宅建士試験初心者の勉強方法を6つのステップで解説・科目別の攻略法も

勉強法

ゼロから宅建士試験を目指す場合、何をどのように勉強すれば良いのでしょうか?

「初心者から宅建士試験に合格したい」
「まずは何から勉強すればいいの?」

こういった疑問をお持ちの方も多いでしょう。

約6人に1人しか合格できない宅建士試験を突破するには、正しい勉強法が欠かせません。間違った方向性で勉強すると、いつまで経っても合格できない結果につながります。

そこで本記事では、宅建士試験の初心者に向けて、ゼロから取り組んで欲しい勉強法を分かりやすく解説します。

◉この記事を読んで分かること
・初心者にオススメの勉強法
・宅建士試験の科目別の勉強法
・独学か受験指導校(予備校)かを判断するポイント

初心者から宅建士試験の合格を目指している方は、是非ご一読ください。

1. 宅建士試験初心者は何から始める?オススメの勉強法

宅建士試験は、合格率15%〜18%程度の難関試験です。合格には戦略的な勉強が欠かせません。特に、働きながら勉強する人や、試験までの時間が少ない人ほど、効率的な学習が必要です。

そこで、初心者から宅建士試験に合格するための勉強法を、6つのステップに分けて解説します。

1.まずは試験科目を知る
2.目標とする点数を決める
3.具体的な戦略を立てる
4.全体像を理解する
5.テキストと過去問を何度も往復する
6.模試でシミュレーションをする

出題傾向を分析し、科目ごとの特性を理解して勉強を始めましょう。

正しい学習方法を実践し、着実に力をつけていけば、初心者からでも十分に合格を狙えます。それでは、各ステップごとに説明します。

1-1.【ステップ①】まずは試験内容を知る

宅建士試験を目指すと決めたら、最初に行って欲しいのは試験内容を知ることです。まずは敵を知ることが、試験に合格する第一歩となるのです。

試験内容問題数科目
権利関係14問1.土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、
構造及び種別に関すること。

2.土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する
法令に関すること。

3.土地及び建物についての法令上の制限に関すること。

4.宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。

5.宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関する
こと。

6.宅地及び建物の価格の評定に関すること。

7.宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
宅建業法20問
法令上の
制限
8問
税・その他
統計等
(免除科目)
8問
合計50問 

宅建士試験では、不動産取引に関する法律知識を中心に全50問が出題されます。出題形式は、すべて四肢択一のマークシート形式で、記述式問題は出題されません。

試験内容は、権利関係が14問、宅建業法が20問、法令上の制限が8問、税・その他と統計等(免除科目)が8問の合計50問です。それぞれの特徴や勉強法は、2章で詳しく解説します。

1-2.【ステップ②】合格に必要な点数を知る

次に、合格に必要な点数を把握しましょう。

宅建士試験は、毎年の合格点数が異なる相対評価の試験です。その年の受験者数、問題の難易度、ライバルの点数などによって合格ラインは変わってきます。直近10年間の合格点から推定される合格ラインは「36問/50問」以上が目安です。

【宅建士試験の合格ライン】

年度合格点
2025年度
(令和7年度)
33点
2024年度
(令和6年度)
37点
2023年度
(令和5年度)
36点
2022年度
(令和4年度)
36点
2021年度
(令和3年度)
[12月]
34点
2021年度
(令和3年度)
[10月]
34点
2020年度
(令和2年度)
[12月]
36点
2020年度
(令和2年度)
[10月]
38点
2019年度
(令和元年度)
35点
2018年度
(平成30年度)
37点
2017年度
(平成29年度)
35点
2016年度
(平成28年度)
35点

出典:(一財)不動産適正取引推進機構|試験実施概況(令和7年度以前10年間)

かつては、35点得点できれば安心だと言われていた時代もありました。

しかしここ数年、合格点は上昇傾向です。その年の難易度によっても異なりますが、35点を下回ると合格は難しくなります。満点を狙う必要はありませんが、毎年の合格点より少し高めを目標にすると良いでしょう。

