安定した職業おすすめ18選!公務員・大企業は本当に安定?

キャリア

「安定した職業に就きたい。」
将来への不安を感じたとき、誰もが一度は考えることです。ただ、「安定した職業って、具体的にどんな仕事だろう」と聞かれると、はっきり答えられる人は意外と少ないはずです。
「安定」と聞いてまずイメージするのは「公務員」や「大企業」だと思います。でも本当にそうでしょうか?

  • 会社が倒産しなくても、もし早期退職を迫られたら…
  • 人間関係が悪化して辞めざるを得なくなったら…
  • メンタルを病んで働けなくなったら…

そのとき、困り果てるような状態では、本当の安定とはいえませんよね。今の安定は、もしかしたら砂上の楼閣かもしれません。
そこでこの記事では、安定した職業とはどのような職業なのかを3つの要素で整理したうえで、具体的な職業を分野別に紹介していきます。

▼この記事のポイント

● 安定した職業とは「専門性が高く、年齢に関係なく働けて、社会から需要がなくなりにくい職業」のこと
● この条件から5分野の職業(士業・公務員・インフラ・IT・医療系など)を紹介
● 社会人が今から目指しやすい職業も解説

「安定した職業を見つけたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. 安定した職業とは

安定した職業とは、以下の3つの要素を備えた仕事です。

  • 専門性が高い
  • 社会から需要がなくなりにくい
  • 年齢に関係なく長く働き続けられる

この3つの要素を多く備えている職業ほど、安定して長く働き続けられるといえます。それぞれの要素を詳しく見ていきましょう。

1-1. 専門性が高い

まず大切なのが、専門性の高さです。

終身雇用が当たり前だった時代は、個人のスキルよりも、所属する企業の経営が安定しているかどうかが重要でした。しかし今は、1つの会社で定年まで働き続ける人は少数派です。いくら会社が安定していても、人間関係の悪化や出産・介護といった要因で辞めざるを得なくなる人もいます。そのときに専門的なスキルがなければ、再就職も独立も難しくなります。

一方で、どこに行っても通用する専門性を持っていれば、「別の職場に移ろう」「地元に戻って開業しよう」というように、いくつもの選択肢を自分で選ぶことができます。
組織に依存しなくても生きていける専門性が身につくような職業。これが、本当の意味で安定した職業といえます。

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1-2. 社会から需要がなくなりにくい

社会からの需要が途切れにくいことも、安定した職業の大切な要素です。

たとえば、生活に不可欠なインフラを支える仕事や、人の生活・財産に直接関わる仕事は、社会にとって必要不可欠です。こうした仕事は、景気や時代の変化の影響を受けにくいため、長期的にみても需要が安定しています。

AIに仕事を奪われるという話もありますが、重要度が高い仕事であるほど、いくらAIが発達しても最終的には人間のチェックが必要になります。すべてをAIに任せるというのは、まだまだ現実的ではありません。

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1-3. 年齢に関係なく長く働き続けられる

最後に大切なのが、年齢に関係なく長く働き続けられることです。

人生100年時代、体力が求められる仕事や、若さが前提となる仕事では、年齢を重ねるにつれて長く続けることが難しくなります。年齢とともにスキルや経験が積み上がるどころか、「この先も同じように稼げるのか」と不安になるようでは、安定とはいえません。
何歳になっても、健康でやる気さえあれば働き続けられるというのも、安定の大切な要素です。

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2. 【分野別】安定した職業18選

1章で紹介した3つの要素を踏まえて、安定した職業を5つの分野に分けて紹介します。3要素すべてを満たす職業だけでなく、特定の要素に強みがある職業も含めて幅広く取り上げています。

  • 士業(法律・税務・不動産)
  • 公務員・公的機関の職員
  • インフラ系の会社員
  • ITエンジニア
  • 医療系の資格職

2-1. 士業(法律・税務・不動産)

