私が入国管理局の仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
合格後を考える
2024年04月29日

皆様、こんにちは。
私は2023年度に受験し、地方出入国在留管理局で勤務予定の者です。今回は、仕事内容や志望した理由、公務員試験についてお伝えできたらと思います。

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【目次】
1.「出入国在留管理局」の仕事
地方出入国在留管理局は、法務省出入国在留管理庁の地方支分部局です。全国で8箇所に置かれており、出入国管理行政を担っています。
主な業務内容は、入国審査や在留審査、外国人の受け入れ環境整備、難民認定などです。海外旅行の際に、空港で受ける入国審査は身近に感じる方もいるのではないかと思います。他にも、外国人材の受入れや在留支援など、受け持つ政策は多岐にわたります。
外国人の受入れが拡大している中、共生社会の実現や国の安心・安全のために重要な役割を果たしています。
2.私が「出入国在留管理局」を志望した2つの理由
私が出入国在留管理局を志望した理由は、大きく分けて二つあります。
一つ目の理由は、入国審査官として国際的な現場で、国民の安全のために働くことに憧れ、やりがいがあると感じたからです。入国審査官には、出入国在留管理局で数年の勤務を経てなることができます。そのため、入局を志望しました。
二つ目の理由は、外国人の受け入れに関する政策に関心があったからです。上記したように、出入国在留管理局の業務は、外国人に関する政策を幅広く担うものとなっています。自身が興味のある分野において、経験と知識を生かしながら働きたいという思いを実現できると考えました。
公務員として行政に携わりながら、国際的な分野で治安維持に貢献できる。
そのような仕事は中々ないと思っています。
3. 2度の公務員試験受験経験を経て
公務員試験では勉強すると同時に、志望先を考える必要があります。ぜひ幅広い選択肢を検討してみてください。私自身も最初は興味のなかった官庁に、最終的には官庁訪問をしました。
また、業務内容に興味はあっても、職場の雰囲気が合わないと感じることもあります。そのため、説明会や職場見学などにご自身の足で出向くことが重要だと思います。
また、私は公務員試験を2度受験しています。
その経験を踏まえてお話しできるのは、万が一うまくいかなくても大丈夫だということです。
2年かけたからこそできた経験があり、出会えた方々がいます。
更に、自分とより深く向き合えたことで、納得のいく道を決めることができました。
試験直前期などは不安になることもあると思いますが、どのような結果も糧にできるから大丈夫だと、自分を信じてみてください。不安な気持ちに負けず、実力を発揮できると思います。
今回のコラムが少しでもお役に立てていれば幸いです。皆様が納得のいく進路に進まれることを、陰ながら応援しています。
