【40代でも遅くない】男性が人生をやり直す力を秘めた10の厳選資格

基本情報

2025年09月10日

「このまま今の仕事を続けていていいのか…」
「本当はもっと違うことに挑戦したかった…」

40代になって、こんなモヤモヤを感じ始めた方も多いのではないでしょうか?

結論、人生をやり直すのに遅すぎることはありません。

40代から、以下のような国家資格をとって新たな業界に転職したり・独立開業に成功したりした方はいくらでもいます。

資格就職
のしやすさ
独立開業
のしやすさ
行政書士★★☆☆☆★★★★★
司法書士★★★★★★★★★☆
司法試験
(弁護士)
★★★★★★★★★★
社会保険労務士★★★☆☆★★★★☆
中小企業診断士★★★★☆★★★★☆
宅地建物取引士★★★★☆★★★☆☆
賃貸不動産経営管理士★★★☆☆★★☆☆☆
土地家屋調査士★★★☆☆★★★☆☆
税理士★★★☆☆★★★★☆
※番外編
ファイナンシャル
・プランナー(FP)
★☆☆☆☆★☆☆☆☆

本記事では、40代の男性が人生をやり直せる資格・選び方を解説するとともに、合格者の年齢や平均年収も紹介します。資格で人生を変えたい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。

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【目次】

1. 40代の男性が資格で人生をやり直すことはできる

40代の男性が資格取得によって人生をやり直すことはできます。

1-1.難関資格は「合格者の平均年齢が40代」の試験が多い

「40代で資格をとっても遅いのでは…?」と考えている男性もいるでしょう。

しかし、実は国家資格の中には、合格者の平均年齢が40代を超えている試験が珍しくありません。以下の表をご覧ください。

 合格者の年齢
行政書士40代以上が52%
(※平均年齢は非公表)
司法書士平均41.5歳
社労士40代以上が56%
(※平均年齢は非公表)
中小企業診断士40代以上が51%
(※平均年齢は非公表)
賃貸不動産
経営管理士
平均42歳
土地家屋調査士平均39.33歳

ご覧のように、多くの国家資格で40代以上が合格者のボリュームゾーンとなっています。

中には、「若い人の方が有利では?」と心配する方もいるでしょう。しかし、資格試験は単純な暗記力よりも社会の仕組みや実務への理解が問われる試験です。

社会人として経験を積んだ40代が、20代より有利なケースも少なくないのです。

1-2.実際に資格で人生をやり直した人がたくさんいる

伊藤塾でも、多くの男性が40代から難関資格に挑戦しています。

【40代以上で難関資格に合格した方(※一部)】

合格者資格挑戦したきっかけ
田村直哉
さん
(40代)
行政書士長年法人営業や営業企画の業務に従事してきましたが、年齢が40代を迎え管理職として忙しい日々を過ごす中、今後の人生を考えた時に「これまでの経験と資格を活用して柔軟な働き方を目指したい」と思うようになりました。
岡本吉裕
さん
(50代)
行政書士50代後半になり家族を養う身であるにもかかわらず、退職後の選択肢がないことに不安を感じたことです。そこでネクタイを締めて働ける、そして何か独占業務を与えられた資格を手に入れようと考えました。
R.N さん
(40代)
司法書士40歳を過ぎてから転職を考えたのがきっかけです。家族の生活もあるので転職後も確実に食べていけるよう、業務独占資格である司法書士資格の取得を目指すことにしました。
M.Iさん
(40代)
司法書士50歳を目前に控えた私は、将来を考えました。このまま何もせず、この会社にいたら同僚のようなつまらない人生になる。そんな生き方は絶対に嫌だ。そう思った私は友人をロールモデルとして、遅まきながら法律の勉強をはじめたのでした。

