行政書士試験の「時間配分」を科目別に解説・時間が足りない方は必見
試験詳細
【記事のポイント】
- 合否の鍵:行政書士試験は午後1時から4時までの180分で60問を解く長丁場です。時間に余裕はなく、科目ごとの配分を事前に決めておくことが合否を左右します。
- 目安配分:基本の目安は、法令択一95分・基礎知識40分・多肢選択15分・記述式25分・見直し5分以上です。科目の性質に応じて自分なりに調整します。
- 失敗回避:総合180点で合格できるため全問正解は不要です。解けない問題は飛ばし、解く順番を固定して、解ける問題を確実に取ることが大切です。
- 最終確認:最低5分の見直し時間を残し、マークのズレや設問の取り違えを点検します。正解が分かっていても転記ミスで失点する例は珍しくありません。
行政書士試験では、「時間配分が命」と言っても過言ではありません。
模試や過去問で合格レベルの成績を収めている受験生でも、時間配分で失敗すると本番で失敗する可能性が高くなります。
「時間が足りない」という失敗を防ぐには、次のような時間配分で進めていきましょう。

上記を基本にしつつ、自分なりの「解答の流れ」を確立しておくことが大切です。模試や過去問で繰り返し練習しておけば、本番でも最大限の実力を発揮できるでしょう。
本記事では、次の点を取り上げました。
◉この記事を読んで分かること
・行政書士試験の時間配分の目安
・科目ごとの細かな時間配分
・自分の解答ペースを確認する方法
・時間配分で失敗しないポイント など
行政書士試験の時間配分でお悩みの方は、是非ご一読ください。
【目次】
1. 行政書士試験の時間配分の目安
行政書士試験は、午後1時から4時の「3時間(180分)」で実施されます。
長丁場ではあるものの、時間が余る試験ではありません。むしろ「足りない」と感じる人が大半を占めています。
本番で実力を発揮するには、予め時間配分を決めておくことが必要です。次のイメージを念頭に置きつつ、自分なりの時間配分を身に付けましょう。
各科目の内訳についても、詳しく説明します。
1-1. 法令科目(択一式)の時間配分|95分が目安
法令科目(択一式)40問は、95分で解くことを目安にしましょう。
【法令科目(択一式)のイメージ】
| 時間配分 | 問題数 | 1問あたり の目安 | |
| 基礎法学 | 5分 | 2問 | 2分30秒 |
| 憲法 | 15分 | 5問 | 3分 |
| 行政法 | 30分 | 19問 | 1分30秒〜 |
| 民法 | 30分 | 9問 | 3分20秒〜 |
| 商法 | 15分 | 5問 | 3分 |
| 合計 | 95分(40問) | ||
大切なのは、シンプルに「95分÷40問=2分22秒」と考えるのではなく、科目や問題の性質に応じて配分を変えることです。
例えば「行政法」は、知識さえあれば時間をかけずに正誤判断できる問題が多いです。テンポ良く解けるので、1問あたりにかける時間も短くて良いでしょう。問題によっても異なりますが、平均すると「1問あたり1分30秒」が目安になります。
一方、民法を解くには、それなりの時間が必要です。特に事例問題では、選択肢ごとに状況が異なるケースが多いです。5つの選択肢それぞれに時間をかけて考えなければ解答できないので、必然的に時間がかかるでしょう。時間配分に絶対的な正解はないので、何度も過去問や模試を解いて、自分なりの目安を探っていくことが大切です。
※行政書士試験の行政法・民法の勉強法について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
①. 商法を捨てる場合(短期合格を目指す場合)
半年以内での合格を目指す場合は、商法を捨てるケースもあります。その場合は、空いた時間を民法・行政法にあてると良いでしょう。
【商法を捨てる場合のイメージ】
| 時間配分 | 問題数 | 1問あたり の目安 | |
| 基礎法学 | 5分 | 2問 | 2分30秒 |
| 憲法 | 15分 | 5問 | 3分 |
| 行政法 | 40分 (+10分) | 19問 | 2分程度 |
| 民法 | 35分 (+5分) | 9問 | 4分程度 |
| 商法 | 0分 | 5問 | ー |
| 合計 | 95分(35問) | ||
短期合格では、商法を捨てて生み出した時間をいかに有効活用するかが、合格のカギを握っています。行政法と民法を中心に「基本的な問題を取りこぼさない」ことを徹底しましょう。
※行政書士試験の短期合格を目指す勉強法について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
1-2. 多肢選択式の時間配分|15分が目安
多肢選択式では、3問を15分程度で解きましょう。1問あたり5分が目安です。
| 時間配分 | 問題数 | 1問あたり の目安 | |
| 憲法 | 15分 | 1問 | 5分 |
| 行政法 | 2問 | 5分 |