1-3.【ステップ③】科目ごとの目標点を設定する

宅建士試験の合格には、最低でも「36問/50問」以上の得点が必要です。

それでは、どうやって「36問/50問」の得点を取得すればよいのでしょうか。さらに細分化して、科目ごとの目標点数を説明します。

【科目ごとの目標点数】

科目目標
権利関係14問中9問
宅建業法20問中17問
法令上の制限8問中5問
税・その他3問中2問
統計等(免除科目)5問中3問

権利関係は「14問中9問」、宅建業法は「20問中17問」、法令上の制限は「8問中5問」、税・その他は「3問中2問」、統計等(免除科目)は「5問中3問」の正答を目標にすると良いでしょう。

ここで最も意識して欲しいのが、各科目の出題数です。主要3科目である権利関係、宅建業法、法令上の制限だけで、50問中42問(全体の84%)を占めていることが分かります。そうすると、これらの科目をいかに効率的に攻略できるかが、合否に大きく影響します。

主要3科目の中でも、特に力を入れて勉強して欲しいのは「権利関係(民法)」です。権利関係(民法)は、法律的な考え方の基本となる科目です。これを得意にできれば、他の科目の得点力アップにもつながります。

1-4.【ステップ④】全体像を理解する

宅建士試験の勉強では、全体像を理解することが大切です。これができなければ、膨大な量の暗記が必要になり、すぐにパンクしてしまいます。

「いくら知識を覚えても、本試験で得点が伸びない」
「見たことのない問題が出ると、途端に正答できなくなる」
「過去問は解けるのに、あと一歩で合格ラインに届かない」

こういった悩みを抱える人は多いですが、大半は「暗記」に偏った勉強が原因です。宅建士のような法律系の資格試験では、「暗記」ではなく「理解」できているかが、合否に大きな影響を与えます。

一見遠回りに思えても、まずはかみ砕いて、全体像を理解する。
そうすることで、頭の中に法律の体系を構築する。

これを徹底することが、法律系の資格試験全般に共通した合格の秘訣です。力技で暗記するのではなく、あくまでも理解して、脳のキャパオーバーを防ぐことが宅建士試験に合格するポイントだと言えるでしょう。

1-5.【ステップ⑤】テキストと過去問を何度も往復する

全体像のイメージが掴めたら、テキストと過去問を何度も往復して、正確な知識を身につけていきます。このとき注意して欲しいのが、テキストと過去問、どちらに偏ってもダメなことです。

多くの人が陥りやすいのが、次のような失敗です。

【勉強法のNG例】

・ひたすらテキストばかり読み込んで、過去問を軽視する。
・テキストを軽視して、過去問ばかり取り組んでしまう。

どちらの勉強法も、効率的な得点力アップには結びつきません。特に、過去問ばかり取り組んでいる受験生は多いため、十分な注意が必要です。

合格者の中には、「過去問だけで合格できたよ!」と語る人もいますが、これは必ずしも正確ではありません。実際には、合格者の多くは過去問をやった後、テキストに戻っています。

【勉強法の正しい例】

・テキストで暗記した知識を、演習に活かしてアウトプットする
・演習で身につけた知識を、テキストに転記してインプットする

これを何度も何度も繰り返して、正確な知識を習得しましょう。

1-6.【ステップ⑥】模試でシミュレーションをする

試験間近になったら、模試を受験して、当日のシミュレーションを行います。

・時間配分はどうすればいいか
・自分が弱点としている科目、分野はどこなのか
・ライバルが正答できているのに、自分だけ取りこぼしている問題はないか
・イージーミスを防ぐにはどう対策すればよいか 等

模試を利用して、本試験当日に向けた最終チェックを行いましょう。ただし、模試を受験した後、復習に時間をかけ過ぎるのはおすすめできません。

模試はあくまでも「模擬」試験です。自分の弱点や実力を分析するための、判断材料に過ぎません。もちろん予想が的中する場合もありますが、基本的に合否に影響しないケースが大半を占めています。最終的にはテキストや過去問に戻って、基本的な知識を中心に復習を進めましょう。