ご覧のように、40代以降で難関資格に挑戦し、見事に合格された方が数多くいらっしゃいます。

皆さん、40代という節目で「今後のキャリアをどうするか」を真剣に考えた結果、資格に挑戦することを選ばれているのです。

2.人生をやり直せる資格の見極め方4つ

とはいえ、資格ならどれでも良いわけではありません。人生をやり直すなら「本当に力のある資格」を見極めることが必要です。

具体的には次の4つのポイントを確認しましょう。

【資格選びの判断基準】
・国家資格であるか
・独占業務があるか
・就職・独立開業につながるか
・これまでの経験を活かせるか

上記4点を押さえれば、資格が人生をやり直す強力な武器となるはずです。各ポイントをさらに詳しく説明します。

2-1.国家資格であるか

まず重要なのが、「国家資格であるか」です。

「国家資格」とは法律に基づいて国が認定する資格です。一方、「民間資格」は団体や企業が独自に認定しています。

両者の違いを、以下の表にまとめました。

 国家資格民間資格
法的な裏付けありなし
社会的な信用高い団体・業界の
知名度次第
難易度高い取得しやすい
(※数時間の研修
で取れる資格も
ある)
就職や転職
(高く評価され
やすい)

(影響は限定的)
独立開業
(有資格者でなけ
れば開業できな
い仕事がある)

(影響は限定的)

40代から人生をやり直す目的なら、試験が難しくても、就職・独立開業のメリットが大きい国家資格を目指すことをおすすめします。

2-2.独占業務があるか

次に確認したいのが、「独占業務を有しているか」です。

独占業務とは、その資格を持つ人だけが報酬を得て行うことを許可された仕事のことです。例えば、行政書士なら「官公署への許認可申請」、司法書士なら「登記」が該当します。

これらの業務は無資格者が扱えないため、参入障壁が高く、安定した需要が見込めます。

2-3.就職・独立開業につながるか

「就職・独立開業につながるか」も重要な判断基準です。

せっかく資格を取っても、それが仕事につながらなければ意味がありません。選んだ資格に実際に求人があるのか、独立開業の道があるのかは、必ず調べておきましょう。

一例を挙げると、司法書士なら40代未経験でも求人がありますし、行政書士なら独立開業のハードルが低いという特徴があります。

資格で人生をやり直すなら、合格後すぐに仕事につながる資格を選びましょう。

2-4.これまでの経験を活かせるか

最後に大切なのが、「これまで培ってきた経験・スキルを活かせるか」という視点です。一見関係なさそうな業界の経験でも、資格の専門性とかけ合わせると、独自の強みになるケースがあります。

これが最も起こりやすいのが、幅広い業務領域を持つ行政書士です。

【経験が発揮される例】
・「介護業界」の経験を活かして、成年後見業務に力を入れる
・「不動産業界」の経験を活かして、不動産業の許認可を専門にする
・海外への「留学経験」を活かして、入管業務で活躍する など

自分では「たいしたことない」と思っている経験が、資格と組み合わせることで「自分だけの強み」に変わる可能性があるのです。

業界の実情が分かれば信頼を得やすく、競合との差別化にもつながります。「過去の経験を活かせるか」という視点は常に持っておきましょう。

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3. 40代男性が人生をやり直せる資格10選

以上4つのポイントを踏まえて、40代男性が本気で人生をやり直せる資格を10個厳選しました。

特徴や難易度、キャリアパスなどを紹介します。

資格就職
のしやすさ
独立開業
のしやすさ
行政書士★★☆☆☆★★★★★
司法書士★★★★★★★★★☆
司法試験
(弁護士)
★★★★★★★★★★
社会保険労務士★★★☆☆★★★★☆
中小企業診断士★★★★☆★★★★☆
宅地建物取引士★★★★☆★★★☆☆
賃貸不動産経営管理士★★★☆☆★★☆☆☆
土地家屋調査士★★★☆☆★★★☆☆
税理士★★★☆☆★★★★☆
※番外編
ファイナンシャル
・プランナー(FP)
★☆☆☆☆★☆☆☆☆

3-1.行政書士

行政書士は、許認可申請や法律書類の作成を専門とする国家資格です。

官公署に提出する書類、権利義務・事実証明に関する書類の作成を独占業務としており、扱える書類は「9,000種類以上」と言われています。様々な業界のスキルが仕事につながるため、40代までの経験をフル活用できるでしょう。

