神戸大学法科大学院の入試情報まとめ 難易度や出身大学についても解説

法科大学院

2025年度(令和7年度)法科大学院別の合格率ランキングで8位の神戸大学法科大学院は、例年高い合格率を維持している受験生に人気の高い国立法科大学院です。

この記事では、神戸大学法科大学院への進学を希望している方にとって、有意義な入試情報を提供する内容となっています。

神戸大学法科大学院の入試情報に関する必要な情報を網羅的にまとめているので、学費や講義内容、司法試験の合格実績や入試日程を確認して、自分に合った法科大学院かどうかを確認していただければ幸いです。

なお、詳細については、2027(令和9)年度 学生募集要項にてご確認ください。

1. 神戸大学法科大学院(ロースクール)の基本情報

まずは神戸大学法科大学院の基本情報を確認してみましょう。

1-1. 所在地・アクセス

所在地
〒657-8501
兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1(六甲台キャンパス)
神戸大学法学研究科・法学部
アクセス
 阪急「六甲」
駅から
JR「六甲道」
駅から
阪神「御影」
駅から
タクシー5分10分15分
神戸市バス36
系統
(鶴甲団地行
きまたは鶴甲
2丁目行き)
(神大正門前
バス停下車)
10分15分20分
徒歩25分35分50分


六甲駅までは神戸三ノ宮駅から電車で約6分。すぐ近くに六甲山もあるなど自然も豊かな環境にあり、集中して勉強に励むことができる環境です。

1-2. 学費|入学金および授業料

入学金および授業料は次の通りです。

2026年度の入学金および授業料について
入学料282,000円
授業料(1年間)804,000円
検定料30,000円

※参照:入学料・授業料等について|神戸大学

授業料は前期(4月)と後期(10月)で分けられているため、年1回払いもしくは年2回払いのどちらかを選択して支払うことになります。

また、神戸大学法科大学院では、学生が経済的な不安を抱えることなく法曹への夢を叶えることができるように、経済的援助制度が充実しています。

充実した経済的援助制度
● 奨学金制度
● 入学料・授業料の免除制度
● 専門実践教育訓練給付金制度
● 六甲台後援会大学院学生海外派遣支援金

国立の法科大学院のため、私立の法科大学院よりも授業料が安いうえ、支援制度をうまく活用することで、経済的な不安を最小限にして司法試験の勉強に励むことができるでしょう。

なお、それぞれの制度の詳細については、こちらのページをご覧ください。
→経済的支援|神戸大学法科大学院

1-3. 特色ある3つのプログラム

神戸大学法科大学院では、実務の世界に出たあとに幅広い領域で創造的な活動をするために、特色ある3つのプログラムで学生の”学び”を支援しています。

特色ある3つの教育プログラム
● 未修者スタートアップ・プロ グラム
● グローバル・ビジネスロー教育
● 卒業後の継続教育

未修者スタートアップ・プロ グラムでは、法学未修者が既修者に追いつくことを目的として、法律基本科目の基礎固めを中心に、学習段階に応じて適切な指導とサポートを行なうことで、無理なく着実に実力をつけることができるようなプログラムが組まれています。

また、グローバル・ビジネスロー教育では、国内外の法律事務所や企業法務部等でリーダーシップを発揮できるような実力を身につけるために、外国法に関する理解を深めたり、海外エクスターンシップなどの実務経験を積むことができるようなカリキュラムとなっています。

卒業後の継続教育としては、若手中堅の弁護士を主な対象とする高度専門法曹養成プログラム(TLP)と、国際ビジネス分野で活躍する人材を育成するグローバル異分野共創プログラム(KIMAP)が用意されています。KIMAPでは英語による授業に加え、法律・経済学・経営学を横断する学際的な学びや海外インターンシップの機会もあります。

