
30代男性が人生をやり直せる資格10選と不安を解消する7つのQ&A
基本情報
2025年09月10日


「30代から人生をやり直したいけれど、資格を取れば人生を変えられる…?」
こんな悩みを抱える男性は少なくありません。
結論、30代からでも資格の力で人生をやり直すことはできます。
「もう30代だから遅いのでは…」と年齢を気にする人もいるかもしれませんが、その心配も必要ありません。多くの国家資格では、30代の合格者はむしろ「平均より若め」に位置づけられます。
◉国家資格の合格者の平均年齢
合格者の年齢 | |
司法書士 | 平均41.5歳 |
賃貸不動産 経営管理士 | 平均42歳 |
中小企業診断士 | 40代が最多 |
行政書士 | 30代〜40代が過半数 |
社労士 | 30代〜40代が過半数 |
この記事では、30代男性が人生をやり直せる資格を厳選して紹介するとともに、資格取得やその後のキャリアに関する不安にQ&A形式でお答えします。
人生をやり直したい30代男性に役立つ情報が満載ですので、是非ご一読ください。
2025年合格目標 行政書士 公開模擬試験(全2回)
【期間限定割引50%OFF!】今だけ¥6000⇒¥3000
■ 毎年、合格者や受験生から高い評価を受けている模擬試験を受験したい方
■ 業界最大規模の受験者数を誇る模擬試験で本試験をシミュレートしたい方
■ 充実した特別講義で、復習の方向性を確認したい方
★公開模試受講生限定特典★ 志水講師のオンライン質問会付き
【目次】
1.30代男性が人生をやり直せる資格の選び方
30代男性が資格を取得して人生をやり直すことは、決して難しくはありません。
実際に伊藤塾でも、多くの方が30代から新たな資格にチャレンジし、人生を良い方向に変えています。
ただし、そのためには、人生を変える力のある資格を選ぶことが重要です。せっかく資格を取っても、仕事がなかったり、実際に使えなければ意味がありません。
資格選びで失敗しないためには、次の3つのポイントを確認してください。
・国家資格であるか
・独占業務があるか
・就職・独立開業しやすいか
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.国家資格であるか
まず確認したいのが「国家資格であるか」という点です。
国家資格とは、法律に基づいて国が認定する資格です。民間資格と比較して難易度は高めですが、就職や転職の際に高く評価されやすいという特徴があります。
【国家資格と民間資格の違い】
国家資格 | 民間資格 | |
法的な 裏付け | あり | なし |
社会的な 信用 | 高い | 団体・業界の 知名度次第 |
難易度 | 高い | 低いことが多い (※数時間の研修 だけで取れる資格 もある) |
就職や転職 | 高く評価 されやすい | 一部を除き、 ほぼ影響しない |
独立開業 | 有資格者でなければ 開業できない 仕事がある | 一部を除き、 ほぼ影響しない |
1-2.独占業務があるか
次に重要なポイントが、「独占業務があるか」という点です。
独占業務とは、その資格を持つ人だけが報酬を得て行うことを許可された仕事です。独占業務がある資格は、ライバルが同じ有資格者に限定されるため、安定して仕事を得やすいです。
例えば、三大国家資格と呼ばれている「医師・弁護士・公認会計士」はそれぞれ、専門性の高い独占業務を持っています。有資格者しか扱えない仕事があるからこそ、資格が強力なアドバンテージになるのです。
「人生をやり直す」という目的で資格を目指すのなら、できる限り「独占業務」をもった資格を選びましょう。
1-3.就職・独立開業につながるか
「就職・独立開業につながるか」という点も必ず確認してください。資格の中には、手軽に取得できても、就職や独立開業にほとんど役立たないものも存在します。
特に、取得までのハードルが極端に低い資格は注意が必要です。受験者の大半が合格するような資格や、数日間の研修を受けるだけで取得できる資格では、人生をやり直すことはできません。
資格取得はゴールではなく、あくまでもスタート地点に過ぎません。その先にある「就職・開業」という目標を見据えた資格を選びましょう。就職・独立開業につながりやすい資格は、次章で詳しく解説します。
2.30代男性が人生をやり直せる資格10選
資格選びの3つのポイントを踏まえて、30代男性が本気で人生をやり直せる資格を10個厳選しました。それぞれの資格について、特徴や難易度、キャリアパスなどを紹介します。
就職 のしやすさ | 独立開業 のしやすさ | |
