公務員試験は大学3年夏以降に勉強を始めても遅くない 短期合格の戦略を解説
試験概要・合格戦略
【記事のポイント】
- 開始時期: 公務員試験に「遅すぎる」ということはない。大学3年の秋冬、4年の春から始めても在学中に合格した先輩がいる。
- 受験回数: スタートが遅いほど受験チャンスは減る。日程が遅い試験種に絞る戦略が欠かせない。
- 合否の鍵: 合否を大きく左右するのは専門試験。なかでも憲法・民法・行政法の法律科目が高配点を占める。
- 短期攻略: 専門試験は学んだ内容がそのまま出やすく、限られた時間でも得点が伸びる。
- 遅れの挽回: 独学で試行錯誤するより、受験指導校を活用すれば最短距離で合格を狙える。
「公務員になりたいけど、全く勉強していない…」
「今から勉強しても、間に合わないかも…」
こんな不安を感じている大学生も多いのではないでしょうか。
結論、どのようなタイミングでも、公務員試験を諦める必要はありません。
大学3年の夏以降、あるいは大学4年から勉強をスタートしても、合格を勝ち取っている先輩はたくさんいます。
本記事では、勉強スタートの遅れを取り戻して合格する方法、時期ごとに目指せる試験種などを解説します。さらに、勉強を始めたタイミングごとに、実際の合格先データも公開。
この記事を読んで、「もう遅いかも…」という不安を解消してください。

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【目次】
1. 公務員試験の勉強はいつから始めても遅くない
公務員試験の勉強に遅すぎるということはありません。
公務員を目指す場合、大学3年生の春、具体的には5月頃までに準備をはじめるのが一般的です。しかし、大学3年の秋〜冬夏以降に勉強を始めても、在学中に公務員試験に合格する人はたくさんいます。「今から勉強しても遅いのでは?」と諦める必要はないのです。
1-1. 大学4年から勉強しても合格できる
とはいえ、「実際に合格する人はどれくらいいるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで、実際に伊藤塾で大学3年の夏以降から勉強を始め、大学在学中に合格した人の最終合格先をまとめてみました。
| 勉強開始時期 | 最終合格先 |
| 大学4年の春 | 国家総合職(教養区分) |
| 大学3年の冬 | 裁判所事務官一般職 国税専門官 国家一般職 山口県 |
| 大学3年の冬 | 国家総合職 (教養区分) |
| 大学3年の冬 | 国家総合職 (教養区分) |
| 大学3年の秋 | 国家総合職 (教養区分) |
| 大学3年の秋 | 東京都(Ⅰ類B新方式) |
| 大学3年の秋 | 国家一般職 国税専門官 東京特別区 |
ご覧のように、大学3年の秋以降から勉強を始めて最終合格した方が複数います。さらに国家総合職「教養区分」なら、大学4年の春から勉強して合格した方もいました。
1-2. 受験できる回数は少ないので注意
もっとも、早めに公務員試験の勉強を始めた人と比較すると不利になることは確かです。スタートが遅くなるほど、受験できる回数が少なくなるからです。
例えば、国家総合職の場合、「教養区分(秋試験)」なら19歳(大学2年)から受験できます。
まずは、大学2〜3年で秋試験に合格することを目指し、リスクヘッジとして大学4年の春試験(法律区分など)対策も併行して進める、というのが最近のスタンダードな受験プランです。
国家一般職でも、2025年度から教養区分が新設されて、大学3年から受験できるようになりました。
一方、勉強のスタートが遅れると、大学4年の試験で一発勝負をかけるしかありません。
つまり、勉強の開始が早いほど多くの受験チャンスがありますが、勉強のスタートが遅れると1回の受験チャンスしかなくなるのです。
もちろん、正しい方法で勉強すれば1回の受験でも合格することはできます。ただし、公務員になりたいという気持ちが固まっているのなら、早いに越したことはありません。
2.【大学年次別】目標にできる公務員試験の種類
では、どのタイミングで勉強を始めれば、在学中にどの試験種を目指せるのか。勉強の開始が遅れた方に向けて、具体的なスケジュールを紹介します。
