就活で全落ちしそう⋯でもまだ間に合う!6つの現実的な選択肢を紹介

キャリア

2025年12月25日

「今回は採用を見送らせていただくこととなりました…」
「今後のご活躍をお祈り申し上げます…」

こんなメールが届くと、自分を否定されているような気持ちになってしまいますよね。

周りの友人が次々と内定を決めていく中、焦りと不安で夜も眠れない。そんな状況に追い込まれている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし万が一、就活で全落ちしてしまったとしても、人生が終わるわけではありません。

今は売り手市場が続いているので、諦めずに動き続ければ、どこかから内定をもらえる可能性は高いですし、もし本当に就職が決まらなかったとしても、できることはまだ残っています。

そこで本記事では、就活がうまくいかない、全落ちしそう…そんな時に取れる現実的な選択肢と、タイプ別のおすすめ行動プランを解説していきます。今は辛い状況かもしれませんが、ここから巻き返すことは十分に可能です。一緒に次の一歩を考えていきましょう。

【目次】

1. 就活がうまくいかないときに取れる現実的な選択肢は6つ

就活がうまくいかない、全落ちしそうなときに取れる選択肢は、現実的に以下の6つに絞られます。

 ① 卒業ギリギリまで就活を続けて、内定をもらえた企業に就職する
 ② 留年して再チャレンジする
 ③ 一旦卒業して、就職浪人する
 ④ フリーターや派遣社員として社会に出る
 ⑤ 大学院に進学して学び直す
 ⑥ 資格などで専門性を身につける

それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の状況や価値観に合ったものを検討してみてください。

① 卒業まで就活を続けて、内定をもらえた企業に就職する

まだ卒業まで時間があるなら、業界や企業の幅を広げて就活を続けましょう。これは他の選択肢を取る場合でも、まずやるべきことです。

大手企業の春採用が終わっても、秋・冬・通年採用を行っている企業はたくさんあります。

特に中小企業やベンチャー、大手のグループ会社などは、卒業直前まで採用を続けているケースが多いです。今は売り手市場なので、大手や人気企業にこだわらなければ、いずれ内定をもらえる可能性はあるでしょう。

万が一、卒業まで内定をもらえなかったり、最終的に入社しなかったりしても、「面接の場数を踏めた」「多くの企業を知れた」という経験自体が財産になります。

この後紹介する他の選択肢を考える場合でも、卒業まで諦めずに動き続けてみてください。

■メリット
・思わぬ企業や業界との出会いがある

■デメリット
・第一希望の企業、業界へはいけない可能性がある

② 留年して再チャレンジする

新卒カードを大切にするなら、留年して再挑戦するという選択肢もあります。
日本では新卒採用が圧倒的に有利なので、希望の業界や企業に、新卒として再チャレンジできるのは大きな魅力です。

一方で、学費は1年分かかりますし、奨学金をもらっている場合は打ち切られる可能性が高いです。楽しい大学生活が延びるわけではなく、アルバイトで学費を補いながら、就活も並行して進める、というハードな1年を覚悟する必要があります。

■メリット
・新卒枠を維持できる

■デメリット
・経済的な負担が大きい

③ 一旦卒業して、就職浪人する

そのまま卒業して、既卒として就活を続ける方法もあります。
「既卒だと応募できないのでは?」と心配する方も多いですが、最近は「卒業後3年以内」なら新卒として応募できる企業が多いです。
ただし、「新卒として応募できる」というだけで、同じ能力・実績であれば現役生のほうが有利になる傾向はあります。

また、ただ就職浪人をしても、在学時からなんら変化がない場合、翌年また全落ちするリスクも出てきます。
漫然と就活をやり直すのではなく、たとえば、キャリアセンターや就活エージェントに相談してフィードバックをもらったり、自己分析をやり直す、資格やスキルを身につけて差別化するなどで、全落ちした理由の改善が必要です。

■メリット
・卒業後、3年以内なら新卒採用を目指せる

■デメリット
・現役の新卒ではなくなる

④ フリーターや派遣社員として社会に出る

「とにかく社会に出て働きたい」「経済的に自立する必要がある」という人は、アルバイトや派遣社員として働くという選択肢もあります。

派遣社員の場合、正社員登用制度がある企業も存在します。働きながら「自分に合う仕事は何か」を見極める時間が持てるのもメリットです。

一方で、フリーターや派遣の期間が長引くと、正社員へ転職しづらくなるリスクもあります。あくまでも「つなぎ」として考えておき、必ず「いつまでに・何をして・最終的にどこを目指すのか」を決めておきましょう。

