【司法書士 合格体験記】働きながら1年7ヶ月で合格。残業・休日出勤もある中で実践した勉強法とは
合格体験記
新宮さんは、フルタイムで働きながら司法書士試験に挑戦し、約1年7ヶ月の学習期間で2025年度(令和7年度)の試験に合格しました。
伊藤塾を選んだ決め手は、多くの受験生がつまずく記述式対策の評判でした。山村拓也講師の記述式解法が分かりやすいと聞いて、受講を決意したそうです。
兼業受験で勉強時間が限られる中、「分かったところはやらない。分からないところだけを繰り返す」という効率重視の学習を一貫して実践。1回目の受験から記述式で得点できるほどの実力を身につけ、2回目の受験で合格を果たしました。
働きながら司法書士試験の合格を目指している方や、限られた時間の中で効率よく学習を進めたいと考えている方にとって、大きなヒントになるはずです。
この合格ストーリーを動画で見たい方は、こちらをご視聴ください。
新宮さんの合格ストーリー『司法書士合格にはわかっているところをいくら勉強しても意味がない!覚えていないところを勉強しましょう!』
【目次】
司法書士試験を目指すにあたって、伊藤塾を選んだ理由
新宮さん:2025年司法書士試験に合格した新宮央基と申します。佐賀県出身で、今年32歳になります。
司法書士試験を目指したのは、コロナ禍の時に仕事が少し暇になったため、宅建を取得したのがきっかけです。その後、もっと難関資格である司法書士を目指したいと思い、勉強を始めました。
質問:数ある受験指導校の中から、なぜ伊藤塾を選んだのですか?
新宮さん:合格実績はもちろんですが、山村講師の記述式の答練の解法がとても分かりやすいという評判を聞いたからです。
自分なりに調べていくうちに、司法書士試験では記述式で止まる方が多いという傾向があることが分かりました。そこで、記述式が一番の問題だと考えた時に、伊藤塾が最適だと思いました。
また、横のつながりや縦のつながりがあることも魅力でした。今後、自分の司法書士人生を考えた時に、伊藤塾が一番良かったと思っています。
質問:実際に、山村講師の講義を受けてみてどうでしたか?
新宮さん:講義内容はもちろんですが、合間に受験の心構えや、実務に出た時の話まで具体的にイメージしやすいように話してくださるのが特徴的でした。
私は司法書士試験に1年7ヶ月で合格しましたが、1回目の試験から記述式の点数は取れていました。山村講師の言われた通りにやっていけば、記述式の点数は確実に伸びると思います。
【合格へのヒント】多くの受験生が苦しむ、司法書士試験の記述式
記述式試験は、多くの受験生が苦しむ司法書士試験最大の「壁」です。2024年度からは配点が70点から140点へと倍増しており、総合点350点の40%を占めるようになりました。まさに、記述式の得点が合否を左右するといっても過言ではありません。
山村講師の講座では、「記述式答案構成力」という、独自のメソッドをお伝えしています。これは、難解な記述式の解答手順を体系化するために、山村講師が考案した解答方法論で、20年にわたって多くの合格者を輩出しています。
山村講師の記述式対策を目当てにこの答練だけを受講する方もいるほどです。
- 記述対策としては、不動産登記法・商業登記法の講義に含まれる問題のほか、年明けから記述式答案構成力養成答練を別途受講しました。(F.Sさん)
- 記述に関する学習についてですが、演習コースの「記述式答案構成力養成答練」では、試験で上位に食い込むための実践的な記述解法が紹介されていると感じました。(Z.Hさん)
山村講師の教え子の中には、「記述式が面白くて、どんどん練習するから得意になりました」という方が多いです。新宮さんが1回目の試験から記述式で得点できていたのも、この好循環に早くから乗れていた結果だと言えます。
働きながらの勉強で工夫したこと
質問:働きながらの勉強で工夫したことはありますか?
新宮さん:私は兼業の受験(働きながら)だったので、専業受験生のように量をやることができませんでした。
そこで、効率重視の勉強をするために、東大やハーバード大学の人たちがどのように勉強をしているのか、どういうテキストの読み方をしているのかをネットで調べました。
これが正しいとは限りませんが、自分が実践したのは、テキストを一通り読んだら、自分で思い出したところを書き出すという方法です。たとえば、仮登記なら、仮登記の部分を一通り読んだ後に自分で思い出しながら書き出してみる。書き出せないところは、自分が覚えていないところです。
問題集も同じです。分かったところをずっと解いていても点数は上がりませんよね。
分かったところは置いておいて、とにかく間違えたところ、覚えていないところを勉強するようにしていました。1年7ヶ月で合格できたのは、この繰り返しを続けたおかげかなと思います。
平日・休日それぞれで確保していた勉強時間
質問:平日・休日それぞれで、どの程度の勉強時間を確保していましたか?
