頭が良い人の勉強法7選!すべて難関資格合格者の実例つきでご紹介

勉強法

2025年11月06日

「頭が良い人は、自分とは頭の作りが違うのだろうか」
「同じ時間勉強しているのに、なぜ自分は結果が出ないんだろう」

勉強をしていて、このような経験がある人は多いかもしれません。

伊藤塾では、司法試験をはじめとした難関資格に数多くの合格者を送り出してきました。
その中で強く感じるのが、頭が良いといわれる人たちは、そろって同じような勉強法を実践している、ということです。

そしてさらに重要なのが、正しい勉強法さえ身につければ、頭の良し悪しに関わらず、誰でも同じような結果を出せるということ。つまり、頭の良さとは生まれ持った能力ではなく、誰でも手に入れられる「スキル」なのです。

そこで本記事では、数多くの難関資格合格者の声をもとに、「頭の良い人たち」が実践している具体的な勉強法を7つ紹介します。

なお、法律資格の合格者を取り上げていますが、ここでお伝えするのは、あらゆる資格試験に共通する本質的な内容です。どんな方にも、必ず役立つはずです。

この記事を読んで、あなたも頭が良い人の勉強法を身につけましょう。

1.難関資格の合格者が実践!頭が良い人の勉強法7選

伊藤塾で難関資格に合格した方々の声をもとに、頭が良い人が実践している勉強法を、すべて実例付きで7つ紹介します。

◉頭が良い人の勉強法7選
・まず全体像をつかむことから始める
・ゴールから逆算する
・五感をフル活用して勉強する
・「100の曖昧な知識」ではなく「10の確実な知識」を習得する
・「なぜ?」を大切にする
・「たとえば?」を繰り返す
・スキマ時間をうまく活用する

自分にもできそうと感じるものから、ぜひ取り入れてみてください。

1−1.まず全体像を把握することから始める

頭が良い人は、どんな勉強もまず「全体像」を把握することから始めています。全体像とは、その科目全体の体系図、つまり「地図」のようなものです。

たとえば、

●歴史なら、特定の出来事を暗記する前に、まず時代の大きな流れを把握する
●法律(民法)なら、個別の条文の前に、まず目次などを見て全体の体系を把握する

というように、まず全体像を押さえて、その後で細かい肉付けをしていきましょう。
これを実践するだけで、知識を習得するスピードは劇的にアップします。

2022年度 行政書士試験合格者 一井 京介さん

仕事をしていたので限られた時間しか勉強できませんでしたが、 分からないところで立ち止まってしまうよりも全体を通す事が重要と考え、とにかく単元の配信に遅れないように勉強を進めることを意識しました。

1−2.ゴールから逆算して勉強する

仕事ができる人が、目的を持たずに仕事を始めないのと同じように、勉強ができる人も、まずゴールを設定し、そこから逆算して勉強しています。

たとえば、英語を勉強するなら、まず「〇月の〇〇試験に合格する」というゴールを設定します。そこから逆算して、「3ヶ月後に〇点を取る」「来月末までに過去問を3周する」「今週は〇〇の分野を終わらせる」と細かく目標を立てていくのです。

目標のない勉強は、ゴールのないマラソンのようなものです。途中で挫折するか、結局何も身につかずに時間だけが過ぎていくという結果で終わってしまいます。

2014年度 行政書士試験合格者 山口 雅代さん

なぜ合格できたか、思い返すと「ゴールからの発想」という言葉がいつも頭の片隅にあったように思います。合格点を取るために何が足りないかを逆算して考える、時間内に解くために逆算して時間配分をするなど、すべてに共通していました。

1−3.五感をフル活用して勉強する

人間の脳は、目だけでなく、耳や口などの感覚も使った方が記憶に定着しやすいです。頭が良い人はこれを知っているので、自分に合った方法で五感を意識的に使っています。

たとえば、自分が「視て学ぶのが得意(視覚タイプ)」なら、文字だけでなく、図や表、フローチャートなどを使ってみると効果的です。
一方で、耳で聴くと頭に残りやすい(聴覚タイプ)なら、講義の音声を繰り返し聞いたり、自分で声に出して説明してみるとよいでしょう。