■メリット
・すぐに収入を得られる

■デメリット
・正社員への転職ハードルが上がる可能性がある

⑤ 大学院に進学する

経済的に余裕があるなら、大学院へ進学するのも選択肢の一つです。特に理系の場合、修士号を持つことで研究職や専門職に就きやすくなります。

ただし、文系の場合、院卒になっても就職が有利になるとは限りません。
「就活から逃げるため」に進学すると、2年後に同じ壁にぶつかる可能性が高いです。はっきりとした目標がないなら、あまりおすすめできません。

■メリット
・専門性を高められる

■デメリット
・学費と2年間の時間がかかる
・就職で有利になるとは限らない

⑥ 資格などで専門性を身につける

就活で失敗した原因が、アピールできる強みがなかったことにあるなら、資格を取るという選択肢もあります。

たとえば、司法書士や行政書士、宅建士などの資格なら、学部に関係なく目指せる上、知名度が高い国家資格なので企業からも評価されやすいです。
将来的には独立開業もできるため、人生の選択肢が大きく広がります。

「就活で他の学生と差別化できる内容が思いつかなかった」
「大学時代になんの専門性も身についておらず後悔している」

という人は、ぜひ就職活動と並行して、資格取得を目指すことも考えてみてください。具体的にどんな資格がおすすめかは、本記事の4章で詳しく紹介しています。

■メリット
・人生の選択肢が劇的に広がる

■デメリット
・取得までに時間と努力が必要

2.【目標・タイプ別】就活で全落ちしそうなときの行動プラン

2章では「行きたい業界・企業が決まっているか」「留年・浪人も視野に入れられるか」の2つの軸で、4つのタイプに分けておすすめの行動プランを紹介します。

なお、どのタイプでも、すぐに就活を諦めるのではなく、業界や企業の幅を広げて最後まで粘ることは大前提です。その上で、並行して次の一手を考えてください。

2-1. 「行きたい業界や企業が決まっている」+「留年・浪人も考えている」

行きたい業界・企業が決まっており、時間をかけてでも本命を目指したい人は、以下の選択肢が考えられます。

② 留年して再チャレンジする
③ 一旦卒業して、就職浪人する
⑥ 資格などで専門性を身につける

留年や就職浪人をすれば、翌年、同じ業界にもう一度チャレンジできます。その間に、業界研究を深めたり、関連する資格を取得して武器を増やしたりすることで、次こそ本命企業の内定を得られる可能性があります。

ただし、同じやり方では同じ結果になる可能性が高いです。何が足りなかったのかを分析し、改善することが求められます。

2-2. 「行きたい業界や企業が決まっている」+「すぐに卒業して働きたい」

行きたい業界・企業があるが、卒業後すぐに働く必要があるという人は、現実的に以下の選択肢に絞られます。

① 幅を広げて、内定をもらえた企業に就職する
④ フリーターや派遣社員として社会に出る

あくまでも本命企業・業界にこだわりつつ、卒業後すぐに働くというのは難しいでしょう。
選択肢は2つ、本命に近い企業や関連業界に幅を広げて内定を目指すか、一旦フリーターや派遣として働きながら本命業界に転職するか、です。

どちらを選ぶにしても、「どこまでなら妥協できるか」を自分の中で決めておきましょう。

2-3. 「まだ目標が決まっていない」+「留年・浪人も考えている」

行きたい業界・企業が定まっておらず、時間をかけて考えられる人は、以下の選択肢が考えられます。

① 幅を広げて、内定をもらえた企業に就職する
② 留年して再チャレンジする
⑤ 大学院に進学する
⑥ 資格などで専門性を身につける

まずは幅を広げて就活を続け、良い出会いがあればそこに決める。
それでも納得できる企業が見つからなければ、留年して翌年に再チャレンジするか、資格をとったり、大学院に進学したりして、改めて就職を目指すという流れです。

2-4. 「まだ目標が決まっていない」+「すぐに卒業して働きたい」

行きたい業界・企業が決まっておらず、卒業後すぐに働きたい人は、以下の選択肢がおすすめです。

① 幅を広げて、内定をもらえた企業に就職する
③ (もしも内定を得られなければ)一旦卒業して、就職浪人する

業界にこだわりがないなら、選択肢は広がります。今は売り手市場が続いているため、大手や人気企業にこだわらなければ、どこかから内定をもらえる可能性は十分にあります。

もし卒業までに内定を得られなかった場合は、アルバイトなどで生活費を稼ぎながら、既卒として就活を続けましょう。
「最初の就職先がすべて」ではありません。まずはどこかで社会人経験を積み、働きながら自分に合う仕事を見つけていくという考え方もあります。

