予備試験の日程は?2026年度の試験日・時間割・会場・合格発表など総まとめ
予備試験
【記事のポイント】
2026年度(令和8年度)の予備試験は、短答式が7月19日、論文式が9月12日・13日、口述試験が2027年(令和9年)1月23日・24日に実施される3段階方式です。
- 出願:オンラインは2月16日から、郵送は3月2日から(締切はいずれも3月13日)です。受験手数料は電子出願20,000円、郵送出願21,000円です。
- 合格発表:短答式は2026年8月6日に発表され、合格者は2,668人でした。論文式は12月17日、最終合格は2027年2月4日に発表されます。
- 受験方式:論文式のみCBT方式、短答式はマークシート、口述は面接です。
「予備試験は今年いつあるのか」「出願はいつまでか」「受験票はいつ届くのか」。試験が近づくほど、日程の確認は不安と直結します。2026年度(令和8年度)からはCBT方式とオンライン出願が始まり、例年と変わった点もあります。
本記事では、2026年度の予備試験について、試験日・出願・会場・時間割・合格発表・受験票までを、法務省の公開情報にもとづいてまとめます。CBT初年度の変更点や、受験票が届かないときの対処まで、当日に困らない情報を解説します。
※司法試験の日程・時間割などの詳細はこちらをご覧ください。
【目次】
1. 2026年度の予備試験の日程は?(早わかり表)
2026年度の予備試験は出願開始から短答式・論文式・口述の3段階で進み、短答式の7月19日から最終合格発表の2027年2月4日まで、全体で約11か月半に及びます。まず全体像を表で確認しましょう。
| 試験区分 | 実施日 | 合格発表 | 方式・試験地 |
| 短答式 | 2026年7月19日(日) | 8月6日(木) | マークシート ・全国7試験地 |
| 論文式 | 2026年9月12日(土) ・13日(日) | 12月17日(木) | CBT方式・原則 45都道府県 |
| 口述 | 2027年1月23日(土) ・24日(日) | 最終2027年 2月4日(木) | 面接・千葉県浦安市 |

日程を確認すると、短答式の合格発表(8月6日)から論文式(9月12日)まで約1か月しかありません。短答式の直後から論文式へ切り替える前提で、夏の学習計画を組む必要があります。論文式の合格発表から口述までも約1か月と短く、発表後すぐに口述対策の準備をすることになります。
予備試験は、前の試験に合格しなければ次に進めない3段階方式です。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験の実施について」
予備試験に合格すると、司法試験の受験資格を得られます。2025年度の司法試験では、予備試験合格者の合格率は90.68%でした。
出典:法務省「令和7年司法試験法科大学院等別合格者数等」
予備試験に合格した人の多くが、その年の司法試験でも合格しています。制度全体の流れはこちらの記事で解説しています。
2. 予備試験の出願期間はいつからいつまで?
2026年度の予備試験の出願は、オンライン出願が2月16日から3月13日まで、郵送出願が3月2日から3月13日まで受け付けとなります。締切日はどちらも3月13日です。電子出願の受付時間は2月16日午前9時30分から3月13日午後11時59分まで、郵送出願は3月13日消印有効です。
2026年度からオンライン出願が新たに導入され、紙の願書を取り寄せる手間が不要になりました。オンラインのほうが受付開始が約2週間早いため、地方在住の方や平日に動きにくい社会人には負担が軽くなります。電子出願はマイナポータルを利用するため、マイナンバーカードが必要です。受験手数料は電子出願が20,000円、郵送出願が21,000円で、電子出願のほうが1,000円安く設定されています。
郵送出願を選ぶ場合、願書交付は2月16日から3月13日まで、出願受付は3月2日から3月13日まで(3月13日消印有効)となります。書留で郵送する必要があり、返信用封筒の同封や切手の料金にも注意が必要です。締切直前の郵送トラブルを避けるため、オンライン出願の利用を検討するとよいでしょう。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験の実施について」
3. 予備試験の会場はどこ?