2-1. 大学3年の夏から勉強をスタートする場合
大学3年の夏から公務員試験の勉強を始める場合、在学中にほぼ全ての試験区分に挑戦できます。大学4年の春〜夏にかけて行われる試験にも、約1年の勉強期間が確保できます。
★在学中に目指せる試験種
| 試験 | 試験実施時期 | 勉強期間 |
| 国家公務員総合職 (春試験・法律区分など) | 大学3年3月頃 | 約9ヶ月間 |
| 国家公務員総合職 (秋試験・教養区分) | 大学4年9月頃 | 約1年3ヶ月間 |
| 国家公務員一般職 (行政区分) | 大学4年6月頃 | 約1年間 |
| 国家専門職 (財務専門官・国税専門官 労働基準監督官など) | 大学4年5月頃 | 約1年間 |
| 裁判所事務官 | 大学4年5月頃 | 約1年間 |
| 地方上級 (都道府県庁・政令市) | 大学4年6月頃 | 約1年間 |
| 市役所試験 | 大学4年9月頃 | 約1年3ヶ月間 |
2-2. 大学3年の秋〜冬から勉強をスタートする場合
大学3年生の秋〜冬から勉強をスタートする場合も、在学中にほとんどの公務員試験に挑戦できます。ただし、勉強期間は約半年〜9ヶ月しかないので、配点の高い科目に絞った戦略的な学習が必要です。
★在学中に目指せる試験種
| 試験 | 試験実施時期 | 勉強期間 |
| 国家公務員総合職 (春試験・法律区分など) | 大学3年3月頃 | 約6ヶ月間 |
| 国家公務員総合職 (秋試験・教養区分) | 大学4年9月頃 | 約1年間 |
| 国家公務員一般職 (行政区分) | 大学4年6月頃 | 約9ヶ月間 |
| 国家専門職 (財務専門官・国税専門官 労働基準監督官など) | 大学4年5月頃 | 約9ヶ月間 |
| 裁判所事務官 | 大学4年5月頃 | 約9ヶ月間 |
| 地方上級 (都道府県庁・政令市) | 大学4年6月頃 | 約10ヶ月間 |
| 市役所試験 | 大学4年9月頃 | 約1年間 |
秋からはじめて国家総合職を目指す場合、翌年3月中旬に実施される春試験(法律区分など)までは約半年間しかありません。インプットすべき専門科目知識が多く、ゼロからはじめて合格レベルに達するには、学習負担はかなり重くなります。大学4年の秋試験(教養区分)を受験することも視野にいれておくのが無難といえるでしょう。
なお、国家総合職は「最終合格=採用ではない」という点に注意が必要です。大学4年秋の教養区分に合格しても、官庁訪問で内定を獲得しなければなりません。官庁訪問は冬にも行うことができますが採用人数が少なく狭き門。3月に大学を卒業し、6月に行われる春の官庁訪問にチャレンジするのが現実的です。
2-3. 大学4年の春以降から勉強をスタートする場合
大学4年の春以降から公務員試験の勉強を始める場合は、日程が遅い試験種に絞って対策するのが現実的です。この時期からでも、国家公務員総合職(秋試験・教養区分)や市役所試験であれば、約9ヶ月の勉強期間を確保できます。
★在学中に目指せる試験種
| 試験 | 試験実施時期 | 勉強期間 |
| 国家公務員総合職 (秋試験・教養区分) | 大学4年9月頃 | 約9ヶ月間 |
| 市役所試験 | 大学4年9月頃 | 約9ヶ月間 |
基本的には、リスクヘッジとして民間の就職活動と並行して準備するのがオススメです。
ただし、人によっては卒業後、既卒として受験する方もいます。「卒業1年目の春から夏にかけて実施される公務員試験に合格し、早ければその年の秋(10月)に採用される」…といったイメージです。この場合は、「国家総合職・一般職・専門職」など、全ての試験区分に挑戦できます。
なお、稀に「公務員試験は新卒でなければ不利になる」という誤った認識を持っている人もいますが、実際にはそのようなことはありません。新卒でも、既卒でも、あるいは短期職歴をお持ちの方でも、正しい対策をすれば十分に合格できます。
※こちらの「公務員試験合格・内定体験記」も多くの方に読まれています。
3. なぜ大学3年夏から勉強すると「遅い」と言われるのか
公務員試験の勉強は「大学3年生夏からでは遅い」という認識が長らく存在してきました。なぜそのように言われてきたのでしょうか?
