私が都庁の仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
合格後を考える
2024年04月19日

みなさん、こんにちは!私は、2023年度に東京都庁から内定をいただきました。
このコラムでは、都庁がどんな職場なのか、私が都庁のどんなところに魅力を感じたのかお伝えしていこうと思います。みなさんが今後志望先を考えていく上で少しでも参考になれば幸いです!

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【目次】
1.自分の生活も大事にしながら幅広い仕事に挑戦できる
まず、都庁について説明します。
都庁は都全体の行政に関する業務を担っており、28の部局が分担して業務を担当しています。
東京は日本を代表する都市であり、都庁では特別区の事務の一部を担っていたり、全国に先駆けた取り組みを行うなど、他の自治体にはない特徴があります。都庁といえば新宿にあるツインタワーのあの建物を想像されると思いますが、他にも多くの事業所や支庁を抱えています。職員は定期的に行われる異動を通して現場を知り、さまざまな仕事を経験しながらジェネラリストとして力を蓄えていくことができます。
昨今重視されているワークライフバランスにも都庁は取り組んでいます。都では意識的に「ライフワークバランス」という言葉を使うほど職員の生活にも気を配っており、育休や有給の取得も積極的に行われているとのことです。先輩職員の話によれば、上司の理解があるため、仕事と生活の両立がしやすいとのことでした。
以上より都庁は、自分の生活も大事にしながら幅広い仕事に挑戦できる職場だということができます。
2.「東京都」での仕事に魅力を感じた理由
そんな中で私は、多様な街づくりに関われる点に魅力を感じました。
東京といえば、みなさんは何をイメージしますか?
新宿や渋谷、あるいはスカイツリーや臨海地域など都心の姿をイメージされた方が多いのではないでしょうか。
しかし、東京都は都心だけではありません。
多摩東部はベッドタウンとして多くの都民が暮らしていますし、多摩西部や島しょ地域は豊かな自然や観光資源に恵まれています。国内でここまで多様な地域を抱えた自治体は他に無いでしょう。
それゆえ抱えている課題はそれぞれ異なります。
たとえば災害対策では、23区や多摩東部など人や建物が密集する地域では、地震の際に建物の倒壊を防ぐことや帰宅困難者の保護が求められます。
一方で、多摩西部では山間部の土砂災害による被害防止も考える必要がありますし、島しょ部では火山活動による被害も想定されます。同じ都でも求められる対策が大きく違うのです。
元々広く街づくりに関わりたいと思っていた私にとって、それぞれの地域に適した街づくりを計画し、実行できる点に魅力を感じました。私は島しょ地域への赴任も希望しているので、より広い視点から様々な街づくりに関わりたいと思います!
いかがでしたでしょうか。このコラムで都庁について少しでも興味を持っていただければ幸いです。
公務員試験は長く大変な道のりですが、自分の将来像を思い浮かべながら頑張ってください。
