
【令和7年度(2025年度)】行政書士試験日はいつ?願書・時間・会場・持ち物など詳しく解説
基本情報
2025年09月02日


令和7年度(2025年度)に行われる行政書士試験を受験するにあたって、願書交付の日付や願書提出期間、試験日を確認しておくことは重要です。
試験日から逆算して勉強スケジュールを立てることで、無理なく効率的に学習を進められるようになるからです。
この記事では、令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験の日程や合格発表までの流れ、申し込み方法などの試験概要について、詳しくご紹介していきます。
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【目次】
1.令和7年度(2025年度)行政書士試験の試験日はいつ?試験時間は?
令和7年度(2025年度)の行政書士試験は、【令和7年(2025年)11月9日(日)】に実施されます。
2.試験公示から合格発表までの流れ
試験公示から合格発表までの流れは次の通りです。
【行政書士試験の流れ】
試験の公示|7月の第2週 |
↓
受験願書・試験案内の配布|7月下旬〜 |
↓
郵送もしくはインターネットで申し込み|7月下旬〜 |
↓
受験票の交付|10月中旬~下旬 |
↓
試験日|11月の第2日曜日 |
↓
合格発表及び合格基準・正解等の公表|1月第5週の公示日 |
↓
合否通知書の発送|1月第5週の公示日〜 |
↓
合格者に合格証の発送|2月中旬~下旬 |
それぞれの日程について、詳しく確認していきましょう。
2-1.試験の公示
例年、行政書士試験の概要や受験案内は【7月の第2週】に公示されますが、令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験の公示は、【令和7年(2025年)7月7日(月)】でした。
なお、公示された試験情報は、行政書士試験研究センターのホームページ上で確認できます。
参照:行政書士試験研究センター
2-2.受験願書・試験案内の配布
受験願書や試験案内は、例年【7月下旬】から各都道府県庁および各都道府県行政書士会等にて配布されます。
なお、令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験の受験願書および試験案内は、【令和7年(2025年)7月22日(火)〜8月18日(月)】にかけて配布されます。
令和7年度(2025年度)の受験願書の詳しい配布場所や配布時間については、こちらのページをご参照ください。
参照:令和7年度試験案内・受験願書配布場所
2-3.郵送もしくはインターネットで受験申込み
行政書士試験の申込みは、郵送だけでなく、インターネットで申込むことも可能です。
【インターネットによる申込み】
令和7年度(2025年度)に行われる行政書士試験のインターネットによる申込みは、【令和7年7月22日(火)〜8月25日(月) 午後5時】です。〜申込みの流れ〜
・申込み条件を確認したら、申込みの手順に沿って必要事項を記入していき、顔写真の画像を登録
・クレジットカードもしくはコンビニエンスストア等で受験手数料の払込みを行なう
・登録完了メールが届いたら、後日受験票が届く
【郵送による申込み】
令和7年度(2025年度)の行政書士試験の郵送による申込みは、【令和7年7月22日(火)〜8月18日(月) ※8月18日の消印有効】です。〜申込みの流れ〜
・受験願書に必要事項を記入し、顔写真を貼り付ける
・専用の振替払込用紙を使って、郵便局の窓口で受験手数料を払込む
・受験願書に振替払込受付証明書を貼付し、簡易書留で「一般財団法人行政書士試験研究センター試験課宛」に郵送する
2-4.受験票の交付
受験票は、例年【10月中旬〜下旬】に、行政書士試験研究センターより送付されます。
令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験では、【令和7年10月20日(月)】に送付予定です。
また、10月24日(金)を過ぎても受験票が届かなかった場合には、受験票の未着の連絡を10月31日(金)までにした場合に限り、受験票の再発行が行なわれます。
2-5.試験日
行政書士試験は、例年【11月の第2日曜日】に行なわれます。
令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験日は、【令和7年(2025年)11月9日(日)】です。
なお、試験日および試験時間は次の通りです。
試験日 | 令和7年11月9日(日) |
集合時刻 | 午前12時20分 ※試験室への入室は午前11時50分から ※受験上の注意事項の説明は、午前12時30分から |
試験時間 | 午後1時から午後4時まで |
2-6.合格発表及び合格基準・正解等の公表
令和7年度(2025年度)行政書士試験の合格発表は、行政書士試験研究センター事務所の掲示板及びインターネットで行なわれます。
例年、行政書士試験の試験結果は【1月の第5週】に公表されますが、令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験の公示は、【令和8年(2026年)1月28日(水)午前9時】になります。
ちなみに、令和6年度(2024年度)の行政書士試験の合格発表及び合格基準・正解等の公表は、【令和7年1月29日(水)午前9時】から行なわれましたが、インターネットで合否を確認する場合、午前中はアクセスが集中し、インターネットが繋がりにくくなることがあるようです。
2-7.合否通知書の発送
合否通知書は、試験結果が発表されたあとに、行政書士試験研究センターから受験者全員(欠席者及び欠席扱いとなった者を除く。)に発送されます。
なお、試験の合否については、合否通知書以外で、行政書士試験研究センターから受験者に対し直接連絡がくることはありません。
2-8.合格者に合格証の発送
合格者には、別途合格証が【2月中旬〜下旬】にかけて発送されます。
令和7年度(2025年度)に行なわれる試験では、【令和8年2月13日(金)】に、簡易書留郵便で発送される予定です。
