就活が圧倒的に有利になる!大学生におすすめの資格10選まとめ

キャリア

2025年12月26日

「就活でアピールできるものがない…」
「他の学生と差をつけるために、何か資格を取った方がいいのかな?」

サークルや部活の実績、ボランティアなど、ガクチカとして語れるエピソードがない人のなかには、「面接で話すことがない…」と就活に不安を感じている人も多いと思います。

結論から言うと、就活が不安な大学生こそ、資格は取っておくべきです。
とくに、知名度の高い国家資格や難関資格、入社後も役立つ実用的な資格を持っていれば、面接で強力なアピール材料になります。

《就活が有利になる資格の例》

知名度が高い資格行政書士、宅建士、弁護士など
努力を裏付ける
難関資格
司法書士、弁護士
中小企業診断士、社労士、行政書士
実務で役立つ
実践的な資格
簿記、MOS、FP、TOEICなど

さらに、就活で有利になるだけではなく、卒業後の人生の選択肢も劇的に広がります。
たとえば、以下の動画で紹介している大槻さんも、皆さんと同じように就職活動で悩んだ結果、

「勤務地は自分で選びたい」
「何かあって退職しても、同じ条件でやり直せる環境を作りたい」

と考えて、大学在学中に司法書士試験に挑戦することを決めました。

YouTube thumbnail

その後、大槻さんは見事、司法書士試験に合格。
現在は司法書士として働いており、「想像していたよりも、働き方や業務の幅が広くて楽しい」と話しています。
大学時代に資格をとれば、就職活動で有利になるだけでなく、人生の自由度も大きく高まるのです。本記事では、そんな大学生におすすめの資格を10個厳選して紹介するとともに、以下の内容を詳しく解説していきます。

・大学時代に資格をとるメリット
・大学生におすすめの資格ランキングTOP3
・就活で有利になる資格7選
・資格を選ぶときに必要な2つの視点

この記事を読めば、あなたが目指すべき資格がきっと見つかります。

【目次】

1. 大学時代に資格をとるメリット3つ

大学生のうちに資格を取得するメリットは大きく3つあります。

● 就職活動で有利になる
● 将来の選択肢が劇的に広がる
● 大学生(20代〜)の方が難関資格の合格率は高い

それぞれ、見ていきましょう。

1-1. 就職活動で圧倒的に有利になる

資格を持っていると、就職活動で他の学生と差をつけることができます。
就活では、多くの学生がアルバイト・サークルなどの経験をアピールします。しかし採用担当者は、似たようなエピソードを何百人も聞いていますし、「盛っているかも…」とも思っています。

一方、資格は「試験に合格した」という動かせない事実です。だからこそ、面接官にも信頼されやすいのです。特に、志望業界に関連する資格があれば効果は抜群です。「なんとなく志望しました」ではなく、「この業界に入りたくて勉強しました」と言えるので、志望動機に説得力が生まれます。

1-2. 大学で資格をとれば、将来の選択肢は劇的に広がる

資格は就活だけでなく、その後の人生の選択肢も一気に広げてくれます。
たとえば、冒頭の動画でも紹介した大槻さんは、大学1年生の終わりに司法書士試験への挑戦を決めました。きっかけは「自分はどんな働き方をしたいのか」を考えたことだったそうです。

「勤務地を自分で選びたい。」
「働き方を自分でコントロールしたい。」
「もし何かあって退職しても、同じ条件でやり直せる環境を作りたい。」

そう考えたとき、「士業の資格をとるのがいいのでは」と思ったと話しています。
資格があれば、会社に依存しない働き方が可能になります。 転職や独立開業など、人生の岐路に立ったときの選択肢が格段に増えるのです。

1-3. 大学生(20代〜)の難関資格の合格率は高い

難関資格の合格率は、20代が最も高いというデータがあります。
たとえば、行政書士試験では、全体の合格率12.9%に対し、20代は16.7%。司法試験予備試験では、全体3.6%に対して20代は6.0%と、ほぼ倍近い差がついています。

 20代の合格率全体の合格率
行政書士試験16.7%12.9%
司法試験予備試験6.7%3.6%

(出典:(一財)行政書士試験研究センター「令和6年度試験結果分析」,法務省「令和6年司法試験予備試験口述試験(最終)結果‐参考情報」)