行政書士 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
司法書士 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
司法試験 (弁護士) | ★★★★★ | ★★★★★ |
社会保険労務士 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
中小企業診断士 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
宅地建物取引士 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
賃貸不動産 経営管理士 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
番外編① 公務員試験 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ |
※番外編② ファイナンシャル ・プランナー(FP) | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
2-1.行政書士
行政書士は、「書類作成の専門家」として幅広い業務を扱っている国家資格です。
官公署に提出する許認可申請書類や権利義務・事実証明に関する書類の作成が独占業務として認められています。
士業の中でも、特に仕事の幅が広く、実に「9000種類以上」の書類を扱えるとも言われています。外国人ビザ申請、建設業許可、自動車登録、相続・遺言など、さまざまな分野の仕事に関われるため、前職のスキルや人脈も活かしやすいでしょう。
合格率は12%程度ですが、正しい勉強法で取り組めば、働きながらでも半年~1年の勉強で合格できます。独立開業にも適しており、行政書士として開業した後、司法書士・弁護士へステップアップする人もいます。
合格すれば、間違いなく人生の選択肢が劇的に広がるでしょう。30代男性が人生をやり直すために、最初の選択肢になり得る資格です。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 30代、40代が それぞれ約3割 |
独占業務の有無 | 有 |
独立開業のしやすさ | ★★★★★ |
就職のしやすさ | ★★☆☆☆ |
試験の難易度 | ★★★☆☆ |
合格率 | 10〜14% |
学習期間(勉強時間) | 半年〜1年 (600時間〜1,000時間) |
※行政書士については、次の記事で詳しく解説しています。
2-2.司法書士
司法書士は不動産登記や商業登記、簡易裁判所での訴訟代理権などを持つ「街の法律家」です。独立開業もできますが、司法書士事務所などへ就職する道も開かれています。
合格者の平均年齢は41.5歳と比較的高く、30代の合格者はむしろ「若手」に位置づけられます。司法試験のような受験資格もないため、30代の男性が人生をやり直すために最適な資格の1つです。
合格率は約5%と難関ですが、正しい方法で勉強すれば1~2年程度の勉強でも十分に合格を目指せます。試験勉強は大変ですが、それだけに社会的信頼が大きく、平均年収も1000万を超えています。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 41.5歳 |
独占業務の有無 | 有 |
独立開業のしやすさ | ★★★★☆ |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
試験の難易度 | ★★★★☆ |
合格率 | 5〜6% |
学習期間(勉強時間) | 1年〜2年 (3000時間) |
※司法書士については、次の記事で詳しく解説しています。
2-3.司法試験(弁護士)
司法試験は、言わずとしれた最難関の法律系国家試験です。
法学部を卒業して、法科大学院(ロースクール)に通うイメージがあるかもしれませんが、最近は予備試験ルートを経て合格する社会人が増えています。実は、30代・法律初学者からでもチャレンジできる試験なのです。
ただし、合格には3000時間〜5000時間の勉強が必要です。仕事と両立する場合、数年がかりの計画を立てて挑戦することになるでしょう。ハードルは高いですが、合格すれば確実に人生が変わる試験です。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 26.9歳 |
