【司法書士 合格体験記】9回連続不合格の末たった1つの盲点に気づいて掴み取った逆転合格
合格体験記
黒川尚美さんは、他校の講座を受講して9回連続不合格となり、一度は司法書士になることを断念しました。しかし、諦めきれず2年のブランクを経て再受験を決意。伊藤塾の「アドバンスコース(宇津木講師担当)」を受講し、再受験2回目(通算11回目)で2023年度の司法書士試験に合格しました。
再チャレンジに伊藤塾を選んだきっかけは、模試で「とある盲点」に気づいたこと。結果が出なかった9回の受験と、伊藤塾での2回の受験は、まったく違うものだったそうです。勉強方法をゼロから見直したことで、9回越えられなかった壁を突破することができました。
9回連続不合格の雪辱を味わいながらも、司法書士試験を諦めきれず、勉強方法を根本から見直して合格をつかんだ黒川さんの体験は、長期間勉強しているのに結果が出ない方や、勉強方法に迷いを感じている方にとって、大きなヒントになるはずです。
この合格ストーリーを動画で見たい方は、こちらをご視聴ください。
黒川さんの合格ストーリー『2023年司法書士試験合格 9回連続不合格の雪辱、ブランク後の再受験では2回目で合格!私が9回合格できなかった理由、そして2回で合格できた理由をすべてお話しします』
【目次】
9回の不合格と2年のブランク。再受験では2回目で合格
質問:まず、これまでの受験歴を教えてください。
黒川さん:2023年度(令和5年度)の司法書士試験に合格した黒川尚美と申します。受験回数は11回で、年数にして13年間という月日を経て合格しました。
私は、もともと他校の講座を受講しており、9回受験しましたが合格できず、一度は受験を断念しておりました。しかし諦めきれず、2年間のブランクを経て再受験を決めました。伊藤塾で勉強を始めてからは、2回目の試験で合格しています。
全力を注いでも結果が出なかった9回目までの受験と、最後の2回の受験はまったく違うものでした。なので、合格体験というよりは、失敗から軌道修正しながら学んだことをお伝えできればと思います。
【合格へのヒント】司法書士試験は何年もかけないと合格できない?
黒川さんが司法書士試験に合格したのは、通算11回目の受験でした。
こう聞くと、「何年もかけないと受からない試験なのか」と不安になるかもしれません。しかし実際には、短期間で一発合格する方もたくさんいます。
▼伊藤塾で短期合格された方々
- フルタイムで働きながら、約1,000時間で初回合格(黒田巧さん)
- 11月から勉強を始めて、正月休みを挟み実質6ヶ月で初回合格(本川さん)
- 消防士からの転身、働きながら8ヶ月で初回合格(安井さん) 他多数
人によって、ここまで受験回数に差が出るのは、司法書士試験がとにかく勉強量さえこなせば受かるという試験ではないからです。黒川さんも「全力を注いでも結果が出なかった9回目までの受験と、最後の2回の受験は、まったく違うものだった」と話しているように、合否を分けるのは勉強時間以上に勉強のやり方です。
誤った方向で勉強を続ければ何年かけても合格には届かない一方で、正しい方向で取り組めば1年でも十分に合格できる。これが司法書士試験の特徴だといえます。
なぜ 9回受験しても合格できなかったのか?
質問:9回受験しても合格できなかった理由を、今はどのように考えていますか。
黒川さん:手を広げすぎたのが敗因だと思います。基礎が固まっていないのに、難しい問題を一生懸命取ろうとしていたので。
9回目の受験のときに、「模試の成績と本試験の結果が完全に乖離するような現象」が起きたのです。今思えば、おそらく勉強方法が間違っていたんでしょうね。
模試にしか出ないような未出の判例まで覚えようとしていたのですが、これも本当に失敗でした。そのような出題されない知識を覚えることで、基礎の知識が薄まってしまっていたのではないかと感じます。
勉強が進むと難しい論点にも手を出したくなります。私も、当時はとにかく知識をたくさん習得しなければ合格できないと考えていました。
しかし、合格した年度は、できるだけ難しい論点に目が向かないようにして、基礎に落とし込むような作業を続けました。
質問:9回目の受験後、一度試験を諦めたのはなぜですか?