五感をフル活用するだけで、記憶の定着率はまったく変わります。

2024年度 司法書士試験合格者 内 由希子さん

とにかく時間がなかったので、勉強時間の3分の1くらいは耳で聞く“ながら“勉強だったと思います。苦手論点を自分の声でボイスメモに録音し、ひたすら聞きまくるという方法です。
私が受講していたプラクティカルコースは、各論点にこれでもかというくらい制度趣旨が書いてあります。これが非常に有用で、記憶の助けとなりました。

テキストを1、2周したら、間違った問いと曖昧だった問いについて、制度趣旨部分を読み上げボイスメモで録音しました。録音は1論点30秒くらいを目安に簡潔であることを心がけ、これを2倍速再生で何度も聞いていました。

1−4.「100の曖昧な知識」ではなく「10の確実な知識」を習得する

「頭が良い人は、すべて覚えている」と思っている人がいますが、それは誤りです。

そもそも、頭の良し悪しに関わらず、人間が覚えられる量には限界があります。頭が良い人は、すべて覚えているのではなく、大切な知識だけを絞り込んで習得しているのです。

伊藤塾では、講師から「合格に必要なのは100の曖昧な知識ではなく、10の正確な知識だ」と繰り返しお伝えしています。曖昧な知識がどれだけあっても役にたちませんが、正確な知識なら、少なくても応用が利くからです。

むやみに大量の知識を覚える必要はありません。まずは本当に必要な知識だけを絞り込む、そして絞り込んだ知識だけは確実に覚える、というイメージで勉強しましょう。

2019年度 司法試験合格者 Y.S さん

伊藤塾長が100の曖昧な知識より10の確実な基礎知識とおっしゃっていたことを痛感し、以来、インプットは基礎だけを忘れない程度にざっと読み返したり、移動時間に条文だけを確認するといった程度にして、あとはたとえ知識が不十分のままでも、とりあえず過去問や答練の問題を手を動かして答案を書く、あるいは構成してみるというアウトプットをひたすら繰り返してきました。

1−5.「なぜ?」を大切にして勉強する

頭が良い人は、勉強するときに、常に「なぜ?」と問いかけています。ただ答えを暗記しただけの知識は、資格試験でも実社会でも役に立たないからです。

たとえば資格試験では、どれだけ勉強しても必ず知らない問題が出題されます。
このとき合否を分けるのは、「どれだけ多くの知識を習得したか」ではなく、「その場で自分なりの答えを導き出す力」を養ってきたかどうかです。
こういった「考える力」を養うには、勉強するときに「なぜ」を繰り返すしかありません。

伊藤塾でも、「なぜ」と問い続ける訓練をカリキュラム内に取り入れており、多くの人が試験や実務で結果を出しています。

2024年度 行政書士試験合格者 K.Iさん

単なる暗記ではなく「なぜそうなるのか」を考えるクセをつけたことで、初見の問題でも対応できる力がつきました。
実は本試験でも「全然知ってる問題がない…」と一瞬焦ったのですが、フタを開けると210点で合格していました。

1−6.「たとえば?」を繰り返す

「なぜ?」とセットで頭が良い人が繰り返しているのが、「たとえば?」という問いかけです。

特に、法律の条文や専門用語など、抽象的な概念を学ぶときほど、それを身近な出来事に置き換えて考えるひと手間が理解を深めてくれます。

たとえば、法律の勉強で「債務不履行」という言葉が出てきたとします。この言葉だけを覚えようとしても、なかなか頭には残りません。

しかし、そこで「たとえば、ネット通販で注文した商品が、約束の期日を過ぎても届かないケースだな」と具体的なシーンを思い浮かべるだけで、一気に身近な知識として記憶に残りやすくなります。

2024年度 行政書士試験合格者 角田 和紀さん

平林講師の寸劇が最高に面白く、そして、頭に残り続けました。
寸劇を「法の制度趣旨⇔具体な事例」としてとらえることで、模試や本試験中でもパニックにならず、知識を使った現場思考で法的に思考するようになりました。

1−7.スキマ時間をうまく活用する

頭が良い人は、「まとまった時間」だけ勉強しているのではなく、5分や10分といった「スキマ時間」も徹底的に活用しています。

通勤電車の中、昼食後の休憩、待ち合わせの数分間など、短い時間でもできることはたくさんあります。こうした時間の積み重ねが、1ヶ月、半年という単位で見ると決定的な差になるのです。

