【行政書士 合格体験記】3回の挫折を越え 働きながら通勤電車を勉強場所に変え掴み取った合格ストーリー

合格体験記

【行政書士 合格体験談】3回の挫折を越え 働きながら通勤電車を勉強場所に変え掴み取った合格ストーリー

働きながら、独学からの転換を経て合格された道のりは、同じように時間の確保に悩む方や、独学であと一歩のところで足踏みしている方にとって、参考になる部分が多いはずです。ぜひご覧ください。

この合格ストーリーを動画で見たい方は、こちらをご視聴ください。

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通勤電車が主戦場。働きながらの学習環境は?

坂本講師:合格おめでとうございます。受講されたのは「合格講座 速修生」とのことですが、いつ頃から始めましたか?

中村さん:4月からスタートしました。一番最初のタイミングですね。

坂本講師:働きながらの受験だったそうですね。平日はどれくらい勉強できましたか?

中村さん:フルタイムで働きながら、平日は1日1.5時間ほどでした。主な勉強場所は、通勤電車の中がメインだったんです。比較的長距離の通勤で、1時間以上電車に乗っていたので、行き帰りで実質1時間。家に帰って30分ほど。合わせて1日1.5時間という感じでした。

坂本講師:電車の中だと、テキストを開いたりマーカーを引いたりするのは大変ではなかったですか?

中村さん:おっしゃる通りです。なので電車の中では基本的に、先生の話を聞くことをメインにしていました。伊藤塾の講座ではPDFの教科書を見られるので、それを見ながら聞いて、マーカーは土日に家でまとめて引いていました。平日に聞いた授業を、週末にマーカーを引きながらもう一度聞く。結果的に同じ授業を2回聞けるんです。倍速で聞いたりもしていました。最初は大変かと思ったんですが、慣れるとそのほうが楽で、1回聞いておくとマーカーを引く箇所もなんとなく頭に残っているんですよね。

坂本講師:土日はどれくらい勉強していましたか?

中村さん:土日はそれぞれ5時間くらいです。過去問は週末にまとめて解いていました。後半は、授業を聞き終わったあとは電車の中でも過去問を見るようにしていましたね。

坂本講師:「後半」というのは、メインのインプット授業が終わったあとですね。

中村さん:そうですね。講座は8月ごろにメインのインプット授業を終える組み立てになっていて、そこから本試験までは、正直ひたすら過去問でした。そこでかなり成績が伸びましたね。アウトプットだけでなく、そこでインプットも定着するイメージでした。

【合格へのヒント】社会人の合格に必要なスキマ時間の活用

仕事をしながら合格を目指す社会人受験生にとって、まとまった勉強時間を毎日確保するのは簡単ではありません。だからこそ重要になるのが、通勤時間などのスキマ時間を活用することです。

中村さんも、通勤電車では講義を聞き、約1時間の勉強時間を確保していました。移動中にインプット、机に向かえる時間は復習やアウトプットと学習内容を使い分けたことが、限られた時間での合格につながったといえます。

伊藤塾では、まとまった学習時間を確保しにくい社会人でも、スキマ時間を活用しやすい仕組みを用意しています。たとえば、移動中にも閲覧できるPDF形式のテキスト、倍速再生に対応した講義、1回約20分(倍速なら約10分)で一気に総復習できる「復習アシスト講義」などです。

仕事が忙しい方でも、日々の生活に合わせて勉強できる受講環境が整っています。

独学で3回、160→160→174点。なぜ伸び悩んだのか

坂本講師:受験回数は何回目での合格だったんですか?

中村さん:4回目です。合格した年が「合格講座 速修生」で、その前の3回は独学で連続して受けていました。

坂本講師:独学で3回粘ったのは、いけるかなと思うところもあったのでしょうか?

中村さん:そうですね(笑)。じつは、最初に独学で受けた年で160点取れたんですよ。

坂本講師:すごく惜しいところまでいけたんですね。

中村さん:そうなんです(笑)。ただ、その翌年も160点で。3年目は伊藤塾の市販のテキストと問題集を使って174点でした。3年目は自分なりにかなり時間を費やした結果がそれだったので、独学では限界があるなと思い、講座を受講しようと決めました。

【合格へのヒント】あと6点なら、もう1年独学を続ければよいのでは?