一般的に、記憶力や情報処理能力は20代前半がピークと言われており、大量の知識を覚える資格試験では有利に働きます。
さらに、大学生は社会人と比べて勉強時間を確保しやすい環境にあります。 
社会人は仕事や家事に追われ、勉強時間を確保するのも苦労し、日々疲れた状態で机に向かっています。一方、大学生は夏休みだけで約2ヶ月、春休みも1ヶ月以上。授業の空きコマなど、自分でコントロールできる時間が多く、資格の勉強をする環境としては圧倒的に有利といってよいでしょう。

「いつか取ろう」と先延ばしにするほど、合格は遠のきます。 挑戦するなら、時間的にも能力的にも有利な今がベストです。

2. 大学生におすすめの資格ランキングTOP3

まず、大学生が取得すれば就職で圧倒的に有利になる資格を3つ紹介します。

● 第1位:司法書士
● 第2位:行政書士
● 第3位:宅建士

いずれも法律系の国家資格で、専門性の高さから企業の評価が非常に高い資格です。

2-1. 【第1位】司法書士

YouTube thumbnail

司法書士は、不動産登記や商業登記を独占業務とする法律系の最難関資格の一つです。
「身近な法律家」として、相続や民事トラブルの解決など、年々活躍の幅が広がっています。大学生のうちに取得すれば、人材としての市場価値は圧倒的に高まります。合格すれば就職ではまず困らないでしょう。

なお、「法学部じゃないと無理では?」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。 実際、伊藤塾では多くの大学生が、法律とはまったく関係のない学部から1年程度の勉強で合格しています。なかには、最短7ヶ月で合格した大学生もいるほどです。

《合格者の声》
2024年司法書士試験合格者 Y.Tさん

大学卒業後の進路を意識しはじめる大学3年生の頃、法学部でせっかく法律を学んでいるのだから、法律関係の職に就きたいと考えるようになりました。様々な法律の仕事を探していく中で「司法書士の仕事は平和産業である」というキャッチフレーズをよく目にしたため、平和主義な自分に合っていると思い、司法書士の勉強をはじめました。
司法書士の勉強は難しかったですが、楽しいと感じていたため、やはり自分に合っていると思いました。

項目内容
資格の種類国家資格
主な仕事内容不動産登記、商業登記、裁判所への書類作成、
相続手続きなど
受験資格なし
試験日筆記:7月上旬/口述:10月中旬
合格発表11月上旬
難易度★★★★★

※司法書士については、以下の記事で詳しく解説しています。

2-1-1. 司法書士が就活で有利になる業界は?

司法書士の資格は、さまざまな業界で高く評価されます。
代表的なのは司法書士事務所ですが、それ以外にも活躍の場は多岐にわたります。

《司法書士が就活で評価される企業・業界など》
 ● 司法書士事務所(法人)
 ● 金融機関(銀行・信用金庫など)
 ● 不動産業界
 ● 一般企業の法務部
 ● コンサルティング会社 など

また、まずは司法書士事務所などに就職して実務経験を積み、その後独立するというキャリアパスも描けます。資格によって、将来の人生設計の幅が一気に広がるのが司法書士の強みです。

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

2-1-2. 司法書士が向いている人は?

司法書士が向いてるのは、以下のような人です。

● 専門性の高いスキルを身につけたい人
● 就活で、他の学生と圧倒的な差をつけたい人
● 将来、独立開業も視野に入れている人
● 一生食いっぱぐれたくない人
● 争いごとが嫌いな人
● 人の役に立つ仕事がしたい人

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

※伊藤塾の「司法書士入門講座」はこちら

2-2. 【第2位】行政書士

YouTube thumbnail

行政書士は、官公庁への許認可申請を独占業務とする「街の法律家」です。
扱える書類は1万種類以上と言われ、業務の幅が非常に広いのが特徴です。司法書士と比べると難易度は下がりますが、合格率は10%前後。法律系資格の登竜門として、就活で他の学生と差をつけるには十分なインパクトがあります。
独立開業のしやすさも大きな魅力で、将来のキャリアの選択肢を広げたい人におすすめの資格です。