神戸大学法科大学院の魅力あるプログラムの詳細については、こちらのページをご覧ください。

→法科大学院案内|神戸大学法科大学院

1-4. 司法試験合格実績

法科大学院で学ぶ最大の目的が司法試験に合格することである以上、進学先を決める上で司法試験の合格実績について確認することは欠かせません。

ここでは、神戸大学法科大学院修了生の、司法試験における合格者数や合格率を確認していきます。

①. 2025年度 司法試験合格率ランキング

2025年度の司法試験における法科大学院別の合格率ランキングで、神戸大学法科大学院の合格実績を確認してみましょう。

法科大学院別 合格率ランキング
1京都大法科大学院58.45%
2愛知大法科大学院55.56%
3東京大法科大学院50.00%
4慶應義塾大法科大学院50.00%
5一橋大法科大学院47.66%
6早稲田大法科大学院46.15%
7東北大法科大学院43.36%
8神戸大法科大学院41.18%
9中央大法科大学院40.53%
10関西学院大法科大学院35.42%

※出典:令和7年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

2025年(令和7年)に行なわれた司法試験では、受験者数136人に対して最終合格者数が56人となり、合格率は41.18%という結果になりました。

合格率ランキングでは8位という結果になっており、受験者の4割を超える方が合格していることから、司法試験の合格実績も十分であることがわかります。

※司法試験の法科大学院ランキングや合格者数の推移について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

②. 過去5年間の合格率の推移

神戸大法科大学院の過去5年間の司法試験合格者数の推移を確認してみましょう。

【神戸大法科大学院における司法試験合格率の推移(過去5年間)】 

年受験者数合格者数合格率
令和7年136人56人41.18%
令和6年136人51人37.50%
令和5年146人71人48.63%
令和4年111人54人48.65%
令和3年113人47人41.59%

※出典:令和7年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和4年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和3年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

過去5年間の合格率に大きな変動がないことから、今後も司法試験の合格者数・合格率ランキングでも同様の成績を残すことが推測されます。

③. 既修・未修/修了・在学中別合格率の推移

次に、神戸大学法科大学院における既修者コース、未修者コース別に過去5年間の合格率の推移を確認してみましょう。

なお、令和5(2023)年より、法科大学院在学中に司法試験受験が可能となったため、令和5年以降については、従来の法科大学院修了資格と新制度である在学中受験資格それぞれについて、既修・未修別の合格率を算出しています。

年度受験資格コース受験者数合格者数合格率
令和7年




修了者

全体702130.00%
既修481633.30%
未修22522.70%
在学中

全体663553.03%
既修603456.70%
未修6116.70%
令和6年




修了者

全体772025.97%
既修591830.50%
未修18211.11%
在学中

全体593152.54%
既修492857.14%
未修10330.00%
令和5年修了者全体984444.90%
既修804252.50%
未修18211.11%
在学中全体482756.25%
既修422661.90%
未修6116.67%
令和4年修了者全体1115448.65%
既修885056.82%
未修23417.39%
令和3年修了者全体1134741.59%
既修884045.45%
未修25728.00%

※出典:令和7年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和4年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省
※出典:令和3年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

2025年(令和7年)の在学中受験者の合格率は53.03%となっており、これまでの神戸大学法科大学院の司法試験合格率を大きく上回りました。

さらに、在学中受験者のうち既修者コースの合格率は56.70%で、2024年(令和6年)の57.14%とほぼ同じ水準の高さを保っています。

なぜ、在学中受験者はこのように高い合格率を出すことができたのでしょうか。

その理由としては、司法試験の早期合格を目指して予備試験の準備を進めてきた学生たちが、在学中受験資格を得て司法試験に臨んだことが大きな要因であると考えられます。

2025年度の司法試験では、予備試験合格の資格で受験した472人のうち428人が合格し、合格率は90.68%でした。
出典:令和7年司法試験における予備試験合格者の受験状況等|文部科学省

つまり、法科大学院の在学中受験資格によって司法試験合格を目指す場合であっても、大学生のできるだけ早い段階から予備試験の学習を始めておくことが、司法試験合格のための必勝法であるといってよいでしょう。

2. 神戸大学法科大学院(ロースクール)の入試情報・難易度 

ここでは、神戸大学法科大学院の入試情報をご紹介していきます。

なお、2027年度(令和9年度)の募集要項の詳細については、こちらをご覧ください。

→2027(令和9)年度募集要項(未修者一般入試、社会人・他学部生特別入試、既修者一般入試、3年次生特別入試、法曹コース生特別入試開放型選抜)