40代の受験者が最も多く、合格者も40代以上が過半数を占めています。多くの男性にとって、最初の選択肢になり得る資格です。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢40代以上が52%
独占業務の有無
平均年収591万円
独立開業のしやすさ★★★★★
就職のしやすさ★★☆☆☆
試験の難易度★★★☆☆
合格率13%
学習期間(勉強時間)半年〜1年
(600時間〜1,000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「行政書士」

※行政書士については、次の記事で詳しく解説しています。

3-2.司法書士

司法書士は、不動産登記・商業登記を中心とした法律事務を扱う専門職です。

独占業務の登記申請に加えて、成年後見人として高齢者の財産管理をサポートしたり、簡易裁判所の訴訟業務で活躍することもできます。合格者の平均年齢は41.5歳、40代からの転身も珍しくありません。

40代未経験でも就職しやすく、経験を積むと独立開業もできます。「人生逆転型」の資格と言われており、40代が人生をやり直すために最適な資格の1つです。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢41.5歳
独占業務の有無
平均年収765.3万円※
独立開業のしやすさ★★★★☆
就職のしやすさ★★★★★
試験の難易度★★★★☆
合格率5〜6%
学習期間(勉強時間)1年〜2年
(3000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「司法書士」

※弁護士・司法書士・弁理士・土地家屋調査士の年収については、令和6年賃金構造基本統計調査において「法務従事者」という職種グループに一括集計されているため、すべて同額の年収となっています。

※司法書士については、次の記事で詳しく解説しています。

3-3.司法試験(弁護士)

司法試験(弁護士)は、法律資格の最高峰に位置する国家試験です。

社会人の合格者数は公表されていませんが、法科大学院ルート、予備試験ルートともに毎年一定数の合格者を輩出しています。司法試験の受験資格を得るための予備試験には受験資格はなく、誰でも受験することができるため、40代からでもチャレンジできる試験となっています。

合格には3,000~5,000時間の学習が必要なため、仕事と両立する場合は数年がかりの計画が必要でしょう。相当な覚悟が必要ですが、合格すれば間違いなく人生は劇的に変わります。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢26.9歳
独占業務の有無
平均年収765.3万円※
独立開業のしやすさ★★★★★
就職のしやすさ★★★★★
試験の難易度★★★★★
合格率約40%
(※予備試験の合格率は
約3〜4%)
学習期間(勉強時間)3年〜5年
(3000時間〜5000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「弁護士」

※弁護士・司法書士・弁理士・土地家屋調査士の年収については、令和6年賃金構造基本統計調査において「法務従事者」という職種グループに一括集計されているため、すべて同額の年収となっています。

※予備試験・司法試験については、次の記事で詳しく解説しています。

3-4.社会保険労務士(社労士)

社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険の専門家として企業の「人」に関わる業務を担う国家資格です。

労務管理や社会保険手続き、給与計算など、どの企業でも必要とされる業務を独占的に扱えます。40代の合格者が約3割を占めており、人事・労務経験がある方には特に有利な資格です。

合格率は5~8%ですが、働きながらでも半年から1年の勉強で合格を目指せます。独立開業と就職のどちらも選べる資格として、40代からのキャリアチェンジに最適です。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢40代以上が56%
独占業務の有無
平均年収903.2万円
独立開業のしやすさ★★★★☆
就職のしやすさ★★★☆☆
試験の難易度★★★☆☆
合格率5〜8%
学習期間
(勉強時間)
半年〜1年
(800時間〜1000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「社会保険労務士」

※社労士については、次の記事で詳しく解説しています。

3-5.中小企業診断士

中小企業診断士は、企業の経営課題を分析し、解決策を提案する「経営コンサルティング」の国家資格です。

財務、マーケティング、人事など幅広い経営知識が身につくため、これまでの実務経験を体系的に整理できます。40代が有するビジネス経験は、机上の理論ではなく実践的なアドバイスができる強みとして発揮されるでしょう。