独占業務の有無 | 有 |
独立開業のしやすさ | ★★★★★ |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
試験の難易度 | ★★★★★ |
合格率 | 約40% ※予備試験の合格率は 約3〜4% |
学習期間(勉強時間) | 3年〜5年 (3000時間〜5000時間) |
※予備試験・司法試験については、次の記事で詳しく解説しています。
2-4.社会保険労務士
社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険関連の手続きや相談を専門とする国家資格です。企業の「人」に関わる業務を得意としており、従業員の労務管理から福利厚生まで、様々な仕事を扱います。
合格後は、2人に1人が開業社労士として独立し、残りの半数が社労士事務所や企業の人事部などへ就職します。独立開業・就職、どちらにも適した資格です。
合格率は約5~8%と低めですが、働きながらでも半年~1年の勉強で合格を目指せます。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 30代、40代が それぞれ約3割 |
独占業務の有無 | 有 |
独立開業のしやすさ | ★★★★☆ |
就職のしやすさ | ★★★☆☆ |
試験の難易度 | ★★★☆☆ |
合格率 | 5〜8% |
学習期間(勉強時間) | 半年〜1年 (800時間〜1000時間) |
※社労士については、次の記事で詳しく解説しています。
2-5.中小企業診断士
中小企業診断士は、「経営コンサルタント」に関する唯一の国家資格です。
過去には、日本経済新聞と日経HRがビジネスパーソンを対象に実施した「新たに取得したい資格ランキング」で1位に選ばれたこともある人気の資格です。
合格後は、独立コンサルタントとして活躍したり、企業内診断士としてキャリアアップを図れるでしょう。
試験は、一次試験と二次試験に分かれています。どちらも合格率は20%程度ですが、科目合格制度や一次試験の免除制度があるため、複数年かけて合格を目指せます。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 40代が最多 (28.7%) |
独占業務の有無 | 無 ※中小企業診断士で ないと応募できない 仕事が多数ある |
独立開業のしやすさ | ★★★★☆ |
就職のしやすさ | ★★★★☆ |
試験の難易度 | ★★★★☆ |
合格率 | 5% ※ストレート合格 (一発合格)の場合 |
学習期間 (勉強時間) | 半年〜1年 (約1000時間) |
※中小企業診断士については、次の記事で詳しく解説しています。
2-6.宅建士
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引のスペシャリストとして活躍できる国家資格です。
不動産取引をする会社では、従業員5名につき1名の宅建士の設置が義務付けられているため、常に求人数が安定しています。就職すれば、月数万円の資格手当が支給されるケースも多く、将来的には自分の不動産会社を立ち上げることもできます。
合格率は15~17%程度ですが、比較的挑戦しやすい資格です。正しい勉強法で取り組めば、3ヶ月~半年程度でも合格を目指せるでしょう。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 35.9歳 |
独占業務の有無 | 有 |
独立開業のしやすさ | ★★★☆☆ |
就職のしやすさ | ★★★★☆ |
試験の難易度 | ★★☆☆☆ |
合格率 | 15%〜17% |
学習期間(勉強時間) | 3ヶ月〜半年 (300時間〜500時間) |
※宅建士については、次の記事で詳しく解説しています。
2-7.賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士は、2021年に国家資格となった新しい資格です。
賃貸住宅管理業者には管理戸数200戸以上の場合、営業所ごとに1名以上の業務管理者(賃貸不動産経営管理士)の設置が義務付けられており、今後さらに需要が高まると予測されています。
特に、不動産業界へ転職したい場合は、宅建士とダブルライセンスを取ることで、さらに市場価値を高められるでしょう。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 (2021年〜) |
合格者の平均年齢 | 42歳 |