3. なぜ落ちてしまう?就活で全落ちしてしまう人に共通する4つの特徴

2章では全落ちしたときの行動プランを紹介しましたが、どの選択肢を取るにしても、まずは「なぜうまくいかなかったのか」を振り返ることが必要です。原因がわからないまま動いても、同じ失敗を繰り返す可能性があります。

そこで3章では、就活で全落ちしてしまう人に共通する4つの特徴を紹介します。

● 人気企業、有名企業ばかりを受けている
● 受ける業界を絞りすぎている
● 自己分析が足りていない
● 他の就活生と差別化できるポイントがない

自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。

3−1. 人気企業、有名企業ばかりを受けている

「どうせ働くなら、名前を知っている会社がいい」
そう考えて、大手企業や有名企業ばかりにエントリーする人は多いです。しかし、人気企業は当然、倍率も高くなります。数十倍、数百倍の競争を勝ち抜くには、相応のスキルや実績、あるいは企業との相性が求められます。

倍率の高い企業だけに絞って就活を進めると、全落ちのリスクは一気に高まります。
もちろん、大手を目指すこと自体は悪いことではありません。ただ、大手だけに固執するのではなく、中小企業やベンチャー、大手のグループ会社なども視野に入れていけば、内定獲得の可能性は広がります。

3−2. 受ける業界を絞りすぎている

「この業界しか興味がない」「この仕事以外は考えられない」
このようなこだわりを持つことは悪いことではありませんが、業界を絞りすぎると、エントリーできる企業の母数が減り、全落ちのリスクが上がります。

就活生の平均エントリー数は20〜30社程度と言われています。これを大きく下回っている方は、業界の幅を広げることを検討してみてください。
特定の業界に固執するあまり、自分に合った別の業界を見逃しているケースもあります。説明会に参加してみたら思いがけず魅力を感じた、という人は珍しくありません。

3−3. 自己分析が足りていない

自己分析が不十分だと、面接で説得力のある受け答えができません。

「あなたの強みは何ですか?」
「なぜ我が社を志望するのですか?」

こうした基本的な質問に対して、自分の言葉で語れないと、面接官から「自己理解が浅い」「本気度が低い」と見られてしまいます。
自己分析とは、自分の強み・弱み、価値観、将来やりたいことなどを言語化する作業です。

ここが曖昧なままだと、志望動機にも一貫性がなくなり、「なんとなく受けている」という印象を与えてしまいます。大学のキャリアセンターなどを活用して、改めて自分自身と向き合う時間を作ってみてください。

3−4. 他の就活生と差別化できるポイントがない

面接官は、何十人、何百人もの学生と面接をしています。
その中で印象に残るには、「この学生は他と違う」と思わせる何かが必要です。
学歴もありますが、それ以上に資格や語学力、課外活動での経験など、他の学生にはない「自分だけの強み」があると、選考で有利に働きます。

「アピールできることが何もない」と感じている人は、今からでも遅くありません。資格取得やインターンへの参加など、差別化できるポイントを作ることを考えてみてください。

4. 就活が不安なら、大学時代に国家資格を取るという選択肢も考えてみよう

3章では、就活で全落ちする人に共通する4つの特徴を紹介しました。
「人気企業ばかり受けている」「業界を絞りすぎている」「自己分析が足りていない」といった特徴は、今からでも改善できます。しかし、「他の就活生と差別化できるポイントがない」という点は、すぐには解決できません。

そこで選択肢の一つとして考えてほしいのが、大学時代に国家資格を取得することです。

4−1. 大学時代に国家資格をとるメリット

大学時代に国家資格を取るメリットは、その後の人生の選択肢が劇的に広がることです。
就活でももちろん有利になりますし、会社員として働くだけではなく、経験を積んだ後に自分で開業するという選択肢も出てきます。

大学時代に国家資格をとるメリット
● 就活で他の学生と差別化できる
● 地方でも安定して仕事がある
● 開業すれば働く時間や場所を自分で選べる
● 結婚、出産、育児などライフステージが変わっても続けやすい
● 自分次第で年収1000万を超えるような高収入も目指せる
● 専門性やスキルを活かして働ける

これらはすべて、「資格」という自分だけの武器を持っているからこそ得られるものです。

4−2. 資格のなかでも、大学生に特におすすめなのが司法書士

国家資格の中でも、特に大学生におすすめなのが司法書士です。

「司法書士ってどんな仕事?」とイメージしにくい人が多いかもしれませんが、不動産登記や相続手続きなど、暮らしに密着した法律業務を担う専門家として、常に安定した需要がある仕事です。

