「予備試験ルートで司法試験合格を目指したいけど、学生時代に合格するなんて無謀なんじゃないか」
「仕事をしながら予備試験に合格するなんて不可能じゃないのか」
予備試験ルートで司法試験合格を目指す方の中には同じような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
もちろん最終的には最難関である司法試験合格を目指すわけですから、簡単に合格することはできません。
しかし、自分のライフスタイルに合わせて綿密な計画をたて、正しい方向の勉強をすることで、学生生活と勉強を両立させることは十分可能ですし、可処分時間の少ない社会人の方でも十分に合格するだけの実力を確保することは可能です。

ここでは予備試験の制度や合格に必要な基礎知識を解説していきます。

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1.そもそも予備試験とはどんな試験？

予備試験は、「法科大学院修了者と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定する」（司法試験法５条）試験で、合格すると司法試験の受験資格を得ることができます。

いくつかある法曹になるまでのルートの中で最短のルートとなり、法科大学院に進学する時間的・経済的な負担をせずに法律家を目指せるルートになります。

予備試験の実施内容等については、こちらもご覧ください。
→ 予備試験とは ～最短で司法試験合格・法曹になる方法～ | 伊藤塾

1-1.法科大学院ルートと予備試験ルート

司法試験を受験するためのルートには、大きく分けて予備試験に合格するルートと、法科大学院（ロースクール）を修了するルートの2つがあります。

法科大学院であれば、その課程が修了すると同時に司法試験の受験資格を得ることができるというメリットがありますが、その一方で、法科大学院修了者よりも予備試験合格者の方が司法試験の合格率が高いというデータが出ています。

2024年度（令和6年度）司法試験の受験者数・合格者数・合格率

	受験者数	最終合格者数	合格率（対受験者数）
司法試験全体	3,779人	1,592人	42.1%
法科大学院合計	3,304人	1,151人	34.84％
予備試験合格者	475人	441人	92.84％

法務省「令和6年司法試験の結果について」

予備試験と司法試験はその試験範囲が重なっていること、法科大学院の授業に縛られずに自分のペースで勉強を進めることが出来る事が、予備試験受験生の合格率を上げている要因の一つとなります。

予備試験合格者は合格率4％前後の難関試験を突破しているため、予備試験に合格することができれば、司法試験に合格する可能性はかなり高くなると言えます。

また、予備試験は受験回数や年齢等にも制限がない為、自分が納得いくまでチャレンジすることができます。
そういった意味でも、法曹になる夢を追いかけやすい制度だと言えるでしょう。

なお、司法試験の制度改革により、2023年より、一定の要件を満たした場合には法科大学院在学中に司法試験を受験することが出来るようになりました。
従来、法科大学院ルートで司法試験を受験する場合には、既修者コースに進学したとしても大学4年間＋法科大学院2年間の計6年間の期間が必要で、時間的にも経済的にも負担が大きいことがデメリットに挙げられていました。が、この制度改革で在学中に受験資格を得られるようになり、法科大学院ルートのデメリットがやや緩和されることとなりました。

1-2.予備試験の難易度はどれくらい？

予備試験の合格率は例年4％前後で推移しており、国家試験の中でも最高難易度に位置する試験です。
予備試験ルートで司法試験に合格した方の中には、司法試験よりも予備試験の方が難しかったという声もあるほどです。
直近の司法試験の合格率は40％程度となっているので、予備試験の合格率と比べると10倍くらいの合格率になっています。
ちなみに、他の法律関係の資格と比較してみると、行政書士試験の合格率は8～15%、司法書士試験の合格率は3～5％となっています。

このように、合格率だけみると予備試験は超難関資格であることがわかりますが、予備試験の試験科目数は11科目もあり、その試験範囲は膨大です。
そのため、合格までに必要な勉強期間も2年～5年と、長期に渡り継続して勉強をする必要があることも、試験の難易度を増す一つの要因になっています。

ただし、出題範囲は広いものの、予備試験の合格ラインは、短答式で270点満点中概ね160～170点程度、論文式試験で500点満点中230〜260点程度で推移しているため、満点に近いスコアは求められず、幅広い知識を満遍なく活用できるかが試験合格の鍵となっています。

そのため、全ての論点や判例の学習に多くの時間をかけて、穴がないように丁寧に潰していくのではなく、実際の試験で繰り返し問われてる重要な論点や頻出問題を押さえながら、効率よく勉強を進めていくのが合格への近道と言えます。