《合格者の声》
2023年 行政書士試験合格者 立石 蓮人さん

地元で公務員以外の職に就きたかったのですが、大学2年の夏、サークルに入っておらず塾でバイトしている程度ではどんなに学業を頑張ったとしても就職先などないと言われ、悩んでいたところ、独立開業できる資格として行政書士があることを知り、行政書士試験への挑戦を決めました。

項目内容
資格の種類国家資格
主な仕事内容許認可の申請、契約書作成、相続手続き、
会社設立、外国人の在留資格申請など
受験資格なし
試験日11月の第2日曜日
合格発表1月下旬
難易度★★★★☆

※行政書士については、以下の記事で詳しく解説しています。

2-2-1. 行政書士が就活で有利になる業界は?

行政書士は、士業のなかでもトップクラスに活躍できる業界の幅が広い資格です。

《行政書士が就活で評価される企業・業界など》
 ● 行政書士事務所(法人)
 ● 一般企業の法務部・総務部
 ● コンサルティング会社
 ● 不動産業界・建設業界
 ● 金融機関
 ● 外国人採用に力を入れている企業 など

実際、行政書士試験の受験者には公務員、マスコミ、IT、金融、広告代理店、不動産など、さまざまな業界の人がいます。他の資格試験だと「この資格をとる人ならこの業界」と限定されがちですが、行政書士にはそれがありません。
どの業界でも役立つからこそ、幅広い層が受験しているのです。

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

2-2-2. 行政書士が向いている人は?

行政書士が向いているのは、以下のような人です。

● 法律系資格に挑戦したいが、まずは取り組みやすいものから始めたい人
● 就活のアピール材料がなくて悩んでいる人
● 将来、独立開業を視野に入れている人
● 幅広い分野の仕事に関わりたい人
● 民間就活と公務員試験、どちらにするか迷っている人

行政書士は知名度が高く、企業からも評価されやすい資格です。また、行政書士で学ぶ民法や憲法、行政法は公務員試験でも出題されます。民間就活・公務員どちらを考えている人にもおすすめできる資格です。

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

※伊藤塾の「行政書士合格講座」はこちら

2-3. 【第3位】宅地建物取引士(宅建士)

YouTube thumbnail

宅建士(宅地建物取引士)は、不動産取引に欠かせない国家資格です。
契約前の重要事項説明や契約書への記名押印など、宅建士にしかできない独占業務があります。不動産会社には従業員5人に1人以上の設置が義務付けられているため、不動産業界への就職に直結する非常に強力な資格です。

毎年20万人以上が受験する人気資格で、勉強に自信がない人でも取り組みやすい難易度です。「まずは確実に取れる国家資格から」と考えている人にもおすすめできます。

項目内容
資格の種類国家資格
主な仕事内容重要事項説明、契約書への記名押印、不動産
取引の仲介など
受験資格なし
試験日10月の第3日曜日
合格発表11月下旬
難易度★★★☆☆

※宅建士については、以下の記事で詳しく解説しています。

2-3-1. 宅建士が就活で有利になる業界は?

宅建士は、不動産業界への就職において圧倒的に有利な資格です。
不動産取引を行う会社には、従業員5人につき1人以上の宅建士の設置義務があるため、資格を持っているだけで選考で一歩リードできます。

新卒から資格手当が支給される企業も多く、月数万円が上乗せされるケースも多いです。
たとえば、当コラムを運営する伊藤塾の井内講師は、宅建士として初めて就職した会社で「月額5万円」の資格手当が支給されていたそうです。

《宅建士が就活で評価される企業・業界など》
 ● 不動産業界
 ● 金融機関
 ● 建設業界
 ● 一般企業の管財部門
 ● ハウスメーカー など

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

2-3-2. 宅建士が向いている人は?