難関資格ですが、科目合格制が採用されているため、働きながらでも挑戦しやすいです。

合格後は独立してコンサルタントとして活躍する道と、企業内で活躍する道があり、40代からのキャリアアップとして人気があります。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢40代以上が51%
独占業務の有無
(※有資格者しか応募
できない仕事は多い)
平均年収903.2万円
独立開業のしやすさ★★★★☆
就職のしやすさ★★★★☆
試験の難易度★★★☆☆
合格率5%
(※一発合格の場合)
学習期間
(勉強時間)
半年〜1年
(約1000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「中小企業診断士」

※中小企業診断士については、次の記事で詳しく解説しています。

3-6.宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引のスペシャリストとして活躍できる国家資格です。

不動産取引に関わる業界では、従業員5名につき1名の宅建士設置が義務付けられているため、常に安定した求人があります。40代からの転職でも、資格があれば採用されやすく、月数万円の資格手当が支給される企業も多数あります。

合格率は15~17%ですが、3~6ヶ月程度の学習でも合格を目指せるでしょう。

不動産業界でのキャリアアップや、営業経験を活かして転職したい40代男性に最適の資格です。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢35.9歳
独占業務の有無
独立開業のしやすさ★★★☆☆
就職のしやすさ★★★★☆
試験の難易度★★☆☆☆
合格率15%〜17%
学習期間
(勉強時間)
3ヶ月〜半年
(300時間〜500時間)

※宅建士については、次の記事で詳しく解説しています。

3-7.賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士は、2021年に国家資格となった注目の資格です。

賃貸住宅管理業者には業務管理者の設置が義務付けられており、今後ますます需要が高まることが予想されます。宅建士とのダブルライセンスで市場価値を高められるため、不動産業界でのキャリアアップを目指す40代には特におすすめです。

合格者の平均年齢は42歳、合格率も27~30%と高く、比較的短期間で取得できます。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
(2021年〜)
合格者の平均年齢42歳
独占業務の有無
(※ただし設置義務資格)
独立開業のしやすさ★★☆☆☆
就職のしやすさ★★★☆☆
試験の難易度★★☆☆☆
合格率27〜30%
学習期間
(勉強時間)
3ヶ月〜半年
(100時間〜250時間)

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3-8.土地家屋調査士

土地家屋調査士は、土地や建物の測量・調査を行う専門家です。

不動産の「表示の登記」を独占業務としており、土地の境界確定や面積の測定など、不動産取引に欠かせない仕事を担っています。デスクワークだけでなく現場での調査業務もあるため、体を動かしながら専門性を発揮したい方に最適です。

合格者の平均年齢は39歳ですが、40代でも遅くありません。司法書士とのダブルライセンスでも人気の資格です。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢39.3歳
独占業務の有無
平均年収765.3万円※
独立開業のしやすさ★★★★☆
就職のしやすさ★★★☆☆
試験の難易度★★★☆☆
合格率約11%
学習期間
(勉強時間)
半年〜1年
(1000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「土地家屋調査士」

※弁護士・司法書士・弁理士・土地家屋調査士の年収については、令和6年賃金構造基本統計調査において「法務従事者」という職種グループに一括集計されているため、すべて同額の年収となっています。

3-9.税理士

税理士は、税務の専門家として企業や個人の税務相談・申告業務を行う国家資格です。

科目合格制度があり、1科目ずつ進めていけば、働きながらでも合格を目指せます。40代以上の合格者も多く、経理経験がある方におすすめの資格です。

項目詳細
国家資格or民間資格国家資格
合格者の平均年齢41歳以上が40%
平均年収856.3万円
独占業務の有無
独立開業のしやすさ★★★★☆
就職のしやすさ★★★★☆
試験の難易度★★★★☆
合格率18%〜20%
学習期間
(勉強時間)
2年〜3年
(2,000時間〜3,000時間)

(年収の出典:厚生労働省|職業情報提供サイトjob tag「税理士」

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3-10.(番外編)ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、個人の資産運用やライフプランニングの知識を体系的に学べる資格です。税金、保険、年金、相続、不動産、金融商品など、人生に必要なお金の知識が身につくため、40代以降の人生に大きな影響を与えるでしょう。