最大の理由は、筆記試験の対策に時間がかかるからです。
公務員試験は、基礎能力試験や専門試験など、幅広い知識が問われる試験です。最近は人物試験重視の傾向が強まっているとはいえ、筆記試験に合格しないと人物試験を受けることすらできません。これが民間企業の就職活動と公務員試験の決定的な違いでしょう。
とはいえ、この「早くから始めないと間に合わない」という常識は、徐々に変わりつつあります。特に、国家公務員(一般職・専門職)では、基礎能力試験の内容が変わり、勉強に時間がかかっていた知識系科目の比重が低下しました。さらに、筆記試験の倍率自体も、以前は平均5倍以上ありましたが、現在は2〜3倍まで下がっています。
時代の変化により、ポイントを絞って対策すれば、勉強のスタートが遅れても十分に合格できる試験へと変わってきたのです。
4. 勉強スタート時期の遅れは取り戻せる
ここまで、公務員試験の勉強はいつから始めても遅くないことを説明しました。とはいえ、多くの受験生が早ければ大学1年、あるいは2年~3年春に勉強をスタートしていることも事実です。やみくもに勉強しても遅れを取り戻すことは難しいでしょう。
ここからは、勉強スタートが遅くなった人が、遅れを取り戻して最終合格するにはどうすればいいのかを解説します。
4-1. 公務員試験の合否を左右するのは専門試験
公務員試験で合否を大きく左右するのは、専門試験の得点です。
国家総合職および一般職の「教養区分」を除けば、ほぼすべての試験種で最も配点が大きい科目だからです。勉強のスタートが遅い方ほど、専門試験に力を入れて勉強する必要があります。
一例を挙げると、国家一般職「行政区分」の配点比率は以下のとおりです。
| 試験種目 | 配点比率 |
| 基礎能力試験 (多肢選択式) | 2/9 |
| 専門試験 (多肢選択式) | 4/9 |
| 一般論文試験 | 1/9 |
| 人物試験 | 2/9 |
専門試験(多肢選択式)だけで試験全体の半分近い割合を占めていることが分かります。
さらに、国家総合職「教養区分(秋試験)」でも、専門試験の知識は必要です。「教養区分(秋試験)」で出題される「総合論文試験」は、単に自分の意見を書く試験ではなく、専門的知識を土台に具体的な政策について論述する試験です。憲法、政治学、行政学などの知識がないと太刀打ちできません。
4-2. 専門試験は短期間でも得点が伸びやすい
専門試験は、勉強のスタートが遅くても短期間で得点アップさせやすい科目です。
現場思考の側面が強い基礎能力試験・論文試験と比べて、専門試験は勉強した内容がそのまま出題されやすいです。つまり、やればやっただけ得点が上がっていきます。
なかでも、最も学習効率が高い科目が法律科目です。法律科目は、どの試験でも配点比率が高い上、勉強した「時間」よりも「学び方」が得点に大きく影響するからです。
暗記に偏ったような間違った勉強をすると、膨大な時間をかけても6割程度の得点で伸び悩む傾向があります。一方で、基本的な考え方を理解できれば、限られた勉強時間でも8割〜9割の得点で安定します。
つまり、勉強のスタートが遅れても、正しい方法で勉強すれば高得点が見込めるのです。
5. 勉強の遅れを取り戻すなら受験指導校がオススメ
勉強スタートの遅れを取り戻して、公務員試験の最終合格を目指すなら、受験指導校で勉強することを推奨します。受験指導校では公務員試験に精通したプロの講師陣が、あなたを最短での合格に導いてくれます。
「今から勉強を始めても合格できるのか」「まず何から勉強すればいいのか」「具体的にどのようにスケジューリングすべきなのか」など、遅れを取り戻すために必要なサポートを受けられるでしょう。
もちろん、独学で公務員試験に挑むことも不可能ではありません。しかし、公務員試験の合格者の多くは、大学1、2年生から勉強を始めています。中には、大学1、2年生から受験指導校に通い、効率的に学習を進めている人もいるのです。
早くから準備を始めている受験生に追いつくためには、回り道をする余裕はありません。独学で試行錯誤を繰り返すのではなく、プロの指導を受けて最短距離で合格を目指すことが必要なのです。
6. なかでもオススメは伊藤塾の公務員試験対策講座
受験指導校の中でも、特におすすめなのが当コラムを運営している伊藤塾の公務員試験対策講座です。
6-1. 配点比率が高い法律科目に強い
公務員試験の出題科目は多岐にわたりますが、中でも合否を大きく左右するのが憲法・民法・行政法などの法律科目です。特に、国家公務員試験(総合職・一般職)では配点比率が高く、法律科目を最短で攻略することが欠かせません。
伊藤塾は、司法試験・司法試験予備試験などの難関法律資格で圧倒的な実績を持つ受験指導校です。この強みを活かし、長年の司法試験受験指導で培った効果的・効率的な法律学習のノウハウを「公務員試験合格のために必要十分」な形にカスタマイズして提供しています。
むやみに「暗記」するのではなく、本質的な「理解」に重点を置いた勉強法で、スタートが遅れた方でも、最速で合格水準の実力が身につきます。
6-2. 平均の2倍以上の内定率