2. 科目別に解説|宅建初心者向けの勉強法

宅建士試験は、大きく4科目に分かれます。まずは各科目の概要を掴み、その上で、自分に合った勉強法を見つけましょう。

「権利関係(民法など)」「宅建業法」「法令上の制限」「税その他、統計等(免除科目)」に分けて、初心者向けの勉強法を解説します。

2-1. 権利関係のポイント

宅建士試験で、最も重要な科目の1つが権利関係です。「全50問中14問」を占めており、試験の合否を左右する科目と言えるでしょう。

出題の中心は民法で、契約や権利義務に関する法律知識が問われます。苦手意識を持つ人が多いですが、法律の基本的な考え方が身につくため、14問という配点以上に力を入れるべき科目です。権利関係が得意になれば、他の科目の理解にもつながります。

勉強のポイントは、とにかく立ち止まらずに一周してみることです。最初は全体像を掴むのが難しく、理解できないと感じる人も多いですが、諦めずに進めていきましょう。毎日5分でも構いません。とにかく、民法を敬遠せず、日々触れ続けることが大切です。そうすると、全体像が頭に入ってきて、突然理解できる瞬間が訪れます。

分からなくなったら、事案を図で書いてみて、整理することも効果的です。立ち止まるのではなく、まずは手を動かして考えましょう。何度も繰り返すうちに、自然と民法の考え方が身に付いていきます。

※ 宅建の権利関係(民法)の学習のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

2-2. 宅建業法のポイント

宅建士試験で最も配点が大きく、得点源とするべき科目が宅建業法です。全体の40%を占めており、この科目で高得点を取ることが合格のカギを握っています。

宅建業法のポイントは、「法律の目的」を常に意識して勉強することです。

宅建業法の目的 → 消費者を保護すること

不動産取引において、宅建業者と一般消費者は、必ずしも対等な立場とは言えません。専門的な知識や経験を持つ宅建業者に対して、一般消費者のほとんどは、不動産取引に不慣れだからです。そうすると、宅建業者を規制して、一般消費者を保護するためのルールが必要となります。

そこで作られた法律が「宅建業法」です。つまり、宅建業法の条文は「消費者保護」という目的を達成する手段として書かれているのです。

この視点を持って学習を進めれば、条文が頭に残りやすくなります。単に暗記するのではなく、「法律の目的」を意識した勉強を行いましょう。条文の趣旨を理解することが、得点を伸ばすためのポイントです。

2-3. 法令上の制限のポイント

主要3科目の1つである法令上の制限では、50問中8問が出題されます。

都市計画法や建築基準法など、不動産の利用を制限する法律を学んでいく科目です。専門用語が多く、初心者に取っつきにくい部分もありますが、過去問が繰り返し出題されます。

従って、まずは過去問を解けるようになることが重要です。ある程度の暗記は必要ですが、逆に言えば、暗記だけでも一定の得点が期待できる科目だと言えるでしょう。用語の意味をしっかり理解し、過去問を通じて、頻出分野を重点的に演習することが効果的な勉強法です。

※宅建試験「法令上の制限」の攻略法について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

2-4. 税・その他、免除科目のポイント

税・その他、統計等(免除科目)では、不動産に関する税制や、統計などの基本的な知識を学習します。主要3科目ほど時間をかける必要はありませんが、基本的な知識は身に付けておきましょう。

難問・奇問は捨てても構いませんが、簡単な問題で他の受験生に差をつけられると、合格は難しくなります。出題傾向を把握し、基本的な問題や頻出論点について、確実に得点することを目標に勉強しましょう。

実務経験によっては、「登録講習」を受けることで免除される場合もあります。すでに宅建業者で働いている方は、チェックしてみましょう。いずれにしても、必要以上に時間をかけ過ぎるべきではありません。ある程度の割り切りは必要な科目だと考えてください。

3. 宅建初心者にオススメなのは独学?受験指導校?