行政書士や宅建士と比べて難易度は高めですが、そのぶん希少価値があり、業界全体で売り手市場が続いています。特に、20代の若手司法書士は全体の1%程度しかいないとも言われており、多くの事務所やクライアントから求められています。

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法律業務と聞いて、「法学部でないと目指せないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、司法書士試験に学歴や学部は関係ありません。実際に、当コラムを運営する伊藤塾では、大学の年次や学部を問わず、多くの大学生が司法書士試験に合格しています。

たとえば、

  • 大学の就職支援課で「文系の就職はかなり厳しい…」と言われた男子大学生
  • 就活をきっかけに、大学4年から勉強をスタートした女子大学生
  • 将来に不安を感じ、外国語学部から司法書士を目指した女子大学生

など、さまざまなバックグラウンドの方がいます。

それぞれの合格者がどのような経緯で司法書士を目指し、合格を勝ち取ったのか。以下の動画でお話を伺っています。

【合格者の声①】大学の就職支援課で「文系の就職はかなり厳しい…」と言われた男子大学生

立石蓮人さんは、大学2年の夏に就職支援課へ相談に行ったところ、「このままじゃ就職先ないよ!」と言われ、愕然としたそうです。それをきっかけに行政書士試験に挑戦。5か月で合格を果たし、その勢いで司法書士試験にも合格しました。

《立石 蓮人さん》
地元で公務員以外の職に就きたかったのですが、大学2年の夏、サークルに入っておらず塾でバイトしている程度ではどんなに学業を頑張ったとしても就職先などないと言われ、悩んでいたところ、独立開業できる資格として行政書士があることを知り、行政書士試験への挑戦を決めました。

当初は行政書士として働こうと思っていましたが、猛勉強の末に行政書士試験を5ヶ月かつ222点で合格したため、司法書士試験の受験を周囲にすすめられてはじめました。

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【合格者の声②】就活をきっかけに、大学4年から勉強をスタートした女子大学生

南光華さんは、大学4年生の就職活動をきっかけに、「何か専門性を身につけて、一生を極めていける仕事がしたい」と考えるようになり、司法書士に興味をもったそうです。
大学4年の春から勉強を始め、1回の受験で合格を果たしました。

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【合格者の声③】将来に不安を感じ、外国語学部から司法書士を目指した女子大学生

佐々木亜咲さんは、外国語学部で学んでいましたが、コロナ禍で留学ができなくなってしまい、「自分にとって武器になる資格が欲しい」と感じて司法書士を目指すことを決意されたそうです。法律を学ぶのは初めてでしたが、見事2回目の受験で合格されました。

《佐々木 亜咲さん》

最初の動機はなんとなく就職活動をしたくないと思っていました。
私の周りでは自営業をしている人が多く、そのため一般的な就職活動ってどうやるのかイメージが持てなかったため、どこかの企業に就職するより、自分の中にある知識や技術を使って働く方に魅力を感じました。

また資格があれば独立も可能だし、自分に合ったワークライフバランスで生きることもできると考えたからです。

司法書士を目指した理由としては、コロナの流行で大学在学中に留学ができなくなったり、内定取り消しのニュースを見たりして、自分にとって武器になる資格が欲しいと感じました。

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5. 司法書士試験を目指すなら伊藤塾がおすすめ

大学生から、司法書士試験に挑戦しようと思った方におすすめなのが、当コラムを運営する伊藤塾の「司法書士試験 入門講座」です。

伊藤塾は1995年の開塾から約30年にわたり、数多くの法律家を世に送り出してきた法律資格専門の受験指導校です。司法書士試験においても、業界トップクラスの合格実績を誇っています。

4章で紹介した方のように、就活での悩みをきっかけに勉強を始めた大学生、在学中に合格を果たした方、文系・理系を問わずさまざまな学部から挑戦した方など、多くの大学生が伊藤塾で学び、合格を手にしています。

《伊藤塾で学び、司法書士になった大学生》

就活がうまくいかず悩んでいる今だからこそ、新しい道を切り開くチャンスかもしれません。

司法書士という資格に少しでも興味を持った方は、ぜひ伊藤塾で一緒に頑張りましょう。伊藤塾があなたの司法書士試験合格を力強くサポートさせていただきます。

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6. 就活で全落ちしそうな方からよくある質問

Q. そもそも就活で言う「全落ち」とはどのような状態ですか?

A.「全落ち」とは、エントリーした企業すべてから不採用となり、選考中の企業がゼロになった状態を指します。
ただし、全落ちは就活の「終わり」ではありません。秋採用や通年採用を行っている企業はまだたくさんありますし、そこから内定を獲得する人も数多くいます。

