法学部は難しい?GPAを上げる3つの勉強法と単位を取る対処法

基本情報

法学部のテストが難しい理由は、出題範囲の広さと論述形式にあります。逆算計画・趣旨思考・アウトプットの3つの勉強法を実践し、単位の優先判断ができれば、GPAは着実に上がります。

「授業が難解で講義についていけない」「定期試験で何を書けばよいかわからない」「GPAが上がらず法曹コースへ進めるか不安」と悩んでいる法学部生は少なくありません。法律科目は高校までの教科とは性質が大きく異なり、初学者ほど勉強法を見失いやすい学問です。

この記事では、法学部のテストが難しい構造的な理由を出題形式と評価制度の両面から解説し、GPAを上げる正しい勉強法、単位を落としそうな時の具体的な対処法までを順に紹介します。後半では2025年度に司法試験・予備試験に合格した在学生の体験記も掲載していますので、自分の学習計画を見直すヒントとして活用してください。

1. データで見る法学部の難しさ|出題形式・GPA基準・留年率の実態

「法学部は他学部と比べて本当に難しいのか」を客観的に確認するため、出題形式・評価制度・GPA基準の3つの観点で実情を整理します。これらの数値を知ることで、自分が直面している難しさが個人の能力ではなく、学部の制度に起因することが理解できるはずです。

項目実態
評価方式必修科目の多くが期末テスト100%評価のケースが
多い(出席点・提出物による加点なし)
出題範囲書籍1冊分の網羅が求められるケースが一般的
出題形式事例問題・論述形式が中心。暗記だけでは対応困難
法曹コース要件(例)中央大は2年次までに76単位以上修得+進級選抜
試験合格、法政大は通算GPA2.7以上が早期卒業要件
GPA算出多くの大学でS=4.0、A=3.0、B=2.0、C=1.0、F=0
として計算

法政大学法学部は早期卒業の要件として、3年次終了時までに卒業所要単位132単位以上を修得し、その8割以上がA-評価以上、かつ通算GPA2.7以上を求めています。中央大学では法科大学院との一貫教育プログラムにおいて、2年次秋学期の進級選抜試験への合格が必須です。
(出典:法政大学法学部 早期卒業制度運用方針中央大学法学部 一貫教育プログラム要項)

2. 法学部のテストが難しい3つの理由|出題範囲・体系理解・論述形式

法学部のテストが難しいと感じる理由は、主に次の3つに整理できます。これらは個人の能力差ではなく、法律学という学問の特性から生じる構造的な難しさです。

  • 出題範囲が広く、書籍1冊が試験範囲のことも
  • 初学者には法律の体系理解が壁になる
  • 事例問題や論述形式の出題が中心

2-1. 教科書1冊分の出題範囲|書籍1冊が試験範囲となる理由

法学部のテストの最大の特徴は、出題範囲の広さです。半期の授業だけでも基本書まるごと1冊が試験範囲とされるケースが珍しくなく、限られた時間で書籍全体を網羅する必要があります。

しかも、必修科目の多くは期末テスト100%評価というケースが多いです。出席点や提出物による加点がないため、当日のテストで結果を出せなければ単位は取得できません。この一発勝負の構造が、法学部生にプレッシャーを与える大きな要因となっています。

対策として有効なのは、講義初回からテストを意識した学習計画を立てることです。試験直前にまとめて勉強しようとしても、範囲の広さに圧倒されて挫折する可能性が高くなります。

2-2. 初学者の壁は法律の体系理解|刑法総論と各論を例に解説

法律は、全体を学んで初めて個別の論点が理解できる学問です。例えば刑法では「総論」と「各論」に大きく分かれていますが、総論の犯罪論体系(構成要件該当性・違法性・責任)を理解していないと、各論の個別犯罪を学んでも表面的な知識にとどまります。

この特性が、初学者にとって大きな壁となります。教科書を頭から順に読んでも、最初の数十ページで挫折する人が多いのは、断片的な知識だけが積み上がり、体系的な理解に至らないためです。

根拠として、民法・刑法・憲法といった基本科目は、それぞれ独自の体系を持ち、論点同士が網の目のように関連しています。一つの論点を深く理解するには、関連論点との関係性を把握することが不可欠です。

