厚生労働省・一般職の仕事と私の志望理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
合格後を考える
2023年03月06日

皆さん、はじめまして!
私は、2022年度に国家一般職採用試験(行政区分)に最終合格し、厚生労働省本省(厚生行政)より内定を頂きました。
そこで、厚生労働省(厚生行政)の仕事内容とその魅力、私の志望理由について簡単にご紹介しようと思います!皆さんが、今後進路を考えるにあたって、少しでも参考になれば幸いです。

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【目次】
1.厚生労働省の仕事
皆さんは厚生労働省の業務といえば、どのようなものをイメージされますか?
ここ数年では、新型コロナ対策にまつわる案件がよく話題になっていますね。
厚生労働省は、「ひと、くらし、みらいのために」をキャッチフレーズに掲げ、健康、医療、子ども、子育て、福祉、介護、雇用、労働、および年金に関する行政ならびに復員、戦没者遺族の援護、旧陸軍、海軍の残務処理を所管しています。
その中でも、私が内定を頂いた「厚生行政」では、医療や保険、福祉、年金、衛生など、いわゆる社会保障分野の業務に携わることになります。
入省後には、①医療・保険、②福祉、③衛生、④年金、⑤官房、の5つの人事グループのいずれかに振り分けられ、それぞれの人事グループを中心としたキャリアパスを歩むことになります。
つまり、各行政分野のスペシャリストになることができます!
厚生労働省では、一般職、総合職だけでなく、民間企業や自治体からの出向者や、医系技官など様々な職種の職員が働いています。
2.私が「厚生労働省」を志望した理由
私は、国家公務員を志望する上で、「すべての国民が安心して暮らせる社会」を実現したいと思っていました。そしてこの理想を実現するには、医療や福祉、年金など国民の日常生活に深く関わる厚生労働省が一番だと考えるようになりました。
特に、私は「がん対策」や「難病・結核感染症対策」など、病気にまつわる施策に関心があり、入省後にはそのような施策に携わりたいと思っています。
皆さんのなかには、志望官庁をまだ決めきれていない方も多いと思います。そのような方は、「そもそも、なぜ自分は国家公務員を志すのか」について考えてみるのもいいと思います!
3.長丁場の公務員試験を乗り越えられた秘訣
公務員試験は長丁場です。
一次試験の試験日から、内々定を頂くまで最短でも2カ月程度かかります。体力面では、一次試験の筆記対策が大変ですが、精神面では、一次試験後の方がしんどいと思います。私は、大学の友人に精神面でかなり助けてもらいました。日頃からお互いに励まし合ったり、愚痴を言いあったり…(笑)
もちろん、伊藤塾のスタッフさんも皆さんを最大限にフォローしてくださります。ですが、同じ目線・立場で話ができる身の回りの友人を1人でも見つけておくことをお勧めします!
また、一次試験前の筆記対策は今思い返しても辛かったです。部活やバイトなどを休んで、夜遅くまで大学の図書館で黙々と勉強を続ける日々…誰がどう見てもしんどいですよね。
モチベーションが下がっていくこともありましたが、その時は、志望官庁の業務説明会に参加するようにしていました。もちろん、職員の方からお話を聞くだけでも十分モチベーションは保たれますが、説明会に参加している他の受験生の顔を見ることで、自然と「負けられないな」と思うようになりました。
国家一般職対象の業務説明会は、一次試験が終わってから始まることが多いですが、総合職対象の説明会は夏頃から始まっていますので、一般職志望の方も総合職の説明会にぜひ参加してみてください!
4.公務員試験を通じて成長した点は
正直、公務員試験は楽ではありません。辛いことの方が多いです。
ですが、私は公務員試験を通じて忍耐力など精神力が鍛えられ、成長できたと思っています。
目指す進路について、あれこれ迷うことも多いと思いますが、友人や家族、伊藤塾スタッフ・講師など周りの人たちに支えてもらいながら、ぜひ最後まで頑張ってほしいと思います。
皆さんが、ご自分にとって納得のできる選択ができることを心よりお祈りいたします。