資格保有者のみが行える「独占業務」を持つ士業は、景気の波に左右されにくく、生涯現役で働ける究極の安定職です。

代表的な職業には以下のようなものがあります。

  • 司法書士
  • 行政書士
  • 弁護士
  • 社会保険労務士(社労士)
  • 宅地建物取引士(宅建士)
  • 税理士
  • 土地家屋調査士

① 司法書士

司法書士は、不動産登記や商業登記を独占業務とする国家資格です。

マイホームの購入、土地の相続、会社の設立など、登記が必要になる場面は景気に関係なく発生するため、需要の安定性は士業の中でもトップクラスです。

2024年4月に相続登記が義務化され、需要はさらに増加傾向にあります。加えて、成年後見や家族信託など高齢社会によって広がっている業務も多く、将来性も抜群に高いです。

伊藤塾では、毎年多くの司法書士試験合格者を送り出していますが、そのなかには公務員や大企業の会社員といった、いわゆる「安定している」といわれている職業から転身する人も少なくありません。
本当の意味での安定を求めて選ばれている資格といってよいでしょう。

※司法書士については、以下の記事で詳しく解説しています。

② 行政書士

行政書士は、許認可申請や契約書・遺言書の作成などを行う国家資格です。
「行政書士=〇〇」という代名詞的な業務があるわけではなく、扱える分野が非常に幅広いのが特徴です。自分の経験やキャリアを活かして専門分野を選ぶことができます。

受験資格に制限がなく、合格者の中心層も30〜40代なので、社会人になってから目指す人がほとんどです。

社会の変化に合わせて仕事の領域も広がっており、最近では民泊の許可申請や外国人の在留資格申請など、新しい分野での需要も増えています。開業して数年経つ頃には「仕事に困らなくなった」と話す人が多いです。

※行政書士については、以下の記事で詳しく解説しています。

③ 弁護士

弁護士は、法律に関するあらゆる業務を扱える資格で、業務範囲に制限がありません。
他の士業にはそれぞれ扱える業務の範囲が決まっていますが、弁護士にはそれがなく、民事・刑事の訴訟から企業法務まで幅広く対応できます。特に、法廷で依頼者の代理人として活動できるのは弁護士だけであり、法律トラブルの最終的な解決を担う唯一の存在です。

最難関の法律資格ですが、取得すれば一生食いっぱぐれることはない資格ともいえます。
なお、法科大学院に通わなければならないというイメージがあるかもしれませんが、予備試験ルートを使えば働きながらでも目指すことが可能です。

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④ 社会保険労務士(社労士)

社会保険労務士は、企業の労務管理や社会保険手続きを扱う国家資格です。社員の採用から退職まで、人を雇うと必ず発生する手続きや相談に対応します。

企業との顧問契約が仕事の中心となるため、開業しても毎月の継続的な収入が見込めるのが大きな強みです。もちろん、社労士事務所や企業の人事部門に勤務して働くこともできます。
働き方改革や労働関連法の改正が続くなか、自社だけでは対応しきれない企業も増えており、社会的なニーズが高まっている仕事です。

※社労士については、以下の記事で詳しく解説しています。

⑤ 宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引における重要事項の説明や契約書への記名など、宅建士にしか行えない独占業務を持つ国家資格です。 法律により不動産会社は従業員5人につき1人以上の宅建士を配置することが義務づけられているため、業界内での需要は安定しています。

不動産取引は景気の波を受けることがありますが、住宅の購入・売却・賃貸といった取引そのものは、人が生活している限り途切れることがありません。また、2024年に義務化された相続登記の影響で、相続に伴う不動産売買の件数も今後増加が見込まれます。

一方で、宅建士は司法書士や行政書士と異なり、資格単体での独立開業には向いていません。不動産会社に勤務しながら活かすのが一般的な働き方です。「職場を変えても、業界の中で安定して働き続けられる資格」と捉えるのが正確でしょう。

また、不動産登記を独占業務とする司法書士との親和性が高く、実務でも両資格の連携は日常的です。宅建士を取得したうえで司法書士資格も目指すという選択肢も、キャリアの幅を広げる有力なルートのひとつです。

