【2025年】司法試験の合格者氏名や名簿は公表される?合格発表に関する質問にお答えします!
司法試験
司法試験合格者の氏名は、国の機関紙である「官報」にて公表されます。
官報は誰でも購入することができる国の新聞であり、販売されてから90日以内であれば、インターネット上で無料で閲覧することも可能です。
官報は、司法試験の合格者本人やその家族が、合格の記念として購入するケースが多いですが、売り切れてしまうと購入できなくなってしまうおそれもあるため、確実に購入するためには、あらかじめ購入日等をしっかり把握しておき、必要であれば事前予約をしておくことも重要です。
この記事では、司法試験合格者の氏名が掲載される「官報」について解説したうえで、司法試験合格発表に関するよくある質問についても回答していきます。
司法試験合格を目指している皆さんには、こうした情報を参考にしながら、ぜひ一日でも早く学びを始めていただきたいと思います。
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【目次】
1. 2025年度(令和7年度)司法試験の合格発表と結果について
1-1. 合格発表の日時
2025年度(令和7年度)司法試験の最終合格発表は、11月12日(水)午後4時すぎに下記の方法にておこなわれました。(発表形式は、合格者の受験番号です。)
2025年度(令和7年度)では下記の方法にて発表されました。
◉掲示板(法務省司法試験合格発表掲示板(日比谷公園側祝田橋 交差点付近)ほか7か所)
※ 各掲示場所においては、11月21日(金)午後5時まで掲示を行いました。
なお、合格通知書兼成績通知書の発送は2025年(令和7年)11月21日(金)、合格証書授与については11月下旬に交付されました。(手続については合格通知書に記載)
1-2. 司法試験の結果について
2025年度(令和7年度)度司法試験の結果としては、受験者数3,837人に対して、合格者数が1,581人、合格率が41.2%となりました。
試験結果について、詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
2. 司法試験合格者の氏名は「官報」で公表される
法務省ホームページや、各試験地の合格発表の掲示板では、実は受験番号しか表記されていません。
司法試験合格者の氏名は、例年、国の機関紙である官報に掲載されます。
官報には、合格者の氏名・試験地・受験番号が掲載されます。
2-1. 官報とは
官報とは、国が発行する機関紙であり、政府や各府省が、国民に知らせる必要のある重大な事項を掲載するための新聞です。
司法試験合格者のほかにも、破産者の情報や法令、会社の組織変更に関する公告等の重大な情報が掲載されます。
また、司法書士や公認会計士、税理士、弁理士、不動産鑑定士、土地家屋調査士など、さまざまな国家資格の合格者の氏名も掲載されます。
2-2. 官報の発売日はいつ?
官報は、土曜・日曜・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)以外は、毎日発行されています。
ただし、司法試験の合格者が掲載される官報は、毎年法務省から公表される日付に発売されるもののみとなっています。
2025年度(令和7年度)の司法試験合格者が掲載される官報の発売日は、【令和7年12月3日(水)】です。
2-3. 官報の購入方法や閲覧方法
官報は、各都道府県に設置されている「官報販売所」で購入することができます。
参照:国立印刷局「官報サービスセンター・官報公告等取次店一覧」
また、「インターネット版官報」であれば、直近90日前までのものであれば無料で閲覧することができます。
参照:国立印刷局「インターネット版官報」
なお、官報は国の機関紙という性質上、定期購読者向けの販売が中心となっており、部売りの官報は、基本的にはわずかな数量しか販売されません。
司法試験の合格者本人やその家族で、確実に官報を購入したいと考えるのであれば、当該官報発行日の5営業日前までに、各都道府県の官報販売所にて事前予約をしておくことをおすすめします。
2-4. 官報に掲載されたら何年で消える?
官報に掲載された情報は、あとからバックナンバーを検索することができるため、半永久的にその情報は消えることなく、国会図書館のデジタルコレクションに保管されます。
ただし、司法試験合格者の氏名が掲載された官報が発行されるのはその時限りなので、官報が発売されるたびに自分の個人情報が掲載されるわけではありません。
2-5. 官報に掲載されるデメリットとは?
官報に掲載される一番のデメリットは、自分の氏名、つまり個人情報が公表されてしまうことにあります。
司法試験に合格した証として公表され、しかも氏名だけの公表であったとしても、自分の個人情報が掲載されてしまうことに対し、抵抗がある方も多いでしょう。
しかし、官報を定期的にチェックしている人は少ないですし、そもそも司法試験合格者の氏名が官報に掲載されることすら知らない方も多いです。
不合格者の氏名が公表されるわけではないため、そこまで深刻に考える必要もないといえるでしょう。
2-6. 予備試験の合格者の氏名も官報に載る?
