、問題をこなすだけの勉強では、圧倒的に時間が足りなくなるのです。

むやみに100問をこなすのではなく、厳選された10問を解いて確実に理解するような勉強を行いましょう。

高橋 耕二さん(2022年度 行政書士試験合格)

私が、伊藤塾の講座と出会ったのは、 他校の通信講座を受講し、挑んだ1回目の行政書士試験で不合格となった後です。

当時の私は、過去問だけを繰り返すという、いま思えば 間違った勉強方法で、必死に頑張っていました。確かに過去問を解くことに意味はありますが、 重要なのは基本となる知識をしっかりと身につけることです。そのためには 知識のインプットと過去問を解くアウトプットを同時に行うと効果的です。不思議なことに、このプロセスを繰り返すと、次第に過去問を解く必要が無くなってくるような感覚になってきました。その時に合格が見えてきたような気がします。

1−3.過去問の解答を覚えるだけの勉強をしている

過去問の答えを丸暗記する勉強法も、よくある失敗パターンです。

資格試験では、確かに過去問の焼き直しが出題されます。しかし、まったく同じ問題は出題されません。必ず変化が加えられています。数字が変わったり、条件が追加されたり、問われ方が違ったりしているはずです。このような変化に対応するには、「なぜその答えになるのか」という理解が欠かせません。

特に、「1日100問過去問を解いています」「10年分したけど受かりませんでした」という人は、このパターンに陥っている可能性が高いです。「過去問だけやれば合格できる」という考えは、ほとんどの資格試験で通用しないことが多いです。

答えを「覚える」のではなく、答えにたどり着く「プロセスを理解」しましょう。問われ方が変わっても応用できる力をつけるのが本当の勉強です。

H.Sさん(2023年度 行政書士試験合格者)

受験回数4回ですが、体感では、2回目以降の知識は正確さを除けば、さほど変わらないと思っています。原因は、初見の問題が解けないことと、時間内に解ききれないことでした。過去問は解けるのに模試や本試験では点数が伸びない。とても悩みました。

3回目の失敗を機に、根本の勉強方法が間違えているのでは?と考え、4回目の受講に、今までの受験指導校と伊藤塾をダブルで受講しました。

気づいたこと。。。平林講師の講義を聴き、自分は解答までのプロセス・手順を踏んでいないことに気が付きました。目からウロコでした。知らない問題が、知らない問題に見えているだけのことでした。

1−4.時間を基準に勉強している

「今日は3時間勉強した」と時間だけで満足していませんか?
勉強時間の「長さ」と「達成度」は必ずしも比例しません。
いくら長時間勉強しても、ただ机の前に座っているだけでは実力は身につかないからです。

もちろん、机に向かった時間も大切ですが、同時に「何を理解したか」「どの程度、勉強が進んだか」を管理していくことも必要です。

まずは、「毎日、必ず1時間勉強する」と決めて習慣化する、そして勉強の習慣が身についたら、次のレベルとして、「その1時間で進んだ内容も振り返る」というイメージをもって進めていきましょう。

室井 憲さん(2022年度 司法書士試験合格)

失敗した令和3年までの勉強方法を振り返り感じたことがあります。
司法書士試験は難関試験です。まず大前提として勉強時間の確保は必須です。
しかし、必ずしも勉強時間が多いからといって合格するわけではないと思います。

失敗した令和3年度までは一日の勉強時間を計り、その勉強時間の多寡だけで一喜一憂していました。今日はかなり勉強したぞとか、今日はあまりできなかったとかという感じです。
問題演習に関しては、わからないことや知識の漏れ等のチェックをしていなかったり、解いただけで満足しているということもありました。その状況に加え、焦りや不安感などがあり、いろいろな参考書に手を出し一冊を完璧にしていないことも反省に挙げられます。これではまずいと思い、一から勉強方法を考え直しました。