※宅建士については、以下の記事で詳しく解説しています。 

⑥ 土地家屋調査士

司法書士が「権利」の登記を担うのに対し、土地家屋調査士は不動産の「どこに、どのような形で、どれくらいの広さで存在するか」という「表示」に関する登記の専門家です。

不動産の売買や相続、建物の新築時には必ず「表示に関する登記」が必要であり、これを行えるのは土地家屋調査士だけです。また、現場での測量作業を伴うため、完全にAIに置き換わることが難しく、技術と知識の両面で守られた非常に安定した職種です。

司法書士と連携して仕事を進めることが多く、実務上の親和性が極めて高いのが特徴です。測量という「外に出る仕事」と、書類作成という「デスクワーク」のバランスが取れており、アクティブに働きたい方に向いています。

⑦ 税理士

納税は国民の義務であり、企業の経営や個人の資産管理において「税金」の悩みは尽きることがありません。税理士はその複雑な税務を一身に引き受ける専門家です。

税務申告や帳簿作成の代行は、一度契約を結べば数年、数十年と続く「顧問契約」になることが一般的です。景気が悪化しても納税義務はなくならないため、不況時こそ節税や資金繰りの相談で頼りにされる、極めて底堅い需要があります。

近年の「相続税」の増税や、複雑化する事業承継のニーズにより、専門性の高い税理士への期待は高まる一方です。科目合格制を採用しているため、社会人が働きながら一歩ずつステップアップして目指せる点も大きな魅力です。

2-2. 公務員・公的機関の職員

公務員・公的機関の職員は、国や地方自治体、それに準ずる組織で働く仕事です。
法令で身分が保障されているのが大きな強みです。倒産や解雇といったリスクもほぼないため、雇用の安定性という点では、他の職業にはない安心感があります。

  • 国家公務員
  • 地方公務員
  • 独立行政法人の職員

① 国家公務員

国家公務員は、中央省庁や国の出先機関などで働く公務員です。
政策の企画立案から現場での執行まで、国の行政全般を担います。総合職・一般職・専門職などの区分があり、それぞれ仕事の性質が異なります。

給与は法律によって定められており、勤続年数に応じて着実に上がっていきます。身分保障もしっかりしており、組織が倒産したり、突然クビになったりすることはありません。一生公務員を続けていくつもりであれば、非常に安定した職業です。

ただし、公務員としての経験は民間企業では評価されにくく、転職のハードルが高いのが実情です。他のキャリアを選びにくくなる点は、大きなデメリットといえます。

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② 地方公務員

地方公務員は、都道府県庁や市区町村役場などで働く公務員です。住民に近い立場で、福祉・教育・まちづくりなど幅広い行政サービスに携わります。
国家公務員と同じく身分が保障されており、安定した給与と福利厚生があります。転勤の範囲も限られるため、地元で腰を据えて長く働きたい人には向いているでしょう。

一方で、2〜3年ごとに部署が変わるジェネラリスト的な働き方になりやすく、専門性は身につきにくいです。福祉課で介護保険を担当していた人が、次の異動で税務課に配属されるといったことも珍しくありません。また、公務員以外のキャリアを選びにくくなるというデメリットも国家公務員と同様です。

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③ 独立行政法人の職員

独立行政法人は、国の政策を実行するために設立された法人です。日本学生支援機構や国立病院機構、都市再生機構など、専門的な分野を担う組織が多いです。
公務員ではありませんが、待遇や働き方は公務員に準じています。給与水準も安定しており、福利厚生も手厚いです。
一般企業よりも安定していますが、公務員ほどの身分保障はありません。公務員と民間企業の中間的な立ち位置といってよいでしょう。

2-3. インフラ系の会社員

インフラ関連の企業とは、社会の基盤となるサービスを提供する企業のことです。
生活に不可欠なサービスを扱っているため、景気の影響を受けにくく、一般企業より経営面で安定しているのが大きな特徴です。
代表的な業界には以下のようなものがあります。