国家総合職、国家一般職などの国家公務員試験では、「最終合格=内定」ではありません。
最終合格は、官庁訪問をするチケットに過ぎず、実際には、合格後に官庁訪問を行って希望の官庁から内定を得ることが必要だからです。筆記試験、人物試験を突破して最終合格しても、内定を得なければ、希望の官庁で働くことはできません。
伊藤塾の公務員試験対策講座では、あくまでも内定にこだわった指導・サポートを行っており、平均の2倍以上の内定率を誇っています。
勉強開始が遅れていても、試験合格から内定まで見据えた効率的な対策ができるのが、伊藤塾の大きな強みです。
※国家公務員一般職の官庁訪問について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
7. 公務員試験の勉強開始時期に関するよくある質問(FAQ)
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公務員試験の合格には、どのくらいの勉強時間が必要ですか。
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必要な勉強時間は、目指す試験区分と併願数で大きく変わります。専門試験を課す国家一般職や地方上級は科目数が多く相応の時間がかかる一方、専門試験のない国家総合職「教養区分」は科目が絞られます。公的に定められた一律の時間基準はありません。
なお、大学3年の秋以降に始める場合は、配点の高い専門試験に絞って学習効率を上げる戦略が現実的です。
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スタートが遅いと、在学中の受験チャンスは何回になりますか。
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国家公務員採用総合職試験の「教養区分」は、2026年度試験から春と秋の年2回実施となり、19歳の春(大学2年生になる春)から受験できます。そのため、大学2年生の春から大学4年生の秋まで、在学中に最大6回受験できます。合格の有効期間(採用候補者名簿の有効期間)は7年です。受験準備の開始が遅いほど、在学中に挑戦できる回数は少なくなります。
出典:人事院 「2026年の国家公務員採用総合職試験(春)等の日程について」ただし、専門試験を課す総合職の他区分や一般職・専門職は合格有効期間が5年で、教養区分とは扱いが異なります。
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開始が遅い場合、独学と受験指導校のどちらがよいですか。
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大学3年の秋以降など開始が遅い場合は、独学より受験指導校の活用が現実的です。出題範囲の絞り込みやスケジュール設計を自分で試行錯誤する時間を省け、早くから準備する受験生に短期間で追いつきやすいためです。独学でも合格は可能ですが、負担は重くなります。なお、専門試験の法律科目は学び方で得点差が出やすく、独学だと暗記中心に陥りやすい点に注意が必要です。
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国家公務員と地方公務員で、勉強開始時期の考え方に違いはありますか。
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国家公務員(人事院が実施)と地方公務員(各自治体が実施)は試験日程が異なるため、開始時期で狙える区分が変わります。国家一般職・専門職は例年5月、地方上級は例年6月中旬が第1次試験で、日程の遅い区分ほど後発スタートでも準備期間を取りやすくなります。ただし東京都I類Bと特別区I類は例年同日実施で併願できないなど、自治体ごとに日程の組み合わせに制約があります。
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大学3年からの開始だと、新卒でないと不利になりますか。
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新卒・既卒で合否が左右されることはありません。公務員試験は筆記試験と人物試験の結果で選考され、新卒であることは要件ではないためです。卒業後に既卒として受験し、複数の区分に挑戦する人もいます。
ただし国家総合職などには年齢制限があり、国家総合職(大卒程度試験)は標準で21歳以上30歳未満です。最新の受験資格は人事院の採用情報で確認してください。
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大学3年の途中から始めても、複数の試験を併願できますか。
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試験日程が重ならない区分どうしであれば併願できます。国家一般職(例年5月末)と地方上級(例年6月中旬)は別日程のため併願が可能です。日程の遅い区分を軸に複数受験する戦略が取りやすくなります。
