地方運輸局の仕事の魅力と私の志望理由。「公務員になるには」を内定者が紹介!

合格後を考える

2023年01月31日

皆様、はじめまして!
私は、2022年度に地方運輸局から内定をいただきました。
そこで地方運輸局の業務内容の紹介と志望した理由について簡単にご紹介したいと思います。
皆様が今後、進路を考える上で参考になれば幸いです。

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1.地方運輸局の仕事

はじめに地方運輸局の業務内容を紹介します。

地方運輸局は、国土交通省の地方支部局の一つです。
そもそも国土交通省は、国土の利用、開発および保全、そのための社会資本の整備、交通政策の推進、気象業務の発展並びに海上の安全および治安の確保などを担う官庁です。

その中で地方運輸局は、自動車・鉄道・船舶に関する業務を担当しています。自動車の登録(ナンバープレートの交付)及び点検(車検)、運送業者の許認可・監査、公共交通機関の維持・確保・活性化、観光振興といった多岐に渡る業務があります。

2.地方運輸局の志望理由

続いて地方運輸局を志望した理由を紹介します。

1点目は業務の幅広さです。
上記でお伝えしましたが、交通に関する業務だけでなく、観光振興まで関わることができ、好奇心の強い私には、飽きることなく仕事に取り組める点が魅力に感じました。

2点目は地域の状況に合わせた公共交通機関の構築に携わりたいと考えたからです。
大学時代に人口減少地域を訪問する活動に参加した際に、人口減少地域における公共交通機関の存続が地域の将来を大きく左右するというお話を伺いました。地域の方のご協力も得ながら、その時代・地域にあった公共交通機関を実現させたいと考えています。

3点目はインバウンドの拡大に向けて観光振興に取り組みたいと考えたからです。
ある調査で日本が世界で一番観光したい国に選ばれたことを知りました。そこで世界中の人に日本の魅力を伝えたいと考えています。コロナ禍以前は一部の地域でオーバーツーリズムという特定の地域に観光客が集中してしまう問題が発生してしまったので、特定の地域だけでなく、観光客にあまり知られていない場所にも足を運んでいただけるような観光振興策を検討し、実行したいです。

各官庁で国民の生活に関わる業務が幅広く展開されているので、試験勉強の息抜きも兼ねて興味の有無に関わらず一度調べてみても面白いと思います。

3.地方運輸局について感じたこと

面接の前に職員の方が私の過去の経験を丁寧に聞いてくださったのが印象的でした。その後、ご縁があって採用していただきました。

私が採用していただいた地方運輸局は、交通政策に積極的に取り組まれているので、私のやりたいことに合っていると感じています。
業務説明については、Youtubeで公開されているので、一度ご覧になっていただけると嬉しいです。

4.公務員を目指した理由

もともと大学入学時から漠然と公務員も進路選択に入っていて、大学1年次には伊藤塾の講座を受講していました。さらに大学1年次の冬に霞が関の省庁を訪問する授業を履修したことをきっかけに、省庁で働かれている職員の方や大学のOB・OGの方からお話を伺う中で、直接社会の根幹に関わることができる公務員の仕事に興味を持ち、公務員を目指しました。

試験を受ける直前まで大学での課外活動に取り組んでいたので、勉強以外のことで気分転換を図っていました。特に人と関わる活動が主だったので、より気分転換できたと思います。試験に合格したいという想いと、課外活動を通じて一人で閉じこもることなく勉強が続けられた点が、モチベーション維持につながったと思います。

試験勉強で大変な時期だと思いますが、皆様の今後の就職活動を微力ながら応援しています。


伊藤塾 公務員試験科

著者:伊藤塾 公務員試験科

伊藤塾公務員試験科は一人ひとりの学習経験や環境に応じた個別指導で毎年多くの行政官を輩出しています。このコラムでは将来の進路に「公務員」を考えている皆さんへ、仕事の魅力や試験制度、学習法など公務員を目指すための情報を詳しくお伝えしています。