資格勉強がしんどい社会人へ|伊藤塾講師が語る心が折れないための思考法
勉強法
2025年11月21日
司法書士試験で数多くの短期合格者を輩出し、社会人から絶大な支持を集めている伊藤塾の山村拓也講師。その原点には、自身が(旧)司法試験に4回挑戦し、「メンタル」が原因で挫折したという経験がありました。
「勉強より大切なものは、必ず優先してください」…難関資格試験の講師でありながら、こう断言する山村講師。
この意外な言葉の真意とは何なのでしょうか?そして、なぜ山村講師のクラスでは社会人でも難関資格の短期合格を実現できるのでしょうか?
本記事では、今まで詳しく語ってこなかった山村講師の挫折経験、働きながらの勉強で感じたしんどさ、自身の失敗から生まれた「知識×技術×メンタル」という理念、そして時間のない社会人が折れずに走り切るための方法まで、深くお話を伺いました。

★山村 拓也(やまむら たくや)講師プロフィール
・2004年 司法書士試験合格。
・2004年 伊藤塾にて受験指導を開始。
・2005年 簡裁訴訟代理等能力認定考査合格。
「司法書士として一日も早く社会で活躍して欲しい。そのために試験は出来る限り短期で合格に導きたい。」という信念のもと、入門講座から中上級講座までを通して短期合格のための「知識+技術+メンタル」を一貫して指導し、その冷静な分析力と熱い講義は受験生から圧倒的な支持を得ている。特に、自身が開発した「答案構成力メソッド」による記述式の合理的解法には定評がある。さらに、合格者輩出実績においても、「入門講座 山村クラス」から最年少合格者、一発合格者、総合成績1位合格者などを含む、多数の合格者を輩出し、確固たる実績を残している。
【目次】
1.(旧)司法試験で味わった4回の挫折経験
まずは、山村講師が法律家を目指したきっかけ、そして「メンタル」が原因で味わった挫折の詳細について伺います。
ーー山村先生は中央大学法学部のご出身ですが、入学当初から法律家を目指していたのですか?
山村講師: いえ、実は法律自体にはあまり興味がありませんでした。当初は国家公務員になりたかったんです。
でも、周りに法律資格を目指している友人が多く、雰囲気に流されて、大学1年生のときに行政書士試験に挑戦することになりました。当時の行政書士試験は、現在と異なり択一式と時事問題を中心とする論述式で構成されていたのですが、時事問題に対する準備不足がたたり論述式で不合格になってしまいました。(その後、行政書士試験に合格しています。)
ただ、そこで法律の勉強が面白いなと感じ始めて…どうせやるなら、最も難しい試験に挑戦しようと思い、司法試験の勉強をスタートしました。
――最初は、司法書士試験ではなく、司法試験を目指されていたんですね。
山村講師: はい。大学2年生から学習を開始し、大学4年、卒業後1年、2年、3年の合計4回受験しました。
実は、大学4年の初受験の時から、司法試験の択一試験には合格できていたんです。当時、大学生で択一に受かる人は少なかったので、「このままいけるぞ」と自信がつき、就職活動も一切せずに勉強に専念していました。
でも、いつも論文試験で失敗してしまい、自分の中で「3回受けたら区切りをつける」と決めていたのですが、3回目の受験でもうまくいきませんでした。諦めきれず、泣きの一回でもう1年挑戦したのですが、その4回目もダメでした。
2.「豆腐メンタル」だった自分。失敗から学んだこと
山村講師が、司法試験の4回の不合格を経て見つけた自分の弱点。それは、知識でも技術でもありませんでした。
――4回目で不合格という結果が出たとき、率直にどのような心境でしたか?
山村講師: 平たい言葉で言うと、やはり落ち込みましたね。就職もせず、アルバイトをしながら20代前半を司法試験に捧げてきたわけですから。
ただ、4回の不合格を振り返ってみると、当時の自分に一番足りなかったもの、つまり落ちた原因は明らかでした。「メンタル」です 。
――知識や技術ではなく、メンタルですか?