スキマ時間を活用するコツは、時間の長さによって勉強内容を変えることです。
「10分のスキマ時間なら暗記事項の見直し」「30分なら一問一答の問題演習」と使い分ければ、短い時間でもうまく勉強に充てられます。

2024年度 行政書士試験合格者  A.K さん

通勤電車の中や最寄駅から職場までの道のり、休憩時間など隙間時間の制限時間のある中で集中して学習することが効果的だったかと思います。
電車で覚えたことを歩きながら復唱したり、なぜこういう解答になるのかを自問自答したりなど意外に役立ったかもしれません。
また眠いのを我慢して学習したことは身につかなかったと思います。

※資格試験の勉強法は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

2.やってはいけない!多くの人が陥る非効率な勉強法

努力しているのに、なかなか成果が出ない…これは、努力の量が足りないのではなく、「やり方」が間違っているのかもしれません。
2章では、多くの受験生が知らず知らずのうちにやってしまっている、非効率な勉強法を5つ紹介します。

◉多くの人が陥る非効率な勉強法
 ● キレイな「まとめノート」を作る
 ● インプットばかりして、アウトプット(問題演習)をしない
 ● 次々と新しいテキストや問題集に手を出している
 ● 問題と解答をそのまま覚える

2−1.キレイな「まとめノート」を作るのはオススメしない

何色ものペンを使って、テキストの内容を美しくノートにまとめる。一見、とても熱心に勉強しているように見えますが、これは自己満足に終わりがちな勉強法の典型例です。

どんな試験でもいえますが、本当に大切な情報は、基本的にテキストに書かれているはずです。それを改めてノートにまとめても、「やったつもり」になるだけで、学習効果はあまりありません。

2022年度 行政書士試験合格者 河野 君江さん

まとめノートを作るとそれだけで時間がかかるので、敢えて作りませんでした。その代わりに テキストや問題集の余白に書き込みをし、知識の一元化に努めました。

2−2.インプットばかりして、アウトプット(問題演習)をしないのもダメ

真面目な人ほど、「テキストの内容を完璧に理解してから、問題演習に進もう」と考えてしまいます。しかし、インプットばかりの学習では、「わかったつもり」になるだけで、実際に問題を解く力は身につきません。

知識が本当に定着するのは、問題を解くために記憶を呼び覚まそうとする「思い出す(アウトプット)」作業を経たときです。

一つの知識をインプットしたら、すぐに問題演習に進みましょう。そして、問題を解く中で見つかった自分の弱点を、テキストに戻って重点的に復習する。このサイクルを繰り返すのが大切です。

2024年度 行政書士試験合格者 Y.Tさん

失敗したと思う勉強法は、インプットとアウトプットをうまく交互にできなかった点にあります。
インプットをしてからアウトプットではなく、可能であればインプットしたら、すぐにその分野の過去問を解いてしまう方が、学習効率をより高められたのではないかと思います。

2−3.次々と新しいテキストや問題集に手を出すのはNG

勉強を進めていると、「もっと分かりやすいテキストがあるのでは」「あの問題集もやった方がいいかも」と感じるかもしれませんが、これもNGです。

高校受験や大学受験を思い出してみてください。広告に踊らされて、テキスト・問題集に次から次へと手を出してしまった、という経験がある人は多いはずです。しかし、それらをすべて消化できる時間はあったでしょうか?

基本となるテキストは一冊に絞り、それを何度も繰り返すべきです。新しいテキストに手を出すのは、すでにあるテキストを「完璧に」マスターしてからでも遅くありません。

2024年度 行政書士試験合格者 Y.Sさん

失敗した勉強法は、他人がすすめたテキストや問題集を何冊も買ってしまい、どれも中途半端で終わってしまったことです。
1冊のテキストや問題集をひたすらに浮気をせずに取り組むことが知識の定着につながると思います。

2−4 問題と解答をそのまま覚える勉強はやめよう

過去問演習を繰り返していると、問題と答えを覚えてしまうことがあります。
これは、一見上達したように感じますが、本質的な理解を伴っていないと、少し角度を変えただけでも太刀打ちできなくなります。