2-1. 入試日程

入試日程は以下の通りです。

選抜出願期間試験日合格発表
法学
既修者
コース
5年一貫型
(一般枠・地方枠)
令和8年7月21日(火)
〜令和8年7月27日(月)
令和8年
8月28日(金)
令和8年
9月11日(金)
開放型令和8年9月30日(水)
〜令和8年10月7日(水)
【最終日17時必着】
令和8年
11月21日(土)
令和8年
12月14日(月)
14時
3年次生特別入試令和8年9月30日(水)
〜令和8年10月7日(水)
【最終日17時必着】
令和8年
11月21日(土)
令和8年
12月14日(月)
14時
既修者一般入試令和8年9月30日(水)
〜令和8年10月7日(水)
【最終日17時必着】
令和8年
11月21日(土)
令和8年
12月14日(月)
14時
法学
未修者
コース
社会人・他学部生
特別入試
令和8年7月21日(火)
〜令和8年7月27日(月)
【最終日17時必着】
令和8年
8月30日(日)
令和8年
9月11日(金)
14時
未修者一般入試令和8年9月30日(水)
〜令和8年10月7日(水)
【最終日17時必着】
令和8年
11月22日(日)
令和8年
12月14日(月)
14時

※参照:2027年度学生募集要項|神戸大学法科大学院、入学者選抜|神戸大学法科大学院

2-2. 募集人員

募集人員は以下の通りです。

選抜募集人数
法学既修者
コース
5年一貫型
教育選抜
一般枠17名
地方枠3名
開放型選抜10名
3年次生特別入試30名程度
※3年次生
特別入試は
若干名
既修者一般入試
法学未修者
コース
社会人・他学部生特別入試20名程度
※社会人・他
学部生特別
入試は5名程度
未修者一般入試
合計80名程度

2-3. 選抜方法および試験範囲

ここでは、神戸大学法科大学院入試の選抜方法および試験範囲を確認していきます。

①. 選抜方法

既修者コースおよび未修者コースそれぞれの選抜方法は以下の通りです。

履修コース(※)選抜方法
法学既修者
コース
5年一貫型
教育選抜
一般枠・書類審査
・口頭試問
地方枠・書類審査
・口頭試問
開放型選抜・書類審査
4科目の筆記試験
(憲法、民法、
会社法、刑法)
3年次生特別入試書類審査
4科目の筆記試験
(憲法、民法、
会社法、刑法)
既修者一般入試書類審査
7科目の筆記試験
(憲法、行政法、
民法、会社法、
民事訴訟法、刑法、
刑事訴訟法)
法学未修者
コース
社会人・他学部生
特別入試
・書類審査
・口頭試問※2
未修者一般入試・書類審査
・筆記試験(小論文)
・口頭試問

※出願資格を満たせば、コースを問わず複数の入試を併願することが可能です。
※2 社会人・他学部生特別入試に不合格であっても、口頭試問において優秀と認められる場合には、未修一般を併願した際の口頭試問を免除される可能性があります。

各選抜方法における書類審査では、以下に挙げるものを対象として行なわれます。

  • 大学の卒業(見込)証明書
  • 大学の成績証明書
  • 成績等申告書
  • 法曹コース修了(見込)証明書 ※開放型選抜のみ

また、各入試における書類審査・筆記試験・口頭試問の比率は、次の通りです。

選抜第1次選抜第2次選抜
書類審査筆記
試験
口頭
試問
法学
既修者
コース
開放型選抜1
※法曹コースの
必修科目・選択
必修科目の単位
修得状況や成績
が重視される
3なし
3年次生
特別入試
1
※法律学の科目
特に法律基本科
目の単位修得状
況や成績が重視
される
3なし
既修者
一般入試
16なし
法学
未修者
コース
社会人他学部生
特別入試
1なし2
未修者
一般入試
23あり

第1次選抜の合格者は第2次選抜に進むことができ、最終合格の判断は、第1次選抜および第2次選抜の結果を総合的に考慮して決定します。

ただし、既修者一般入試においては試験科目7科目のうち2科目以上が、3年次生特別入試および開放型選抜においては試験科目4科目のうち1科目以上が一定の成績に達しない場合には、他の科目で合格点に達していても不合格となるため、注意が必要です。