多肢選択式は「文章理解」に近い問題が多く、解答に時間がかかる場合があります。
すぐに判別できる空欄から埋めていき、分からない箇所は一旦飛ばすことも1つの方法でしょう。受験する年によっては、令和6年試験のように超難問が出る場合もあります。考えすぎると、泥沼にはまって大失敗してしまうので注意しましょう。
必ず1問あたりの時間配分を決めておいて、「大幅にオーバーする前に見切りをつける」という意識をもっておくことが必要です。
1-3. 記述式の時間配分|25分が目安
記述式は、3問を25分程度で解くのが目安になります。
| 時間配分 | 問題数 | 1問あたり の目安 | |
| 民法 | 25分 | 2問 | 7分〜8分 |
| 行政法 | 1問 | 7分〜8分 |
記述式のポイントは、解けそうな問題から優先的に取り掛かって部分点を狙うことです。実は「記述式が解けなかった」という人と同じくらい、「記述式で時間をかけすぎて、択一式の時間が足りず失敗した」という人もいます。他の時間をひっ迫しないためには、あくまでも「できる範囲で解答する」という意識が欠かせません。
完璧な答案を目指すのではなく、部分点を意識して、分かる問題から解答していきましょう。
1-4. 基礎知識科目の時間配分|40分が目安
基礎知識科目は、40分で14問を解くのが目安です。1問あたり2〜3分をイメージすると良いでしょう。
| 時間配分 | 問題数 | 1問あたり の目安 | |
| 諸法令 | 20分 | 9問 | 2分〜3分 |
| 情報通信・ 個人情報保護法 | |||
| 一般知識 | |||
| 文章理解 | 20分弱 | 3問 | 6分〜7分 |
基礎知識科目では、ここ数年、難易度の低い問題が増えています。
特に、一般知識(政治・経済・社会)では、一見「分からない」と思っても、きちんと読めば常識的に判断できるパターンが多いです。「あまり勉強していないから、時間をかけたくない」という人もいますが、非常にもったいありません。法令科目の時間が足りなくても、基礎知識科目に充てる時間は必ず確保しましょう。
なお、文章理解についても、最近は非常に解きやすい問題が続いています。5分以下で解ける問題も多いので、浮いた時間は法令科目にあてましょう。
※行政書士試験の文章理解の攻略法について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
1-5. 最終チェック(見直し)|最低5分は確保する
最後に、必ず最終チェック(見直し)の時間を確保することが必要です。
最低でも「5分以上」、ミスが多いなら「10分〜15分」はあったほうが良いでしょう。問題を解くときも一定の間隔でチェックするべきですが、それだけでは不十分です。
・マークシートが一欄ずつズレていた
・「妥当なもの」「誤っているもの」を間違えて回答していた
・組み合わせを間違えて回答した
・正解が分かっていたのに、転記ミスで不合格になった など
最後に5分〜10分のチェック時間を確保するだけで、上記のような失敗を防ぐことができるのです。「ケアレスミスさえ無ければ、180点に達していたのに…」という声は、毎年数多く聞こえてきます。合否に影響することはもちろん、合格発表まで「もしかしたら…」という不安を抱え続けることにもなりかねません。
無駄な失点を防ぐためにも、必ず最終チェックに充てる時間を残しておきましょう。
2. なぜ試験時間が足りない?自分の時間配分を確認する方法
本番で時間が足りなくなるのは、「科目ごとに必要な解答時間」を把握できていないことが原因です。「各科目にどれだけの時間がかかるのか」…自分のペースを知らないまま本番に臨んでしまうため、時間配分で失敗してしまうのです。
では、各科目の解答時間を把握するにはどうしたら良いのでしょうか?最も効果的な方法は、実際に自分の解答ペースを測定することです。過去問や模試を利用し、各科目(1年分)の問題を解く時間を測って、平均値を出してみましょう。この作業を複数年分繰り返せば、自分の解答ペースが明確になります。
【(例)民法のケース】
① 令和5年の民法に要した時間:24分
② 令和4年の民法に要した時間:29分
③ 受験指導校の模試(民法)に要した時間:37分
↓
「平均すると「90分÷3年=30分」だから、民法の時間配分は30分が目安か」 「5分ほど余りそうだから、行政法の時間を増やせるかもな…」 など
ただし、実際には本試験当日の緊張も考慮しなければいけません。そうすると、本番で必要な時間は「平均より1〜2割増し」で考えておいたほうが良いでしょう。
試験時間が足りない原因を突き止め、対策を立てるためには、自分の解答ペースを把握することが欠かせません。まずは自分の解答時間をチェックした上で、改善する方法を探っていきましょう。
3. 行政書士試験の時間配分で失敗しない方法
では、行政書士試験の時間配分で失敗しないためにはどうすれば良いのでしょうか?
