難関資格の合格者から判明!社会人が朝勉強するメリット6選を紹介

勉強法

2025年11月06日

「朝、早起きして勉強してみようかな?」
「朝に勉強すると、具体的にどんなメリットがあるんだろう?」

仕事や家庭で忙しい社会人にとって、朝の時間は誰にも邪魔されない貴重な時間です。
特に、何かの目標に向かって勉強している方は、朝の時間を活用すれば間違いなく合格に近づくでしょう。

伊藤塾では、司法試験をはじめ、毎年多くの難関資格合格者を輩出していますが、働きながら合格される方の多くは、「朝の時間を有効活用している」という共通点があります。
語弊を恐れずに言えば、毎朝1時間、2時間早起きするという少しの努力が、あなたの今後の人生を180度変える可能性を秘めているといっても良いでしょう。

この記事では、伊藤塾に寄せられた数多くの合格者の声をもとに、「朝の勉強」がもたらす具体的なメリットを6つ解説します。さらに、早起きを三日坊主で終わらせないためのコツもあわせて紹介します。

この記事を読み終える頃には、早起きして勉強する具体的なメリットが分かり、明日から試してみたくなるはずです。ぜひ最後まで読んで、毎日1〜2時間の早起きを実践してみましょう。

1.社会人で難関資格に合格する人は「朝」勉強している

伊藤塾では、司法試験(予備試験)・司法書士試験・行政書士試験といった難関資格に、毎年多くの社会人合格者を輩出しています。
そうした方々の特徴として挙げられるのが、「働きながら難関資格に合格をされる方には、朝の時間を有効活用している人が非常に多い」ということです。

百聞は一見にしかず。まずは、実際の合格者の声をご覧ください。

D.Zさん(2023年 司法試験予備試験合格)
平日は朝を主な勉強時間にしました。朝5時に起きて8時半頃まで勉強していました。夜は残業が多くなかなか勉強時間が取れませんでした。

渡部 太亮さん(2024年 司法書士試験合格)
平日は毎朝5時に起きて、出勤前に会社近くのカフェで勉強をしていました。朝食においしいコーヒーとケーキを食べられることをご褒美に早起きの習慣を付けました。

奥村 多恵子さん(2023年 行政書士試験合格)
仕事や家事の両立は永遠のテーマですが、そんな中でも、合格者がいる。ということを強く意識しました。帰宅後の勉強を何度試みても、超直前期でもない限り、睡魔には勝てませんでした。だから、朝活へとシフトを変え、2時間確保。昼休みは1人で、素早く摂るようにしました。

関口 卓哉さん(2023年 行政書士試験合格)
とにかく朝の時間を有効活用しました。妻と子供で生活しており、極力家族との時間を削りたくなかったので、朝早く起きてスピードマスターの講座を聴き、その後、出勤の電車内で復習や問題を解くという生活を続けました。

本田 正二郎さん(2024年 行政書士試験合格)
朝仕事に行く前をメインの勉強時間にあて、移動時間なども有効活用して勉強しました。


ご覧のように、多くの方々が朝の時間を有効活用して、難関資格に合格しています。
これらの方々はあくまでも一例です。他にも、もともと夜型だった方が生活スタイルを朝型へ切り替えたり、毎朝4時〜5時に起きて勉強していたという方が、本当にたくさんいらっしゃいます。

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2.社会人が朝に勉強する6つのメリット

では、なぜこのように多くの合格者が、勉強時間の中心を「朝」にしているのでしょうか。
膨大な数の合格者をみていく中で分かった社会人が朝に勉強するメリットを6つ、具体的に紹介していきます。

◉社会人が朝に勉強する6つのメリット
 ● 集中力・思考力が最も高まる時間帯を活用できる
 ● 締め切り効果で勉強効率が上がる
 ● 誰にも邪魔されずに集中できる
 ● 朝の勉強は習慣化しやすい
 ● 学んだ内容を1日を通して復習できる
 ● 試験勉強中も、家族との時間を確保しやすい