3.行政書士試験の概要
行政書士試験の概要は、次の通りです。
3-1.受験資格について
年齢、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験することができます。
なお、令和6年度(2024年度)に行なわれた行政書士試験の最年長合格者や最年少合格者の年齢は、次の通りです。
最年長申込者 | 90 歳(男性) |
最年少申込者 | 12 歳(男性) |
最年長合格者 | 81 歳(男性) |
最年少合格者 | 13 歳(男性) |
参照:令和6年度行政書士試験実施結果の概要|行政書士試験研究センター
この結果を見れば、年齢関係なく誰でも合格できる試験であることがわかります。
3-2.試験科目及び試験方法
試験科目及び試験方法は、次の通りです。
【試験科目】
試験科目 | 内容等 |
行政書士の業務に 関し必要な法令等 (出題数46題) | ●憲法 ●行政法 (行政法の一般的な法理 論、行政手続法、行政不服 審査法、行政事件訴訟法、 国家賠償法及び地方自治法 を中心とする。) ●民法 ●商法 ●基礎法学 |
行政書士の業務に 関連する一般知識 等(出題数14題) | ●政治・経済・社会 ●情報通信・個人情報保護 ●文章理解 |
【試験方法】
●試験は、筆記試験によって行います。
●出題形式は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」については択一式及び記述式、「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式です。
●記述式については、40字程度で記述するものが出題されます。
3-3.試験会場
試験会場は、各都道府県の大学や会館等で行なわれます。
令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験の試験会場については、こちらのページをご参照ください。
なお、全国どこの都道府県(試験地・試験場)でも受験できますが、受験願書を提出したあとは、転勤や引越しなどの受験者側の事情による試験場の変更は一切認められないため、注意が必要です。
3-4.受験手数料
行政書士試験の受験手数料は、10,400円です。
なお、一旦払い込まれた受験手数料は、地震や台風等の自然災害により試験を実施しなかった場合を除き、一切返還されないため注意してください。
4.令和7年度(2025年度)行政書士試験合格を目指すならいち早く勉強を開始
令和7年度(2025年度)11月に行なわれる行政書士試験の合格を目指すのであれば、誰よりも早く勉強を開始してください。
行政書士試験では、主に法律に関する問題が出題されます。法律知識を身につけるためには、ただ知識をインプットするだけでなく、過去問の演習などのアウトプットを繰り返すことが重要です。
司法試験で問われるような法律の深い知識までは必要ありませんが、本番で確実に合格基準点を超えるためには、時間をかけて基礎・基本を徹底的に身につける必要があります。
法律の勉強は奥が深く、今までやってきた勉強よりも知識を定着させるまでにどうしても時間がかかります。
特に、働きながら試験合格を目指すのであれば、いち早く勉強を始めて、自分に合った勉強スタイルを確立させることを心がけましょう。
※なお、行政書士試験合格に必要な勉強時間については、こちらの記事をご参照ください。
5.行政書士試験の試験日程に関してよくある質問【Q&A】
5-1.行政書士試験は年に何回あるの?
行政書士試験は、年に1回しか行なわれません。
試験自体は例年11月の第2日曜日に行なわれますが、願書の受付期間を過ぎてしまうと、いかなる理由があってもその年の受験をすることができなくなってしまうため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
5-2.試験当日の持ち物とは?
試験当日に必ず持参するものは、次の通りです。
① 受験票
(記載された試験場以外の試験場では受験できません。)
② BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル
(左記以外で解答すると判読が困難になります。)
③ プラスチック消しゴム
④ 上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)
引用:試験当日の注意事項|行政書士試験研究センター
その他持参し、試験時間中に使用することができるものについては、こちらのページをご覧ください。
5-3.試験当日の注意事項は?
試験当日は、 午前12時30分から受験上の注意事項の説明が行なわれるため、遅刻しないよう時間に余裕を持って行動することを心がけてください。
たとえ、電車の遅延や体調不良等での遅刻であっても、試験開始後30分を過ぎると受験できなくなります。
また、試験開始から午後2時30分までと、試験終了前10分間は、不正防止のために退室することができません。試験開始から午後2時30分までの間に退室した場合には、受験放棄とみなし欠席扱いとされてしまうため、事前にトイレは済ませておくようにしてください。
なお、その他の注意事項については、こちらのページをご覧ください。
6.まとめ
行政書士試験は、例年【11月の第2日曜日】に行なわれます。令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験日は、【令和7年(2025年)11月9日(日)】です。
受験願書や試験案内の配布時期及び受験申込み期間は7月下旬なので、期限に遅れないよう早めに行動することを心がけましょう。
令和7年度(2025年度)に行なわれる行政書士試験合格を目指すのであれば、試験日から逆算して効率的な勉強スケジュールを立てることが重要です。
一日でも早いタイミングで勉強をスタートさせることができれば、その分余裕をもって学習をすすめることができ、万全の状態で試験日を迎えることができるはずです。
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