山村講師: はい。もちろん知識や技術が完璧だったとは思いませんが、合格できるだけの力は付けていたはずなんです。実際、模試の成績も良く、「このままいけば受かるだろう」という手応えはありましたから。
でも、本番でメンタルがやられてしまって、論文試験の1科目で失敗した途端、すべてがガラガラと崩れていってしまった…。
本当に「豆腐メンタル」だったんです。知識と技術はあったかもしれないけれど、自分自身のメンタルの弱さで、最後の壁を超えられませんでした。
今、私が講座で一貫してお伝えしているのが「知識×技術×メンタル」の3つなんですが、これはまさに、自分の失敗談から生まれたものです。
知識や技術だけでは受からないし、継続できない。メンタル面を保っていく訓練も必要だということを、身をもって実感しましたから。
3.社会人として感じた、資格勉強のしんどさ
司法試験の挫折を経て、山村講師が次に選んだのは「司法書士」という道でした。しかし今度は、「働きながら」という新たな壁が立ちはだかります。
※司法書士については、こちらの記事で詳しく解説しています。
――司法書士試験の勉強をしているときは、勉強に専念されていたのですか?
山村講師: いえ、司法書士事務所での補助者勤務を経て、その後は伊藤塾のクラスマネージャーとして、ほぼフルタイムで働いていました。司法書士試験科立ち上げチームの一員として、メールの回答を作ったり、イベントの準備をしたり、本当に忙しかったですね。
――そのような中での勉強は、やはりこれまでとは違いましたか?
山村講師: はい。すごくしんどかったです。
当時の勤務時間は朝10時頃〜夜7時頃まで。私は夜型だったので、帰ってから勉強して、寝るのは朝方です。4〜5時間の睡眠を取ってから、また起きて仕事に行くというサイクルを繰り返していました。
お昼休憩も、お弁当をすぐに食べ終わって、残りの時間は過去問を解いていました。とにかく忙しかったですね(笑)。
――「司法書士試験に落ちたらどうしよう…」という不安はありませんでしたか?
山村講師: もちろんゼロではなかったです。ただ、不安を感じる暇もなかった…というのが、正直なところですね。とにかく、やるしかありませんでしたから。
でも、私が当時抱えていた不安は、今勉強されている社会人の方々よりは、はるかに小さかったかもしれません。
――それはどういう意味でしょうか?
山村講師: 私は当時、結婚もしておらず、子供もいませんでした。すべて自分一人の問題だったので、勉強という意味では恵まれている環境でした。
ただ、今カウンセリングなどでお話を伺っていると、「勉強を続けられるかどうか」で苦しんでいる方が圧倒的に多いんです。
仕事、家事、育児、そして介護…
「勉強を続けるのがしんどい、時間も確保できない、試験まで間に合わない…」という焦り。これが、現代の社会人受験生が一番抱えている悩みだと思います。

4.「途中で諦める人」と「最後まで走り切る人」を分ける2つの違い
司法試験4回の失敗、そして働きながらの司法書士試験合格。こうした経験を経てきた山村講師は、多くの社会人受講生を指導する中で、あることに気づきました。
しんどくても「折れずに合格できる人」には、2つの共通点がある、ということです。
ーーそういった社会人の方でも、「しんどくて挫折する人」と、それを「バネに頑張って受かる人」がいると思います。その違いはどこにあるのでしょうか。
山村講師: まず大前提として、「ある程度の勉強時間」を捻出できている人が受かっている、という環境面の事実はあります。その上で精神面、つまり、しんどくても「折れずに合格できる人」には2つの違いがあると考えています。
「受かったらいいな」では続かない。まず「受かる」と覚悟を決める
山村講師:まず、一番大きいのが「合格への執念」、つまり「覚悟」です。
私はいつも講義で「潜在意識がすべてを決める」とお伝えしていますが、「受かったらいいな」と思っている人は、やはり続きません。
途中で諦めてしまう人、しんどくても折れない人、両者の違いは「何があっても受かる」と思っているかです。
ーーそれは「自信」とは違うものですか?