ただし、最初は理解できなくても問題ありません。学習を進めていくうちに「あの時の論点はこういう意味だったのか」と腑に落ちる瞬間が必ず訪れます。重要なのは、わからない箇所で立ち止まらず、全体像を意識しながら学習を継続することです。

2-3. 事例問題・論述形式が中心|暗記が通用しない理由と答案例

法学部のテストは、用語の意味を答えるだけの暗記型ではなく、事例を分析して法律関係を論述する形式が一般的です。具体的には、以下のような問題が出題されます。

【用語説明問題(憲法)】
アファーマティブアクションの合憲性について、判例に触れながら記述しなさい。

この一行問題に対応するためには、アファーマティブアクションの定義、関連判例、日本国憲法14条との関係、賛否両論を限られた解答用紙にバランスよく配置する力が求められます。単なる用語暗記では合格点に届きません。

【事例問題(刑法)】
甲とVは2人で飲んでいたが、些細なことから口論になり殴り合いの喧嘩になった。甲の殴打によりVは転倒したが、たまたま打ちどころが悪く気絶してしまった。すぐに店員によって救急車が呼ばれて搬送されたが、その道中で救急車が事故に遭いVは死亡した。甲の罪責を述べよ。

事例問題の答案構成では、まず構成要件該当性を検討し、傷害罪・傷害致死罪の成否をを段階的に論じます。本問のポイントは因果関係の有無であり、救急車事故という介在事情が甲の暴行と死亡との間の因果関係を切断するかどうかが論点です。条件説・相当因果関係説・危険の現実化説など複数の学説を踏まえ、判例の立場で結論を導く力が問われます。

これらの出題に対応するには、答案の書き方そのものを学ぶ必要があります。授業では答案の構成法まで丁寧には教えてくれないことが多いため、受験指導校の論文対策講座などを活用するのが現実的な選択肢です。

3. 法学部でGPAを上げる3つのメリット|法曹コース・就活・公務員試験

単に大学を卒業するだけならGPAは気にしなくても問題ありません。しかし、法学部生がGPAを上げることで得られるメリットは大きく、将来の選択肢が大幅に広がります。

3-1. 法曹コース・法科大学院入試で有利になる

法曹コースに進学して司法試験合格を目指す場合、各大学が定めるGPA要件や進級選抜試験を満たす必要があります。早期卒業制度を活用できれば通常より1年早く法曹になれるため、生涯年収の向上にも直結します。

また、法科大学院入試でも学部成績証明書の提出が求められ、GPAの高さは合否判定の重要な要素です。同じ筆記試験得点であれば、GPAが高い受験生が選ばれる可能性が高くなります。

※法科大学院入試におけるGPAの目安や対策について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

3-2. 難関企業の就活で評価される

法律系の職業に進まない場合でも、高いGPAは就活で強力な武器になります。GPAは大学4年間の学習姿勢を客観的に示す指標であり、企業が求める論理的思考力・継続力・自己管理能力の証明として機能します。

特に外資系企業・コンサルティングファーム・総合商社といった難関企業では、エントリーシートでGPAの記載を求めるケースが増えています。学業以外の活動とのバランスも重要ですが、企業によっては一定以上のGPAを重視するため、、安定したGPA維持が選考通過の助けになります。

3-3. 国家公務員試験でアドバンテージ

国家公務員試験の総合職法律区分や一般職行政区分では、憲法・民法・行政法といった法律科目が専門試験として出題されます。法学部のテストで好成績を維持していれば、これらの科目を別途集中的に対策する負担が軽減されます。

さらに、人物試験(面接)でも学業成績は志望動機の説得力を支える要素となります。「法学部で何を学び、どう活かしたいか」を具体的に語るためには、定期試験で得た深い知識が前提となるためです。

4. GPAを上げる正しい勉強法3選|逆算計画・趣旨思考・アウトプット重視

GPAを上げるためには、付け焼き刃の試験対策ではなく、長期的に通用する学習姿勢を身につける必要があります。法律学習で意識すべきポイントは次の3つです。

4-1. ゴールから逆算した学習計画

法律の勉強で最も重要なのは、ゴールから逆算して計画を立てることです。定期試験の日程を起点に、いつまでに何を理解しておく必要があるかを具体的に書き出し、月単位・週単位・日単位に落とし込んでいきます。