②. 試験範囲

筆記試験および口頭試問の試験範囲は、次の通りです。

筆記試験憲法限定なし
行政法次の6項目から出題
①法治主義の意義および行政法の法源
②委任立法(委任条例含む)および
行政内部基準
③行政処分、契約、行政指導それぞれの
定義および当てはめ
④行政手続き
⑤行政調査
⑥行政上の義務の強制執行および
義務違反に対する制裁、即時強制
民法財産法
会社法株式会社の設立
株式
新株予約権
機関
計算等
定款の変更
事業の譲渡等
合併
会社分割
株式交換
株式移転
株式交付
訴訟
登記
民事訴訟法第1審手続き中心
刑法刑法総論すべて及び刑法各論における
個人的法益に関する罪、放火罪、偽造罪
刑事訴訟法基本的事項
口頭試問5年一貫型憲法・民法・会社法・刑法に関する
その場で与えられた問題
未修特別成績申告書等の「法曹としての適性」
「社会人・他学部卒業者としての経歴の
概要」に関する質疑、およびその場での
文章の読解力に関する質疑
※法律学に関する知識を問うものではない
未修一般成績申告書等の「法曹としての適性」
等に関する簡単な質疑
※法律学に関する知識を問うものではない

なお、出題範囲の詳細については、こちらのページをご覧ください。
→ 2027(令和9)年度募集要項(未修者一般入試、社会人・他学部生特別入試、既修者一般入試、3年次生特別入試、法曹コース生特別入試開放型選抜)

2-4. 入試における合格者数・合格率・倍率と難易度

神戸大学法科大学院入試の過去3年間の結果から、入試難易度を確認してみましょう。

【2026年度(令和8年度)神戸大学法科大学院 入試結果】

選抜方法志願者数第1次選抜
合格者数
第2次選抜
合格者数
合格者数合格率倍率
法学
既修者
コース
5年
一貫型
一般枠43人35人35人19人44.2%2.26
地方枠5人5人5人3人60.0%1.67
開放型68人65人60人20人29.4%3.4
3年次生特別入試32人26人24人3人9.4%10.67
既修者
一般入試
一般253人238人204人64人25.3%3.95
社会人
他学部卒
108人96人78人26人24.1%4.15
法学
未修者
コース
社会人
他学部生特別入試
39人18人18人8人20.5%4.88
未修者
一般入試
一般56人41人32人8人14.3%7
社会人
他学部卒
58人47人38人8人13.8%7.25
総計662人571人494人159人24.0%4.16

  【2025年度(令和7年度)神戸大学法科大学院 入試結果】

選抜方法志願者数第1次選抜
合格者数
第2次選抜
合格者数
合格者数合格率倍率
法学
既修者
コース
5年
一貫型
一般枠59人30人29人23人39.0%2.57
地方枠4人4人4人4人100.0%1
開放型85人65人51人21人24.7%4.05
3年次生特別入試38人38人31人2人5.3%19
既修者
一般入試
一般279人184人150人50人17.9%5.58
社会人
他学部卒
100人67人56人15人15.0%6.67
法学
未修者
コース
社会人
他学部生特別入試
44人13人12人6人13.6%7.33
未修者
一般入試
一般63人42人30人9人14.3%7
社会人
他学部卒
57人43人35人6人10.5%9.5
総計729人486人398人136人18.7%5.36

 

    【2024年(令和6年)神戸大学法科大学院 入試結果】

選抜方法志願者数第1次選抜
合格者数
第2次選抜
合格者数
合格者数合格率倍率
法学
既修者
コース
5年
一貫型
一般枠4436342250.0%2
地方枠3333100.0%1
開放型5554442545.5%2.2
3年次生特別入試171413211.8%8.5
既修者
一般入試
一般2652331938331.3%3.19
社会人
他学部卒
10280652524.5%4.08
法学
未修者
コース
社会人
他学部生特別入試
4020201230.0%3.33
未修者
一般入試
一般64463757.8%12.8
社会人
他学部卒
5741381017.5%5.7
総計64752744718728.9%3.46