  • 電気・ガス・水道
  • 大手通信キャリア
  • 鉄道・交通 など

① 電気・ガス・水道など

電気・ガス・水道は、生活や産業の根幹を支えるライフラインです。人が暮らしている限り需要がなくなることはなく、業界全体の安定性は極めて高いです。
大手企業が多く、給与水準や福利厚生も充実しています。ただし人気が高い分、中途採用の枠は限られており、未経験からの転職は簡単ではありません。

② 大手通信キャリアなど

大手通信キャリアをはじめとした通信業界は、インターネットや携帯電話など、現代社会に欠かせないインフラを担っています。デジタル化が進むほど需要が拡大するため、成長性と安定性を兼ね備えた業界です。
給与水準も高い傾向にあります。ただし、採用では通信・IT分野の知識や経験が求められるケースが多く、異業種からの転職はハードルが高いです。

③ 鉄道・交通など

鉄道・交通は、人やモノの移動を支えるインフラです。通勤・通学・物流など、日常生活に深く根づいているため、需要が急激に落ち込むことは考えにくいです。
大手鉄道会社は鉄道事業だけでなく、不動産や商業施設の運営など幅広い事業を手がけているため、経営が安定しやすい傾向にあります。安定志向の人にとっては魅力的な業界ですが、こちらも新卒採用が中心であり、中途で入るのは容易ではありません。

2-4. ITエンジニア

ITエンジニアは、システムやネットワークなどのITインフラを設計・構築・運用する仕事です。経済産業省の調査では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると推計されており、専門スキルさえあれば食いっぱぐれる心配は少ない職業です。
AIの進化によって一部の業務が効率化されつつありますが、まだまだ人の手が必要な領域はたくさんあります。

  • システムエンジニア
  • インフラエンジニア など

① システムエンジニア

システムエンジニアは、企業の業務システムやWebサービスなどの設計・開発を行う仕事です。クライアントの要望をヒアリングし、仕様を決め、開発チームをまとめていくのが主な役割です。
IT業界は慢性的な人手不足のため、特にAIやクラウドなどの先端技術に対応できるエンジニアは引く手あまたです。一方で、技術の移り変わりが速いため、常に新しいスキルを学び続ける必要があります。

② インフラエンジニア

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなど、ITシステムの土台となる部分を構築・運用する仕事です。システムが安定して動き続けるために欠かせない存在です。
クラウド化の進展に伴い、AWSやAzureなどのクラウド技術に対応できるインフラエンジニアの需要は特に高まっています。運用・監視系の業務であれば未経験からでも入りやすいですが、夜間対応やシフト勤務が求められることもあります。

2-5. 医療系の資格職

医療系の資格職には、次のようなものがあります。いずれも国家資格が必要ですが、資格さえあれば全国どこでも需要があるため、仕事に困る心配が少ない職業です。
人の身体に直接関わる仕事なので、AIに代替されるリスクも低いです。

  • 医師
  • 看護師
  • 薬剤師

① 医師

医療行為は医師にしか認められていないため、需要がなくなることはありません。収入面でも非常に恵まれており、安定性は全職業のなかでもトップクラスです。
勤務医として病院に勤めることもできますし、開業して自分の裁量で働くこともできます。
ただし、医学部に6年間通う必要があるうえ、学費も高額です。社会人から目指す場合、時間的にも経済的にもかなりのハードルがあります。

② 看護師

慢性的な人手不足が続いており、資格を持っていれば就職先に困ることはほとんどありません。病院だけでなく、介護施設や訪問看護、企業の健康管理部門など、活躍の場は年々広がっています。夜勤がある職場も多いですが、そのぶん収入は安定しています。
看護学校や大学の看護学部を卒業する必要がありますが、社会人向けの入学制度を設けている学校もあります。他の医療資格に比べると、挑戦しやすいといえるでしょう。

③ 薬剤師

病院や調剤薬局だけでなく、ドラッグストアや製薬会社でも働くことができます。資格があれば全国どこでも仕事があるため、転居しても働き続けやすいのが強みです。パートや時短勤務の求人も多く、ライフステージに合わせて働き方を調整しやすい資格でもあります。
ただし、薬学部の6年制課程を修了する必要があるため、社会人から目指すには時間と費用の面でハードルが高いです。