山村講師:まったく違います。合格する自信のある、ないは関係ありません。自信とは関係なく、とにかく「自分は受かると決めてしまう」、ということです。
皆さんの多くは、ご家族、自分の時間、お金など、多くのものを犠牲にして挑戦していますよね。だからこそ、それに報いるために、まず「受かる」という覚悟を決めてしまうことが、最後の踏ん張りにつながるんです。
事実、私の講座で、司法書士試験に合格した方の話を聞くと、「受かったらいいなと思っていた」という人はいません。皆さん「受かると思っていました。」と言われています。
ーーそういえば、山村クラスでは最初に、勉強を始めた日付と決意を書きますよね?あれも、「覚悟をもたせる」という意味なのでしょうか?
山村講師:そうです。まさに「覚悟」を決めてもらうために書いてもらっています。
しんどくなった時に読み返して、勉強を始めた日の決意を思い出して欲しい。こういう想いを込めてスタートした仕組みです。
そして同時に、私からの手紙も渡すようにしています。
こっちは全力でやるから、皆さんも覚悟を決めて絶対についてきてほしい、と。
ありがたいことに、そうやってついてきてくれる人が多い。それが、短期合格者がたくさん出ているという、今の結果につながっているんだと思います。
今この瞬間、そして5年〜10年後という「2つの時間軸」を持つ
ーー折れない人の特徴、もう1つは何でしょうか?
山村講師: 時間軸を2つ持っていることです。
ーー時間軸を2つですか?
山村講師:はい。勉強をしていると、どうしても「今、つらい」「今、時間がない」という今の時間軸だけになりがちです。
ただ、今の時間軸ばかりになると、「この先こうなりたい」という将来像が見えなくなり、しんどさに負けて心が折れてしまうんです。
ーー確かに、「今がしんどい」とだけ考えていると、続けるのが難しくなりそうです。
山村講師: そうなんです。でも、折れない人は、「今この瞬間を頑張る」と同時に、「5年後、10年後、自分はどうなっていたいか」という「未来」も見ている。
たとえ今がつらくても、5年後、10年後を考えたときに、今の頑張りがどうつながるかを見て欲しいです。これができている方は、やはり折れないですね。
ーーなるほど。 ただ、先生は「短期合格」にすごくこだわられているイメージがあります。今のお話は少し長期スパンの話にも感じますが?
山村講師:そこは、すごく難しいところですね。
私は、もちろん「1年で受かる」ことを前提に講義をしています。そして、実際に多くの方が1年程度で司法書士試験に合格しています。短期合格した方のほとんどが、「講義に忠実にやったら合格できた」と仰られているので、そこは安心して付いてきて欲しい。
ただ、いろんな環境の方がいる中で、「1年で受からなかったら終わりなのか」と聞かれたら、絶対に違うとも思います。
ーー「短期合格」と「それがすべてではない」という両面を伝える難しさ、ということですか?
山村講師:そのとおりです。1年目に全力で頑張ったことは、たとえ結果が出なくても、必ず「次」につながっていきますから。
司法書士試験の短期合格は、確かに素晴らしいことです。ただ、一方で何度も挑戦して合格している方がたくさんいるのも事実です。だからこそ、「今しんどいし、もう無理だから諦めよう」ではなく、「今」と「未来」の2つの視点を持つことが大切なんです。
ーー先生は、よく講義の中で「人には受かるタイミングがある」というお話をされています。これと「短期合格を目指す」ことがつながらなかったのですが、今のお話で腑に落ちました。
山村講師:良かったです(笑)。私の信念である、「司法書士として一日も早く社会で活躍して欲しい。そのために試験は出来る限り短期で合格に導きたい。」という言葉には、「今やれることを全力でやってほしい」というメッセージも込めています。
1年で受かると決めて、とにかく全力でやる。そうすると、万が一結果が出なくても、その頑張りが必ず次につながります。
その積み重ねが、結果的にその人にとってベストなタイミングでの合格につながっていくんです。誰にとっても「今が大事なんだ」ということは改めてお伝えしたいですね。

5.仕事・出産・育児などで勉強時間が取れない社会人はどうすればいい?
「覚悟」と「2つの時間軸」。しかし、こう聞いても、実際に時間がない中で具体的にどうすればいいのかイメージできない方も多いでしょう。そこでインタビュアー自身が、リアルな悩みを山村講師にぶつけてみました。
ーーただ、そうは言っても、日々の仕事や育児に追われており、時間がとれないという社会人は多いと思います。
実は私(インタビュアー)自身も、司法書士試験の5ヶ月前に妻が出産予定で、これから「どうやって勉強時間を捻出しようか…」と悩んでいます。先生ならどうアドバイスされますか?