予備試験合格者の氏名は、官報には掲載されません。
平成22年におこなわれた司法制度改革に関するパブリックコメントに対する法務省の回答によると、次の理由から、今後も予備試験合格者の氏名が官報に掲載される可能性は低いと考えられます。
【予備試験合格者の官報公告がされない理由】
・法科大学院生は大学院を修了しても氏名を公告されるわけではないので、それと同様に扱われるべき
・予備試験合格者は、新司法試験の受験資格を得られるだけ
・新司法試験に合格した段階で氏名を官報で公告すれば足り、予備試験の合格者を官報公告する必要はない
引用:司法試験法施行規則の一部を改正する省令案に対する意見募集の結果について |法務省
3. 司法試験合格者は新聞にも載る?
司法試験合格者の氏名は、一般的にほとんどの新聞で掲載されませんが、一部の新聞によっては掲載しているところもあります。
全合格者の氏名(名簿)を公表しているところもあれば、その地域に在住する合格者の氏名のみ掲載しているところもあります。
(中国新聞デジタルでは、受験地別に全合格者氏名が公表されていますが、現在は有料会員のみ閲覧可能となっています。)
また、最年少合格者や最年長合格者等については、全国紙やネットニュースなどの記事で、氏名が報道されるケースもあります。
4. 司法試験合格者に関するよくある質問
司法試験合格者に関するよくある質問をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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司法試験の最年少合格および最年長合格者は?
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2025年度(令和7年度)における司法試験合格者の最年少合格者は18歳、最年長合格者は69歳です。
参照:令和7年司法試験の採点結果|法務省※こちらの記事も合わせてご覧ください。
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合格者の平均年齢や受験回数は?
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2025年度(令和7年度)における司法試験合格者の平均年齢は「26.8歳」となり、現行の司法試験開始以来、最も若い年齢だった2023年(令和5年)度の「26.6歳」とほぼ変わらない結果でした。

また、下記表の通り、2021年度(令和3年度)の司法試験合格者のうち5回目の受験者は1回目の受験者の約5%だったのに対し、2025年度(令和7年度)においては、5回目の受験者は1回目の受験者の約1%という結果となりました。
初回の受験で合格する割合に対して、受験回数に比例して合格者の数も少なくなっていく傾向が顕著となってきています。
【司法試験合格者の受験回数別人数】
司法試験受験資格
による受験回数令和7年 令和6年 令和5年 令和4年 令和3年 1回目 1,197人 1,211人 1,584人 1,046人 1,024人 2回目 250人 296人 123人 180人 173人 3回目 103人 44人 35人 88人 101人 4回目 18人 29人 24人 47人 76人 5回目 13人 12人 15人 42人 47人 上記のように、2025年度(令和7年度)の司法試験結果から、合格者の若年化、初回合格者の増加という傾向がより一層顕著となってきたことがわかります。
これらをふまえると、司法試験に合格するための最も重要な対策としては、できるだけ早いタイミングで勉強をスタートさせること、無駄のない効率的な勉強によって短期合格を狙うこと、この二点が欠かせない時代になったと言えるでしょう。
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合格者の男女比は?
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男女比においても、2025年度(令和7年度)は、近年の傾向を強める結果となりました。
下記表の通り、女性の合格者の割合は年々高くなる傾向にありましたが、2025年度(令和7年度)は前年を0.1ポイント上回り、3割を超え30.3%となりました。
【司法試験合格者の男女別人数と割合】
男性合格者数
と割合女性合格者数
と割合令和7年 1,102人
(69.7%)479人
(30.3%)令和6年 1,111人
(69.8%)481人
(30.2%)令和5年 1,257人
(70.6%)524人
(29.4%)令和4年 1,014人
(72.3%)389人
(27.7%)令和3年 1,026人
(72.2%)395人
(27.8%)令和2年 1,083人
(74.7%)367人
(25.3%)
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受験資格別合格者数は?
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2023年(令和5年)以降は、法科大学院在学中の受験が可能となったことにより、在学中受験資格による合格者が数多く輩出される結果となっています。
【受験資格別合格者数】
令和7年 令和6年 法科大学院課程修了者 441人 471人 既修者法学部 301人 351人 既修者非法学部 29人 21人 未修者法学部 75人 72人 未修者非法学部 36人 27人 令和7年 令和6年 在学中受験資格者 712人 680人 既修者法学部 592人 569人 既修者非法学部 44人 42人 未修者法学部 45人 54人 未修者非法学部 31人 15人 令和7年 令和6年 予備試験合格者 428人 441人 2025年度(令和7年度)の合格者数は、法科大学院課程修了者441人、予備試験合格者428人に対し在学中受験資格者が712人と一番多い結果でした。
ただ、合格率を見てみると、下記表の通り、予備試験合格者90.68%、在学中受験資格者52.66%、法科大学院課程修了者21.90%という結果となっています。
【受験資格別受験者数・合格者数・合格率】
受験者数 最終
合格者数令和7年
合格率令和6年
合格率司法試験全体 3,837人 1,581人 41.20% 42.13% 法科大学院合計 3,365人 1,153人 34.26% 34.84% 法科大学院課程修了者 2,013人 441人 21.90% 22.73% 在学中受験資格者 1,352人 712人 52.66% 55.19% 予備試験合格者 472人 428人 90.68% 92.84% 上記の結果からも、司法試験はもはや長期戦として挑むものではなく、できるだけ早期に勉強をスタートさせ、短期間での合格を目指すことが必勝法であると言えるでしょう。
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合格者・合格率の高い法科大学院は?