2−1.集中力・思考力が最も高まる時間帯を活用できる

人間の脳は、睡眠によって情報を整理するため、朝が最もリフレッシュされた状態になっています。そのため、起床後の数時間は、一日のうちで最も脳が効率よく働く「ゴールデンタイム」と呼ばれています。
この時間帯は、新しい知識を理解したり、複雑な問題を考えたりといった、思考力が求められる勉強に最適です。夜、疲れた頭で何時間も悩んでいた問題が、朝なら驚くほどスムーズに理解できるという経験を、多くの合格者が実感しています。

S.Aさん(2024年 司法書士試験合格)

朝早く起きて勉強することを試みたところ、頭がスッキリして調子がいいことがわかり、少しずつ朝の開始時間を早めていき、勉強時間を確保していきました。また、睡眠時間の確保も大切だと思い、眠る時間も少しずつ早めていきました。
こうして、平日は4時半くらいに起き、7時くらいまで毎日勉強することになりました。

2−2.締め切り効果で勉強効率が上がる

「出勤まであと1時間」という朝の時間制限も、実は学習効率を高めるために効果的です。
人は不思議なもので、時間に余裕があると、かえって集中できずダラダラしてしまいがちです。
しかし、「出勤時間」という強制的なタイムリミットがあることで、「この時間内に終わらせよう」という意識が働き、驚くほどの集中力を発揮できます。

笠原 悦子さん(2024年 司法書士試験合格)

睡眠時間は減らしたくなかったので、その分夜は早めに寝ることにして、朝の勉強時間を多くしました。このように変えてから、朝は出勤時間が決まっているため、帰宅後に勉強するよりも集中して勉強することができ、体調管理以外の面でも効果的だったと思います。

2−3.誰にも邪魔されずに集中できる

誰にも邪魔されずに集中できることも、早朝に勉強するメリットの一つです。
「急な残業で、予定していた勉強ができなかった」「仕事で疲れ切っていて、全く集中できなかった」といった、社会人受験生なら誰もが直面するトラブルも、朝の勉強なら避けられます。

E.Kさん(2024年 司法書士試験合格)

合格した年の前年は直前期に予期せずに仕事が一気に忙しくなり、それによってリズムが大きく崩れてしまいました。その結果、やろうとしていた見直しを十分にすることができず、それが総合落ちの原因のひとつとなりました。
そのことから今年度は勉強を完全に朝型に切り替えて、通勤前にその日のノルマの7~8割を終えるようにしました。帰宅後にしなければいけない勉強量を減らすことで、仮に前年度のようなことがあっても対応できるようにしていました。

2−4.朝の勉強は習慣化しやすい

資格試験のような長期戦で何より大変なのが、「勉強の継続」です。
そして勉強を継続するカギは、自分の「やる気」に頼るのではなく、行動を「習慣化」する仕組みにあります。
この「習慣化」という意味でも、朝の時間は最適です。夜のように突発的な飲み会・残業などが入らないため、自分で時間をコントロールしやすいからです。
「毎日朝5時に起きる。起きたら、まず机に向かう」という流れを一度作ってしまえば、歯を磨くのと同じように、無理なく勉強を継続できます。

内山 博之さん(2024年 司法書士試験合格)

工夫した勉強法について。まずは、生活リズムを整えることでした。
毎日同じ時間に起きて、同じ時間から勉強を開始し、同じ時間に終わる。これをしばらく続けていると、そのうちからだが慣れてきて勉強することが習慣になります。
そうなれば、根性など必要とすることなくスムーズに勉強することができます。これを一番大切にしました。

2−5.学んだ内容を1日を通して復習できる

せっかく勉強した内容も、復習しなければすぐに忘れてしまいます。朝の勉強は、この「復習」がしやすいというメリットもあります。
たとえば、朝に勉強した内容を、出勤中や昼休みに、「そういえば、今朝やったあのテーマは何だったかな?」と思い出すだけでも記憶の定着率は格段に上がります。
朝にインプットし、日中のスキマ時間で思い出す。そして、夜の勉強で本格的にアウトプットする。このサイクルを繰り返せば、学んだ知識が忘れにくく、本当に「使える知識」になっていきます。

伊藤 雅文さん(2024年 行政書士試験合格)

フルタイムの勤務でしたので隙間時間を確保することを徹底しました。
まず朝イチで1つ講義を聴く、出勤時間で該当のテキストの読み込み、昼休みにもう1つ講義を聴く、そして夜は就業後にカフェで2時間復習することを徹底しました。