就職や独立開業向きの資格ではありませんが、学んだ知識が人生の様々な場面で役立つため、番外編として紹介しました。

項目詳細
独立開業のしやすさ★☆☆☆☆
就職のしやすさ★☆☆☆☆
人生への影響★★★★★

4.人生の目標・方向性から選ぶ資格例

ここまで紹介した資格は、どれも40代男性の人生を変える力を秘めていますが、万人に合う資格はありません。それぞれの状況や目標によって、選ぶべき資格は異なります。

この章では、40代以降の目標・方向性を4つのケースに分けておすすめ資格を紹介します。

・40代から独立開業したい方
・会社員として転職したい方
・今より高年収を目指したい方
・過去のキャリアを活かして働きたい方

それぞれ見ていきましょう。

4-1. 40代から独立開業したい方

40代から独立開業を目指す方には、開業のハードルが低く、かつ安定した収入が見込める資格がおすすめです。

【オススメの資格】
・行政書士
・社労士
・司法書士
・土地家屋調査士

特に行政書士は、これまでの経験がそのまま専門分野として活かせるため、未経験からでも差別化しやすいです。建設業界の経験があれば建設業許可、介護業界なら成年後見など、過去の経験を武器にできます。

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4-2.会社員として転職したい方

安定した正社員として再出発したい方には、求人数が多く、企業からも高く評価される資格が適しています。

【オススメの資格】
・司法書士
・宅建士
・賃貸不動産管理経営士
・中小企業診断士

中でも、最有力候補となるのは司法書士です。

司法書士業界は人手不足で、「40代・未経験」でもハンディを感じるケースが少ないです。活躍の場も司法書士事務所だけでなく、金融機関や不動産会社など幅広い分野に広がっています。

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4-3. 1000万以上の高年収を目指したい方

とにかく高年収を目指したい方には、以下のような資格がおすすめです。

【オススメの資格】
・弁護士(司法試験)
・司法書士
・社労士
・税理士
・中小企業診断士

特に弁護士は、法律資格の頂点に立つ存在です。合格には数年の努力が必要ですが、その分リターンも大きく、高収入が期待できるでしょう。

社労士や中小企業診断士も、平均年収が900万円を超える高収入資格です。

4-4.過去のキャリアを活かして働きたい方

これまでの経験を無駄にせず、新たな資格と組み合わせて活躍したい方には、業務範囲が広い資格が向いています。

【オススメの資格】
・行政書士
・社労士
・中小企業診断士
・宅建士

行政書士は扱える業務が9,000種類以上と幅広く、どんな業界の経験も活かせる可能性があります。社労士は人事・労務経験、中小企業診断士は管理職経験がそのまま強みになります。

いずれも、40代までの経験と資格の掛け算によって、独自のポジションを築きやすい資格です。

5. 40代男性が人生をやり直すために勉強するなら伊藤塾がオススメ

40代男性が本気で人生をやり直すために法律資格を目指すなら、ぜひ伊藤塾にご相談ください。

伊藤塾には、40代の男性が確実に合格を目指せる環境が整っています。

5-1.法律資格での圧倒的な実績

伊藤塾は、司法試験や司法書士試験などの難関法律資格において、業界トップクラスの合格実績を誇る受験指導校です。

・司法試験   :合格者1,592名中1,436名が伊藤塾を利用(占有率90.2%)
・予備試験   :合格者449名中405名が伊藤塾を利用(占有率90.2%)
・司法書士試験 :合格者737名中433名が伊藤塾を利用(占有率59%)


40代・50代の社会人受験生も数多く合格しており、働きながら、家族を養いながら勉強している方も多数いらっしゃいます。

5-2.社会人が続けやすい学習スタイル

40代の男性にとって最大の課題は、いかに学習時間を確保するかです。伊藤塾では、この課題を解決するための学習環境が整っています。

すべての講義がオンラインで受講できるため、通勤電車の中、昼休みなど、自分の生活リズムに合わせて学習を進められるでしょう。講義は何度でも繰り返し視聴できるため、仕事で疲れて集中力が続かなくても、後日改めて学習し直すことができます。