短答式は全国7試験地の9会場、論文式はCBT方式で45都道府県、口述試験は千葉県浦安市の法務省浦安総合センターで実施されます。
3-1. 短答式試験の会場はどこ?
短答式はマークシート方式で、2026年度は次の9会場で行われます。
3-2. 論文式試験の会場はどこ?
論文式は2026年度からCBT方式に切り替えられ、当初は原則として各都道府県に1か所以上の会場を設置する予定でしたが、受験者数を勘案して一部の会場は設置されないこととなり、実際に会場が設置されるのは45都道府県です。青森県と島根県には会場が設置されません。CBT化によって受験できる地域が広がった点は、例年からの大きな変更点です。会場の一覧は法務省ホームページで公表されており、指定された会場は受験票に記載されます。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験の試験会場」
なお、2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震を受けて、司法試験委員会は8月6日、希望試験地を「熊本県」としていた論文式試験の受験予定者について、試験地変更の希望がある場合には変更対応を検討すると公表しました。該当する方は、法務省大臣官房人事課司法試験予備試験係(03-3580-4111)へ問い合わせてください。受付時間は平日9時30分から12時、13時から18時です。
3-3. 口述試験の会場はどこ?
口述試験は法務省浦安総合センター(千葉県浦安市日の出2-1-16)の1会場のみです。答式・論文式の会場は出願時の希望試験地に基づいて指定され、自由に選べません。希望試験地内の会場の定員を受験希望者数が上回る場合は抽選となり、抽選に漏れた方には試験地外の空席のある会場が指定されます。試験地の変更は原則として認められず、遠隔地への転勤などやむを得ない事情がある場合に限り、5月15日(消印有効)までの申請で認められることがあります。とくに口述試験は千葉県浦安市のみのため、地方在住の方は交通と宿泊を早めに手配すると安心です。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験の試験会場」
4. 予備試験の時間割は?
短答式は1日で4区分、論文式は2日間で5区分を実施します。2026年度の時間割は法務省の受験案内で次のとおり定められています。
4-1. 短答式試験の時間割は?
短答式試験(7月19日)の時間割です。集合時刻は8時45分です。
| 着席 | 試験時間 | 所要時間 | 試験科目 |
| 9:15 | 9:45〜11:15 | 1時間30分 | 民法・商法・民事訴訟法 |
| 11:45 | 12:00〜13:00 | 1時間 | 憲法・行政法 |
| 14:00 | 14:15〜15:15 | 1時間 | 刑法・刑事訴訟法 |
| 15:45 | 16:00〜17:30 | 1時間30分 | 一般教養科目 |
4-2. 論文式試験の時間割は?
論文式試験(9月12日・13日)の時間割です。各日とも受付は8時30分から9時までです。
| 期日 | 着席 | 試験時間 | 試験科目 |
| 9/12 | 9:10 | 9:30〜11:50 | 憲法・行政法 |
| 9/12 | 13:00 | 13:15〜15:35 | 刑法・刑事訴訟法 |
| 9/12 | 16:15 | 16:30〜17:40 | 選択科目 |
| 9/13 | 9:10 | 9:30〜12:30 | 法律実務基礎科目 (民事・刑事) |
| 9/13 | 13:45 | 14:00〜17:30 | 民法・商法・民事訴訟法 |
論文式は受付終了時刻までに受付をしないと、それ以降は受験できません。
4-3. 口述試験の時間割は?
口述試験(1月23日・24日)の時間割は、午前・午後の入替制で実施されます。
| 試験日 | 集合時間 | 試験時間 | 試験科目 |
| 1月23日 (土) | 午前の部・午後の部 (集合時刻は受験票 兼日程通知書で指定) | 午前 午後 | 法律実務基礎 科目(民事) 法律実務基礎 科目(刑事) |
| 1月24日 (日) |
口述試験については、2日間それぞれ午前組と午後組に分かれていて、試験自体は15分〜20分程度ですが、試験当日にならないと自分が何番目に受験するかがわかりません。
集合時刻は「口述試験受験票兼日程通知書」で個別に指定されます。指定された集合時刻までに試験会場内で受付を済ませ、指定の場所に集合する必要があります。
集合時間に遅刻してしまった場合は閉門されてしまい、受験することはできないため、受験生は短答や論文と比べて、時間に余裕をもって行動しています。
なお、予備試験の時間割や試験科目については、例年通りとなっており、とくに変更点はありません。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験受験案内」
5. 予備試験の合格発表はいつ?何時ごろ?