2-6. 試験勉強中も家族との時間を確保しやすい

社会人受験生にとって、勉強時間の確保と同じくらい大切なのが、家族との時間です。「自分の勉強のために、家族との時間を犠牲にしたくない」と考える方はとても多いです。
この点、勉強と家庭を両立させるための工夫としても、朝の時間を活用するのは大きなメリットがあります。合格者の中にも、勉強は朝をメインにして、帰宅後や休日は家族との時間に当てていた、という方がたくさんいらっしゃいました。

松下 喜政さん(2023年 行政書士試験合格)

子供がまだ小さいので、土日祝日は子供との時間を優先する代わりに、朝早く起きて勉強の時間を確保していました。自分の勉強のために家族の時間を削りたくなかったからです。

3.なかには朝の勉強が向いていない人もいるので注意

ここまで、朝に勉強する数多くのメリットをお伝えしてきました。
もしあなたが今、勉強時間の確保に悩んでいるのなら、一度は朝型の生活を試してみる価値があるでしょう。

とはいえ、人によって向き不向きがあるのも、また事実です。
「朝型が絶対的に正しい」というわけではありませんし、「朝型でなければ合格できない」というわけでもありません。難関資格の合格者の中にも、「朝型が良いと聞いて試してみたものの、どうしてもしっくりこなかった」という人もいます。

N.Sさん(2023年 行政書士試験合格者)

失敗したのは、朝が苦手なのに、なぜか「朝頑張る私!なんだか素敵じゃん!」と勝手な妄想で自分の一番苦手なことを強行したことです。私の場合、朝は頭がぼーっとしていたし、眠くて仕方なかった。朝勉強がはかどる人もいれば、私のように夜がマックスになれる人もいるのです。無理は禁物です。

松本 成美さん(2023年 行政書士試験合格者)

朝型がいいと聞き、出勤前の勉強を実践してみましたが、時差出勤でただでさえ早起きだったため、体調が悪くなりやめました。自分の生活スタイルに合った時間がいいと思いました。

とにかく大切なのが、色々なやり方を試してみて、自分が最も集中しやすい時間帯を見つけることです。あくまでも、その選択肢の一つとして朝の勉強をおすすめしています。

まずは一度、ご自身の生活に朝の勉強を取り入れてみて、もし「自分には合わなかった」と分かったなら、無理に続ける必要はありません。自分が最も集中できるやり方を見つけたら、その時間を最大限に活用していきましょう。

4.社会人が、朝の勉強を無理なく効果的に続けるコツ6選

4章では、朝の勉強を無理なく効果的に続けるためのコツを6つ紹介します。どれもすぐに実践できる簡単なことばかりなので、ぜひ試してみてください。

◉朝の勉強を無理なく効果的に続けるコツ
 ● 前夜に「明日やること」を決めておく
 ● まずは「15分だけ」から始めてみる
 ● 目覚まし時計を遠くに置く
 ● 起きたらすぐに太陽の光を浴びる
 ● 朝に最適な勉強内容を選ぶ
 ● 「朝勉強する」と周囲に宣言する

4−1.前夜に「明日やること」を決めておく

まず大切なのが、前夜に「明日やること」を決めておくことです。
「〇〇の講義を聞く」「この科目の問題集を◯ページから解く」といったように、翌朝のタスクを具体的に決めておきましょう。

そして、家で勉強するなら教材を机の上に広げておくのがおすすめです。朝、目が覚めてすぐに勉強に取り掛かれる状態を作っておくことで、行動への心理的なハードルがぐっと下がります。
逆に、「朝起きてから決めよう」と考えていると、せっかく早起きしたのに、目覚ましを止めて二度寝してしまう、なんてことになりかねません。

長田 美和さん(2023年 行政書士試験合格者)

平日の勉強は朝勉が中心でした。朝2時間、昼休み20分、夜1時間のサイクルでした。夜は眠くなったら終了し、テキストもノートも机の上にそのままにして、朝起きたら前日の復習からはじめて記憶の定着を意識していました。

4−2.まずは「15分だけ」から始めてみる

最初から、「毎日4時に起きる」といった高い目標を立てると挫折しやすくなります。
それよりも、まずは「いつもより15分だけ早く起きる」など、達成しやすい低い目標から始めましょう。15分を達成できたら30分、次は1時間というように、少しずつ起きる時間を早めていくと、早起きを無理なく習慣化できるはずです。