宅建士が向いているのは、以下のような人です。

● 不動産業界への就職を考えている人
● まずは取得しやすい国家資格から始めたい人
● 在学中に確実に結果を出したい人
● 資格手当など、目に見える形でメリットを得たい人
● 営業やコミュニケーションが得意な人

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

伊藤塾の「宅建士合格講座」はこちら

3. 大学生が就職で有利になる資格7選

トップ3以外にも、就職に役立つ資格はたくさんあります。
ここからは、トップ3では紹介しきれなかった就職に役立つ資格を7つ紹介します。
志望業界や目指すキャリアに合わせて、検討してみてください。

● 司法試験(弁護士)
● 中小企業診断士
● 社労士(社会保険労務士)
● TOEIC
● 簿記
● MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
● FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)

3-1. 司法試験(弁護士)

司法試験(弁護士)は、言わずとしれた法律系資格の最高峰です。
訴訟代理や法律相談など、法律に関するあらゆる業務を扱うことができ、法律事務所への就職はもちろん、企業の法務部やコンサルティング会社など、さまざまな業界で活躍できます。社会的な信頼度も非常に高く、一生モノの資格と言えるでしょう。

「法学部じゃないと無理」と思われがちですが、実は「法学部以外の学部」から合格する人も決して珍しくはありません。以下のデータをご覧ください。

(出典:伊藤塾「ご存知ですか?法学部以外でも司法試験は合格できること」)

伊藤塾では、ご覧のとおり4人に1人以上が法学部以外の出身であり、在学中に合格する方もたくさんいます。

最難関資格で圧倒的な差をつけたい人は、学部を問わず、ぜひ挑戦してみてください。

項目内容
資格の種類国家資格
主な仕事内容訴訟代理、法律相談、契約書作成、企業法務など
受験資格法科大学院修了または予備試験合格
試験日予備試験:7月(短答)、9月(論文)、1月(口述)
司法試験:7月
合格発表予備試験:2月頃/司法試験:11月頃
難易度★★★★★
有利になる業界法律事務所、企業法務部、官公庁
コンサルティング会社など

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

伊藤塾の「司法試験入門講座」はこちら

3-2. 中小企業診断士

中小企業診断士は、経営コンサルタント唯一の国家資格です。
企業の経営課題を分析し、解決策を提案する仕事で、ビジネスパーソンに非常に人気の高い資格です。過去には、日本経済新聞が実施した「ビジネスパーソンが取得したい資格」で1位を獲得しており、今も人気資格ランキングでは常にトップを争っています。

試験では、経営、財務、マーケティング、法務、ITなど、ビジネスの現場で実際に使われる知識が出題されます。さらに、二次試験では、架空の企業を題材にした事例問題が出され、経営課題の分析から具体的な改善提案まで求められます。

つまり、資格試験の勉強によってビジネス全般の実践的な知識・スキルが身につくのです。
就活でも「ビジネスへの関心が高く、しっかり勉強してきた学生」という印象を与えられ、他の学生との差別化につながります。

項目内容
資格の種類国家資格
主な仕事内容経営診断、経営改善の助言、事業計画策定支援など
受験資格なし(誰でも受験可能)
試験日1次:8月
2次:10月(筆記)、1月(口述)
合格発表2月上旬
難易度★★★★☆(合格率約5〜8%)
有利になる業界コンサルティング会社、金融機関
商社、メーカーなど

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

伊藤塾の「中小企業診断士合格講座」はこちら

3-3. 社会保険労務士(社労士)

社労士は、企業が扱う「ヒト・モノ・カネ」のうち、「ヒト」に関するスペシャリストです。
たとえば、社会保険の手続きや就業規則の作成、労使紛争の解決(※特定社労士のみ)など、き企業で働く「ヒト」に関するあらゆる仕事を扱っています。

採用、給与、社会保険など、どの企業でも必要になる労務の知識が体系的に学べるため、特に人事系の業界・部門を志望する人には強力なアピール材料になります。また、社労士は独立開業もしやすい資格なので、将来の選択肢を広げたい人にもおすすめです。

ただし、受験には学歴などの要件があります。
大学在学中(短期大学を除く)であれば、以下のどちらかの要件を満たすことが必要です。

  • 学校教育法による大学(短期大学を除く)において62単位以上の卒業要件単位を修得した者
  • 学校教育法による大学(短期大学を除く)において一般教養科目と専門教育科目等との区分けをしているものにおいて一般教養科目36単位以上を修得し、かつ、専門教育科目等の単位を加えて合計48単位以上の卒業要件単位を修得した者