宅建士試験の勉強法で最も迷うのが、「独学と受験指導校のどちらを選ぶべきか」という点ではないでしょうか?インターネット上にも様々な情報が乱立しており、多くの受験生が疑問を抱えているはずです。

「宅建士試験は、独学でも合格できる?」
「最初から、受験指導校を利用した方が良い?」

結論としては、「人によって異なる」が正解といえるでしょう。

勉強に充てられる時間や、学習環境、法律の学習経験によって、どちらを選ぶべきかが変わってくるからです。例えば、行政書士や司法書士に合格している人であれば、独学でも合格できるかもしれません。一方で、そもそも勉強が苦手な人の場合、独学ではあまりに時間がかかり、挫折してしまうかもしれません。独学で問題ない人もいれば、受験指導校を利用した方が良い人もいるのが実情です。

3-1. 独学 or 受験指導校を判断するポイント

独学か受験指導校かで迷ったら、「法律の学習経験」で判断すると良いでしょう。

宅建士試験の法律科目…中でも権利関係(民法)は、独学での習得が難しい科目です。ゼロから1人で学習すると「大量の暗記をしたのに得点が伸びない…」という結果になり兼ねません。

特に最近は、本試験の問題が難しくなっていると言われています。法律的な考え方を身に付けない限り、大きく得点は伸ばせないでしょう。過去問を何度も解いたのに、本試験で対応できなかったという人は多いはずです。

受験指導校では、過去問の知識を覚えるのではなく、背後にある考え方(解き方)を教わることができます。そうすると、知らない問題が出てきても、その場で考えれば正答を導くことができるようになります。

民法の解き方が理解できれば、法律科目の得点は目に見えて上がっていくでしょう。「民法を制する者は、宅建士試験を制する」と言っても過言ではありません。

伊藤塾では「2025年合格目標 宅建士合格講座」から、権利関係(民法)の学習を手厚くした「スタンダードコースプラス」を新たに開講しています。この講座では「権利関係」をしっかりと攻略することで、宅建士試験の全ての科目を得点源とすることを目指しています。

「これまで法律を学んだことがない」「権利関係の得点が伸びずに悩んでいる」という方は、ぜひ受験指導校の利用も検討してください。

※おすすめの宅建の通信講座について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

【宅建士】リニューアルした「2026年合格目標 宅建士合格講座」 のご紹介です!

YouTube thumbnail

4. 宅建士試験の勉強法に関するよくある質問(FAQ)

宅建士試験の合格率はどのくらいですか。

宅建士試験の合格率は、2025年度が18.7%で、近年はおおむね15〜18%台で推移しています。受験者のおよそ5〜6人に1人が合格する水準で、国家資格のなかでは挑戦しやすい難易度といえます。 合格率は一定の幅に収まるよう毎年調整される傾向があり、年度ごとの難易度に大きく左右されにくい点が特徴です。
出典:一般財団法人不動産適正取引推進機構「令和7年度宅地建物取引士資格試験結果の概要

宅建士試験の合格には、どのくらいの勉強時間や期間が必要ですか。

必要な勉強時間に公的な基準はありませんが、初学者の目安として一般に300時間前後が挙げられます。1日2時間の学習なら、5〜6か月ほどの準備期間が一つの目安になります。 法律の学習経験や1日に確保できる時間で必要量は変わります。期間が短い場合は、配点の大きい主要3科目へ集中する進め方が現実的です。

宅建士試験は独学と受験指導校(予備校)のどちらで対策すべきですか。

どちらが向くかは法律の学習経験で判断すると分かりやすいです。行政書士や司法書士など法律系の学習経験があれば独学も選択肢ですが、法律を初めて学ぶ場合は受験指導校で考え方から学ぶほうが遠回りになりにくいです。 独学は費用を抑えられる一方、権利関係(民法)でつまずきやすい傾向があります。学習時間の確保が難しい人ほど、体系立った指導の利点が大きくなります。

宅建士試験の勉強では、テキストと過去問のどちらを優先すべきですか。

どちらか一方に偏らず、テキストと過去問を往復するのが効果的です。テキストで理解した知識を過去問で確認し、間違えた論点をテキストに戻って復習する循環を繰り返すと、正確な知識が定着します。 過去問だけで合格したという声もありますが、多くの合格者は過去問を解いた後にテキストへ戻っています。過去問演習に偏りすぎないよう注意しましょう。