スマートフォンで視聴できるので、パソコンを立ち上げる手間もありません。

忙しい40代でも、スキマ時間を活用して着実に勉強を続けることができます。

5-3.合格後を考えた取り組み

伊藤塾では、合格は最初に超えるべきハードルであって、目指すべき真のステージは「合格後」にあると考えています。

これを実現するために、第一線で活躍する法律家による講演会の開催、実務家へのインタビュー、そして合格者OB・OGが集う同窓会組織の運営など、合格後の活動を支える仕組みを整えています。

40代から新たな人生に挑戦することは簡単ではありません。しかし、あなたが「資格」によって本気で人生をやり直したいと考えているなら、伊藤塾が全力でサポートします。

6.【Q&A】資格を目指す40代男性からよくある質問

Q1.40代男性が稼ぎやすい資格はどれですか?

A. 個人の努力や働き方、得意分野によって変わるため一概にはいえません。ただし、司法書士、社労士、中小企業診断士などは、高収入が期待しやすい資格だといわれています。

Q2.家族を養いながら勉強時間を確保できるか不安です。

A. 多くの40代受験生が同じ悩みを抱えていますが、工夫次第で時間は作れます。まずは、「1日30分でも続ける」という気持ちで始めることが大切です。

Q3.40代の男性が一生続けられる仕事はどれですか?

A. 司法書士、行政書士のような士業は定年がなく、体力的な負担も少ないため、長く続けやすいです。経験が信頼につながるため、むしろ年齢を重ねるほど有利になる面もあります。

Q4.資格を取っても本当に転職できるか心配です。

A. 資格だけで転職が保証されるわけではありませんが、大きなアピールポイントになることは確かです。中には司法書士のように、40代未経験でも採用されやすい業界もあります。

Q5.40代から勉強についていけるか不安です。

A. 40代の勉強で課題になるのは、「記憶力」ではなく「素直さ」です。これまでの経験や自己流の考えに囚われると、新しい知識を吸収しづらいからです。

逆に、講師の指導を素直に受け入れる姿勢さえあれば、年齢に関係なく合格できます。

7. 40代から人生をやり直すための資格の選び方とは?

最後に、記事のポイントをまとめます。

40代から人生をやり直すのは決して遅くない。40代で国家資格を取得し、新たな業界への転職や独立開業に成功した例は多い。

・人生をやり直せる資格の見極め方は、「国家資格であるか」「独占業務があるか」「就職・独立開業につながるか」「これまでの経験を活かせるか」の4つ。

・本記事では、40代男性が人生をやり直せる資格として、行政書士、司法書士、司法試験(弁護士)、社会保険労務士、中小企業診断士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、土地家屋調査士、税理士、ファイナンシャル・プランナー(FP)の10資格を紹介。

・多くの国家資格で40代以上が合格者のボリュームゾーンとなっている。

・資格試験は単純な暗記力よりも社会の仕組みや実務への理解が問われる試験であるため、社会人として経験を積んだ40代が20代より有利なケースも少なくない。

司法書士、行政書士のような士業は定年がなく、体力的な負担も少ないため、長く続けやすい。

・資格だけで転職が保証されるわけではないが、司法書士のように40代未経験でも採用されやすい業界もある。

・40代の勉強で課題になるのは、「記憶力」ではなく「素直さ」である。講師の指導を素直に受け入れる姿勢さえあれば、年齢に関係なく合格できる。

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伊藤塾は、法律を学びたいと考えるすべての人にとって、いつでもどこでも頼れる存在でありたいと考えています。そのために、法律を初歩からしっかり学習できる様々な講座を開講しています。

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伊藤塾 行政書士試験科

著者:伊藤塾 行政書士試験科

伊藤塾行政書士試験科は1995年の開塾以来、多数の法律家を輩出し、現在も業界トップの行政書士試験合格率を出し続けています。当コラムでは、学生・社会人問わず、法律を学びたいと考えるすべての人のために、行政書士試験や法曹に関する情報を詳しくわかりやすくお伝えしています。