1−5.次々と新しい教材に手を出している

本屋に行くたびに新しい参考書を買っていませんか?「もっと良い教材があるはず」と次々と手を出すのも、典型的な失敗パターンです。

伊藤塾では、よく講師から「合格に必要なのは100の曖昧な知識ではなく、10の正確な知識だ」と伝えています。広く浅い知識をいくら集めても、意味がありません。深く、確実な知識でないと、本番では役に立たないからです。

まずは信頼できる教材を1冊選び、それを徹底的にやり込んでください。ページが擦り切れるまで繰り返しましょう。新しい教材に手を出すのは、今の教材を完璧にマスターしてからでも遅くありません。

教材コレクターではなく、信頼できる1冊を極める勉強法が、合格への近道です。

黒田 匠さん(2023年度 司法書士試験合格)

たくさんの合格者や講師が口を揃えて言っているとは思いますが、教材は絞るべきです。
魅力的な講座がたくさんありますが、人間にはできる限界があります。ひとつの教材を徹底的にやりこんで、このテキストについては誰にも負けないぞ、と言える精度まで高めれば、それだけで合格に必要な知識は全て備わっていると思います。

2.勉強法だけではない!資格試験に受からない人に共通する3つの特徴

勉強法だけではなく、学習に対する姿勢や習慣も合否を左右します。2章では、勉強法以外の側面から受からない人に共通の特徴を紹介します。

◉資格試験に受からない人に共通する3つの特徴
・モチベーションに波があり、継続できない
・スキマ時間を活用して勉強していない
・プライドが高く、斜に構えている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2−1.モチベーションに波があり、継続できない

「最初の1週間は毎日3時間勉強していたのに、2週間目には1時間になり、3週間目には30分になる。そして1ヶ月後、またやる気が出てくる。」
このように波がある進め方も、受からない人に共通する特徴です。

これを防ぐために必要なのは、「勉強の習慣化」です。モチベーションに頼った勉強は続きません。やる気に任せた勉強をするのではなく、歯磨きのように「やらないと気持ち悪い」レベルまで習慣化しましょう。

朝起きたら必ず30分勉強する、通勤電車では必ず問題集を開く。このように、勉強を日常生活の一部に組み込んではじめて、モチベーションに左右されない勉強ができるのです。

Y.Tさん(2024年度 行政書士試験合格)

受験中のスランプや、不安というものは、受験生であれば誰もが通る道かと思います。
そんな時、私自身は①勉強からいったん距離を置く②無理にでも勉強をし続ける、という両方をためしてきました。
ですが、私の現在の答えはどちらでもありません。
私の出した答えは③勉強を習慣化することです。

勉強を習慣化するには、習慣になるまでは苦痛がありますが、習慣化に成功すれば、自分のモチベーション等により勉強を左右されることがありません。
具体的には、私は仕事後必ず有料自習室へ行くということをルーティン化しておりました。
皆様の参考になれば幸いです。

2−2.スキマ時間を活用していない

スキマ時間を活用していないことも、よく見られる特徴です。
「仕事が忙しくて勉強時間が取れない」「家事や育児で手一杯」という人が大半ですが、合格者の中にも、最初から時間があった人はほぼいません。

資格試験で大切なのは、勉強時間を「見つける」のではなく「作りだす」という意識です。

通勤電車の中、昼休みの15分、寝る前の10分、これらのスキマ時間を積み重ねるだけでも、意外なほど大きな時間になります。1日30分のスキマ時間でも、年間では180時間です。多くの人にとって、「勉強する時間がない」というのは、ただの思い込みです。

どうしても時間がない人は、1〜2週間でいいので、自分の1日の行動すべてを手帳などに書き出してみてください。おそらくスマホでゲームをしていた時間、テレビを見ていた時間など、勉強に充てられる時間が見つかるはずです。

松上 星斗さん(2022年度 司法書士試験合格)

妻もフルタイムで仕事をしていたので、家事は協力して行わなければいけません。私もフルタイムですし、小学生の子どもが二人いて(2020年の勉強を開始した直後は下の子はまだ保育園でした)、帰りには子どものお迎えがありましたので、可処分時間が少なかった私にとって、スキマ時間の活用が学習の生命線でした。