基本的には、大学3年生以降であれば満たしているケースが多いでしょう。

項目内容
資格の種類国家資格
主な仕事内容社会保険手続き、就業規則作成、労務相談、給与計算など
受験資格学歴または実務経験等の要件あり
(※一般教養科目を62単位以上取得など)
試験日8月の第4日曜日
合格発表10月上旬
難易度★★★★☆
有利になる業界社労士事務所、企業の人事部・総務部
コンサルティング会社など

※こちらの記事も多くの方に読まれています。

伊藤塾の「社労士試験合格講座」はこちら

3-4. TOEIC

TOEICは、ビジネス英語力を証明する定番の資格です。
国家資格ではありませんが、就活でも重視されるスコアです。特にグローバル企業や外資系企業では、600点以上を応募条件としているケースが少なくありません。
履歴書に書けるスコアの目安は600点以上、他の学生と差がつくのは730点以上と言われています。800点を超えると、英語を使う部署への配属や海外勤務のチャンスも広がります。

TOEICの良いところは、試験はほぼ毎月実施されていることです。
何度でもチャレンジできるので、大学1〜2年生のうちからコツコツ対策を始め、就活までにスコアを上げていけます。英語を武器にしたい人は、早めに取り組んでおきましょう。

項目内容
資格の種類民間資格
主な用途就活でのアピール、昇進・海外赴任の条件など
受験資格なし
試験日ほぼ毎月
結果発表試験日から約17日後(オンライン)
難易度スコア制
有利になる業界外資系企業、商社、メーカー(海外部門)
航空・旅行業界など

3-5. 簿記

簿記は、ビジネスパーソンの必須知識と言われる資格です。
経理や会計の仕事を目指す人には必須ですが、それ以外の職種でも損益計算書や貸借対照表を読む力は必ず役立ちます。

就活で評価されるのは日商簿記2級以上です。3級は比較的取りやすいので、まずは3級を取得して、在学中に2級合格を目指すのが王道のルートです。1級まで取得すれば、大手企業の経理職などへの就活でも強力な武器になります。

項目内容
資格の種類民間資格
身につくスキル仕訳、決算書の作成・読み方、財務分析の基礎など
受験資格なし
試験日随時(ネット試験の場合)
合格発表試験終了後すぐ(ネット試験の場合)
難易度★★☆☆☆(3級)/★★★☆☆(2級)
有利になる業界全業界(特に経理・財務部門)

3-6. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは、WordやExcel、PowerPointなどのスキルを証明する資格です。
社会に出ると、まだまだMicrosoftオフィスを使っている企業は多いです。ただ、社会人でも基本的な操作しかできない人は意外と多く、Excelのマクロや関数がちょっと分かるだけでも「こいつ、仕事ができる!」と思われるケースは少なくありません。
就活で有利になるのはもちろん、入社後すぐに即戦力として活躍できるのも大きな魅力です。
試験は、「全国一斉試験」と「随時試験」があり、自分の都合に合わせて受験できます。
就活までに何か資格を取りたいけど、何から始めればいいか分からないという人にもおすすめの資格です。

項目内容
資格の種類民間資格
身につくスキルWord、Excel、PowerPointなどの実務スキル
受験資格なし(誰でも受験可能)
試験日全国一斉試験または随時試験(ほぼ毎日実施)
合格発表試験終了後すぐ
難易度★☆☆☆☆(一般)/★★☆☆☆(上級)
有利になる業界全業界

3-7. FP(ファイナンシャル・プランニング技能検定)

FPは、お金に関する幅広い知識を証明する資格です。
保険、年金、税金、投資、住宅ローンなど、人生に関わるお金の知識が体系的に身につきます。金融・保険業界を志望する人には特に有利で、入社後に必要な知識を先取りできる点が魅力です。
就活でアピールするなら2級以上が目安です。ただし、2級を受験するには3級合格などの要件があるため、まずは3級から始めましょう。3級は比較的取りやすく、お金の基礎知識を学ぶという意味でも、大学生のうちに取っておくメリットは大きいです。
FPの知識は仕事だけでなく、自分自身の資産管理やライフプランにも役立ちます。社会人になる前に身につけておきたい教養としても、おすすめの資格です。

項目内容
資格の種類国家資格
身につくスキル保険、年金、税金、投資、住宅ローンなどお金の知識全般
受験資格3級はなし
試験日随時(CBT試験)
合格発表翌月中旬(※結果発表はすぐ)
難易度★☆☆☆☆(3級)/★★☆☆☆(2級)
有利になる業界金融機関、保険会社、不動産業界、証券会社など