効果的な対策を3つご紹介します。
・自分にあった解き方(順番)を見つける
・分からない問題は飛ばす
・問題文の読み方を工夫する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3-1. 自分にあった解き方(順番)を見つけておく
自分にあった解き方(順番)は、必ず見つけておきましょう。60問をどこから解くかによって、時間配分や試験中の精神的な負担が変わってくるからです。
いくつかのパターンを試してみて、自分が解きやすい順番を探ってみましょう。
参考までに、これまでの合格者に多いのは次の2パターンです。

特にこだわりがなければ、このいずれかで進めていけば良いでしょう。
なお、メンタルに自信がない場合は「②行政法(8問目)から解く」ほうが良いかもしれません。1問目から解くと「基礎法学(1〜2問)→憲法(3問〜7問)」の流れで、いきなり心が折られてしまうリスクがあるからです。
ここ数年の傾向として「憲法(3問〜7問目)」の問題が急激に難化しています。さらに1〜2問目に出題される「基礎法学」はそもそも対策しづらい科目です。1問目から解くのであれば、「1問目〜7問目までは解けなくても気にしない」と割り切っておいた方が良いでしょう。絶対的な正解があるわけではないので、自分の性格や得意・不得意などを踏まえて、解きやすい順番を探してみてください。
3-2. 分からない問題は飛ばす
分からない問題は思い切って飛ばしてしまいましょう。
行政書士試験では、全ての問題に正答する必要はないのです。あくまでも「180点(60%)」取れば合格できることを忘れないようにしましょう。本試験の当日は、「必ず」次のような問題に出くわすはずです。
・過去問で見たことがない問題
・考えても全く分からない難問
・超マイナー知識を問う問題 など
焦ってしまう気持ちは分かりますが、こういった問題が解けなくても合否には影響しません。むしろ難問・奇問に時間をかけて、本来解けるはずの問題を落とすことを警戒すべきです。難しい問題は、「あ、時間配分で失敗させるための問題だな。その手には乗らないぞ」と割り切って、次の問題に進むことが大切です。
3-3. 問題文の読み方を工夫する
問題文の読み方を工夫することで、解答時間を短縮できる場合もあります。
例えば、次のような方法が考えられます。
・問題文を「スラッシュ/」で区切りながら読んでみる
・重要なキーワードをマーカーで塗りながら問題を読む
・図を書きながら問題を読んでみる(特に民法)
・正誤の誤りを防ぐために「文末(妥当なものはどれか・誤っているものはどれか)等」に印を付けながら読んでみる など
ちょっとした工夫を重ねるだけでも、処理速度は格段に変わってきます。自分なりの工夫を見つけて、少しずつ訓練しておきましょう。
4. 行政書士試験の時間配分は、模試や過去問で何度も練習しよう
ここまで、行政書士試験の時間配分の目安や失敗しないポイントを伝えてきました。
いずれも合格者も活用している有効な戦略ですが、本番でいきなり実践することは避けるべきです。自分に合った方法が見つかったら、必ず模試や演習で練習しておきましょう。
・時間を図りながら、過去問を何年分か解いてみる
・模試や答練で色々なパターンを試してみたりする など
間違っても、本番でいきなり解き方を変えることはしないでください。
試験本番は独特の緊張感があるため、普段とは異なる心理状態になる人が少なくありません。本番で突然、次のような行動を取って失敗する受験生もいるので、十分に注意が必要です。
・いつも1問目から解いているのに、当日だけ行政法から始めて、時間配分を間違える
・突然、天の声が聞こえてきて、新しい方法を試して失敗する
・記述式の問題が気になり、いきなり記述式から始めて時間が足りなくなる など
本試験で最も大切なのは、普段通りの解き方を実践することです。
どうしても浮ついてしまう場合は、試験開始直後、問題冊子に「焦らない」と書いておきましょう。焦らず、冷静にいつもどおりの実力を出せば、必ず結果はついてきます。日頃から、時間配分を意識した練習を積み重ねていきましょう。
※行政書士試験の模試の活用法について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
5. 行政書士試験の時間配分に関するよくある質問(FAQ)
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行政書士試験の出題数と配点はどうなっていますか。
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行政書士試験は60問300点満点です。内訳は、法令等科目が択一式40問160点・多肢選択式3問24点・記述式3問60点の計46問244点、基礎知識科目が択一式14問56点です。 1問あたりの配点は択一式4点、多肢選択式8点、記述式20点です。記述式は1問の比重が大きく、貴重な得点源になります。
出典:行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験合否判定基準」
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行政書士試験の合格点は何点ですか。
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合格点は、総合得点が300点満点中180点以上です。ただし総合点だけでなく、法令等科目で122点以上、基礎知識科目で24点以上という科目別の基準も同時に満たす必要があります。 総合で180点に届いても、法令等が122点未満、または基礎知識が24点未満だと不合格です。この科目別の基準は足切りと呼ばれます。
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「試験時間」と「勉強時間」は同じ意味ですか。
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別の概念です。試験時間は本番当日に問題を解く制限時間で、行政書士試験では午後1時から午後4時までの180分を指します。一方の勉強時間は、合格までに積み上げる学習の総量を指し、当日の制限時間とは別物です。 検索ではどちらも「時間」で表れますが、当日の時間配分を考える場面で基準になるのは180分の試験時間です。