独占業務の有無 | 無 (※ただし設置義務の 要件あり) |
独立開業のしやすさ | ★★☆☆☆ |
就職のしやすさ | ★★★☆☆ |
試験の難易度 | ★★☆☆☆ |
合格率 | 27〜30% |
学習期間(勉強時間) | 3ヶ月〜半年 (100時間〜250時間) |
※こちらの記事も読まれています。
2-8.土地家屋調査士
土地家屋調査士は、土地や建物の測量および調査を行う国家資格です。
土地の境界を明確にしたり、建物の状況を正確に登記簿に反映させる「表示の登記」を独占業務としており、司法書士とのダブルライセンスでも人気があります。
法的な知識に基づく書類作成・申請(デスクワーク)だけではなく、現地での測量(フィールドワーク)も求められる、専門性の高い仕事です。
項目 | 詳細 |
国家資格or民間資格 | 国家資格 |
合格者の平均年齢 | 39.3歳 |
独占業務の有無 | 有 |
独立開業のしやすさ | ★★★★☆ |
就職のしやすさ | ★★★☆☆ |
試験の難易度 | ★★★★☆ |
合格率 | 約11% |
学習期間(勉強時間) | 半年〜1年 (1000時間) |
2-9.【番外編①】公務員試験
資格試験ではありませんが、公務員試験でも、実は30代以上を対象とする試験が増えています。特に、地方自治体では33歳もしくは35歳まで受験可能とする自治体が少なくありません。国家公務員でも、「経験者採用」という枠が設けられています。
採用は狭き門ですが、人生を変えたいのであれば、検討する価値はあるでしょう。
項目 | 詳細 |
独立開業のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
就職のしやすさ | ★★★★★ |
試験の難易度 | ★★★★☆ |
※こちらの記事も読まれています。
2-10.【番外編②】ファイナンシャル・プランナー(FP)
ファイナンシャル・プランナー(FP)も、30代男性におすすめの国家資格です。
直接、就職・独立開業に役立つことは少ないですが、30代からの資産形成に役立つお金の知識が身につきます。30代から老後までにどれくらいのお金が必要なのか、そのためにはどのように資産形成をしていくべきなのか、等の知識が身に付けば、人生に対する不安が激減するはずです。
項目 | 詳細 |
独立開業のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
就職のしやすさ | ★☆☆☆☆ |
試験の難易度 | ★★☆☆☆ |
3.【目標・人生の状況別】おすすめ資格
ここまで紹介した10個の資格は、いずれも人生を変える力を持った資格ですが、「これさえ取れば誰でも人生が変わる」…という万能の資格はありません。
「独立して自分の力で稼ぎたいのか、それとも安定した企業でキャリアアップしたいのか」、また「勉強に集中できる時間がどれくらいあるのか」といった状況や目標によって、最適な資格は変わってきます。
そこでここからは、あなたの「志向」と「状況」を掛け合わせた4つのタイプ別に、おすすめの資格を紹介していきます。
① 「独立」志向が強い+勉強時間を確保できる
② 「独立」志向が強い+使える時間が限られている
③ 「就職」志向が強い+勉強時間を確保できる
④ 「就職」志向が強い+使える時間が限られている
それぞれ見ていきましょう。
3-1.独立志向が強い+勉強時間を確保できる方
自分の力で道を切り開き、将来的に独立開業を目指したい、そしてそのための勉強時間も十分に確保できるという30代男性には、以下の国家資格がおすすめです。
★オススメの資格
・弁護士(司法試験)
・司法書士
これらは、いずれも最難関に位置づけられる国家資格です。
挑戦するにはそれなりの覚悟が必要ですが、合格さえできれば、人生は間違いなく劇的に変わるでしょう。数年という期間を費やしてでも挑戦する価値がある資格です。
3-2.独立志向が強い+使える時間が限られている方
独立したいという強い意志はあるものの、仕事や家庭の事情で勉強に割ける時間が限られている30代男性には、比較的短期間での合格を目指せ、かつ独立にも繋げやすい資格が適しています。
★オススメの資格
・行政書士
・社労士
これらの資格は、働きながらでも半年〜1年程度で合格を目指せます。
さらに独立開業のハードルも低く、即独(合格後すぐに独立すること)人も珍しくありません。最短で人生を変えたい人にオススメの資格です。
3-3.就職志向が強い+勉強時間を確保できる方