1-3.予備試験合格後の好待遇

予備試験合格者の司法試験合格率が高い事はすでに述べた通りですが、予備試験ルートで法曹になった場合、難関な予備試験を突破しているという点で、かつての旧司法試験合格者（合格率3%）と同様、周囲から高い評価と期待が寄せられるため、裁判官や検察官への任官、年収が高額の大手渉外法律事務所への就職において、法科大学院出身者よりも高待遇を受けるとの声がよく聞かれます。
募集要綱の中には【予備試験合格者のみ募集】というものもあるため、それだけ難関な予備試験をくぐり抜けた人材の需要が高い事が伺われます。

1-4.勉強期間と合格率は比例しない

予備試験に合格するためには膨大な量の試験範囲を満遍なく勉強する必要があるため、勉強期間が長くなればなるほど合格しやすいように思われますが、実際の数字を見てみるとそうではないことが分かります。

第69期司法修習生を対象に実施したアンケートより、予備試験合格までの受験回数と回答数は以下のような結果になっています。

受験回数	回答数	全体割合
１回	30人	26.5％
２回	52人	46.0%
３回	27人	23.9%
４回	4人	3.5%

参照：法務省「司法試験予備試験に関するアンケート結果」

このデータを見てみると、司法試験に合格した人の約7割以上が1～2回の受験で予備試験に合格し、受験回数（勉強年数期間）が増えるほど合格者数が少なくなっていることが分かります。

1〜2年目で不合格になってしまった場合、多くの受験生は不合格になった原因を知識不足と考え、インプットに時間を費やしてしまいがちです。

しかし、細かい知識をいくら詰め込んだとしても、実際の試験ではそれを使う機会がありません。
予備試験合格のためには、誰もが知ってる基礎的な知識を使い、制限時間内に実際の問題を解く力をつけることが必要になってきます。
そのためには、合格答案が書けるようになるためのアウトプットの訓練をすることが必要不可欠になります。

勉強の方向性を間違えたままだと、いかに長時間勉強していても予備試験に合格することはできません。
インプット中心の勉強方法をしている方はすぐにアウトプット中心の勉強方法に切り替えましょう。

2.自分のライフスタイルに合う学習計画を立てる事が重要

予備試験は勉強開始から合格まで数年かかる試験になります。
学生なのか、専業受験生なのか、社会人なのかでそれぞれ可処分時間が違いますし、各々ライフスタイルが違うため、絶対的な学習計画というのは存在しません。

一概に学生だから時間が取れるとも言えませんし、時間に拘束される部活動との両立で結果を出している大学生も少なくはありません。同様に、社会人の方でも、残業の多寡や時期により、学習に割くことができる時間も環境も変わってきます。

自分の生活を見直し、自分のライフスタイルに合わせた勉強計画をたてる事が、長期間の勉強をする上では重要になってくるでしょう。

3.予備試験合格までに必要な勉強時間は最低2,000時間

一般的に司法試験予備試験に合格するために必要な勉強時間は2,000〜5,000時間と言われています。
もっとも、どれくらい勉強すれば必ず合格するという基準があるわけではありません。
合格までに必要な勉強時間は、学習環境や、今までの学習経験等による個人差が大きいと言えるからです。
勉強時間はあくまでも基準であって絶対的な数字ではなく、それよりも、正しい方向の勉強を集中して継続するということが最も重要なのです。
ある程度の勉強時間は確保しないといけないのは当然の事として、量より質の勉強を心がけるようにしましょう。

4.予備試験合格までには何年かかる？１日の勉強時間はどれくらい？

予備試験合格のために、仮に5,000時間の勉強時間の確保が必要と仮定したとき、学生や社会人はどれくらいの期間の勉強が必要になるのでしょうか。1日にも休みなく勉強した場合で計算してみましょう。

	【１年合格】	【２年合格】	【３年合格】
１日の勉強時間	約１４時間	約７時間	約４.５時間

もちろん、合格までにかかる時間は人それぞれのため、絶対にこの時間を勉強しなければ合格できないというわけではありません。

短期で合格している場合には、合計の時間は当然短くなり、合計2,000時間とすると、1年合格の場合は、1日あたりの勉強時間は6時間程度となります。

勉強の計画を立てる際には、まず自分が一日どれくらい勉強時間を確保できるのかを確認するところから始めましょう。

4-1.学生の場合

学生は社会人と比べ、勉強時間が確保しやすい状況にあることが多いでしょう。
具体的に勉強時間を確認してみます。

①大学のある日は１日４時間、休日は８時間勉強する。
②大学は週休2日制
③８月・９月は夏休み、２月・３月は春休みのため休日扱い

	【一週間当たりの勉強時間】	【合計】
4～7月	36時間	612時間
8・9月	56時間	504時間
10～1月	36時間	612時間
2月・3月	56時間	504時間
1年合計	–	2,232時間