3. 今から目指すなら、法律系の国家資格がおすすめ

ここまで5分野18種の職業を紹介しましたが、「結局どれを目指せばいいの?」と迷った方もいるかもしれません。

そこでポイントになるのが、「社会人が今から目指せるかどうか」という視点です。
いわゆる、「安定している」といわれるような職業は人気が高く、今から目指すのは難しいケースがほとんどです。

公務員やインフラ系企業は中途採用の枠が限られていますし、ITエンジニアは実務経験がなければ転職は厳しいでしょう。医療系の資格職も学校に通い直す必要があり、時間も費用もかかります。
この点、「士業」には以下のような特徴があります。

  • 受験資格に年齢・学歴・職歴の制限がない
  • 働きながらでも合格を目指せる
  • 独占業務があるため、常に一定の需要がある
  • 対人要素が強く、AIに代替されにくい

つまり、社会人が今から目指せる最も現実的な選択肢といえます。

実際に伊藤塾では毎年多くの方が、働きながら法律系の国家資格に挑戦して合格しています。なかには公務員や大企業の会社員といった、いわゆる「安定した職業」から、「本当の意味での安定を手に入れたい」と一念発起して挑戦する人もたくさんいます。

次の章では、実際に公務員から司法書士に転身した方の声を紹介します。

4. 安定を求めて、公務員から法律系の士業に転職した人の声

4章では、実際に公務員として働くなかで「安定」に疑問を感じ、公務員から司法書士に転身した外谷紀子さんの声をお届けします。

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4-1. 公務員時代に感じていたこと

正直な話、公務員として働いていたときは、社会が公務員に対して持っている「安定」というイメージに反して、自分自身はとても不安定だと感じていました。民間企業で職歴を積んだ人と同じ土俵には立てないので、もし何かがあって職を辞さなければならなくなったら後がないかもしれない。そんな不安でいっぱいでした。「誰にでもできる仕事だ」と言われることも多かったです。

一方で、公務員という立場上、窓口に来たお客様に「もっと良い方法があるのでは」と感じても、公正であることが求められるためアドバイスすることができず、「せっかく法律を学んだのに」というもどかしさも抱えていました。

4-2. なぜ司法書士を選んだのか

公務員として働いていた当時、お世話になっていた司法書士の先生がいました。その先生のおかげで業務が回っているという状況を目の当たりにし、司法書士という仕事に惹かれていきました。

とはいえ、憧れだけで決めたわけではありません。相続登記の義務化や専門職後見人の不足といった将来性、自分の持っている知識が活かせること、独立開業の現実性、自分の年齢、合格までにどれくらい費用がかかるか、合格後の金銭面は確保されるか……さまざまな角度から調べた上で、司法書士試験への挑戦を決めました。

4-3. 司法書士になった今

合格した今、受験勉強をしていた時に考えていたよりもずっと、司法書士という資格が魅力的だと感じています。一生使える国家資格を手にして、これからの司法書士人生のことを考えるととてもワクワクしますし、自分の努力でつかみ取った資格を持っているということはとても心強いです。

4-4. これから司法書士などの法律系資格を目指す方へ

司法書士は将来性もありますし、自分の知識を活かして自分にしかできない仕事をすることができます。これからの時代を生きていくための強い味方になってくれる資格なので、ぜひいろんな方にチャレンジしていただきたいです!

5. 安定した職業に関するよくある質問

安定した職業に就くために、学歴は関係しますか?

法律系の士業(司法書士・行政書士・社労士など)は、受験に学歴・年齢・職歴の制限がありません。最終学歴が高卒であっても、試験に合格すれば資格を取得できます。「学歴がないから無理」とあきらめる必要はなく、努力次第で誰でも目指せるのが法律系資格の大きな魅力のひとつです。

結婚・出産・介護など、ライフイベントがあっても続けられますか?