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2025年度(令和7年度)の司法試験合格者数や合格率が高い法科大学院TOP3は次の通りです。
【合格者数TOP3】
1位 早稲田大法科大学院(150人)
2位 京都大法科大学院(128人)
3位 慶應義塾大法科大学院(118人)【合格率TOP3】
1位 京都大法科大学院(58.45%)
2位 愛知大法科大学院※(55.56%)
3位 慶應義塾大法科大学院(50.00%)
東京大法科大学院(50.00%)
※合格者数10人未満の法科大学院なお、予備試験合格者の司法試験合格者数は428人、合格率は90.68%となっており、例年通り、すべての法科大学院を上回る結果となりました。
※TOP3以下の大学別ランキングはこちらの記事をご覧ください。
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司法試験合格後の大まかなスケジュールを教えてください。
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合格発表後、最高裁判所への採用願を提出し、翌年3月頃から約1年間の「司法修習」が始まります。修習の最後に「司法修習生考試(二回試験)」に合格することで、正式に法曹資格を得られます。
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司法修習中は給料が出ますか?
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司法修習生には、修習に専念するための給付金として月額13.5万円(基本額)が国から支給されます。加えて、住居費がかかる場合は月額3.5万円を上限に加算支給されます。
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「二回試験」と呼ばれる司法修習生考試の合格率はどのくらいですか?
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近年の合格率は毎年98%〜99%台で推移しており、非常に高い水準です。しかし、不合格になると法曹資格を得ることができず、再度受験する必要があります。
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裁判官や検察官になるには、どうすればよいですか?
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司法修習を修了した者の中から、本人の希望、適性、修習中の成績などを基に選考されます。裁判官は最高裁判所が、検察官は法務省がそれぞれ採用(任命)します。
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司法試験の受験資格を失った場合(5振アウト)、もう法曹にはなれませんか?
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いいえ、受験資格を失った場合でも、再度「法科大学院の課程を修了する」または「予備試験に合格する」ことで、新たに司法試験の受験資格を得ることが可能です。
5. 司法試験の合格発表に関するまとめ
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司法試験合格者の氏名はどこで公表されますか?
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司法試験合格者の氏名は、国の機関紙である「官報」にて公表されます。2025年度(令和7年度)合格者の氏名は、2025年(令和7年)12月3日付の官報に掲載されます。
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予備試験合格者の氏名も官報に掲載されますか?
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予備試験合格者の氏名は官報には掲載されません。これは、法科大学院生と同様の扱いとし、司法試験合格時に公告すれば十分という理由に基づいています。
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2025年度(令和7年度)司法試験の合格者数、受験者数、合格率はどのくらいでしたか?
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2025年度(令和7年度)司法試験の結果は、受験者数3,837人、合格者数1,581人、合格率41.2%となりました。
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2025年度(令和7年度)司法試験合格者の平均年齢はどのくらいでしたか?
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2025年度(令和7度)司法試験合格者の平均年齢は26.8歳でした。これは、現行制度開始以来最も若かった2023年度とほぼ変わらない結果です。
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2025年度(令和7年度)司法試験の最年少・最年長合格者は何歳でしたか?
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2025年度(令和7年度)司法試験合格者の最年少は18歳、最年長は69歳でした。
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2025年度(令和7年度)司法試験における女性合格者の割合はどのくらいでしたか?
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2025年度(令和7年度)司法試験における女性合格者の割合は30.3%となり、前年を0.1ポイント上回り、増加傾向が強まりました。
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2025年度(令和7年度)司法試験で合格者数・合格率が高かった法科大学院はどこですか?
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A.2025年度(令和7年度)の合格者数TOP3は、早稲田大法科大学院(150人)、京都大法科大学院(128人)、慶應義塾大法科大学院(118人)です。合格率TOP3は、京都大法科大学院(58.45%)、愛知大法科大学院(55.56%)、慶應義塾大法科大学院(50.00%)、東京大法科大学院(50.00%)でした。
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2025年度(令和7年度)司法試験の最終合格発表はいつ行われますか?
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2025年(令和7年)11月12日(水)です。午後4時すぎに発表されます。
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司法試験の合格発表はどこでおこなわれますか?
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法務省のホームページと法務省司法試験合格発表掲示板(日比谷公園側祝田橋交差点付近)ほか7か所です。
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