SNSなどで、「過去問を10周したのに合格できなかった…」などという投稿を見たことはないでしょうか。これがまさに、問題と解答を覚えるだけで、本質的な理解を伴っていない勉強法の典型例です。

大切なのは、正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢が「なぜ違うのか」を説明できるようになることです。「答え」そのものではなく、答えを出すための「考え方」を学びましょう。

2024年度 行政書士試験合格者 坂内 健人さん

問題文の中で出てくるキーワードから連想される知識を思い出しながら問題を解く勉強法は、同時にいろいろな知識の復習になるので良かったと思います。問題文の解答を覚えてしまうという勉強法は失敗したと思います。

※非効率な勉強法は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

3.頭が良い人はやっている!学習効率を最大化する実践的テクニック

3章では、学習効率を最大化するための、より具体的なテクニックを紹介します。どれも、すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

◉学習効率を最大化する実践的テクニック
 ● 目次をコピーして栞代わりにする
 ● セルフレクチャーをしてみる
 ● ポモドーロ・テクニックを活用する
 ● 習慣の力をうまく使う

3−1.目次をコピーして栞代わりにする

まずおすすめなのが、最初にテキストの目次をコピーして、栞として使うことです。
テキストを開いたとき、まず目次が目に入るので、常に目次(=全体像)を意識しながら勉強できます。

さらに、終わった項目については、目次の横にチェック(✓)を入れていきましょう。
1章が終わったら、目次の1章にチェックを入れる、2週目はさらにチェックを追加する、といった具合に進めていけば、学習の進捗や繰り返した回数が一目でわかるようになります。

ちなみにこれは、当コラムを運営する伊藤塾の伊藤真塾長が、著書「夢をかなえる勉強法」の中で提唱している方法でもあります。
伊藤塾では、多くの塾生がこの方法で勉強して、日本最難関といわれる司法試験に合格しています。絶大な効果を発揮するので、ぜひ試してみてください。

2023年度 行政書士試験合格 小峯 隆宏さん

法律の全体像・目次を意識して、 「今読んでいるのはこの法律のどの辺りで、この後こんな内容が書いてある」と流れを感じながらテキストを読んだことが効果的だったと思います。

3−2.セルフレクチャーをしてみる

知識の理解度を高め、記憶に定着させる強力な方法が、自分が先生になったつもりで、声に出して内容を説明する「セルフレクチャー」です。

テキストを読んだ後、一度それを閉じて、目の前に生徒がいるつもりで講義を始めてみましょう。「今日は〇〇について説明します。まずポイントは…」といった具合です。もし言葉に詰まったら、まだ理解できていない証拠です。

伊藤塾の受講生には、セルフレクチャーによって、たった2年で司法試験に合格した方もいます。その方は、「講義を受けた後、毎日1駅前で下車してブツブツと言いながら帰る」という毎日を続けていたそうです。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、効果は絶大です。

2023年度 司法試験予備試験合格者 M.Rさん

アウトプットについては伊藤塾長が話しておられた「目次を見ながら論点やポイントをセルフ講義する」ということを実践していました。これをやると、いかに知識が定着していないかがわかり、とても効果的でした。

3−3.ポモドーロ・テクニックを活用する

人間の集中力は、長時間続きません。だらだらと2時間勉強するよりも、時間を区切って集中した方が、学習の質は格段に高まります。

そこでおすすめなのが、「25分集中して、5分休む」というサイクルを繰り返す「ポモドーロ・テクニック」です。

タイマーを25分にセットし、その間は勉強に集中する。アラームが鳴ったらきっぱりと中断し、5分間は休憩する。このリズムで進めれば、脳の集中力を高く保ったまま、学習を続けられます。

今井 成美さん(2022年度 行政書士試験合格)

勉強するのが苦しくなり 集中力が切れやすい時は、 「ポモドーロテクニック」というものも取り入れていました。25分勉強して5分休憩を何セットか繰り返していました。この方法だと集中力が切れる前に休憩をとることによって、勉強のモチベーションも下がりにくく、記憶力がUPしました。