短答式は2026年8月6日(木)に発表済みで、論文式は2026年12月17日(木)、最終合格発表は2027年2月4日(木)です。いずれも法務省ホームページで公表され、時刻は次のとおりです。
| 試験区分 | 合格発表日 | 時刻 | 発表方法 |
| 短答式 | 2026年8月6日(木) | 午後5時ごろ | 法務省ホーム ページ |
| 論文式 | 2026年12月17日(木) | 午後4時ごろ | 法務省ホーム ページ |
| 口述(最終) | 2027年2月4日(木) | 午後4時ごろ | 法務省ホーム ページ |
2026年8月6日に発表された短答式試験の結果は、出願者数15,843人、受験者12,453人(途中欠席118人を含む)、受験率78.6%でした。合格点は270点満点中165点以上で、合格者は2,668人、合格者の平均点は181.3点です。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験結果」
合格発表は法務省ホームページで行われ、後日、成績通知書などが郵送されます。郵送出願者には、短答式の結果とともに「論文式試験受験票兼短答式試験成績通知書」が出願時の住所に届きます。電子出願者は、マイナポータルで「司法試験予備試験結果通知書」と論文式試験の受験票を受け取ります。口述試験の受験票は、いずれも「口述試験受験票兼日程通知書」として通知されます。
発表当日はアクセスが集中し、画面表示が遅れることがあります。時間に余裕をもって確認するのが安全です。電話による合否の問い合わせには応じてもらえない点にも注意してください。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験受験案内」
6. 予備試験の受験票はいつ届く?届かないときは?
短答式の受験票は6月26日に発送されます。郵送出願者は、7月10日までに届かない場合、司法試験委員会(法務省大臣官房人事課)に直接問い合わせてください。電子出願者は、同日からマイナポータルで自分で受験票を取得します。
論文式の受験票は短答式合格発表後の8月下旬、口述試験の受験票兼日程通知書は2026年12月下旬に、それぞれ通知されます(郵送出願者は登録住所へ郵送、電子出願者はマイナポータルで受け取ります)。郵便事情で発送から到着まで日数がかかる例もあるため、期日を過ぎても届かない場合は早めに確認しましょう。
出願後に住所や氏名が変わった場合は、変更届を出さないと受験票も成績通知書も届きません。転居予定がある方は、司法試験委員会への変更届と郵便局への転居届を忘れずに行ってください。試験当日までに受験票が届かない場合は、早めに司法試験委員会へ連絡し、指示を受けてください。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験に関するQ&A」
7. 2026年度からのCBT方式と当日の準備は?
2026年度の予備試験でCBT方式(パソコン受験)の対象は論文式試験のみです。短答式はマークシート、口述は従来どおりの面接方式で実施されます。
試験区分ごとに、2026年の受験方式と持ち物が異なります。まず全体を整理します。
| 試験区分 | 2026年度の受験方式 | 問題・答案 | 試験用法文 |
| 短答式 | 従来どおりマークシート | 紙のマークシートに記入 | 紙で配布 |
| 論文式 | CBT方式(パソコン入力) | 画面に表示・画面 に入力 | 画面で閲覧 +紙でも配布 |
| 口述 | 従来どおりの面接 | 口頭でのやり取り | ― |
予備試験でCBT方式になるのは論文式だけです。司法試験本試験は短答式・論文式の両方がCBT方式である点とは、扱いが異なります。
法務省は、本番と同じ画面構成や操作を確認できるCBTシステムの体験版アプリと、短答式・論文式の操作マニュアルを公開しています。論文式では画面上での答案入力に慣れておくことが、当日の時間配分に直結します。試験用法文は画面で閲覧できるほか、紙でも配布されます。答案構成用のメモ用紙も配布されます(持ち帰り可)。
なお、紙の法文が配布されるのは2026年度の試験についてで、2027年度以降の試験用法文の扱いは引き続き検討するとされています。
持ち物は試験ごとに異なります。短答式は受験票、B又はHBの鉛筆、プラスチック製消しゴムが必要です。論文式は受験票と本人確認書類(有効期限内で顔写真付きの原本)が必要で、答案作成には会場備品のメモ用紙とシャープペンシルを使います。時計も持ち込めず、残り時間は画面に表示されます。
試験室内に持ち込めるのは、受験票のほか、飲用水(透明なペットボトル1,000ml以下)、ハンカチ、ポケットティッシュ、マスク、眼鏡、耳栓、薬、目薬に限られます。
出典:法務省「司法試験及び司法試験予備試験のデジタル化について」、「令和8年司法試験予備試験に関するQ&A」
8. 予備試験の日程に関するよくある質問(FAQ)
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2026年度の予備試験はいつ実施されますか?