Q. 就活で全落ちしてしまう確率はどの程度ですか?

A. 明確な統計データはありませんが、文部科学省の調査によると、大学生の卒業時点での就職内定率は例年96〜98%程度です。
(出典:令和6年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)

ただし、これは「卒業時点」の数字であり、就活の途中で一時的に全落ちを経験する人はもっと多いと考えられます。全落ちしても、そこから巻き返して内定を得ている人がほとんどです。

Q. 高学歴でも全落ちする可能性はありますか?

A. あります。学歴は書類選考では有利に働くことが多いですが、面接では学歴だけで評価されるわけではありません。
高学歴であっても、大手・人気企業ばかりを受けている、業界を絞りすぎている、自己分析が不十分、といった特徴があれば全落ちするリスクは高まります。

Q. 就活で全落ちしてしまったらどうすればいいですか?

A. 本記事の1章で紹介した通り、現実的な選択肢は6つあります。
卒業まで就活を続ける、留年する、就職浪人する、フリーター・派遣として働く、大学院に進学する、資格を取得する、などです。

Q. 就活で全落ちしそうなときのメンタルの保ち方は?

A. 一人で抱え込まないことが最も大切です。大学のキャリアセンター、就活エージェント、家族や友人など、誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になります。

Q. もう大学4年ですが、今から資格取得を目指しても間に合いますか?

A. 資格にもよりますが、司法書士試験の場合、大学4年から勉強を始めて卒業1年目で合格する人もいます。本記事の4章で紹介した合格者の中にも、大学4年の就活をきっかけに勉強を始めた方がいます。
「もう遅い」と諦める必要はありません。

7. 就活がうまくいかなくても諦めないで!対処法総まとめ

就職活動で全落ちしそう…例えそのような状況になったとしても、人生が終わるわけではなく、ここから巻き返すことは十分に可能です。

本記事では、この困難な状況を乗り越えるための現実的な選択肢と行動プランを紹介しました。
以下にポイントをまとめます。

  • 就活で全落ちしそうなときに取れる現実的な選択肢は、以下の6つに絞られます。

① 卒業ギリギリまで就活を続けて、内定をもらえた企業に就職する(他の選択肢を取る場合でも、まずやるべきことです)。
② 留年して新卒カードを維持し、再チャレンジする。
③ 一旦卒業して、既卒(就職浪人)として就活を続ける(卒業後3年以内なら新卒として応募できる企業が多いです),。
④ フリーターや派遣社員として社会に出て、収入を得ながら今後の道を見極める。
⑤ 大学院に進学して専門性を高める(文系の場合は就職で有利になるとは限りません)。
⑥ 司法書士などの国家資格を取得し、専門性を身につけることで差別化を図り、人生の選択肢を広げる。

  • どのタイプ・目標を持つ方でも、すぐに就活を諦めるのではなく、業界や企業の幅を広げて最後まで粘ることが大前提です。
  • 同じ失敗を繰り返さないために、全落ちした原因を振り返ることが必要であり、共通する特徴として、「人気企業・有名企業ばかりを受けている」、「業界を絞りすぎている」、「自己分析が足りていない」、「他の就活生と差別化できるポイントがない」、などが挙げられます。
  • 「他の就活生と差別化できるポイントがない」という課題に対し、大学時代に国家資格を取得することは非常に有効であり、人生の選択肢を劇的に広げます。
  • 国家資格の中でも、不動産登記や相続手続きを担い、常に安定した需要があり、学歴や学部に関係なく目指せる「司法書士」は、大学生に特におすすめです。特に20代の若手司法書士は不足しており、多くの事務所から求められています

就活がうまくいかず悩んでいる今こそ、司法書士という専門性のある資格取得を目指し、新しい道を切り開くチャンスかもしれません。

大学生の進路の選択肢としてはあまり知られていないのかもしれませんが、「司法書士」業界は超売り手市場であり、年令を問わず就職に困ることはありません。
将来的に独立起業もでき、全国どこでも需要があるという大変魅力的な国家資格です。
中でも、司法書士業界は20代のフレッシュな若手の就業を熱望しており、引く手あまたな状態と言っても過言ではありません。

当コラムを運営する伊藤塾は、1995年の開塾から約30年にわたり数多くの法律家を世に送り出してきた法律資格専門の受験指導校であり、司法書士試験においても業界トップクラスの合格実績を誇っています。

司法書士という資格に少しでも興味を持った方は、伊藤塾で一緒に合格を目指してみませんか?
伊藤塾があなたのキャリアの実現を力強くサポートさせていただきます。

伊藤塾 司法書士試験科

著者:伊藤塾 司法書士試験科

伊藤塾司法書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの司法書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、司法書士試験に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。