大阪市役所の仕事の魅力と私の志望理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
勉強法
2023年03月27日

このコラムをご覧になっている皆さん、こんにちは。私は2022年に大阪市役所から内定をいただきました。
そこで、私が就職先として大阪市役所を選んだ理由、公務員試験について、私の経験も交えながらお話しできればと思います。

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【目次】
1.純粋に公益を追求できる点が魅力
私が公務員を志望したのは、民間企業の手の届かないような領域にも携りたいと考えたからです。
公務員の仕事は多岐にわたりますが、一般的には利益追求を目的とした民間企業ではサービスの維持が難しい領域にも、税金を使うことでサービスを提供することができます。そのため公務員は純粋に公益を追求できる点で魅力的に映りました。
2.住民との距離の近さと規模の大きさ、両方ある「大阪市」
公務員の中でも地方公務員は特に住民との距離が近く、国よりも地域の実情に合わせたサービスを柔軟に提供することができます。
その中でも大阪市は人口275万人を誇る全国でも規模の大きな自治体です。そのため、住民のニーズは様々で、区ごとに人や産業に関して特色があります。
その一方で2025年には大阪万博が予定されており、国を挙げて実施するような仕事に携わることができます。
住民との距離感の近さと、規模の大きな仕事という2つを両方経験できるのは全国の自治体の中でも珍しく、私が大阪市役所を就職先として選んだ理由の一つです。
3.司法試験の学習経験を生かせることも公務員志望理由の一つ
公務員試験の勉強は科目が多く、大変だという印象をお持ちの方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに、公務員試験では数的処理や人文科学、時事、国際関係といった教養科目から憲法や民法、刑法などの法律科目まで幅広く学ぶ必要があります。
私は大学1年生の頃に伊藤塾の司法試験入門講座で学習をはじめました。公務員試験の対策に切り替えたのは2年生でしたが、司法試験の勉強が無駄にならず生かせることが公務員を志望したもう一つの理由です。
公務員試験で勉強する科目数は多いですが、どの科目でも基礎的な知識が重要になります。伊藤塾の公務員試験対策では「これ完」というテキストを用いて勉強しますが、「これ完」には公務員試験の頻出問題が網羅されており、このテキストのみでほかの参考書を使用しなくてよかったことで勉強の負担が軽減されました。
公務員試験は全く勉強しなくてもよい試験ではありませんが、時間を確保して正しい勉強方法で臨めば、十分に合格することができる試験だと思います。
4.大変だと思われがちだが、地道な努力で合格できる試験
私は公務員試験と民間の就活とを並行して実施していたため、民間の就活が忙しくなってくると勉強時間が全く確保できず、公務員試験は諦めようかと思ったことが何度かあります。
そこで力になったのは伊藤塾のゼミや質問会です。
ゼミは月に1度ほど実施されており、講師の「勉強の進捗にかかわらず参加してください」との言葉に勇気をいただき毎回参加していました。
またその際にはほかの受講生とディスカッションをする機会があり、同じ境遇で頑張っている他の受講生に刺激を受けることもできました。
公務員試験は一見大変だと思われがちですが、地道な努力を重ねることで合格できると思います。
この記事が皆さんの進路決定の一助になれば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。