山村講師:自分にとって何が一番大切なのか、「優先順位」を明確にして、「メリハリ」をつけることが重要です。
私がいつもお伝えしているのは、「勉強より大切なものは、必ず優先してください」ということです。
家族や仕事、あるいは健康、そういった大切なものが崩れたら、資格試験どころではなくなってしまいますから。
だから、まずはその方の現状に寄り添って、その上で「現実的に、今なにができるのか」を一緒に考えていきます。
――具体的には、どういうアドバイスになるのでしょうか?
山村講師: たとえば、もしご実家に頼れる状況なら、頼ることも考えてみてください、とお伝えします。試験までの間だけなら、ご両親に「お願いします」と頭を下げるのも、一つの方法です。
そして、奥様との関係を大切にすることが何より重要です。
ここで勉強だけに集中してしまうと、夫婦関係が悪化して、勉強どころではなくなってしまいますから。これは一番避けなければいけないパターンです。
だから、「今は育児を優先する時間」「今は勉強に集中できる時間」とハッキリ分ける。中途半端に両方やろうとすると、どちらもうまくいきません。
――「割り切る」ということですか?
山村講師: そうです。2月に出産されるなら、出産前にしっかり講義を進めておいて、基礎を固めておく。そして出産後は、スキマ時間などでできることを進めていく。
こういう「メリハリのある計画」を立てることが、社会人受験生には必要なんです。
勉強よりも大切なことがある前提で、「これはやる・これはしない」と割り切る覚悟を決める、ということです。
ーー「勉強より大切なものがある」。受験指導の講師からその言葉が出るとは、少し意外でした。
山村講師: 社会人の一番良くない失敗パターンは、「勉強もしなきゃ」「家族サービスもしなきゃ」と、すべてが中途半端になり、「ぐるぐる悩んで、結局何もできない」という状態になることです。悩んでいる時間は何も生み出しませんから。
そうではなく、「自分は、何のために資格を取りたいのか」という初心に戻り、大切なことの優先順位を付けてください。
結局これも、「覚悟」と「2つの時間軸を持つ」という話につながるのですが、社会人受験生がやるべきことは、「優先順位をつけて、その中でできることを最大限やっていく」、これに尽きると思います。
ちなみに、本当に勉強だけに集中できる人なら、「勉強時間が取れなくて苦しんでいる人がいるんだから、環境に感謝して頑張りなさい」と、私は逆にはっぱをかけますけどね(笑)
ーー資格試験の勉強を独学でされている方も多いと思います。そうした方々が壁にぶち当たったときは、どうすればいいでしょうか?
山村講師: 独学で勉強されている方もまったく同じですね。まずは「何のためにこの資格を取りたいのか?」という初心に立ち返ってみることです。
そして、先ほどお話しした「2つの時間軸」を持つこと 。「今」だけではなくて、「5年後、10年後、自分はどうなっていたいか」を考える。
そうすれば、悩んでいるだけの状態から、前に進める状態に変わるはずです。
社会人受験生に必要なのは、この「割り切り」と「集中」だと思います。
6.【最後に】山村講師から資格試験を目指す社会人へのメッセージ
ーー最後に、今まさに苦しい状況で資格試験の勉強をしている社会人の方々へ、メッセージをお願いします。
山村講師: まずは、今頑張っている自分を褒めてあげてください。仕事や家事・育児・介護と両立しながら勉強している。その事実だけで、本当にすごいことだと思います。その上で、今勉強していることは、5年後、10年後のご自身の人生を考えたとき、本当に意味のあることです。
もちろん、しんどいことはあるでしょう。覚悟を決めて、優先順位をつけなければいけない場面もあると思います。
ただ、その中で、目の前のことを一つずつ、淡々とこなしていけば、(司法書士試験に限らず)どんな資格試験でも必ず合格できるはずです。心の底から応援しています。
ーー山村講師、今日は貴重なお話をありがとうございました!