黒川さん:法改正もあり、「どう勉強すればよいのか分からない」となってしまったのが本音です。(注:黒川さんが受験を断念した2020年(令和2年)は、約120年ぶりの大幅な民法改正が実施されました)
9回目の試験は、本当にしっかりと勉強した状態で臨んだのですが、それでも結果が出なかったので、ショックが大きかったですね。「自分には向いていないのではないか」と思いました。
【合格へのヒント】「知識を増やせば受かる」の落とし穴
黒川さんが9回の受験で陥っていた「知識をたくさん習得しなければ合格できない」という考え方は、長期受験者に多く見られるパターンです。
勉強を続ける中で、より難しい論点、より多くの判例へと学習範囲が広がりがちですが、その結果、基礎の理解が浅くなり、いくら勉強しても得点が頭打ちになることがあります。
黒川さんが振り返っている、「模試の成績と本試験の結果が完全に乖離する」というのは、まさにこの「広く浅い知識」の典型的な症状です。
再チャレンジで伊藤塾を選んだ理由。模試で気づいた盲点
質問:一度断念した後、再受験を決めたきっかけは何だったのでしょうか。
黒川さん:法律事務所で働いてみたいと思い、2年間パートで勤務していましたが、そこで、弁護士が行わない司法書士の業務を、一から経験させてもらう機会がありました。そのとき、「資格を持っていれば、これを自分でできるんだよな」と思ったんです。
それに、司法書士試験のことが頭から離れた日は一日もありませんでした。諦めたくても、諦められなかったというのが正直なところです。
質問:再チャレンジをするにあたって、なぜ伊藤塾で学ぶことを決意されたのでしょうか?
黒川さん:再チャレンジをするにあたって、今までのやり方を変えなければいけないと思いました。そこで自分も分析しましたし、司法書士試験についても研究して、学習環境も変えなければと思いました。
そんなとき、伊藤塾の模試だけ点数が取れていなかったことを思い出したのです。
他校の模試では、いつも合格判定のような結果が取れていましたが、なぜか伊藤塾だけ思うように点数が取れませんでした。いつも基準点を少し超えるくらいで、あまり成績がよくなかったんです。そこに盲点があるのではないかと思ったのが、伊藤塾の講座を受講しようと思ったきっかけです。
質問:他校の模試と伊藤塾の模試では何が違ったのでしょうか?
伊藤塾の模試には、基礎から派生した問題が多かったように感じました。
私はいろいろなことに手を広げていたので、余計に分かるのですが、伊藤塾の問題は、基礎的な論点でも、少し難しい論点でも、本当の意味で理解しているかを問うような聞き方をしてくれました。
とにかく「基礎をきちんと理解しているのか」を問う問題が作られていたように思います。それが、本当に自分の力になったと思っています。
【合格へのヒント】伊藤塾の司法書士試験合格講座が大切にしていること
伊藤塾の司法書士試験合格講座が一貫して大切にしているのが、「盤石な基礎を形成する」という考え方です。ここでいう基礎とは、条文や判例をあいまいなまま暗記することではなく、背景にある原理・原則まで理解した「使える知識」を指します。
本試験では、見たことのない問題が出題されます。このとき、多くの方は「知らない問題」を減らすため知識を増やしますが、これでは得点は伸びません。
伊藤塾の講義では、「なぜそうなるのか」を問い続ける訓練や、知識同士の関連を考える訓練を通じて、答えを生み出すための頭の使い方そのものを身につけていきます。黒川さんが「伊藤塾の問題は、本当の意味で理解しているかを問う聞き方をしてくれた」と語っているのは、まさにこの指導方針が模試や教材に反映された結果です。
この講座がなければ、合格はなかった
質問:伊藤塾ではどの講座を受講されたのでしょうか?
黒川さん:私が受講したのは、宇津木講師が担当しているアドバンスコースです。
講座では重要なところをうまくマークで指定してもらい、余計なところはばっさりと切ってもらいました。
質問:アドバンスコースを受講してみて、何か勉強方法に変化はありましたか?
