私がこども家庭庁の仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!

合格後を考える

2025年03月11日

2024年、こども家庭庁に一般職事務系として内定された受講生の方に、これから公務員を目指す方、こども家庭庁を将来の選択肢として考える方が気になるアレコレを聞きました!
このコラムが、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

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1.社会の意識改革を行う指令等「こども家庭庁」

放課後等デイサービスにおけるアルバイトを通じて、私はこどもの成長やより良い将来に貢献する仕事をしたいと思うようになりました。そんな私にとって、こども・若者がぶつかる様々な課題を解決しすべての人がこどもや子育て中の人々を応援するような社会の意識改革を行う司令塔であるこども家庭庁は、とても魅力的に映りました。また、内定式の際にお会いした職員の方々や同期たちは優しくてユーモアがあり、そういった人柄の面も魅力的だと思いました。

東京都とこども家庭庁で進路先を迷いましたが、最終的には興味分野であるこども施策に正面から取り組み続けられるこども家庭庁に決定しました。

2.私の国家一般職・官庁訪問体験記

国家公務員試験では官庁訪問があります。訪問の日程組みや訪問先選びはしっかりと戦略を立てる必要があると思いました。実際に訪問した先で、他の訪問予定の機関や日程についても質問されるタイミングがあり、結果に少なからず影響していると感じたからです。

私の場合だと、第1志望であるこども家庭庁を初日に訪問予約し、他の機関はできるだけ後ろの日程に予約しました。こども家庭庁の官庁訪問は、個別面接を複数回行う形式でした。最初はとても緊張していましたが、控室は雑談可能で周りの人たちと談笑することができたので、ある程度リラックスして個々の面接に臨むことができました。質問される内容は、政策をどのくらい知っているかというよりも、それぞれの人柄や性格を知ることに焦点が置かれているように感じました。その意味でも、できるだけリラックスして「自分を出す」ことが重要だと思います。

3.振り返って思う「やってよかった」と「やればよかった」

進路決定した今振り返って、公務員試験対策の勉強だけでなく、サークル活動やアルバイト先での活動遊びにも力を入れて取り組んでいたことは大きな意味があったと思っています。様々な経験をしていたことで、その一つひとつが面接で話すことができる引き出しになりますし、大学の勉強や公務員試験対策の息抜きにもなります。
また、振り返ってみると、もう少し大学での勉強にも力を入れておけばよかったと思っています。〇〇を学んだ!と自信をもって言えるほどのアピールポイントを学部での勉強やゼミで十分につくることができなかったので、その点は面接の際に少し苦労しました。何から何まですべて力を入れ続ける必要はないと思いますが、せめてこれだけはすらすらと説明できる、アピールできるというものは持っておいた方がよいです。

4.公務員試験は情報をいかに集められるかが重要

公務員試験は、試験に関する情報をいかに集められるかがとても重要です。

「知る」こと効率的な勉強や準備につなげることができたり、志望機関についての理解を深めたりすることができます。一方で、情報収集が不十分だと、貴重な説明会の機会を逃したり、非効率な準備につながったりしてしまいます。
知りたかったけどなかなか得られなかった情報(ネット上の情報だけではわからないもの)は、伊藤塾の質問会や講師への個別の質問、ゼミ等を通じて収集することができました。

合格を勝ち取った瞬間や合格後を想像しながら、そして息抜きの時間もしっかりとりながら、健康に気をつけて頑張ってください!

伊藤塾 公務員試験科

著者:伊藤塾 公務員試験科

伊藤塾公務員試験科は一人ひとりの学習経験や環境に応じた個別指導で毎年多くの行政官を輩出しています。このコラムでは将来の進路に「公務員」を考えている皆さんへ、仕事の魅力や試験制度、学習法など公務員を目指すための情報を詳しくお伝えしています。