7.資格の勉強がしんどい社会人へ山村講師からのアドバイスまとめ
本記事では、伊藤塾 司法書士講座で多くの合格者を輩出してきた山村講師が、仕事や家庭と勉強の両立に悩む社会人受験生のために、しんどくても合格まで走り切る思考法ついて、自らの経験を交えながらお伝えしました。
以下にポイントをまとめます。
【精神面・覚悟について】
- 合格のためには、知識や技術に加え、「メンタル」の要素も不可欠であり、メンタル面を保っていく訓練が必要である。
- しんどくても折れずに合格できる人の最も大きい共通点は、「合格への執念」、つまり「覚悟」を持つことである。
- 「受かったらいいな」ではなく、「何があっても受かる」と決めてしまうこと。これは合格する自信のある・なしとは関係がない。
- 多くのものを犠牲にして挑戦していることに報いるために、まず「受かる」という覚悟を決めることが、最後の踏ん張りに繋がる。
- 勉強を始めた日付と決意を書き、しんどくなった時に読み返すことで、初心を思い出すための仕組みを活用する(「覚悟」を決めてもらうため)。
- 「自分は、何のために資格を取りたいのか」という初心に立ち返ること。そうすれば、悩んでいるだけの状態から前に進める状態に変わる。
【時間軸・継続について】
- 時間軸を2つ持つこと。勉強をしていると「今、つらい」「今、時間がない」という「今の時間軸」だけになりがちであり、これに負けると心が折れてしまう。
- 折れない人は、「今この瞬間を頑張る」と同時に、「5年後、10年後、自分はどうなっていたいか」という「未来」を見ている。
- たとえ今がつらくても、5年後、10年後を考えたときに、今の頑張りがどうつながるかを見て欲しい。
- 「1年で受かる」と決めてとにかく全力でやること。万が一結果が出なくても、その頑張りが必ず次につながり、結果的にその人にとってベストなタイミングでの合格につながる。
【優先順位・計画について】
- 時間がない社会人受験生は、自分にとって何が一番大切なのか「優先順位」を明確にして、「メリハリ」をつけるしかない。
- 「勉強より大切なものは、必ず優先してください」。家族、仕事、健康といった大切なものが崩れたら、資格試験どころではなくなってしまう。
- 「今は育児を優先する時間」「今は勉強に集中できる時間」とハッキリ分ける(割り切る)。中途半端に両方やろうとすると、どちらもうまくいかない。
- 勉強よりも大切なことがある前提で、「これはやる・これはしない」と割り切る覚悟を決め、メリハリのある計画を立てる。
- 社会人受験生がやるべきことは、「優先順位をつけて、その中でできることを最大限やっていく」こと、そして「割り切り」と「集中」である。
【結びのメッセージ】
- 仕事や家事と両立しながら勉強しているという事実だけで、本当にすごいことだと、自分を褒めてあげてほしい。
- 今勉強していることは、5年後、10年後のご自身の人生を考えたとき、本当に意味のあることだと認識すること。
- しんどいことはあるだろうが、その中で目の前のことを一つずつ、淡々とこなしていけば、どんな資格試験でも必ず合格できる。
山村講師がお伝えしたように、社会人が、働きながら、家庭を持ちながら資格試験の勉強を続けて行くことは本当に大変なことです。
一人きりの勉強では、心が折れて勉強を続けることができず受験を諦めてしまうこともあるでしょう。
そんな社会人の皆さんにこそ、「合格への執念」と「覚悟」を持ち、受講生を合格まで導いていく伊藤塾にぜひ頼っていただきたいのです。
伊藤塾では、毎年多くの社会人の皆さんが「司法試験」「司法書士試験」「行政書士試験」「宅建士試験」「社労士試験」「中小企業診断士試験」などの難関国家資格に挑戦し、合格を掴んでいます。
あなたが諦めそうになっても、私たちは決して諦めず全力であなたを支えます。
ぜひ、私たちと一緒に最後まで走り抜きましょう。
伊藤塾が、あなたのチャレンジを力強くサポートさせていただきます。
※山村講師が担当する「司法書士 入門講座」はこちら
※山村講師のnote「山村拓也の合格への執念」はこちら