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記述式と択一式では、どちらの時間配分を優先すべきですか。
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配点の比重と得点の取りやすさで考えると、択一式を先に確保し、記述式は解ける問題から部分点を狙う進め方が現実的です。択一式は1問4点で40問あり安定した得点源になる一方、記述式は1問20点と高配点でも完答の難度が高めだからです。 記述式3問に時間をかけすぎて択一式を落とすと、総合点を大きく失います。記述式は取り組む時間の上限を決めておくと安全です。
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行政書士試験は何時から何時までで、途中退室はできますか。
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行政書士試験は午後1時から午後4時までの180分間で行われます。途中退室には制限があり、試験開始から午後2時30分までと、試験終了前の10分間は退室できません。集合時刻は午後0時20分です。 試験開始から30分(午後1時30分)を過ぎると受験できません。午後2時30分より前に退室すると、受験放棄として欠席扱いになります。
出典:行政書士試験研究センター「令和7年度行政書士試験のご案内」
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試験会場に時計はありますか。時間配分はどう管理しますか。
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試験室に時計は用意されていません。時間配分の管理には、自分で持ち込んだ腕時計または懐中時計を使います。持ち込めるのは1個に限られ、計算機能や通信機能の付いた腕時計(スマートウォッチなど)は使えません。 置時計は使用できません。アラーム機能は事前に解除が必要で、試験中に音が鳴ると不正行為とみなされる場合があります。
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本番で「時間が足りない」と感じるのは普通のことですか。
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多くの受験生が同じ感覚を持ちます。行政書士試験は60問を180分で解くため、時間に余裕がある試験ではありません。足りないと感じる原因の多くは、科目ごとの解答ペースを把握しないまま本番を迎えることにあります。 過去問や模試で各科目の所要時間を測り、本番は平均より1〜2割増しで見積もると、当日の時間切れを防ぎやすくなります。
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商法を解かずに捨てると合格できなくなりますか。
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商法を解かない戦略でも合格は可能ですが、注意点があります。商法は択一式5問20点分のため、捨てると失点します。法令等科目には122点以上という基準があるので、商法以外の法令科目で確実に得点を積む前提が欠かせません。 商法を捨てて生まれた時間は、配点の大きい行政法・民法に振り向けるのが定石です。基本問題を取りこぼさない意識が大切になります。
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マークシートの転記ミスを防ぐ時間管理のコツはありますか。
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解答時間とは別に、見直しの時間を確保することが有効です。最低5分、ミスが多い人は10〜15分を残し、マークのズレや「妥当なもの」「誤っているもの」の取り違えを点検します。正解が分かっていても転記ミスで失点する例は珍しくありません。 一定の間隔で解答番号と問題番号の対応を確認しておくと、最後にまとめて見直すより負担が小さくなります。
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試験中に時間配分が崩れたら、どう立て直せばよいですか。
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崩れたと気づいた時点で、解けない問題を思い切って飛ばす判断が有効です。行政書士試験は総合180点で合格できるため、全問正解は不要です。難問に固執せず、解ける問題を確実に取ることで総合点を守れます。 1問あたりの時間上限を事前に決め、超えたら印を付けて次へ進むと、後半の科目や見直しの時間を圧迫しにくくなります。
6. 行政書士試験の科目別「時間配分」まとめ
最後に、今回の記事のポイントをまとめます。
- 行政書士試験の時間配分
| 科目 | 時間配分 |
| 法令択一 | 95分 |
| 基礎知識科目 | 40分 |
| 多肢選択式 | 15分 |
| 記述式 | 25分 |
| 最終チェック | 5分以上 |
| 合計 | 180分 |
- 過去問や模試を使って自分の解答ペースを測定してみると良い
- 時間配分のポイントは次の3つ
・自分にあった解き方(順番)を見つける
・分からない問題は飛ばす
・問題文の読み方を工夫する
- 本番で突然、時間配分を変えることはNG
- 模試や過去問で何度も練習して「自分なりの解き方」を確立する
以上です。
行政書士試験は、解答時間に余裕がある試験ではありません。本番で実力を発揮するためにも、模試や過去問を活用して、何度も時間配分を確認しておきましょう。
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