安定した会社員としてキャリアアップしたい、そのためにじっくりと勉強時間を確保できる30代男性には、以下のような資格がオススメです。
★オススメの資格
・司法書士
・中小企業診断士
これらの資格は、企業からの評価が高く、就職・転職にも活用しやすいです。専門職としてキャリアアップしていけば、高年収も期待できます。
3-4.就職志向が強い+使える時間が限られている方
まずは企業への就職や転職を確実に成功させたい、しかし勉強に多くの時間は割けないという30代男性には、比較的短期間で合格でき、かつ求人の多い資格が現実的な選択肢となります。
★オススメの資格
・宅建士
・賃貸不動産経営管理士
社労士は、社労士事務所のほか、企業の人事労務いずれも不動産業界で設置義務が設けられている資格です。企業が事業拡大をするために必ず必要な資格なので、求人数が安定しやすいです。
4.本当に資格で人生をやり直せる?30代男性の不安を解消する7のQ&A
「本当に資格で人生をやり直せるの?」という不安をお持ちの30代男性に向けて、Q&A集を作成しました。
質問 | 回答 | |
① | 実務経験がネック にならない? | 未経験でも活躍できる道はあります。 |
② | 仕事を続けながら 合格できる? | 工夫と覚悟が必要ですが、大半の方が両立 して合格しています。中には、働きながら 司法試験に合格する方もいます。 |
③ | 子育て中でも挑戦 できる? | 育児に追われながら合格している受験生も います。 |
④ | 今まで全く勉強し たことがなくても 合格できる? | 大学受験の経験や学歴は関係ありません。 どの資格でも、今までの経験にかかわら ず合格を目指せます。 |
⑤ | 年収アップはどれ くらい期待できる? | 取得した資格やその後の働き方によって 大きく変わります。 本記事では年収1000万以上も目指せる 資格を中心に紹介しました。 |
⑥ | 将来性が不安。AIな どに代替されない? | 専門性を身につけて、人間にしかできない 仕事に注力していけば、AIに代替される リスクは低いです。 |
⑦ | 合格までどれくらい の時間がかかる? | 資格の難易度と学習時間によります。 早い資格なら3ヶ月、時間がかかる資格 なら数年の勉強が必要です。 |
以下で、詳しい内容を補足していきます。
Q1.30代で資格を取っても実務経験がネックになりませんか?
本記事で紹介した資格は、いずれも「30代・未経験」がハンディになりづらい資格です。
例えば、司法書士の場合、30代は「若手」とみなされますし、行政書士も合格者の過半数が30代〜40代です。その他の資格も合格者の平均年齢が30代を超えている資格ばかりです。
つまり「30代・未経験」というケースは、むしろ「普通」です。社会人として必要なコミュニケーション能力などがあれば、未経験でも問題なく評価されるでしょう。
Q2.仕事を続けながらでも合格できますか?
工夫と覚悟が必要ですが、大半の方が仕事と両立しています。
平日の早朝や夜、通勤時間、週末など、限られた時間をいかに有効活用できるかがポイントです。
正しい方法で勉強すれば、働きながらでも十分に合格できるでしょう。
中には、司法試験のような超難関資格でも、働きながら合格を勝ち取る方もいます。
Q3.子育て中でも挑戦できますか?
育児に追われながら勉強している方は珍しくありません。
確かに、育児中は時間的な制約があるものです。しかし、家族の協力を得ながら、スキマ時間を活用したり、オンライン講座を利用したりするなど、創意工夫によって時間を捻出するしかありません。むしろ、「家族のために、なんとしても合格して人生を変えたい」という強い気持ちが、モチベーション維持につながったと語る合格者も多いです。
Q4.今までの人生で勉強したことがありません。私でも合格できますか?
これまでの勉強経験は、資格試験の合否とはまったく関係がありません。
資格試験では、大学・高校までの学力よりも「正しい方法で、諦めずに勉強を継続できるか」がポイントとなります。勉強方法さえ間違わなければ、どの資格でも、これまでの経験にかかわらず合格を目指せます。
Q5.年収アップはどれくらい期待できますか?
資格や働き方によって変わりますが、どの資格でも、努力次第で年収1000万円以上を十分に目指せます。
特に、弁護士や司法書士などの難関資格は、平均年収が1000万円を超えています。行政書士や社労士も、独立開業して実績を積めば、同等の収入を目指せるでしょう。
宅建士などで就職する場合も、年間30万〜50万の資格手当が支給されるケースが多いです。
Q6.将来性が心配です。AIなどに代替されませんか?