伊藤塾の「FP(ファイナンシャル・プランナー)合格講座」はこちら

4. 大学生が就職に有利な資格を選ぶために必要な2つの視点

資格を選ぶときは、次の2つの視点を持っておきましょう。

● 本当に就職につながる資格なのか
● 就活までに間に合うか

それぞれ解説します。

4-1. 本当に就職につながる資格なのか

まず大切なのが、その資格が本当に就活で評価されるかどうかです。
就活で評価されやすいのは、基本的に以下のいずれかに当てはまる資格です。

● 誰もが知っているような知名度が高い資格
● 勉強の過程が志望度の高さや努力を裏付けるような難関資格
● 現場でも役立つ実用的な資格

資格のなかには、簡単にとれても、知名度が低かったり、実務との関連性が薄かったりして、企業から評価されないものも少なくありません。せっかく時間をかけて取得しても就活で活かせなければもったいないので、資格選びは慎重に行いましょう。

本記事で紹介した資格は、いずれも上記のいずれかに該当するものばかりです。迷ったら、まずはこの中から選ぶことをおすすめします。

4-2. 就活までに間に合うか

資格を就活でアピールするなら、選考が始まる前に合格している必要があります。
一般的に、就活は大学3年の3月頃から本格化します。つまり、それまでに試験に合格し、合格発表まで終わらせておく必要があるのです。

だからこそ重要なのが、最短での合格を目指すこと

同じ資格でも、勉強のやり方次第で合格までの期間は大きく変わります。
なお、司法書士の場合は、合格発表後に合格者向けの採用活動が行われるため、大学4年での合格でも問題ありません。ただ、事務所ではなく民間企業の法務部などへの就職を目指すなら、通常の就活スケジュールに間に合わせる必要があります。

5. 大学生が最短で難関資格に合格するなら伊藤塾がオススメ

貴重な大学生時代を使って、法律資格にチャレンジするなら、ぜひ法律資格専門の指導校である伊藤塾にご相談ください。

5-1. 法律資格で圧倒的な合格実績がある

伊藤塾は1995年の開塾から約30年にわたり、数多くの法律家を世に送り出してきた法律資格専門の受験指導校です。特に、司法試験や司法書士試験といった最難関資格において、業界トップクラスの合格実績を誇っています。

【伊藤塾の合格実績】
● 2025年度 司法試験:合格者1,581名中1,432名が伊藤塾を利用(合格者占有率 90.6%)
● 2024年度 予備試験:合格者449名中405名が伊藤塾を利用(合格者占有率 90.2%)
● 2025年度 司法書士試験:合格者751名中408名が伊藤塾を利用(合格者占有率 54.3%)

業界TOPレベルの豊富な講師陣と、的中率の高いテキストで、難関資格の在学中の合格へ向けてサポートさせていただきます。

5-2. 大学生が在学中に、最短合格できる環境が整っている

伊藤塾には、大学生が最短で合格を目指せる環境が整っています。
長年の指導で磨き上げたカリキュラムと、合格に必要な知識を凝縮したテキストで、無駄のない学習を実現しており、実際に、多くの大学生が在学中の合格を実現しています。

● 大学2年で行政書士試験に合格後、7ヶ月で司法書士試験に合格した方
● 半年の学習期間で、大学在学中に行政書士試験に合格した方
● 大学2年で宅建士に合格後、1年半で司法書士試験にも合格した方
● サークル2つ、バイト週3回、通学片道1時間半という生活でも、司法試験に合格した方 など

Web講義でいつでもどこでも学習できるため、授業やサークル、アルバイトとの両立も可能です。

5-3. 合格後まで考えた取り組みも実施している

伊藤塾は、単に「資格試験の合格」だけを目的としている指導校ではありません。
「資格をとること」自体が目的なのではなく、「大学卒業後の人生に役立つ」からこそ資格をとるのだと考えており、そのためにさまざまな取り組みを行っています。

