私が文部科学省の仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!

合格後を考える

2025年03月10日

皆さま、こんにちは!
私は2024年、文部科学省から、一般職事務系として内定をいただきました。今回は、私が文部科学省を志望した理由や、公務員を目指す皆さまにお伝えしたいことなどについて書いていきます。このコラムが、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

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1.私が文部科学省を志望した理由

文部科学省を志望した理由は、教員の働き方改革に強い関心を抱いていたからです。昨今、様々なニュースが流れる中で、また、自分自身が学校に通う中で、先生方の働き方について考えたときに、教員一人ひとりが楽しく働けるようにするには、制度や政策の面からアプローチする必要があると感じました。また、それらについて考えることが、子どもたちに質の高い教育を提供するために必要だと思いました。

そして、(大きいかもしれませんが)日本の教育に貢献したいという強い思いが、私の志望動機の核となっています。

その他にも、説明会や官庁訪問で先輩職員の方とお話する中で、皆さん優しく、楽しそうにお仕事をしている様子を見て、ここで一緒に働きたいと思ったのもきっかけの一つです。

2.試験・面接対策のポイントと心構え

筆記試験に関しては、とにかく過去問演習が大切だと思います。何度も過去問を解いて、間違えたところやわからないところはテキスト等に戻って確認する、という繰り返しが、地道ではありますが、完成までの一番の近道だった気がします。できない・覚えられない自分に嫌気が差すこともあるかもしれませんが、人間なので忘れることは当たり前だと割り切って、何度も復習してみてください。私は、伊藤塾講師の方の「忘れたらまた入れればいい」という言葉を思い出しながら勉強をしていました。

面接対策に関しては、ぜひいろいろな人と練習してみてください。いわゆる「面接練習」でなくてもよいと思います。近しい人(友達や家族など)と、雑談ベースで、自分のやりたいことや志望動機などを言語化してみるのも効果的だと思います。近しい人だからこその指摘もあると思いますので、ぜひ周りの人も巻き込んでみてください。

3.不安や孤独を感じた時、支えになったもの

公務員試験に向けて勉強をしていると、どうしても不安になったり、孤独に感じたりしてしまうと思います。

そんなとき、私は「人と会って話す」ことを意識していました。公務員志望の友達もそうですが、大学の友達やサークルの友達と会って、いろいろな話をしていました。それがよい気分転換になり、モチベーションの維持につながっていたと思います。また、趣味や息抜きの時間もしっかりととることで、エネルギーのチャージとともに、勉強とのメリハリをつけることができていたのかなと思います。

4.進路を決める上で大切にしていたこと

私が進路を決める上で大切にしていたことは「自分のやりたいこと・興味のあること」です。今後の長い人生の中で、貴重な時間を使って仕事をするわけですので、皆さんには後悔のない選択をしていただきたいと思っています。ぜひ、自分は何をやりたいのかを考えながら、公務員試験を含めた就職活動に取り組んでみてください。辛くなったとき、原点に戻ってくることで、再びがんばろうと思える力が湧いてくるのかなと思います。

皆さんが納得して、ご自身の進路を決められることを願っています。がんばってください!!

伊藤塾 公務員試験科

著者:伊藤塾 公務員試験科

伊藤塾公務員試験科は一人ひとりの学習経験や環境に応じた個別指導で毎年多くの行政官を輩出しています。このコラムでは将来の進路に「公務員」を考えている皆さんへ、仕事の魅力や試験制度、学習法など公務員を目指すための情報を詳しくお伝えしています。