私が東京入管の仕事を選んだ理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!
合格後を考える
2024年04月17日

こんにちは。私は2023年度に東京出入国在留管理局から内定をいただきました。
今回は、東京出入国在留管理局の業務の魅力についてお話ししていこうと思います。
今後、皆さんが志望先を検討する際に少しでも参考になればたいへん嬉しく思います。

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【目次】
1.「東京出入国在留管理局」の仕事
まず、東京出入国在留管理局、通称東京入管とはどのような機関なのか、簡単に説明させていただきます。
東京出入国在留管理局は、法務省の外局である出入国在留管理庁の地方支部局の1つです。東京都に本局がありますが、埼玉県や千葉県など都外の地域も広く管轄しています。
仕事内容について一口で言うと、日本国内における外国人の出入国や在留の管理です。その業務は多岐に渡りますが、外国人を対象とした入国審査、在留支援、違反審査、難民認定、共生社会の実現に分けられます。
これらは、入管の「5つの柱」とも呼ばれる、重要かつ代表的な職務です。
2.国際社会全体の安定に寄与することができる
東京入管の様々な業務の中で、私が特に興味を抱いたのは、空港での入国審査です。
空港で働くことに対して子どもの頃から漠然と憧れを持っていたことに加えて、不法に入国しようとする者を水際で摘発して日本国民の安全な暮らしを陰から支えるという最前線の業務に魅力を感じ、自分も職員としてその任務に携わりたいと考えるようになりました。
東京入管での業務のほとんどは、外国人を相手に行われます。業務上、日本国民とはあまり関わらないため、国家公務員の中でも珍しい立ち位置の仕事だと言えます。不法入国者や不法滞在者を取り締まることで間接的に国民を守るという業務には、他の職業では得難いやりがいが詰まっていると考えています。
国際化の進展により国境の壁はどんどん希薄になっており、海外で生活することを選択する人は少なくありません。加えて、国内での人手不足による海外からの人材の流入や、各国での紛争の勃発による避難民等、日本で暮らす外国人はますます増加しています。
このような点から、私は、出入国在留管理という仕事は、日本国民の生活を支えることはもちろん、国際社会全体の安定に寄与することができると考えています。昨今の複雑かつ激しい国際情勢を鑑みると、入管は今後ますます存在感が増していき、重宝されるようになる機関だと考えられます。
以上、東京出入国在留管理局についてお話ししました。
海外に関心がある方には特におすすめの職場です。少しでも皆さんの進路選択の参考になることができれば幸いです。応援しています。