3−4.習慣の力をうまく使う

勉強が続かない多くの人は、「やる気」に頼っています。しかし、モチベーションに頼ったやり方では、勉強を継続できません。

やる気に任せた勉強をするのではなく、歯磨きのように「やらないと気持ち悪い」レベルまで習慣化しましょう。

習慣化のために大切なのが、とにかく勉強のハードルを下げることです。
「毎朝30分テキストを読む」「寝る前に5問だけ解く」など、小さな行動から日常に取り入れて、まずは3週間続けてみましょう。

Y.Tさん(2024年度 行政書士試験合格)

受験中のスランプや、不安というものは、受験生であれば誰もが通る道かと思います。
そんな時、私自身は①勉強からいったん距離を置く②無理にでも勉強をし続ける、という両方をためしてきました。
ですが、私の現在の答えはどちらでもありません。
私の出した答えは③勉強を習慣化することです。

勉強を習慣化するには、習慣になるまでは苦痛がありますが、習慣化に成功すれば、自分のモチベーション等により勉強を左右されることがありません。
具体的には、私は仕事後必ず有料自習室へ行くということをルーティン化しておりました。
皆様の参考になれば幸いです。

4.頭が良い人の勉強法まとめ

本記事では、頭が良い人に共通して見られる勉強法を、難関資格合格者の実例つきで解説しました。
以下にポイントをまとめます。

◉ 頭が良い人が実践する勉強法7選

  1.まず、全体像を把握することから始める。
 (例:法律なら目次を見て全体像を把握する)
 2.ゴールを設定し、そこから逆算して細かく目標を立てて勉強する。
 3.目だけでなく、耳や口などの五感をフル活用して、記憶の定着率を高める。
 (例:苦手論点をボイスメモに録音し、2倍速で聞くなど)
 4.「100の曖昧な知識」ではなく「10の確実な知識」を習得することに集中する。
 5.単なる暗記ではなく、「なぜ?」と常に問いかけ、初見の問題にも対応できる考える力を養う。
 6.抽象的な概念を理解するために、「たとえば?」と具体的な事例に置き換えて思考を深める。
 7.通勤電車の中や休憩時間など、5分や10分といったスキマ時間をうまく活用する。

◉ 多くの人が陥る非効率な勉強法4選

 1.熱心に勉強しているように見えても自己満足に終わりがちな、キレイな「まとめノート」を作ること。
 2.テキストを完璧に理解しようとして、インプットばかりしてアウトプット(問題演習)をしないこと。
 3.基本となるテキストを消化する前に、次々と新しいテキストや問題集に手を出していること。
 4.本質的な理解を伴わず、問題と解答をそのまま覚えてしまうこと。
 (不正解の選択肢が「なぜ違うのか」を説明できるようにするべき)

◉ 学習効率を最大化する実践的テクニック

 1.目次をコピーして栞代わりにすることで、常に全体像を意識し、学習の進捗や繰り返した回数を把握する。
 2.自分が先生になったつもりで声に出して説明する「セルフレクチャー」を実践し、知識の理解度と定着度を高める。
 3.「ポモドーロ・テクニック」(25分集中して5分休憩)を活用し、集中力を高く保ったまま学習を続ける。
 4.やる気に頼らず、勉強を「やらないと気持ち悪い」レベルまで習慣化する。
 (例:仕事後必ず有料自習室へ行くなど)

伊藤塾では、本記事でご紹介させていただいた「頭が良い人が実践する正しい勉強法」を、具体的なカリキュラムに取り入れて受講生の皆様に実践していただいています。

難関資格の合格に必要なのは、生まれ持った才能ではなく、誰でも身につけられる学習スキルです。
あなたも難関資格合格という夢を実現するために、ぜひ伊藤塾で効果的な学習スキルを身につけ、最短での合格を目指してみませんか?

司法試験 入門講座
司法書士 入門講座
行政書士 合格講座
海事代理士 合格講座
宅建士 合格講座
賃貸不動産経営管理士 合格講座
中小企業診断士 合格講座
社労士試験 合格講座
ビジネスにも役立つFP 合格講座

伊藤塾は、あなたのチャレンジを力強くサポートさせていただきます。

伊藤塾 行政書士試験科

著者:伊藤塾 行政書士試験科

伊藤塾行政書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの行政書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、行政書士試験や法曹に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。