宅建士試験の初心者は、まず何から勉強を始めればよいですか。

最初に取り組むべきは、試験内容と合格ラインの把握です。出題は全50問で、科目ごとの配点と目標点を知ったうえで、全体像の理解、テキストと過去問の往復、模試という順に進めると、初心者でも学習の道筋が見えやすくなります。 いきなり暗記から入ると知識が断片的になりがちです。まず試験の全体像をつかんでから個別論点に進むと、効率よく得点力を伸ばせます。

宅建士試験は、どの科目をどの順番で勉強すると効率的ですか。

配点が大きく得点源にしやすい宅建業法と、法律の土台になる権利関係(民法)を軸に据えるのが基本です。なかでも権利関係は理解に時間がかかるため早めに着手し、暗記中心の法令上の制限や税・その他は後半に固めると効率的です。 権利関係(民法)の考え方が身につくと、他科目の理解も進みやすくなります。配点14問以上の価値を持つ重要科目と位置づけましょう。

宅建士試験は難しいですか。初心者でも合格できますか。

合格率がおおむね15〜18%台の難関試験ですが、初心者からの合格は十分に可能です。法律未経験から合格する人は毎年多く、丸暗記ではなく全体像の理解を重視し、正しい手順で学習を継続することが合格の分かれ目になります。 受からない原因の多くは、過去問の丸暗記に偏り、背後の考え方を理解できていない点にあります。理解中心の学習に切り替えると得点は伸びやすくなります。

宅建士試験に短期間(3か月程度)で合格することは可能ですか。

1日の学習時間を十分に確保できれば、3か月程度の短期間で合格する人もいます。ただし配点の大きい主要3科目に絞り、権利関係(民法)の理解と過去問演習を高密度で進める必要があり、学習経験が浅い人にはやや負担の大きい進め方です。 主要3科目(権利関係・宅建業法・法令上の制限)だけで全50問中42問(約84%)を占めます。時間が限られるほど、この3科目への集中が現実的な戦略になります。

宅建士試験の勉強に、アプリやYouTubeは活用できますか。

スキマ時間の過去問演習や用語確認には有効です。ただし断片的な知識になりやすいため、テキストで体系を押さえる学習の補助として使うのが適切です。学習の主軸はテキストと過去問の往復に置くと、知識の抜け漏れを防げます。 移動中はアプリで一問一答、机に向かえる時間はテキストと過去問、といった使い分けが効果的です。情報の新しさと出典の確かさは必ず確認しましょう。

宅建士試験の模試はいつ受け、どう活用すればよいですか。

模試は試験直前期に受け、本番のシミュレーションとして活用します。時間配分の確認や、弱点科目・取りこぼしやすい論点の洗い出しに役立ちます。結果の点数そのものより、間違えた原因を分析することが大切です。 模試の復習に時間をかけすぎる必要はありません。あくまで実力把握の材料と位置づけ、最終的にはテキストと過去問に戻って基礎を固めましょう。

5. 宅建士試験初心者の勉強方法・科目別の攻略法まとめ

最後に、今回の記事のポイントをまとめます。

◉初心者から宅建士試験に合格する勉強法

1.まずは試験科目を知る
2.目標とする点数を決める
3.具体的な戦略を立てる
4.かみ砕いて全体像を理解する
5.テキストと過去問を何度も往復する
6.模試でシミュレーションをする


◉宅建士試験でメインとなる科目は「権利関係(民法)、宅建業法、法令上の制限」
◉主要3科目だけで「42問/50問(84%)」を占めている
◉中でも権利関係(民法)を理解できるかは合否のカギを握っている
◉独学が難しいと感じたら、受験指導校を利用することも検討するべき

以上です。

宅建士試験は、決して簡単な試験ではありません。しかし、正しい勉強をすれば、初心者からでも十分に合格できる試験です。

本記事が参考になった、役に立ったと感じたら、ぜひ法律資格専門の指導校である伊藤塾をご活用ください。

伊藤塾 宅建士試験科

著者:伊藤塾 宅建士試験科

宅地建物取引士資格を保有する講師・合格経験者で構成された専門チームが監修・執筆しています。毎年20万人以上が受験する宅建士試験について、民法改正の実務的影響・科目別の攻略法・効率的な学習スケジュールまで、法律指導のプロが正確にお届けします。