根拠として、法律科目は勉強開始当初に理解できないことが多いものの、学習を継続すれば後から腑に落ちる構造になっています。「最初から完璧に理解しようとしない」「ゴールまでに概ね理解できればよい」というスタンスが、挫折を防ぐ鍵です。

ただし、計画を立てるだけでは意味がありません。日々の学習進捗を記録し、計画とのズレを週次で修正していくPDCAサイクルが必要です。手帳やスケジュール管理アプリを活用すると、自分の学習ペースを可視化できます。

4-2. 法律の趣旨から考えるクセをつける

法律学習で必須のスキルが「条文の趣旨から考える」姿勢です。条文を丸暗記するだけでは、論述式の問題や事例問題に対応できません。例えば民法には次のような規定があります。

【民法第94条(虚偽表示)】
1 相手方と通じてした虚偽の意思表示は、無効とする。2 前項の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。

この条文の「第三者」の範囲を論述する場合、条文の趣旨に立ち返ることが重要です。民法94条2項の趣旨は「虚偽の外観を信頼した第三者を保護すること」にあります。この趣旨から考えれば、保護される「第三者」は無限定ではなく、「虚偽の外観を信頼した第三者」に限定されるべきだという解釈が導けます。
出典:e-Gov法令検索「民法第94条」

どの法律科目でも、趣旨から考える姿勢は共通して有効です。理解できない問題に遭遇した時こそ、立法趣旨に立ち返る習慣を身につけましょう。

4-3. アウトプット重視で実践力を養う

基本書のインプットも大切ですが、学んだ知識を実際に使えるレベルにするには、アウトプット重視の学習が欠かせません。勉強開始当初から、基本書学習と並行して問題演習を行いましょう。

法律の試験は、暗記した条文を列記するだけでは合格できません。学部の定期試験では事例問題が頻出し、司法試験や予備試験ではさらに高度な論文形式が課されます。問題演習を通じて「どういう論述が求められているか」を体感することで、基本書学習にもメリハリがつきます。

具体的には、教科書を1章読んだら関連する短答問題を解く、判例百選で重要判例を確認する、過去問で出題傾向を把握する、というサイクルを回します。こうしたアウトプットを交えた学習は、基本書を読むだけの勉強よりも知識を整理しやすく、長期記憶にも定着しやすいとされています。

5. テストがやばい時の対処法4つ|単位を落とさないための優先判断

試験直前になって「単位を落としそう」「GPAが上がらない」と焦ったときに有効な対処法を、4つの観点から紹介します。これらは応急処置としてだけでなく、来期以降の学習姿勢を立て直す指針にもなります。

5-1. 過去問・出題傾向の情報収集

テスト直前で時間がないときに最も効果が高いのは、過去問と出題傾向の情報収集です。同じ講義を受講した先輩からアドバイスをもらう、サークルや学部の友人と過去問を共有する、最初と最後の講義に必ず出席して教授の発言から出題予想を立てる、といった行動が有効です。

試験形式が毎年同じで出題範囲も限られている講義は、情報収集だけで合格点に届くケースもあります。網羅的な勉強が間に合わない場合は、過去問を起点に「出そうな箇所」を優先的に押さえる戦略に切り替えましょう。

5-2. 試験から逆算した勉強計画

計画性を持った勉強が、テストで結果を出すための前提条件です。試験ギリギリになって範囲を見渡し「これは間に合わない」と気づくのでは遅すぎます。学期開始時にシラバス(授業計画)から試験範囲を予測し、月単位・週単位の学習計画を立てましょう。

学んだ範囲をその日のうちに復習する、週末に1週間分の総まとめをする、月初に前月の理解度をチェックする、というルーティンを作れば、試験直前の詰め込みに頼らずに済みます。キャンパスライフを楽しみつつ単位を確保するためには、この日常的な学習リズムが鍵となります。