過去3年間の入試結果を見ると、全体の合格率はあまり高いとは言えず、入試難易度は比較的高めであると言えるでしょう。

もっとも、他の法科大学院の選抜状況と比較して、合格率や倍率だけで難易度を決めるのは適切とは言えません。各法科大学院ごとに受験者層のレベルや入試問題の難易度は異なるため、一概にどの法科大学院の難易度が高いというのは決められないからです。

しかし、司法試験の合格率が高い法科大学院については、全国から優秀な学生が集まる可能性が高く、総じて受験生のレベルが高くなる傾向にあります。その意味で、司法試験の合格者数・合格率ランキングに常に上位に位置している神戸大学法科大学院は、難易度の高い法科大学院であると言ってよいでしょう。

神戸大学法科大学院に進学することを検討しているのであれば、3章で掲載している過去問を解いてみて、自分と相性のいい問題が出題されるかを確認してみることをおすすめします。

※法科大学院の難易度について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

2-5. 合格者の出身大学や社会人の割合

2026年度の神戸大学法科大学院入試の合格者における出身大学は、次の通りです。

なお、社会人の割合については、「2-4.入試における合格者数・合格率・倍率と難易度」における既修・未修の社会人・他学部卒の割合をご参照ください。

既修者コース神戸大学35人
京都大学18人
大阪大学13人
同志社大学12人
立命館大学11人
関西大学9人
大阪公立大学5人
関西学院大学4人
九州大学3人
熊本大学3人
新潟大学3人
中央大学3人
千葉大学2人
東京大学2人
名古屋大学2人
未修者コース神戸大学3人
慶應義塾大学2人
九州大学2人
東京大学2人

※合格者数が2名以上の大学のみ掲載しています。

2026年度合格者の出身大学を見ると、既修者コース・未修者コースとも神戸大学が最多となっています。

神戸大学や関西圏の大学だけでなく全国から学生が集まっていることから、法科大学院の中でも特に人気が高い法科大学院であることがわかります。

3. 神戸大学法科大学院(ロースクール)の過去問(5年分)

2026年度入学試験問題
2025年度入学試験問題
2024年度入学試験問題
2023年度入学試験問題
2022年度入学試験問題

※参照:過去の入試問題および出題の意図|神戸大学法科大学院

4. 神戸大学法科大学院の入試に関するよくある質問(FAQ)

神戸大学法科大学院は修了まで何年かかりますか?

神戸大学法科大学院の標準修業年数は、既修者コースで2年、未修者コースで3年です。学部4年と合算すると、既修者コースは大学入学から6年(4年+2年)、未修者コースは7年(4年+3年)で修了する設計となります。 さらに、神戸大学法科大学院では学部段階から法科大学院修了を見据える「5年一貫型教育選抜」の枠も設けられており、最短ルートで法曹資格取得を目指す制度が整っています。

神戸大学法科大学院の学費は私立の法科大学院と比べて安いですか?

神戸大学法科大学院は国立大学法人のため、私立法科大学院と比較して学費が抑えられる傾向にあります。2026年度(令和8年度)の入学料は282,000円、授業料は年額804,000円で、修業年数2年(既修者)・3年(未修者)を通じた総額でも私立法科大学院より大幅に低くなるケースが多くなっています。 さらに、神戸大学法科大学院では授業料等の免除制度や奨学金制度が整備されているため、所得状況によっては自己負担をさらに軽減できます。私立法科大学院との具体的な学費比較データは、各大学院の公式情報を参照することをおすすめします。
出典:神戸大学法科大学院「入学料・授業料等について」

神戸大学法科大学院と京都大学・大阪大学の法科大学院はどう違いますか?

関西圏の主要国立法科大学院である神戸大学・京都大学・大阪大学のうち、2025年(令和7年)司法試験の法科大学院別合格率は、京都大学が1位(58.45%)、神戸大学が8位(41.18%)、大阪大学が15位(28.57%)でした。京都大学が頭ひとつ抜けた合格率を維持している状況です。 また、神戸大学法科大学院は「グローバル・ビジネスロー教育」など国際分野に強い特色のあるプログラムを展開しており、教育内容の方向性も他の国立法科大学院と異なります。志望校選びでは、合格率だけでなくカリキュラムの方向性もあわせて比較するとよいでしょう。
 出典:令和7年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

神戸大学法科大学院は既修者コースと未修者コースのどちらを選ぶべきですか?

