私が税関の仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!

合格後を考える

2024年04月19日

コラムをご覧の皆さん、こんにちは。私は、2023年度に国家一般職(大卒・行政区分)横浜税関から内定をいただきました。
そこで、横浜税関の業務内容や魅力、私が横浜税関を志望した理由、公務員試験について簡単になりますが紹介したいと思います。

皆さんが今後志望先を考えていく上で少しでも参考になればと思います!

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1.「横浜税関」の仕事内容と魅力

税関は、安全・安心な社会の実現適正かつ公平な関税等の徴収貿易円滑化の推進という3つの使命を掲げています。
安全・安心な社会の実現のために、覚せい剤、大麻、危険ドラッグや拳銃等の社会悪物品の水際取締りを行っています。日本を代表する国際貿易港である横浜では、監視艇による海上パトロール、外国貿易船乗組員の検問、客船旅客の携帯品検査、外国貿易船の船内検査、商業荷物の検査、国際郵便物の検査を行っています。また、偽ブランド品や海賊版等の知的財産侵害物品や不正輸出の取締りも行っています。

以上のように、横浜税関の業務内容は多岐に渡っています。採用後20年程度は様々な業務に従事した後、自分の経験や能力が活かせる業務に従事することになります。横浜税関には、様々な経験を積むことができること、そしてその経験を活かしてプロフェッショナルとして仕事ができるという魅力があります。

2.私が「横浜税関」を志望した理由

私が横浜税関を志望した最も大きい理由は、国際交流の発展に貢献したいという思いです。また、私が日本人や外国人と直接コミュニケーションをとりながら業務にあたることが、仕事をする上での条件の一つだったことから、現場で人とコミュニケーションを取ることも多い税関職員を選びました。また、横浜港には大型荷物が届くため、摘発される麻薬の量も他の税関に比べ規模が大きいことから、責任感や重要度の高さも横浜税関を志望した理由です。

将来どのように社会貢献したいかという私の理想と、税関の使命や税関が求める人材が合致したことで、横浜税関を志望先の一つとして、公務員試験の勉強を進めました。

3. 不安は足りない部分を補うことでしか取り除けない

私が公務員試験に挑むうえで大切にしていたことは、精神的安定です。
過去問の点数が芳しくない時、小論文がいつまでたっても思うように書けない時、様々な場面で不安が襲ってきます。
しかし消極的なメンタルのままでは長期戦である公務員試験を乗り切ることはできません。学習面で感じた不安は、今の自分に足りない部分を補うことでしか取り除くことはできません。公務員志望の友人と話すことで焦りや不安を感じてしまう場合は、話すことはやめましょう。SNS上で会ったこともない人や情報源が曖昧な情報を見て不安を感じるのは絶対にやめましょう。不安や焦りを取り除くだけで、勉強への集中度が格段に違うと私自身感じました。過度な不安を抱えることなく、カウンセリング等で相談しつつ自分なりのペースで学習を進めていってください。

以上、3つのことについて書かせていただきました。
皆さんの夢を叶えられるところで、花を咲かせることができるよう応援しています。頑張ってください!

伊藤塾 公務員試験科

著者:伊藤塾 公務員試験科

伊藤塾公務員試験科は一人ひとりの学習経験や環境に応じた個別指導で毎年多くの行政官を輩出しています。このコラムでは将来の進路に「公務員」を考えている皆さんへ、仕事の魅力や試験制度、学習法など公務員を目指すための情報を詳しくお伝えしています。