5-3. 暗記でなく理解を伴う学習

法律科目では単純暗記が通用しません。「なぜこの法律があるのか」「なぜこの結論になるのか」を常に意識した理解型学習に切り替える必要があります。

理解型学習のメリットは、未知の問題に対応できる点にあります。暗記した知識は出題形式が変わると応用が利きませんが、趣旨から理解した知識は形を変えた問題にも対応可能です。司法試験レベルでも大学のテストレベルでも、この基本姿勢は変わりません。

もちろん、条文の文言や判例の事案など、最低限の暗記は必要です。しかし「暗記」と「理解」のバランスを「理解7:暗記3」程度に保つことが、長期的に見て最も効率的な学習戦略です。

5-4. 単位を落としそうな時の優先判断

複数科目で単位が危ない場合は、選択と集中の判断が必要です。すべての科目を中途半端に勉強するより、確実に取れる科目に絞って勉強する方が結果的にGPAは安定します。

優先順位は、必修科目→選択必修科目→選択科目の順に判断します。必修科目を落とすと留年に直結する可能性が高いため、最優先で確実に押さえます。選択科目は、得意分野や情報収集が進んでいる科目を残し、苦手科目は思い切って捨てる選択も視野に入れましょう。

なお、教員に直接「単位の救済措置」を願い出る学生もいますが、現代の大学では公平性の観点から救済措置が認められるケースは限定的です。。テスト前の自分の準備で結果を確定させるという覚悟が必要です。

6. 法学部の難しさに関するよくある質問(FAQ)

法学部のテストやGPAについて、検索でよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

法学部のテストは一夜漬けで乗り切れますか?

短答式や穴埋め形式の科目であれば、一夜漬けでも単位取得は可能です。しかし論述式・事例問題が中心の必修科目では、一夜漬けで合格点に届くことはほぼありません。法律科目は基本書1冊分の知識を構造的に理解する必要があり、暗記だけでは対応できないためです。最低でも試験2週間前から計画的に学習を始めることをおすすめします。

法学部の留年率はどれくらいですか?

大学によって異なりますが、法学部は他の文系学部と比較して留年率が高い傾向にあります。理由は、必修科目で期末テスト100%評価の科目が多く、出席や提出物による救済が効きにくいためです。具体的な数値は各大学が公表する卒業率データから確認できます。志望大学の卒業状況を事前に調べておくと安心です。

GPAは何点あれば法曹コースに入れますか?

大学によって基準は異なります。法政大学では早期卒業の要件として通算GPA2.7以上、加えて卒業所要単位の8割以上がA-評価以上が求められます。中央大学では一貫教育プログラムへの進級に2年次秋学期の進級選抜試験合格と修得単位数76単位以上が必要です。志望大学の公式要項で最新の基準を確認してください。

法学部で単位を落とすと就活に影響しますか?

1〜2科目程度の落単であれば、就活への直接的な影響は限定的です。しかし大量に落とすと卒業時期に影響し、新卒採用枠で応募できなくなるリスクがあります。また、外資系・コンサル・総合商社など難関企業はGPAを重視するため、落単が積み重なってGPAが下がると書類選考の通過率に影響する場合があります。

法学部のテストは暗記で乗り切れますか?

用語説明が中心の科目であれば暗記で対応できる場合もありますが、論述式・事例問題が出題される必修科目では暗記だけでは合格点に届きません。法律科目は「条文の趣旨から考えて結論を導く」プロセスが評価対象であり、結論だけ暗記しても論証過程を書けなければ得点になりません。理解と暗記のバランスを取った学習が必要です。

7. 受験指導校の活用でGPA向上と特待生合格を両立する方法

法学部のGPAに自信がない、独学では限界を感じているという方は、受験指導校の活用を検討する価値があります。受験指導校というと司法試験対策専門のイメージが強いかもしれませんが、質の高い法律学習は学部試験のGPA向上にも直結します。

大学の講義や基本書だけでは理解しにくい難解な概念も、受験指導校のかみ砕かれた講義と図解されたテキストで効率的に習得できます。早い段階から予備試験レベルの学習を始めれば、学部試験では特別な対策をしなくても好成績を取れる実力が自然に身につきます。