ちゃんとイスに座って学習できるのは、平日は帰宅して子どもが寝た後の1~2時間程度、休日は3~4時間程度だったので、とにかく「○○しながら」を徹底していたと思います。

2−3.プライドが高く、斜に構えている

プライドが高く、斜に構えている姿勢も、受からない人によく見られる特徴です。

「こんなことは分かっている」と思い込み、本当は理解できていないのに次に進んでしまう。合格した先輩や講師のアドバイスを素直に受け入れない。こういった人は、共通して合格まで時間がかかります。

「自分のやり方」にこだわりすぎて、アドバイスを素直に受け入れないという姿勢を取っていないか一度客観視してみることも必要かもしれません。

まずは素直に、そして謙虚に学ぶ。この姿勢を忘れないようにしましょう。

鈴木 春彦さん(2023年度 司法書士試験合格)

合格するために大切なのはまずは自分を「凡人」と認識することです。何度も不合格になっている時点で「凡人」です。そこから全てが始まります。悔しいですが認めましょう。
プライドは捨てましょう。私は、合格した年は明らかにここが違うと思っています。

凡人である以上、頭の良い人が遊んだり休んだりしているときに勉強をする、そこで差を付ける、それしかこの試験に勝つ方法はないと考え、夜型から苦手だった朝型にシフトし、自分の趣味や好きなこと、無駄な時間を極限まで削減しました。

3.最短で資格試験に「受かる人」に共通する勉強法は?

資格試験に受からない人の特徴を理解したところで、今度は合格者に共通する勉強法を見ていきましょう。

伊藤塾に寄せられた数多くの合格者の声をもとに、実際に結果を出している人たちの勉強法を紹介します。

◉最短で資格試験に「受かる人」に共通する勉強法
・全体像を意識して勉強している
・ゴールから逆算して勉強している
・忍耐力をもって、最後まで諦めずに勉強している

3−1.全体像を意識して勉強している

資格試験でとにかく大切なのが、全体像を意識した勉強です。

「木を見て森を見ず」ではなく、常に全体を俯瞰して、「今、どこを勉強しているのか」を意識しながら進めていきましょう。自分なりに全体像をイメージした上で、細かい内容を詰めていくと、勉強のスピードは劇的にアップします。

全体を掴むための勉強法として、当コラムを運営する伊藤塾の伊藤真塾長は、著書「夢をかなえる勉強法」の中で「目次をコピーするやり方」を提唱しています。

全体像をつかむ勉強法の一つとしておすすめしたいのが、目次をコピーするやり方だ。
私は二年目に司法試験の勉強を始めたとき、まず本の目次をコピーした。
何のために?と思うだろう。答えは明快だ。マップがわりに使うのである。本を読みながら、ときどきコピーした目次を見て、自分が今どこを読んでいるのか、全体の中の位置づけを確認する。
(中略)
ちなみに目次のコピーはしおりがわりにして、本にはさんでおくとよい。いつでも取り出せるし、再び読みはじめるとき、自分の位置を確認してスタートすることができるからだ。

(引用:伊藤真|夢をかなえる勉強法(サンマーク出版))

実際、伊藤塾では多くの塾生がこの方法で結果を出しています。ぜひ、目次を活用して、全体像を意識した勉強に取り組んでみてみてください。

古荘 真也さん(2023年度 行政書士試験合格)

YouTubeで資格動画を色々見ているうちに、伊藤塾を知り、法律系の資格を目指すなら伊藤塾にしようと決めました。学習の方法は問題を解くときに思い出す場所を1つテキストと定め、問題に対してテキストのどのページにどんな表現で明記されてたかを思い出すようにしていました。キッカケはメルマガで講師が目次からテーマ、内容を想起する訓練を書かれていたことがあったので、そこからこの勉強方法にシフトしました。

3−2.ゴールから逆算して勉強している

合格者に共通するのは、ゴールから逆算して勉強している点です。
まずはゴールを定める、そしてそのゴールからさかのぼって、今日やるべきことを決めていく。この発想こそが、資格試験の合格に必要なのです。