法律系の士業や医療系の資格職は、資格さえあれば職場を変えても働き続けられるため、ライフイベントに合わせて柔軟に対応しやすいです。特に社労士や行政書士は、自分でペースをコントロールしやすい独立開業という選択肢もあるため、育児や介護との両立を選んでいる方も少なくありません。

AIの発達で、士業や専門職の仕事はなくなりませんか?

書類作成や情報収集といった定型業務の一部はAIに効率化されていますが、依頼者の状況をヒアリングして最適な解決策を判断する仕事は、AIには代替しにくい領域です。特に法律系の士業は、最終的な判断・責任・対人対応が業務の核心にあるため、AIとは競合するというより「AIを使いこなす専門家」として共存していく職業と考えるのが現実的です。

40代・50代からの挑戦でも、本当に「安定」を手に入れられますか?

はい、十分に可能です。 特に司法書士や行政書士などの法律系国家資格は、これまでの社会人経験(対人スキルや業界知識)が実務に直結するため、若手よりも深い信頼を勝ち取れるケースが多々あります。定年がないため、人生100年時代における「生涯現役」という究極の安定を手に入れられるのが強みです。

仕事を続けながら学習し、資格を取得するのは現実的ですか?

伊藤塾の受講生の多くも、働きながら合格を掴み取っています。
現在はオンライン学習やスキマ時間の活用、効率的なカリキュラムが確立されているため、フルタイムで働きながらの合格は決して珍しくありません。むしろ「限られた時間で集中する」習慣がある社会人の方が、合格率が高い傾向にあります。

複数の資格を組み合わせる(ダブルライセンス)と安定感は増しますか?

非常に効果的です。
例えば「司法書士×行政書士」や「宅建士×司法書士」のように、隣接する業務範囲の資格を持つことで、一人の依頼者から複数の相談(ワンストップサービス)を受けられるようになります。仕事の幅が広がるだけでなく、競合との差別化になり、営業の安定性が劇的に向上します。

6. 【まとめ】安定した職業18選!社会人には「士業」がおすすめ

本記事では、安定した職業の条件や、具体的な職業の選択肢について解説しました。
以下にポイントをまとめます。

  • 「安定した職業」の3要素
    本当の安定とは、所属組織の安定性ではなく、「専門性が高い」「社会から需要がなくなりにくい」「年齢に関係なく長く働き続けられる」という3つの条件を満たすことです。
  • 安定した職業の5大分野
    これらの要素を踏まえ、「士業(法律・税務・不動産)」「公務員・公的機関」「インフラ系」「ITエンジニア」「医療系」の5分野から18の職業を紹介しました。
  • 今から目指す際のハードル
    公務員やインフラ系は中途採用の枠が限られており、医療系やITエンジニアは学校への通い直しや実務経験が求められるため、社会人が一から目指すには時間と費用のハードルが高いのが現実です。
  • 社会人に最もおすすめなのは「法律系の国家資格」
    社会人が今から真の安定を目指すなら、受験に年齢や学歴の制限がなく、働きながらでも合格を目指せる司法書士や行政書士などの法律系士業(国家資格)が最も現実的でおすすめです。
  • 一生モノの資格で生涯現役
    法律系資格は「独占業務」を持ち、対人要素が強いためAIに代替されにくく、独立開業やダブルライセンス(複数資格の取得)によって「生涯現役」という究極の安定を手に入れることができます。

「一生涯働き続けられる専門性を身につけたい」とお考えなら、ぜひ伊藤塾で法律系国家資格への挑戦をスタートしてみませんか?

伊藤塾では、充実したオンライン学習や効率的なカリキュラムを通じて、多くの受講生がフルタイムで働きながら合格を手にしています。実際に、公務員や大企業の会社員といった、いわゆる「安定した職業」から、自分自身の力で切り拓く真の安定を求めて転身し、活躍されている先輩方も少なくありません。

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伊藤塾 司法書士試験科

著者:伊藤塾 司法書士試験科

司法書士資格を保有する講師・合格経験者で構成された専門チームが監修・執筆しています。合格率3~4%という難関試験について、法律系資格指導で培った約30年のノウハウをもとに、試験分析・学習戦略・合格者の実体験を正確にお届けします。