最終的にまとまった勉強時間を確保できれば良いので、少しずつ身体を慣らしていきましょう。

S.Fさん(2022年 行政書士試験合格者)

勉強方法については、その時々の講師のアドバイスに従うことを基本としていました。
平日の勉強で夜はどうしても突然の残業などでルーティン化が難しかったのですが、 朝勉の話を講師にうかがって試してみようと思い、実際に始めてからうまく軌道に乗りました。
夜型なのではじめはとてつもなく辛かったですが、 一週間ごとに5分ずつ早く起きていくという目標を立てて、なるべく気持ち的に負担にならない様に、自分を追い詰めないように努めました。

4−3.目覚まし時計を遠くに置く

早起き最大の敵は、二度寝です。これを防ぐ最も効果的な方法は、モチベーションに頼るのではなく、物理的に起きざるを得ない環境を作ることです。

具体的には、目覚まし時計を、ベッドから数歩歩かないと止められない場所、あるいは隣の部屋などに置いてみましょう。一度立ち上がって体を動かせば、脳が覚醒しやすくなり、スムーズに次の行動へ移ることができます。

4−4.起きたらすぐに太陽の光を浴びる

朝、目が覚めたら、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びる習慣もつけましょう。
太陽の光には、体内時計をリセットし、心と体を「活動モード」に切り替えるスイッチの役割があります。
頭がスッキリと目覚めるだけでなく、夜の自然な眠りにもつながるため、生活リズム全体が整います。雨や曇りの日は、窓際で外の光を見るだけでも効果があります。

4−5.朝に最適な勉強内容を選ぶ

一般的には、思考力や集中力が求められる「頭を使う勉強」を朝にするのが効果的といわれています。脳がスッキリしている朝と、一日活動して疲れている夜とでは、新たな知識を理解するスピードが変わってくるからです。

合格者の方々も「講義を聞いていた」など、朝の時間をインプット学習に充てていた人が多いように感じます。ただ、結局これも人それぞれです。なかには逆に、寝起きは頭が働かないから、まず頭を使わない軽い勉強でウォーミングアップしていたという人もいました。
色々な方法を試してみて、ご自身に合ったやり方を見つけましょう。

後藤 守江さん(2022年 行政書士試験合格者)
朝の時間と夜の時間ですが、 インプットは朝に行い、アウトプットは夜に行ったりしていました。ただ夜の方が時間が取れますので、夜にもインプットができる際は、とにかくながらでできる講義動画を流し見るなどで意識の中に定着するように自分を仕向けていました。

M.Nさん(2022年 行政書士試験合格者)
勉強をスムーズにスタートするために、 朝一で記述の問題を3問、必ず解いておりました。解くと言っても、 問題文を読んで、少し考えて、答えを写経のように書き写すだけです。このルーティンを取り入れた事により勉強を始める前のウォーミングアップになりました。書き写すだけなので頭も使わないため頭がまだ目覚めていなくてもOKです。そのまま勉強モードに頭を切り替えて勉強してました。

4−6.「自分は、朝勉強する」と周囲に宣言する

一人で黙々と続けるのが難しいと感じたら、「朝勉強を始める」と周りに宣言してしまうのも一つの手です。
家族や友人に伝えたり、SNSで同じ目標を持つ仲間を見つけて報告し合ったりすることで、「やらなければ」という良い意味での強制力が働きます。もし、同じ試験を目指す勉強仲間がいるなら、起きた時間を報告し合って、一緒に頑張るのも効果的です。

R.Mさん(2023年 司法書士試験合格)
朝、勉強を進めるように習慣付けしていました。一緒に勉強をしている友人と早起きして、LINEを利用してお互いを監視して勉強をしていました。

岡田 茂良さん(2022年 行政書士試験合格)
朝1時間早く起床して勉強時間を確保しました。慣れるまでは Twitterを活用して、朝勉開始宣言をして習慣化を図りました。たまにいいね!を押してくれる人がいて励みになりました。 勉強時間は講義と同じように 30分単位で区切り、集中してやるようにしました。