中村さんの3回目の得点は174点でした。「あと6点なら、次こそ合格できるのでは?」と考えてしまいますよね。しかし、実はこれが大きな落とし穴。行政書士試験では、同じように160点〜170点台から伸び悩んでいる方が多いのです。

▼160点台・170点台で伸び悩んだ合格者の声

  • 勉強をはじめて初年度は他校の通信講座を受講したが、講義内容をいまひとつ理解できず、記述対策もおざなりだった。(中略)平林講師が「160点、170点でうろうろしている方はまずご自分の勉強法が正しいのかをまず考える必要がある」と指摘され、基本からもう一度やり直した。(相原 秀起さん)
  • 私は2度目の不合格の後に、伊藤塾の講座と出会いました。1年目は、他校の通信講座で約10ヶ月間勉強しましたが、結果は150点で不合格。2年目は、独学でひたすら一問一答形式の問題集を回すというやり方で、結果170点で不合格。1年目も2年目も多くの時間を勉強に費やしたはずなのに、なぜ結果がでないのか、悔しくて溜まりませんでした。(I.Oさん)

中村さんの得点推移も、決して珍しいものではありません。なかには、「あと10点なら、このまま頑張れば合格できる」という考えにとらわれ、同じ勉強を続けた結果、何年たっても壁を越えられず、合格を諦めてしまう人もいます。

今、合格点まであと10点、20点届かずに悩んでいる方は、知識を増やす前に、まず自分に何が足りないのかを見極め、勉強方法そのものを見直してみてください。

「合格講座 速修生」を選んだ理由

坂本講師:速修生を選んだきっかけはなんだったんでしょうか?

中村さん:時期的なところもあってですね。受講を決めようと思ったのが2月か3月ごろで、そこから調べた中で、4月開講でポイントを抑えた講義ということだったので、速修生が一番いいかなと。働きながらだと、こなすボリュームも大事になってきますので。

坂本講師:実際に受けてみて、ボリューム感はどうでしたか?

中村さん:最初の憲法あたりは余裕があったんですが、民法に移ってからですね。講義の受講が後ろ倒しになって、勉強が遅れ出してしまって。焦りはありましたが、たまたまコロナで夜の付き合いがほとんどなかったので、そこで助かったというのが正直なところでした。

坂本講師:3年間の独学の蓄積があって174点まで届いていて、それでも講座で勉強すると、民法はやはり大変でしたか?

中村さん:かなり厳しかったですね。今までは「もやっと」しか分かっていなかったんだと思います。独学だと過去問は解けるんですが、ちょっとひねられると解けない。ベースが分かっていなかったんですね。テキストに「Aランク」と書いてあっても、それがどう出るのかまでは市販のテキストには書いていない。その意味で、講座を受けて効率はかなり良かったです。講義で明確に「ここだ」と言ってもらえたのが、非常に良かったです。

【合格へのヒント】中村さんが受講した「速修生講座」とは?

行政書士合格講座 速修生は、中村さんのように勉強時間が限られている社会人受験生が、週4〜5時間の受講で合格を目指せる短期集中型の講座です。

行政書士試験で必要となる膨大な知識を、116時間の講義に凝縮。単に短期間で学習を終える「速習」ではなく、理解のプロセスを整理し、迷わず学びを積み上げていく「速修」を重視しています。坂本講師が重要なポイントを明確に示すことで、中村さんのように時間がない方でも、合格に必要な知識を効率よく身につけることができます。

ゼミで気づいた「答えだけ見ていた」独学の浅さ

坂本講師:速修生講座のゼミ※は利用されましたか?

中村さん:時間の都合でなかなか参加できなかったんですが、少しだけ見させていただきました。結構ハードでしたね(笑)。ただ、先生の話を聞いて、自分はそこまで考えていなかったな、という問題がたくさんありました。問題をそこまで深掘りせず解いていたな、と強く感じました。

坂本講師:ゼミ※を受けて、その後の取り組みは変わりましたか?

中村さん:そうですね。それまでは問題集の答えだけを見て答え合わせをしていたんですが、そこの部分のテキストまで見るようになりました。独学のときも、それがいけなかったのかもしれません。答え欄だけをずっと見て覚えているような感じで、やっぱり浅かったんだなと思います。問題を解いてテキストに戻り確認する。手間ですが、これを繰り返さないと、角度を変えられた問題に対応できないんですよね。

※【現在の講座について】
中村さんが受講したのは、2022年度(令和4年度)試験に向けた当時の「速修生講座」です。この講座は名称を「速修コース」に変更し、カリキュラムを見直しました。文中で語られている「ゼミ」は、現在の速修コースには含まれていません。ただし、中村さんがゼミを通じて得た「答えだけで終わらせず、根拠や制度趣旨まで理解する」という学び方は、速修コースの講義そのものが大切にしている考え方です。速修コースは、短期間で“終わらせる”のではなく、理解を積み上げる「速修」を重視し、坂本式パワーポイント図解集で論点を整理しながら体系的な理解へとつなげます。また、学習の進め方や理解の深め方は、講師・合格者カウンセリング制度や質問制度を通じて個別に相談できます。
(2026年7月現在)

【合格へのヒント】過去問の知識だけで解ける問題はわずか54%?