既修者コースは法律基本科目の学習が一定水準に達している人向け、未修者コースは法学以外の学部出身者や法律学習が浅い人向けに設計されています。神戸大学法科大学院の2025年(令和7年)司法試験合格率(修了者)は、既修者33.3%・未修者22.7%と、既修者コースのほうが上回っています。 ただし、未修者コースには「未修者スタートアップ・プログラム」が用意されており、法学未修者が基礎から段階的に学べる体制が整っています。法学初学者でも、入学後の学習計画次第で合格を目指せる環境です。
出典:令和7年司法試験法科大学院等別合格者数等|法務省

神戸大学法科大学院は他学部出身でも受験できますか?

神戸大学法科大学院は、法学部以外の学部出身者でも受験できます。未修者コースには「社会人・他学部生特別入試」という他学部出身者向けの専用選抜枠が設けられており、2026年度入試でも複数の他学部出身者が合格しています。 出願資格を満たせば、未修者コースと既修者コースを併願することも可能です。法律基本科目の学習が進んでいる場合は既修者コースに挑戦することも視野に入りますが、自身の学習到達度に合わせたコース選択が現実的といえるでしょう。

社会人でも神戸大学法科大学院に入学できますか?

神戸大学法科大学院は、社会人受験者にも対応する選抜方法を用意しています。未修者コースの「社会人・他学部生特別入試」、既修者一般入試の「社会人・他学部卒」枠が該当し、2026年度入試でもこれらの枠で合格者が出ています。 ただし、神戸大学法科大学院は通学制で、修業年数も2〜3年に及ぶため、働きながらの両立は容易ではありません。在職のまま進学する場合は、勤務先の理解や休職制度の活用、フルタイム学習への切り替えなどを事前に検討しておく必要があります。

法科大学院は「やめとけ」と言われることがありますが、神戸大学法科大学院でも同じですか?

「法科大学院やめとけ」という意見は、修了しても司法試験に合格できないリスクや、時間的・経済的負担を理由に語られる傾向があります。神戸大学法科大学院は2025年(令和7年)司法試験の法科大学院別合格率ランキングで8位(41.18%)、過去5年も37〜49%程度の合格率で推移しており、合格実績の上位校に位置づけられます。 加えて、国立大学法人のため学費負担が私立法科大学院よりも軽く、奨学金・授業料免除制度も整備されています。合格実績と費用負担の両面から、神戸大学法科大学院は一般論としての「やめとけ」とは異なる選択肢といえるでしょう。

経済的に余裕がない場合でも神戸大学法科大学院に通えますか?

神戸大学法科大学院は、経済的支援制度が充実しています。奨学金制度、入学料・授業料の免除制度、専門実践教育訓練給付金制度、六甲台後援会大学院学生海外派遣支援金といった複数の支援制度が整備されており、経済状況に応じて活用できます。 さらに、国立大学法人のため授業料は年額804,000円と私立よりも低く設定されています。免除制度を併用すれば自己負担をさらに抑えられるため、経済的事情で法曹の道を諦める必要のない環境が整っているといえます。
参照:神戸大学法科大学院「学費・経済的支援」

神戸大学法科大学院への進学を検討している場合、説明会や進学相談の機会はありますか?

神戸大学法科大学院では、進学希望者向けの説明会・進学相談会等を毎年実施しています。実施時期や開催形式(対面・オンライン)は年度により変動するため、神戸大学法科大学院の公式サイトで最新の開催情報を確認することをおすすめします。 また、募集要項には選抜方法・試験範囲・スケジュールがまとめられているため、説明会に参加する前に募集要項を一読しておくと、当日の質問内容を整理しやすくなります。

神戸大学法科大学院の過去問はどこで入手できますか?

