「千年の都」京都府職員の仕事。「公務員になるには」を内定者が紹介!

公務員の基本情報

2023年03月21日

皆さん、はじめまして。
私は大学二回生の夏から伊藤塾で公務員試験勉強を始め、2022年度に京都府庁から内定をいただきました。

そこで、京都庁の仕事内容、自分が京都府庁を志望した理由を紹介し、京都府の魅力を知っていただければと思います。
皆さんが今後志望先を考える一助けになれば幸いです。

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1.地方部の魅力発信・課題解決も京都府の仕事

まず京都府庁がどのような仕事をしているかを紹介します。

京都府庁では府全体の行政に関する業務を行っており、市民への福祉政策から始まり観光・地域振興まで、様々な種類の仕事があります。

京都府は「千年の都」と呼ばれる他にも「もう一つの京都」というコンセプトのもと、「海の京都」や「森の京都」、「お茶の京都」といった、行政的観点から見て、京都市のような都会が抱える課題解決だけでなく、様々な地方部の魅力発信、課題解決に取り組めるという魅力があります。

2.私が京都府を志望した理由と府と市で迷っている方へ

私が公務員を目指したのは、両親共に公務員として働く姿を幼い頃から見てきたことが大きいです。たまに両親の職場を訪問することもあり、市民と行政機関の架け橋的存在として働く姿に憧れを抱きました。
また、高校生時代から南丹市の美山町に遊びに出かけたり、保津川の渓流を眺めにハイキングに出かけたりと、色々な地方部へ訪れたことで「京都の地方が持つ魅力を損なわないために自分も何か助力できないか」と考えるようになり、京都府を志望するようになりました。

府庁・県庁は、一つの都市に限定せず全体の課題を解決するために業務に携わる一方で、市役所は行政機関の中で一番市民と距離が近く、市のための業務に携わります。
このように府庁や県庁と市役所では業務の規模が違うという違いがあるため、志望先がまだ具体的に絞り切れていない方や迷っている方は、自分の気になっている市役所や府庁・県庁が開催する業務説明会に参加してみてください。
説明会の中には現職員の方が自身の業務内容や一日のスケジュール、Q&Aなどを行ってくれることもありますので、業務説明会の参加は強くオススメします。きっと皆さんの不安も解消してくれるでしょう。

3.公務員試験で大事なのは「モチベーションの維持」

私が公務員試験でもっとも大事だと考えることは「モチベーションの維持」です。私が二年間公務員試験勉強をしてきて一番辛かったことは、小論文がいつまで経っても書けなかったことでも模擬テストの点数が伸びなかったことでも無く、毎日続けて勉強することでした。

公務員試験は長期間にわたっていろいろな科目の学習をしなければなりません。勉強の道半ばでやる気が無くなってもダメですし、公務員試験間近でスパートを掛けられ無くてもいけません。

そこで私は、近くに同じ公務員試験を受ける仲間を作ることでモチベーション低下を防いでいました。
同じ勉強を頑張る仲間が近くにいることで「皆も勉強を頑張っているから自分も負けられない」と自分に発破をかけられますし、なにより試験の情報交換や仲間同士で抵抗なく悩みを打ち明けることもできます。
私の大学の友達で公務員志望は少なかったので、伊藤塾のゼミはとても役立ちました。ゼミに参加することで、勉強面で助けになることはもちろん、時折ゼミ生同士の交流会も開いてくれるので同じ公務員を目指す仲間を気軽に作り交流することもできます。是非活用してみてください。

以上、3つのことについて書かせていただきました。
皆さんが将来第一志望先で働けるよう応援しています。頑張ってください。

伊藤塾 公務員試験科

著者:伊藤塾 公務員試験科

伊藤塾公務員試験科は一人ひとりの学習経験や環境に応じた個別指導で毎年多くの行政官を輩出しています。このコラムでは将来の進路に「公務員」を考えている皆さんへ、仕事の魅力や試験制度、学習法など公務員を目指すための情報を詳しくお伝えしています。