中村さんも語っているように、行政書士試験で陥りやすい失敗の一つが、問題を解いたあと、答えだけを確認して終わってしまうことです。

しかし、問題を解いて答えを確認するだけの学習では、決して合格点には届きません。

実際、坂本講師が直近3年間の本試験問題(行政法)について分析した結果によれば、過去問と同じ知識で解ける問題は、わずか54%しかありませんでした。一方で、行政書士試験に合格するには、行政法で最低でも19問中15問、正答率にして約79%の正解が必要となります。

過去問の知識だけでは、合格に必要な正答率にはるかに届かないことが分かりますよね。

伊藤塾は、司法試験で合格者占有率90.6%を誇る法律資格専門の指導校だからこそ、初見の問題にも対応するために、何をどこまで理解すべきかを熟知しています。過去問の答えを覚えるだけでなく、制度趣旨や知識のつながりから自分で答えを導き出す独自メソッドによって、本試験で確実に得点する力を養うことができます。

合格後のビジョン。開業と、農業分野への関心

坂本講師:今後のご予定やビジョンはありますか?

中村さん:将来的には開業したいと思っています。もともと行政書士を受けようと思ったきっかけが、社会人人生も折り返しを過ぎてきた中で、自分は本当は何をやりたいのかなと考えたときに、たまたま出会った資格だったんです。ご縁があって合格できたので、ぜひこの資格を生かした仕事をしたいと思っています。私は理系出身で、今の仕事も食品関係なので、農業関係に関心があります。種苗法関係や、農業で働く外国人の方も増えているので、そういったところを中心に、自分にできることを見つけていきたいです。

これから挑戦する方へ

坂本講師:最後に、これから行政書士試験にチャレンジする方へ一言お願いします。

中村さん:途中で諦めないことだと思います。勉強がうまくいかない時期は必ずありますので、そこで諦めずに、辛くても1日30分でも勉強を続けることかなと。自分の経験から、ぜひ頑張ってほしいと思います。

あと数点の壁を越えるために

最後に、今回の合格体験談をまとめます。

【中村さんの合格への道のり】

  • 独学で3回不合格(160点→160点→174点)から伊藤塾「合格講座 速修生(現:速修コース)」を受講し、4回目の挑戦で行政書士試験に合格

【速修コースで得られたこと】

  • 講師が重要論点と本試験での問われ方を明確に示すため、「何を、どの深さまで理解すべきか」に迷わなくなった
  • 市販テキストの重要度(Aランクなど)を確認するだけでは分からなかった、学習の優先順位が明確になった
  • 過去問の答えを覚える学習から、テキストに戻って根拠や制度趣旨まで理解する学習方法が身についた
  • PDFテキストや倍速再生に対応した講義を活用し、通勤時間も受講時間として有効に使えた

今回、中村さんは、独学で3回不合格を経験しながらも、伊藤塾の「合格講座 速修生(現在の速修コース)」を受講し、4回目の挑戦で行政書士試験に合格しました。

合格につながった一番の要因は、「独学で続けてきた勉強方法を見直したこと」です。独学時代は、問題集の答えだけを確認し、その内容を覚えるような勉強になっていました。しかし、速修コースを受講した結果、自分が問題を十分に深掘りできていなかったことに気づけました。
独学では見えなかった「自分の理解の浅さ」と「合格に必要な理解の深さ」が明確になったことが、あと数点の壁を越えられた大きな理由です。

今回、中村さんが受講した伊藤塾の「行政書士合格講座 速修コース」は、合格に必要な知識を116時間の講義に凝縮し、週4〜5時間の受講で本試験合格を目指すコースです。
インプット講義だけでなく、出題予想、総まとめ、模擬試験など、本試験までに必要な対策が一つのコースに含まれているため、学習段階ごとに新たな教材を探し、追加する必要もありません。

中村さんのように独学であと一歩のところから伸び悩んでいる方や、働きながら効率よく合格を目指したいとお考えの方は、ぜひ以下より詳細をご確認ください。

中村さんが独学の壁を越えた伊藤塾の「行政書士合格講座 速修コース」の詳細はこちら

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伊藤塾 行政書士試験科

著者:伊藤塾 行政書士試験科

行政書士資格を保有する講師・合格経験者で構成された専門チームが監修・執筆しています。合格率約14%の行政書士試験について、出題傾向・効率的な学習法・他資格とのダブルライセンス戦略まで、法律系資格指導約30年の実績をもとに正確にお届けします。