黒川さん:これまで難しい論点ばかり追っていたのですが、基礎が大事だということに気づきました。そこで、難しい問題は無視して、とにかく基礎を徹底する勉強に切り替えました。
問題を解くときは、一問一問に時間がかかってもよいので、とにかく考えながら解く。何が論点なのか、どのような場面なのかを考え、他科目との関係などもメモをして、問題を通して理解していくような形で、問題ベースで勉強を進めていくようになりました。
受験経験が長くなると、どうしても学習範囲を広げたくなります。しかし、アドバンスコースは、そこをきちんとナビゲートしてくれる。私にとって非常に有益な講座でした。この講座がなければ、合格はなかったのではないかと思っています。
【合格へのヒント】多くの合格者が実感している基本の重要性
黒川さんの合格の決め手となったのは、知識を広げることをやめ、基礎の理解を徹底したことでした。実は、「結局、基礎が一番大事だった」と振り返っているのは黒川さんだけではありません。
伊藤塾で合格した多くの方が、同じことを口にしています。
- 講義では基礎が大事、基礎をしっかり固めるように、と指示されましたが本当にその通りだったなと実感しています。(K.Oさん)
- 月並みですが、基礎的ものであまりボリュームの多すぎないものを何度も何度も繰り返すことが合格には一番効果的だったように思います。(Y.Oさん)
- いろいろな教材に手を出すのではなく、決めた教材を毎日淡々と継続して取り組み、とにかく基礎を定着させることが大切だと思いました。(H.Iさん)
長期間勉強しているのに結果が出ないという方は、知識を増やす前に、まず基礎の理解の深さを見直してみましょう。
これから司法書士試験を目指す方へ
質問:最後に、これから受験する人へメッセージをお願いします。
黒川さん:「こうでなきゃいけない」という勉強法はまったくないので、軌道修正しながらでも、自分のやりやすい勉強を確立することが大事だと思っています。
基礎を徹底して手を広げず、あとは合格するための自分なりの戦略を立てる。これがすごく大事なので、早くに自分の勉強法を確立して頑張ってほしいなと思います。
諦めなければきっと受かると思いますので、頑張ってください。
知識の量ではなく、基礎の深さが合否を分けた
最後に、黒川さんの合格体験談をまとめます。
【伊藤塾を選んだきっかけ】
- 9回の不合格を経て一度は受験を断念するも、諦めきれずに再受験を決意
- 他校の模試では合格判定が出るのに、伊藤塾の模試だけ点数が取れなかった経験が、伊藤塾を選んだきっかけとなった
【アドバンスコースを受講した結果】
- 勉強方法を見直した結果、再受験2回目で司法書士試験に合格
- 黒川さん自身も「この講座がなければ、合格はなかったのではないか」と振り返る結果に
黒川さんの体験からおわかりいただけたように、司法書士試験は「どれだけ多くの知識を詰め込んだか」ではなく、「基礎をどれだけ確実に理解しているか」が合否を分ける試験です。
単に知識を積み上げるのではなく、重要な部分とそうでない部分を明確にしたうえで基礎を徹底し、さらに一問一問「何が論点か」「どういう場面か」を考えながら理解を深めた点が、黒川さんが9回の不合格から逆転合格できたポイントといえます。
黒川さんが受講した「アドバンスコース」は、受験経験のある方を対象とした伊藤塾の中上級講座の1つです。
テキストは自分で読める、問題もそれなりに解ける、なのに基準点付近で得点が頭打ちになる。その原因は、知識を広げすぎて、苦手なテーマを放置していたり、曖昧な知識が多かったり、基本のインプットを軽視していることにあります。黒川さんも、まさにこのパターンでしたよね。
こうした方が、現状を打破するために設計されたのがアドバンスコースです。宇津木講師が合格に必要な範囲を明確に線引きし、基準点付近で停滞している実力を確実な合格ラインへと引き上げます。
長期間結果が出ずに悩んでいる方や、勉強の方向性に迷いを感じている方は、ぜひ以下より詳細をご確認ください。
黒川さんが9回不合格の壁を越えた伊藤塾の「司法書士中上級講座アドバンスコース」の詳細はこちら
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