神戸大学法科大学院の入学試験問題は、神戸大学法科大学院の公式サイトで過去5年分(2021年度〜2025年度)が公開されています。試験科目は既修者一般入試で7科目(憲法・行政法・民法・会社法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)、3年次生特別入試と開放型選抜で4科目(憲法・民法・会社法・刑法)が出題されます。 過去問演習を通じて、出題範囲・出題傾向・合格に必要な答案レベルを把握することが、入試対策の基本となります。志望コース別に試験科目が異なるため、自身が出願する選抜方法に応じて重点的に演習を進めるとよいでしょう。

※その他法科大学院について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

5. 神戸大学法科大学院の入試情報まとめ

神戸大学法科大学院は、2025年度の法科大学院別の合格率ランキングで8位となっており、例年高い合格率を維持している人気の高い法科大学院です。

実務に出てからもすぐに活躍できるような実践的な講義や、国際的に活躍する人材を育成するカリキュラムも充実しているため、司法試験合格はもちろんのこと、将来的にさまざまなフィールドで活躍するための土台を作ることができるでしょう。

また、経済的な面で法曹になる夢を諦めることがないよう、奨学金や授業料の免除制度なども非常に充実しています。

神戸大学法科大学院は、国際的な視野を持った法曹を目指している方におすすめの法科大学院といえるでしょう。

ところで、2024年の難関法科大学院、法曹コース特別選抜枠合格者のうち526名は伊藤塾の有料講座受講生であることをご存知でしょうか。

伊藤塾の司法試験入門講座で学んでいる大学生の皆様は、大学の定期試験でも非常に高い成績を収めています。その結果、高いGPAを獲得し、法科大学院の入試においても特待生で合格するなど好成績での進学を果たすことができています。

神戸大学法科大学院に合格した受講生の声をご紹介します。

合格者の声

K.Uさん 大阪大学法学部4年
予備試験とW合格・法曹コース5年一貫型合格・特待生合格
【合格校】
神戸大学法科大学院(既修)
京都大学法科大学院(既修)
大阪大学法科大学院(既修)法曹コース・5年一貫型
同志社大学法科大学院(既修)全額免除

◆受講講座/司法試験入門講座(本科生)、予備試験全国公開論文模試、など

三年生の夏に伊藤塾に入塾しました。伊藤塾を選んだ理由としては、圧倒的な実績に加え、周りに伊藤塾に入塾している人が多かったからです。 法科大学院の試験対策については、基本的に予備試験の勉強をしていれば法科大学院の試験対策にもつながると考えていたので、特別な対策は特にしていませんでした。試験問題の傾向や試験時間など独特な点については、試験日の1週間前から軽く時間を計って過去問を解くことで慣れるようにしました。
伊藤塾を利用して良かったことは、全く法律の知識がなかった私でも1年という短期間で、予備試験合格と法科大学院入試に合格できました。圧倒的な実績から講師を信じて安心感を持って講義に集中できたため、余計な不安や心配をした記憶がありません。本当に淡々と勉強することができました。司法試験も同様に淡々と勉強して備えたいと考えています。
出典:伊藤塾「法科大学院合格体験記」

伊藤塾では、「盤石な基礎」と「合格後を考える」を指導理念に、司法試験合格はもちろんのこと、合格後の活躍まで見据えたお一人おひとりへの丁寧なサポートで、受講生の皆様を全力で支えています。

無料の体験受講や説明会も実施していますので、司法試験の受験に興味をお持ちの方は、ぜひ一度伊藤塾までお問い合わせください。

2025年 司法試験合格者1,581人中 1,432名(90.6%)※1
2025年 予備試験合格者 452人中406名(89.8%)※2
が伊藤塾有料講座の受講生でした。
※1(講座内訳:入門講座640名、講座・答練321名、模試471名)
※2(講座内訳:入門講座228名、講座・答練131名、模試47名)

なぜ、伊藤塾の受講生は、これほどまでに司法試験・予備試験に強いのか?
その秘密を知りたい方は、ぜひこちらの動画をご覧ください。

25年司法試験合格祝賀会

著者:伊藤塾 司法試験科

1995年の創立以来、司法試験・予備試験指導の専門機関として約30年の実績を持つ伊藤塾の司法試験科が監修・執筆しています。2025年度の司法試験合格者占有率は業界トップクラスの90.6%。現役弁護士を含む専門講師陣が、予備試験ルート・法科大学院ルートの両方に精通した正確な情報をお届けします。