専門性を身につけて、人間にしかできない仕事に注力していけば、AIに代替されるリスクは低いでしょう。
単純な書類の作成やデータ入力はAIが得意な分野ですが、複雑な法律解釈、個別の相談業務、クライアントとの信頼関係構築といった仕事は、人間にしかできません。
むしろ、単純な作業をAIに任せて、より専門性の高い業務に注力していけば、士業としての価値がさらに高まります。
Q7.資格取得までにどれくらいの期間がかかりますか?
資格の難易度と1日に確保できる学習時間によって、合格までに必要な期間はまったく異なります。この記事でご紹介した資格の中でも、3ヶ月程度で合格を目指せるものもあれば、数年にわたる勉強が必要となる資格もあります。
3章で紹介した内容を参考にしつつ、ご自身の置かれている状況にあった資格を選びましょう。
5.30代男性が人生をやり直すために勉強するなら伊藤塾がオススメ
30代男性が人生をやり直すために資格を取るなら、当コラムを運営する伊藤塾で法律資格を目指すのがオススメです。伊藤塾は、1995年の開塾以来、多数の法律家・行政官を輩出してきた実績のある受験指導校です。
5-1.ニーズの高い法律資格で圧倒的な実績がある
伊藤塾は、司法試験、司法試験予備試験、司法書士試験などの難関法律資格で、圧倒的な実績を誇っている受験指導校です。
※こちらの記事も読まれています。
5-2.社会人でも続けやすい学習スタイル
伊藤塾では、社会人でも続けやすいオンライン受講を基本としています。
一流の講師陣の講義を、すべてオンデマンド配信で提供しているので、通勤時間や会社の昼休み、仕事帰りカフェなど、自分のライフスタイルに合わせた勉強が可能です。
勉強する場所・時間を自由に選べるので、忙しい30代男性の方でも、無理なく学習を継続することができます。
5-3.合格後を考えた様々な取り組み
合格後を考えた取り組みを行っていることも、伊藤塾の大きな特徴です。
伊藤塾では、合格は最初に超えるべきハードルであって、目指すべき真のステージは「合格後」にあると考えています。
そのために、第一線で活躍中の法律家を招いた講演会や、実務家インタビュー、合格したOB・OG同士の人脈を形成する同窓会の設立など、合格後をサポートする様々な取り組みを実施しています。
法律資格を取って、人生を変えたいと思っている方は、ぜひ伊藤塾で一緒に頑張りましょう。
6.まとめ
記事のポイントをまとめます。
1.人生をやり直せる資格か見極めるポイントは3つ
・国家資格であるか
・独占業務があるか
・就職・独立開業につながるか
2.30代男性が人生をやり直せる資格
「行政書士、司法書士、司法試験(弁護士)、社会保険労務士、中小企業診断士、宅建士、賃貸不動産経営管理士、土地家屋調査士」が主な選択肢です。これらは全て国家資格であり、就職・独立開業に直結します。どの資格も、30代から挑戦して全く遅くはありません。
3.人生の目標や、置かれている状況から資格を選ぶのもあり
人生の目標や状況 | オススメ資格 |
独立したい + 勉強時間を確保できる | 弁護士 司法書士 |
独立したい + 使える時間が限られている | 行政書士 社労士 |
就職したい + 勉強時間を確保できる | 司法書士 中小企業診断士 |
就職したい + 使える時間が限られている | 宅建士 賃貸不動産管理士 |
4.人生をやり直すために資格を取るなら伊藤塾がおすすめ
伊藤塾は、法律を学びたいと考えるすべての人にとって、いつでもどこでも頼れる存在でありたいと考えています。そのために、法律を初歩からしっかり学習できる様々な講座を開講しています。
→ 行政書士合格講座
→ 司法試験入門講座
→ 司法書士入門講座
→ 宅建士合格講座
→ 賃貸不動産経営管理士合格講座
→ 中小企業診断士合格講座
→ 社労士試験合格講座
→ ビジネスにも役立つFP合格講座
夢の実現に向けて、ぜひ一歩を踏み出してみてください。伊藤塾が、あなたの挑戦を全力でサポートいたします。