具体的に考えてみましょう。たとえば試験日が11月だとします。
そこから逆算して、

・10月は直前期として過去問演習と弱点補強に充てる。
・9月は問題演習期として、実戦力を養う。
・8月までに全範囲を最低2回転させる。

このようにスケジュールを組んでいきます。

さらに細かく落とし込むと、8月までに2回転させるためには、1日何ページ進めなければならないか、1週間でどこまで終わらせるか、日々のゴールが明確になります。

「なんとなく勉強する」のではなく、「今日はここまで終わらせる」という意識で取り組みましょう。

松本 成美さん(2022年度 行政書士試験合格)

1週間の受講しなくてはならないコマ数を決めていました。 タスク管理をビジネスのタスク管理手帳で行い、1週間ごと、1か月ごと、GWまで、直前期までなどでスケジュールを立てておき、時々見直ししながら、コツコツとやっていました。 その手帳には、講義の配信日・ゼミの日・模試の日など、 試験関係は全てまとめておきました。

スケジュールは詰め込み過ぎると遅れが出た時に全て崩れてしまうため、 1週間は6日で予定を立ておき、 余裕を持たせておきました。また、その手帳に 本試験までの日数を書いておき、毎日消して本試験までの残日数も意識していました。

3−3.忍耐力をもって諦めずに勉強している

資格試験の勉強は、楽しいことばかりではありません。
「何度やっても理解できない」「何度も同じミスを繰り返す」「模試で思うような点が取れない」。
「こんな自分には無理ではないか」と思ってしまう瞬間が必ず訪れます。
この苦しい時期をどう乗り越えるかが、合格者と不合格者の大きな違いです。

合格者は全員が、「分からない」が「分かる」に変わるまで粘り強く向き合っています。「ダメだと思ってからあと1問解く」、「もう無理だと思ってから、さらに1歩だけ踏み出してみる」、この忍耐力こそが合否を左右するのです。

山田 亜沙美さん(2024年度 行政書士試験合格)

9月の第1回伊藤塾公開模試で行政法が13/19で大変落ち込みました。
7.8月は行政法と民法に賭ける夏として必死で勉強していたつもりなのにどうしてなのか?と真っ暗になりました。

しかし解説講義で志水講師が『泣いても、泣きながらでもやる』、9/15の総合演習で平林講師が『諦めちゃダメなんです、やっぱり、どんなになっても絶対諦めちゃダメなんです』とおっしゃってくださったことが心の奥に響き、色々な覚悟が決まり、それからは何かのゾーンに入ったように周りの音が入らず勉強マシンのようにテキストを丸暗記するつもりで一心不乱に回しました。


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4.法律系の資格試験に受かりたいなら伊藤塾がおすすめ

ここまで、資格試験に受からない人の勉強法や特徴、そして合格者が実践する勉強法をお伝えしてきました。本記事で紹介したような正しい勉強法を実践すれば、どの資格試験にも必ず合格できるはずです。

しかし、そうはいっても、「これで本当に正しいのか」「このペースで間に合うのか」といった不安も出てくるでしょう。
特に難関資格になるほど、勉強の方向性を修正したり、難しい点を分かりやすく伝えたりして、ゴールに向かって伴走する存在が必要になります。

そんな受験生をサポートするために、さまざまな講座を開講しているのが、当コラムを運営する伊藤塾です。
伊藤塾は1995年の開塾から約30年にわたり、数多くの法律家を世に送り出してきた法律資格専門の受験指導校です。司法試験や司法書士試験といった最難関資格において、業界トップクラスの合格実績を誇っています。

【伊藤塾の2024年度合格実績】
・司法試験   :合格者1,592名中1,436名が伊藤塾を利用(占有率 90.2%
・予備試験   :合格者449名中405名が伊藤塾を利用(占有率 90.2%
・司法書士試験 :合格者737名中433名が伊藤塾を利用(占有率 59%