さらに大きなメリットが、法科大学院の特待生合格を狙える点です。私立の法科大学院では、入試成績優秀者に対して学費全額免除または半額免除の特待生制度を設けているケースが多く存在します。学部時代から司法試験レベルの勉強を継続していれば、特別な入試対策をせずとも特待生合格を勝ち取れる可能性が高まります。

合格者の声

大阪大学法学部卒業/慶應義塾大学法科大学院(既修)相間さん
伊藤塾での学習と大学の授業での学習はかなり重なっている部分が多いので、伊藤塾でしっかり1年生から学習していけば大学の成績も必然的に取れていくと思います。大学の授業ではなかなか論文の書き方は教えてもらえないのですが、伊藤塾ではそういった論文の書き方も教えてもらえるので、成績アップにつながると感じています。
大学のGPAを取ることはすごく重要だと思っていて、ロースクール入試では国公立などで特にGPAが低いとかなり不利に働きますし、就職活動でもGPAがかなり重視されている印象です。1年生の頃からの学習は勉強面だけでなく、将来の進路の選択という点でも大きく差が出てくると思います。
出典:司法試験合格者インタビュー丨伊藤塾

【この合格者から学べるポイント】
第一に、受験指導校での学習は司法試験対策だけでなく、大学のGPA向上にも直結します。大学の授業内容と重複する部分が多いため、早期から取り組めば学部成績も自然に上がる構造です。第二に、相間さんの「1年生からの学習」が法科大学院入試と就職活動の両方を有利にした点が重要です。GPAは法曹志望者だけでなく、進路を絞り込んでいない法学部生にとっても保険として機能します。

合格者の声

九州大学法学部4年B.Gさん 大学在学中合格・法曹コースで合格
法曹コースのカリキュラムは、基本七法+演習が必須で、課題は3年生のときに毎週ある演習の授業のために事例問題を予習していくというものでした。私は早いうちから予備試験の勉強をしていたおかげで、そんなに基本七法の単位取得に困ることもなく、演習の予習もあまり大変ではありませんでした。
演習はソクラテスメソッドで聞かれるのですが、予習していなかった範囲を聞かれた場合に素早く答えなければならない点で口述試験に似ていると思いました。早くから勉強しておけば答案を書くのにも慣れているので、演習の予習課題で先生に答案を選んでいただいて勉強のモチベーションも上がりました。予備試験の勉強をしていれば法曹コースのカリキュラムの中で困ることはないと思います。
出典:予備試験合格体験記丨伊藤塾

【この合格者から学べるポイント】
第一に、予備試験対策と法曹コースのカリキュラムは大きく重なるため、早期から予備試験レベルの学習を始めれば学部の単位取得が自然に楽になります。第二に、ソクラテスメソッドで問われる演習授業や答案作成も、予備試験の勉強で身につく力で十分対応できる点です。法曹コースを志す法学部生にとって、早期の予備試験対策は二重の意味で有効な投資となります。

※法曹コースについて詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。

8. 法学部の勉強法とGPA向上は計画性で決まる

法学部のテストが難しく感じる根本原因は、出題範囲の広さと論述形式という構造的特性にあります。逆算計画・趣旨思考・アウトプットの3つの勉強法を継続し、単位の優先判断を身につければ、GPAは着実に上がっていきます。

この記事の要点は

  • 法学部の難しさは出題範囲・体系理解・論述形式の3要素から生じる
  • 法曹コース要件は大学ごとに異なり、法政大は通算GPA2.7以上が早期卒業要件
  • 勉強法の核は逆算計画・趣旨思考・アウトプット重視の3点
  • 単位がやばい時は必修→選択必修→選択の優先順位で取捨選択
  • 早期からの予備試験レベル学習がGPA向上と特待生合格の両立を実現する

法学部1〜2年生で目標が定まっていない方は、まず受験指導校の無料体験講義で法律学習の進め方を体感してください。3年生以上で法科大学院進学を視野に入れている方は、法曹コースや早期卒業の要件を志望大学の公式要項で確認しましょう。GPAが思うように上がらず焦っている方は、学習計画そのものを見直すタイミングです。

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