5.社会人から難関資格を目指すなら伊藤塾がオススメ

ここまで、社会人の方が朝の時間を有効活用するためのメリットや、具体的なコツをお伝えしてきました。本記事で紹介したような工夫を実践すれば、勉強をより効果的に、そして継続しやすくなるはずです。

しかし、そうはいっても、「自分の生活スタイルに、どうやって取り入れれば良いのだろう」「このやり方で、本当に合格までたどり着けるのだろうか」といった不安はあるでしょう。
特に、働きながら難関資格を目指す方にとって、自分の生活リズムに合わせて学べる環境と、正しい方向へ導いてくれる存在は欠かせません。そんな受験生一人ひとりの状況に寄り添うために、様々な国家資格講座を開講しているのが、当コラムを運営する伊藤塾です。

伊藤塾は開塾以来、約30年にわたり、数多くの法律家を世に送り出してきた法律資格専門の受験指導校です。司法試験や司法書士試験といった最難関資格において、業界トップクラスの合格実績を誇っています。

【伊藤塾の2024年度合格実績】
・司法試験   :合格者1,592名中1,436名が伊藤塾を利用(占有率 90.2%
・予備試験   :合格者449名中405名が伊藤塾を利用(占有率 90.2%
・司法書士試験 :合格者737名中433名が伊藤塾を利用(占有率 59%


伊藤塾の強みは、こうした実績に裏付けされた質の高い講義を、あなたの生活スタイルに合わせて受講できる点にあります。
朝の時間を活用したい方はもちろん、夜の時間をメインにしたい方でも、オンライン講義などを活用して、自分のペースで学習を進めていくことができます。
法律系の資格取得を目指している方は、ぜひ一度、伊藤塾の講座をチェックしてみてください。あなたの合格を、力強くサポートさせていただきます。

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6.社会人が朝勉強することのメリットまとめ

本記事では、資格試験の合格を目指す社会人に向けて、朝の勉強がもたらす具体的なメリットと、それを習慣化するための効果的な方法を解説しました。
以下にポイントをまとめます。

  • 難関資格の合格者、特に働きながら合格を果たす社会人の多くは、「朝の時間を有効活用している」という共通点があります。毎朝1時間、2時間早起きする努力は、今後の人生を大きく変える可能性を秘めています。

  • 合格者への調査から判明した、社会人が朝に勉強する具体的なメリットは以下の6点です。
    1.集中力・思考力が最も高まる時間帯を活用できる
    2.締め切り効果で勉強効率が上がる
    3.誰にも邪魔されずに集中できる
    4.朝の勉強は習慣化しやすい
    5.学んだ内容を1日を通して復習できる
    6.試験勉強中も家族との時間を確保しやすい

  • ただし、「朝型が絶対的に正しい」わけではなく、難関資格の合格者の中にも朝の勉強が合わなかった人がいるのも事実です。自分が最も集中しやすい時間帯を見つけ、その時間を最大限に活用することが重要です。

  • 朝の勉強を無理なく効果的に続けるためのコツは以下の6つです。
    1.前夜に「明日やること」を決めておく。
    2.まずは「15分だけ」から始めるなど、達成しやすい低い目標から習慣化を始める。
    3.二度寝を防ぐため、目覚まし時計を遠くに置く。
    4.起きたらすぐに太陽の光を浴びて体内時計をリセットし、活動モードに切り替える。
    5.朝に最適な勉強内容(一般的に思考力が求められるインプット学習など)を選ぶ(ただし、人によって最適な内容は異なる)。
    6.家族や友人に「朝勉強する」と宣言し、強制力を働かせ習慣化を図る。

「自分の生活スタイルに、どうやって勉強を取り入れれば良いのだろう」「このやり方で本当に合格できるのだろうか」といった不安をお持ちの社会人の方にとって、生活リズムに合わせて学べる環境と、正しい方向へ導いてくれる存在は不可欠です。

伊藤塾は、開塾以来約30年にわたり数多くの法律家を輩出し、司法試験を始めとする難関法律資格において業界トップクラスの合格占有率を誇る受験指導校です。

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伊藤塾 行政書士試験科

著者:伊藤塾 行政書士試験科

伊藤塾行政書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの行政書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、行政書士試験や法曹に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。