この勉強時間を確保することが出来れば、1年間で合格に必要な勉強時間を確保することができます。

4-2.社会人の場合

社会人の場合、学生の方よりもまとまった勉強時間を確保することが難しい状況にあるでしょう。
特に、ご家庭をお持ちの方やお子様がいらっしゃる場合には、休日にもなかなか勉強時間が確保出来ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それらを踏まえたうえで、具体的な勉強時間を確認してみましょう。

①平日は2時間、土日の一方は6時間、他方は0時間、勉強する。
②正月・お盆等で合計2週間分の長期休暇を確保できる
③完全週休2日制

	【一週間の勉強時間】	【合計】
通常の1週間	16時間	800時間
長期休暇の2週間	42時間	84時間
合計	–	884時間

この勉強時間を確保することが出来れば、合計2,000～5,000時間に対して、2.5～5 年程度で合格に必要な勉強時間は確保できる計算になります。
一日これくらいの勉強時間を確保することが出来れば、社会人の方でも十分合格レベルに達する事が出来ると言えるでしょう。

5.勉強時間の配分について

学生の方も社会人の方も、１日のうちで勉強に充てられる時間は限られています。
予備試験は１年に１度しかない試験なので、出来る限り最短で合格するためにも、確保した時間を有効かつ効率的に使う必要があります。

5-1.勉強時間を確保する

前述したように、予備試験に合格するまでには最低でも2,000時間前後勉強する必要があるため、合格目標期間によって変わりますが、1年合格を目指す場合は、1日に最低でも４～５時間程度勉強時間を確保する必要があります。

学生であれば比較的時間は取りやすいですが、社会人の場合にはなかなか時間をとることができない人も多いでしょう。通勤時間や休憩時間、在宅勤務で削減できた通勤時間など、上手くスキマ時間を活用して勉強時間を確保する事が重要です。

たとえ、スキマ時間で30分しか勉強しなかったとしても、それを1年積み重ねればおよそ200時間になります。
1日30分でもいいのでとにかく休まずに勉強を続けること、これが合格への近道となります。

【ここで勉強時間を確保しよう】
・朝早起きして1時間
・通勤時間の有効活用
・お昼休みで30分～1時間
・帰宅後に1時間

5-2.モチベーションの維持の重要性

予備試験は合格まで平均して２～５年程度の勉強期間が必要な試験になるので、勉強のモチベーションを最後まで維持する事がかなり難しい試験になります。
特に専業受験生や社会人受験生の場合、周りに勉強仲間がおらず、知らず知らずのうちに勉強意欲が低下してしまいがちです。定期的に予備校の学習フォロー制度を利用したり、答練を受験したりして、最後まで勉強に対するモチベーションを維持する事を心がけましょう。

5-3.予備校の有効活用　

予備試験では、むやみやたらに使用教材を増やさないというのも、合格における重要な要素の一つになっています。
試験への不安から、様々な方法で知識を学びたくなる気持ちは分かります。
ただ、限られた時間の中で結果を出すためには、１００の曖昧な知識より１０の確実な基礎知識を付ける事が重要になります。
基本書や判例集はできる限り一つに絞り、むやみやたらに手を広げないようにしましょう。

その点、予備校の提供する講義は、学習すべき重要なポイントがまとめられており、自分で教材を吟味する手間を省く事が出来ます。

また、答練等を定期的に利用する事で、受験生の中での現在の自分の位置を確認することができ、またこれらを勉強計画のペースメーカーとして利用する事も出来るでしょう。

模試などの大規模の会場受験で受験生の空気を体感することができるのも予備校の強みの一つで、「周りがこんなに勉強してるんだから自分も勉強しないと！」と自分を奮い立たせる意味でも有意義です。
スケジュールに関しても、予備校のスケジューリング制度を利用すれば、効率的にスケジュールを立てることができます。

予備校にも様々なコースがあるので、合格するために効率良く各講座や制度を利用しましょう。

5-4.量より質の勉強の意識

予備試験は、2,000時間前後の勉強時間で合格する人もいれば、10,000時間勉強したとしても合格できない人もいる試験になります。
極端な話１日10時間以上勉強していても合格できない方もいるし、1日4時間程度の勉強時間でも1～2年で合格してしまう方もいるということになります。
長期間勉強すればそれに比例して合格率が上がるわけではないのは前述した通りで、質の悪い間違った方向の勉強を続けていては、いつまでたっても合格することはできません。
勉強量を意識することももちろん大事ですが、それ以上に勉強の質を上げる事を日頃から心がけましょう。

5-5.勉強計画の重要性

予備試験受験生の最終的な目標は司法試験に合格し法曹になることです。
そのためには曖昧な勉強を進める事は効率的ではなく、ゴール(目標)から逆算して、そこに至るまでの道筋を明確にした勉強の計画を立てる事が重要です。
勉強期間は長期間に及び、合格までに身につけなければいけない知識は膨大です。
法律の勉強には終わりがないため、試験対策上深入りすべきではない議論にまで深入りしすぎると、いつまでも合格することは出来ません。
周囲の意見を参考に、可能であれば合格者の意見も参考にしながら、効率的な勉強計画を立てる事を心がけましょう。