出典:人事院 「2026年の国家公務員採用総合職試験(春)等の日程について」なお、地方上級は都道府県・政令市の統一実施日(例年6月中旬)が同日のため、同日試験どうしは併願できません。
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大学3年の夏からでは、やはり遅いのではないですか。
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大学3年の夏からでも遅くありません。「遅い」と言われてきたのは筆記試験対策に時間がかかるためですが、近年は国家一般職などで知識系科目の比重が下がり、筆記の倍率も以前より低下しています。ポイントを絞れば後発でも合格は十分可能です。もっとも、開始が遅いほど受験回数は限られるため、日程の遅い区分や配点の高い科目に絞る戦略が欠かせません。
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勉強開始が遅いと、内定の獲得で不利になりますか。
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開始の遅れ自体が内定の不利に直結することはありません。ただし国家総合職・一般職などでは「最終合格=内定」ではなく、合格後の官庁訪問で内定を得る必要があります。筆記・人物試験の合格と、内定の獲得は別の関門です。
なお、官庁訪問は採用数が限られる時期もあるため、最終合格から内定までを見据えた早めの情報収集が重要です。
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スタートが遅い場合、まず何の科目から始めればよいですか。
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合否への影響が大きい専門試験から着手するのが効率的です。国家総合職・一般職の教養区分を除く多くの区分で専門試験の配点が最も高く、なかでも憲法・民法・行政法の法律科目は学び方次第で短期間でも得点が伸びやすいためです。
ただし教養区分(基礎能力試験中心)を狙う場合は、判断推理・数的推理など教養科目の比重が高まり、優先順位が変わります。
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開始が遅いなら、国家総合職の教養区分を狙うべきですか。
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大学4年の春以降など開始が遅い場合は、日程の遅い国家総合職「教養区分」(秋試験)を狙う選択が現実的です。教養区分は専門試験がなく科目が絞られるため短期間でも準備しやすい一方、倍率は高くなる傾向があります。
なお、教養区分も最終合格後に官庁訪問で内定を得る必要があり、合格=採用ではない点に注意が必要です。
8. 公務員試験の短期合格の戦略まとめ
最後に、記事のポイントをまとめます。
- 公務員試験の勉強はいつから始めても遅くない
大学3年の秋〜冬に勉強を始めても、在学中に公務員試験に合格する人はたくさんいます。実際に伊藤塾では、大学3年秋や冬から勉強を始めて国家総合職や国家一般職に多くの合格者を輩出しています。ただし、受験できる回数は少なくなるので、最短で合格するための戦略が必要です。
- スタート時期が遅くても、戦略次第で挽回できる
大学3年の夏はもちろん、秋・冬、さらには大学4年の春から勉強を始める場合でも、目指せる試験種はあります。準備期間は短くなりますが、国家公務員総合職(教養区分)や市役所など、日程が遅めの試験に絞ったり、配点の高い科目に集中したりする戦略的な学習で合格は可能です。かつて「大学3年からでは遅い」と言われた常識も、試験傾向の変化により変わりつつあります。
- 合否のカギを握っているのは専門試験
公務員試験の合否を大きく左右するのは専門試験であり、この科目は短期間で得点を伸ばしやすいという特徴があります。特に憲法・民法・行政法といった法律科目は、学ぶべき量は多いものの、正しい方法で学習すれば、限られた時間でも高得点が期待でき、勉強開始の遅れをカバーすることが可能です。
- 勉強の遅れを取り戻すなら受験指導校を活用する
勉強のスタートが遅れた場合、独学で試行錯誤する余裕はありません。早くから準備している受験生に追いつくには、プロの指導を受けて最短距離で合格を目指すことが必要です。
以上です。
公務員になりたい方は、ぜひ伊藤塾の「公務員試験対策講座」をご活用ください。
伊藤塾受講生の内定実績は、「受験者全体平均の2倍以上」。毎年、各省庁・行政機関へ内定者を多数輩出している受験指導校です。
公務員試験の疑問や不安などがあれば、何でもお気軽にご相談ください。
伊藤塾が、あなたの公務員試験挑戦を全力でサポートします。