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短答式が2026年7月19日(日)、論文式が9月12日(土)・13日(日)、口述試験が2027年1月23日(土)・24日(日)に実施されます。前の試験に合格しないと次に進めない3段階方式です。
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予備試験の出願はいつからいつまでですか?
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オンライン出願は2月16日から3月13日まで、郵送出願は3月2日から3月13日まで、締切日はどちらも3月13日で共通です。オンラインのほうが受付開始が約2週間早く設定されています。
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オンライン出願と郵送出願は何が違いますか?
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オンライン出願は紙願書の取り寄せが不要で、受付開始も約2週間早い点が違います。締切はどちらも3月13日で同じです。地方在住者や平日に動きにくい社会人はオンラインの負担が軽くなります。
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予備試験の合格発表は何時ごろですか?
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短答式が2026年8月6日の午後5時ごろ、論文式が12月17日の午後4時ごろ、最終合格発表が2027年2月4日の午後4時ごろです。いずれも法務省ホームページで公表され、当日はアクセスが集中しやすいため余裕をもって確認しましょう。
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受験票はいつ届きますか。届かないときは?
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短答式の受験票は6月26日に発送されます。7月10日までに届かない場合は司法試験委員会(法務省大臣官房人事課)に問い合わせてください。論文式は8月下旬、口述は2026年12月下旬に通知されます。
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2026年度からのCBT方式は全区分で導入されますか?
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CBT方式の対象は論文式試験のみです。短答式はマークシート、口述は従来どおりの面接方式で実施されます。司法試験本試験が短答・論文ともCBTである点とは扱いが異なります。
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予備試験の会場はどこですか?
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短答式は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7試験地、論文式はCBT方式で45都道府県(青森県・島根県を除く)。口述は千葉県浦安市の1か所のみです。具体的な会場は受験票に記載され、自由に選ぶことはできません。
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験の試験会場」
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集合時間に遅れたら受験できなくなりますか?
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受付終了時刻や着席時刻を過ぎると受験できなくなります。とくに論文式は各日の受付終了時刻が決まっているため、時間に余裕をもって会場入りしてください。
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予備試験に合格したら、いつから司法試験を受けられますか?
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予備試験に合格すると、合格発表後の最初の4月1日から5年間、司法試験の受験資格が有効になります。2026年に合格した場合、2027年の司法試験から受験できます。
9. 2026年度の予備試験の日程まとめ
2026年度の予備試験は、短答式が7月19日、論文式が9月12日・13日、口述試験が2027年1月23日・24日に実施されます。出願はオンラインが2月16日から、郵送が3月2日から始まり、締切はいずれも3月13日です。
2026年度からの主な変更点は次のとおりです。
- 論文式試験のみがCBT方式に切り替わり、短答式はマークシート、口述は従来どおり
- オンライン出願が新たに導入され、紙願書の取り寄せが不要に
- 論文式はCBT化で受験できる地域が45都道府県(青森県・島根県を除く)
受験票は短答式が6月26日発送で、7月10日までに届かない場合は司法試験委員会への確認が必要です。日程や会場、CBTの最新情報は、法務省の受験案内で確認してください。
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