6.具体的な勉強方法

ここでは、予備試験の短答式試験、論文式試験、口述試験で、それぞれの具体的な勉強方法を解説していきます。

6-1.アウトプットと過去問攻略が重要

知識の穴をなくす為にも、インプットを完璧にしてからアウトプットの勉強に移行しようと考える方が多いでしょう。
たしかに、知識を網羅的に学ぶことは、他の論点を理解し、その深度を深めるためにも重要であることは間違いありません。
しかし、司法試験は単に知識の量を吐き出すだけの試験ではなく、法律をもって具体的な事案をどのように解決するのかを検討させる試験です。
そのため、いかに知識をインプット出来ていたとしても、それが具体的な事案と結びついていなければ司法試験の問題を解く事はできません。

また、法律の勉強は抽象的で無味乾燥な部分が多いため、アウトプットを通じて具体的な事案を解決する過程で知識を蓄えたほうが記憶に残りやすいということもあります。
そのため、予備試験の勉強時間の配分としてはアウトプットを中心として、具体的にはインプット２に対してアウトプット８程度の配分が望ましいでしょう。
そのためには、まずアウトプットを意識したインプットの学習をする必要があります。
ひと通りインプットを素早く終わらせて、あわせて論文の答案を書く練習をすることが、予備試験の合格には必須となります。

また、演習書を何冊もこなすよりも、まずは過去問を解くことが重要と言えるため、とにかく過去問を重視した勉強をすることを心がけましょう。

6-2.短答式試験

予備試験では、主要７科目に一般教養科目を加えた全８科目が試験科目となります。
短答式試験に合格しないと論文式試験を受験することはできないため、いわば第一関門の要素を持っている試験になります。
勉強方法としては、インプットと同時にとにかく過去問を解くことが重要です。少なくとも過去問は10年分は解きたいところです。
繰り返し問題を解くことで知識を定着させるようにしましょう。

ただし、あくまでも論文がメインとなるため、くれぐれも短答の勉強がメインになってしまうことだけは避けましょう。試験直前期でなければ、全体の勉強時間の２割程度にとどめるべきです。
いわゆる短答プロパーと呼ばれる短答式試験にしか出題されない細かい周辺知識を追いすぎないよう、くれぐれも注意しましょう。

6-3.論文式試験

予備試験の中でメインの試験であり、一番対策に時間をかけなければならない試験となります。
法律の勉強はその特性上、インプットを完璧にすることは不可能なので、一通りインプットが終わった段階ですぐに論文の勉強に取りかかりましょう。
短答式試験と同じく、こちらもとにかく過去問を解くことが重要になります。
受験指導校作成の参考答案、合格者の答案を参考にし、場合によっては不合格者の答案も比較しながら、自分が作成した答案を見比べる事が重要です。
いざ答案を書き始めると、全く書けない事に愕然とするかもしれません。ただ、最初は皆まったく書けません。根気強く書いていくことで、自然とある程度の答案は書くことができるようになっていきます。
論文は満点をとるべき試験ではありません。ポイントを押さえ、答案の型を叩き込む事で、合格水準の答案を作成できるようにしましょう。

全科目で平均点を超える事ができれば、合計で合格点を超えることが出来ます。高度な内容の論文を書くというよりも、いずれの科目でも受験生の平均レベルの答案を、どのような出題に対しても常に書き切れるという安定した論文作成力を身に着けることこそが合格する上で重要な力となります。
合格レベルにある多くの受験生は、出題が予想できる重要基本論点については、あらかじめ論証パターンを作成し覚えておくことで、答案を書くスピードを上げていることが多いです
。
答案構成等、自分で答案を作成する際には常に時間を意識することを心がけましょう。

6-4.口述試験

例年合格率は９割前後と、他の試験と比べるとかなり高く、論文式試験に合格する実力がある者であれば落ちる可能性は比較的低いと言えるため、対策にはそこまで時間を割くべきではありません。

論文式試験が終わってから対策を始めることで十分に間に合うため、とにかくまず論文式試験に合格する事を心がけましょう。

7.まとめ

当記事の重要ポイントをまとめます。

・予備試験合格に必要な勉強時間は、概ね2,000～5,000時間と言われているが、個々の状況や様々な要因によって一概には言えない
・ゴール(目標)から逆算して、そこに至るまでの道筋を明確にした勉強の計画を立てる
・演習書よりも過去問を解く
・論文のアウトプットを中心に勉強する
・モチベーションを維持して最後までやり遂げる

当記事が、あなたの司法試験合格への一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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