私が経済産業省での仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!

合格後を考える

2024年04月11日

皆様、はじめまして。
私は2023年度に経済産業省から内定をいただきました。今回は、私が経済産業省を志望した理由や失敗談などをお話ししていきます。息抜き程度で読んでくだされば幸いです。

皆様にとって後悔のない就職活動になることを切に願っております。

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1.「経済産業省」の仕事と私の志望理由

経済産業省のお仕事は産業・イノベーション分野通商・貿易分野資源・エネルギー分野の3つに分けることができます。
経済産業省のミッションは「国富の拡大、未来の日本を豊かにする」です。日本の発展のため幅広い分野に顔を出し、日本のシンクタンクとして活躍しています。

現在は戦後、最も厳しい国際情勢となり激動の時代を迎え、保護貿易・自国主義が顕在化し、資源に乏しい日本は世界各国に後塵を拝する状況にあるといわれています。ウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰や半導体不足などを通じて経済活動が人々の基盤にあることを実感しました。
だからこそ、経済安全保障を実現し、国家の安定性を確保していきたい。これが経済産業省を志した理由の1つです。

また、業務説明会を通じて、経済産業省は自分の理想を追求日本の富、ひいては未来のために没頭できる活気ある職場だと思いました。
何をもって“豊か”なのかは、人や時代など、切り口によって異なると思います。しかしながら、そのような答えのないモノに対し自らの手で切り開いていくことを称賛する文化が、この環境を作る要因だと考えています。
採用担当の方も経済産業省の良さとして何度も説明されていました。

2. 受験期の後悔は面接を軽んじてしまったこと

私が公務員試験で後悔したことをお話しさせてください。
筆記試験を第1に考えすぎるあまり面接を軽んじてしまったことです。

官庁訪問の準備を始めたのは1次試験終了後、無の状態から始めたので本当に大変でした。業務説明会は年間何度もあるので早めに参加しておくと良いと思います。
筆記試験は面接・官庁訪問への切符にすぎません。もちろん勉強に重点を置くことも大切です。しかし、面接対策として業務説明会に参加することや省庁研究は、内定を掴み取る上で、さらには内定後のためにも重要だと思うので、疎かにしないで頑張ってください。

私自身、大小は様々ですが後悔が多く、過去の自分を振り返って、「あの時どうしてさぼってしまったのか」や、短いスパンでも「もっとやれたはずでは」と、自分の無力さを実感することがあります。受験期間は特にそう思い悩むことが多かったです。

公務員を目指す皆様、どうか過去の定数ではなく、変数に目を向け、ぜひ伊藤塾で学んでいることに自信をもって受験期間を乗り切ってほしいです。

近年、不祥事などにより公務員の風当たりはますます強くなっていくばかりですが、それでも公務員が対処していかなければならない問題は山ほどあります。一緒に頑張りましょう。

官僚を志す皆様、霞ヶ関で一緒に働ける日を心よりお待ちしております。応援しています。

伊藤塾 公務員試験科

著者:伊藤塾 公務員試験科

伊藤塾公務員試験科は一人ひとりの学習経験や環境に応じた個別指導で毎年多くの行政官を輩出しています。このコラムでは将来の進路に「公務員」を考えている皆さんへ、仕事の魅力や試験制度、学習法など公務員を目指すための情報を詳しくお伝えしています。