さらに、これらの難関資格で培ったノウハウを他の資格試験にも活かして、宅建士、賃貸不動産経営管理士、社労士、中小企業診断士などでも次々と実績を伸ばしています。

法律系の資格試験を目指している方は、ぜひ伊藤塾の講座をチェックしてみてください。あなたの合格を力強くサポートさせていただきます。

司法試験 入門講座
司法書士 入門講座
行政書士 合格講座
海事代理士 合格講座
宅建士 合格講座
賃貸不動産経営管理士 合格講座
中小企業診断士 合格講座
社労士試験 合格講座
ビジネスにも役立つFP 合格講座

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5.資格試験に受からない人に共通する勉強法・まとめ

本記事では、資格試験に合格できない人が陥りがちな「間違った勉強法」と「共通する特徴」、そして合格者が実践する「正しい勉強法」について、伊藤塾に寄せられた合格者の声をもとに分析し、紹介しました。
ポイントを以下にまとめます。

◉資格試験に受からない人に共通する5つの勉強法

1.インプットばかりして、アウトプットをしない。テキストを読むだけ、講義を聞くだけでなく、問題演習との反復が重要です。
2.大量の問題をこなすだけの勉強をしている。やみくもに数をこなすのではなく、厳選された問題を確実に理解することが求められます。
3.過去問の解答を覚えるだけの勉強をしている。答えを丸暗記するのではなく、答えにたどり着くプロセスを理解し、応用力を養うことが重要です。
4.時間を基準に勉強している。勉強時間の長さだけでなく、「何を理解したか」「どの程度進んだか」という達成度を管理することが必要です。
5.次々と新しい教材に手を出している。広く浅い知識ではなく、「信頼できる1冊を極める」ことが合格への近道です。

◉勉強法以外で資格試験に受からない人に共通する3つの特徴

1.モチベーションに波があり、継続できない。やる気に頼らず、歯磨きのように勉強を習慣化することが大切です。
2.スキマ時間を活用して勉強していない。多忙な社会人でも、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を積み重ねることで、大きな学習時間を生み出すことができます。
3.プライドが高く、斜に構えている。合格者のアドバイスを素直に受け入れ、謙虚に学ぶ姿勢が合格には不可欠です。

◉最短で資格試験に「受かる人」に共通する3つの勉強法

1.全体像を意識して勉強している。「木を見て森を見ず」にならず、常に全体を俯瞰し、自分が今どこを勉強しているのかを意識することで、学習スピードが劇的に向上します。
2.ゴールから逆算して勉強している。試験日から逆算して具体的なスケジュールを立て、日々やるべきことを明確にすることが合格への鍵です。
3.忍耐力をもって、最後まで諦めずに勉強している。困難な状況でも粘り強く学習を継続し、「分からない」が「分かる」に変わるまで向き合う忍耐力が合否を分けます。

難関資格の学習においては、「この勉強法で本当に正しいのか」「このペースで間に合うのか」といった不安が生じることも少なくありません。このような時、適切な方向性を示し、困難な点を分かりやすく解説してくれる「伴走者」の存在は不可欠です。

法律資格専門の受験指導校である伊藤塾は、1995年の開塾以来約30年にわたり、数多くの法律家を輩出してきました。司法試験や予備試験、司法書士試験といった最難関資格において、90.2%という業界トップクラスの合格占有率を誇り(2024年度実績)、そのノウハウは宅建士や行政書士など他の資格試験でも確かな実績へと繋がっています。

伊藤塾の講座を受講することで、合格するための「正しい勉強法」を体系的に学ぶことができます。また、専門講師による質の高い指導で「なぜその答えになるのか」という深い理解を得ることができ、試験本番での解答率が飛躍的に上がります。さらに、あなたの学習進捗に合わせて最適なアドバイスが得られるため、モチベーションを維持しながら、効率的に学習を進めることが可能です。

あなたの資格試験合格を強力にサポートする伊藤塾の講座で、ぜひ「受かる人」の仲間入りを果たし、夢を掴んでください。

伊藤塾 行政書士試験科

著者:伊藤塾 行政書士試験科

伊藤塾行政書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの行政書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、行政書士試験や法曹に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。