● OB・OG同士のつながりを作るための同窓会の設立
● 最前線で活躍する実務家による法律講座の開催 など

合格のための知識やノウハウのみならず、人材育成を目的として受験指導していることが、伊藤塾の大きな特長の一つです。

6. 就活が不安な大学生からよくある質問

Q. 大学生が資格を取りすぎると逆効果ですか?

A.資格の数が多いこと自体は、マイナスにはなりません。
ただし、志望業界と関係のない資格ばかり取っても、「この学生は何がしたいんだろう?」と思われますし、「資格取得」自体が目標になっては意味がありません。
資格から考えるのではなく、大学を卒業した後、どのような生き方をしたいのかを考えて、そこから資格を選ぶようにしましょう。

Q. 大学生が暇つぶしで資格をとるのはアリですか?

A.大いにアリです。むしろ、きっかけは何でも構いません。
「暇だったから」「なんとなく興味があったから」という理由で始めて、結果的に就活で役立ったり、その資格がきっかけで人生が大きく変わったりした、という人はたくさんいます。

Q. 大学何年生から勉強を始めるべきですか?

A.目指す資格によって異なります。
宅建士やFP、簿記などであれば、大学3年になる前から始めれば就活に間に合う可能性が高いです。行政書士も同様に、大学2年の後半から始めれば十分です。
弁護士や司法書士などの最難関資格を目指すなら、大学1〜2年のうちにスタートするのが理想です。ただし、合格者を対象とした選考活動もあるため、大学4年での合格を目指してもよいでしょう。

Q. 公務員になるためにおすすめの資格はありますか?

A.公務員試験に「必須の資格」はありません。
ただし、行政書士試験は公務員試験と相性が良いです。行政書士で学ぶ民法、憲法、行政法は、公務員試験でも出題されるからです。
民間就活と公務員試験で迷っている人は、行政書士を取っておくとどちらにも対応できます。民間企業からも評価される資格なので、選択肢を広げる意味でもおすすめです。

Q. 理系でも文系向けの資格は取れますか?

A.もちろん取れます。
本記事で紹介した資格は、いずれも学部による受験制限がありません。最難関と言われている司法試験でも、理系学部から合格している人はいます。文系・理系に関係なく、興味のある資格にはぜひ挑戦してみてください。

7. 大学生の就職に有利となる資格まとめ

本記事では、大学生にとって資格を取得するメリットや資格の選び方、就職に有利となる10の資格について解説しました。
以下にポイントをまとめます。

  • 資格は就職活動における強力な武器になる
    資格は「試験に合格した」という客観的な事実であり、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)としての信頼性が高く、志望動機に説得力を持たせることができます。
  • 大学生は資格取得に最適な時期である
    20代は記憶力や情報処理能力が高いうえに、社会人と比較して夏休みや春休みなどの勉強時間を確保しやすいため、難関資格の合格率も高い傾向にあります。
  • 将来の選択肢と自由度が広がる
    特に司法書士や行政書士などの士業資格を取得すれば、企業に依存しない働き方や独立開業、さらには転職時にも有利な条件でやり直せる環境を作ることが可能です。
  • おすすめの資格ランキングTOP3
    第1位:市場価値が極めて高い司法書士
    第2位:幅広い業界で役立つ行政書士
    第3位:不動産業界への就職に直結する宅建士
  • TOP3以外のオススメ資格
    司法試験(弁護士)、中小企業診断士、社労士といった難関国家資格から、TOEIC、簿記、MOS、FPといった実務に即した資格まで、志望業界に合わせて選ぶことが重要です。
  • 資格選びの2つの視点
    その資格が「本当に就職につながる知名度や実用性があるか」という点と、「就活の選考が本格化するまでに間に合うか」というスケジュール管理の視点が必要です。

大学生という貴重な時間を最大限に活かし、就職に有利となる資格の在学中合格を目指すなら、司法試験を始めとする法律系難関資格において圧倒的な合格実績を誇る伊藤塾がおすすめです。

単なる試験合格にとどまらず、「合格後」のキャリアまで見据えた指導と充実したサポートを提供する伊藤塾で、「一生モノの資格」を手にしてみませんか。

伊藤塾があなたのチャレンジを、力強くサポートさせていただきます。

伊藤塾 司法書士試験科

著者:伊藤塾 司法書士試験科

伊藤塾司法書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの司法書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、司法書士試験に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。