新宮さん:平日は多くて5時間、少なくて4時間ぐらいです。休日は10時間ほどです。
ぶっ通しで勉強する気力はないので、ポモドーロ・タイマーを使っていました。25分勉強したら5分休み、また25分勉強して5分休むという方法です。論文などでも、集中力は25分しか持たないという話があるので、この考え方に沿って勉強していました。
質問:働きながら勉強時間を確保するのは、大変ではなかったですか?
新宮さん:なかなか時間は取れないですよね(笑)。突発的に残業を頼まれたり、休日出勤を頼まれたりすることも、皆さんもちろんあることだと思います。「ああ、もう」とイライラしてしまいますよね。
ただ、もし仕事を辞めて収入が途絶えると、気持ちの余裕がなくなってくると思います。なので、生活面や収入面で追い込まれて後がない状態で勉強するより、働きながらの方が自分には合っていたと思います。
【合格へのヒント】司法書士試験は、働きながら受験する人が多い
新宮さんもフルタイムで働きながら合格したように、司法書士試験の受験生の大半は社会人です。仕事・家事・育児と両立しながら学習しており、兼業受験は特別なことではありません。
忙しい社会人が必要な勉強時間を確保するうえで大切なのは、まとまった時間だけを「勉強時間」と考えないことです。たとえば、通勤中の1時間、昼休みの30分、寝る前の15分。こうしたスキマ時間にテキストを開いたり、覚えるべき知識をスマホで確認したりする積み重ねが、合否を分けるポイントになります。
山村講師の入門講座でも、講義のなかで「24時間の使い方を記録し、勉強に充てられる時間を見つけていく」という取り組みがあります。忙しいから時間がないのではなく、意識していないだけで使える時間は隠れている、ということに気づくためです。
過去問やテキストとの向き合い方
質問:働きながらだと量をこなすのが難しいと思いますが、過去問は何周ぐらいされていましたか?
新宮さん:過去問は、1〜2周ぐらいで十分だと思います。1周目で分かったところは外して、2周目は分からないところを解いていました。分かったなら外して、分からないところだけをもう一度解いていく感じです。
3回目ぐらいになると、間違えたところを覚えているため、少し期間を空けて、テキストを読み込んで科目ごとに書き出していきます。
相続なら相続、所有権移転なら所有権移転、所有権保存なら所有権保存というように科目別に確認していくイメージですね。覚えていないところは、再度テキストを見て確認していきます。
人間の記憶は、1週間後には60〜70%を忘れていると言われています。なので、1週間後にもう一度読み込んで書き出す、1ヶ月後にまた読み込んで書き出す、というのを繰り返していました。
自分たちより頭の良い人が、この方法が記憶の定着に良いと言っているので、自分はそのように工夫していました。テキストにも読み込んだ日付を書いて、「1週間経ったな、読み込もうか」「1ヶ月経ったな、読み込もうか」という感じです。
本当にとにかく繰り返しやれば、短期間でも合格できると思います。
【合格へのヒント】過去問は「解く」ものではなく「読む」もの
司法書士試験では、過去問を「実力がついてから解くもの」と考えて後回しにする方が少なくありません。しかし、過去問を後回しにすればするほど、学習の方向が定まらず、学習期間は長期化します。
山村講師の講義では、一貫して過去問は「解く」ものではなく「読む」ものだと指導されます。答えが分からなければ、すぐに答えを見ても構いません。大切なのは、過去問を通じて「どこが・どれだけの頻度で・どのくらいの深さで」出題されているのかを知ることだからです。
新宮さんも過去問は1〜2周に絞り、そこで得た出題の感覚をもとにテキストの読み込みと書き出しを繰り返していました。過去問で傾向を知り、テキストで知識を定着させる。このサイクルを早い段階から回していたことが、短期合格につながっていると言えます。
分からない箇所は飛ばして、とにかく一周することが大切
質問:分からないところが出てきた時は、どのように進めていましたか?
新宮さん:1回目や2回目は、「分からないけれど、まあいいか」ぐらいの感じで進めてもいいと思います。
不思議と、最初は分からなくても、全部通して読んでいくと、次に読み返した時に「ああ、そういうことか」と分かることがあります。なので、分からないからといって、そこにずっと執着するよりも、全体を通して一回進んだ方がいいと思います。
司法書士試験の学習内容は、全体が線でつながっています。たとえば、民法なら不動産登記法につながりますし、物権変動の知識が、刑法(横領や背任)の理解につながったりもします。そういう形で、だんだん「ああ、こういうことか」と分かっていきます。
人間の記憶は、つなげて覚えた方が覚えやすいと言われています。そういう工夫をしながら、「これはあれだったな」という感じで落とし込むと、パッとひらめくようになります。
実際、今年は商業登記が難しかったと言われていましたが、私は試験中にパッと思い出すことが多々ありました。
【合格へのヒント】まず全体を一周するのが法律学習の鉄則
新宮さんも言っているとおり、法律の勉強では「分からないところで立ち止まらず、まず全体を一周する」のが鉄則です。
これは、法律の構造そのものがそうなっているからです。司法書士試験では、まず民法の勉強から始めますが、民法だけで民法の全てが分かるわけではありません。民法で学ぶ内容は不動産登記や民事訴訟、保全手続きなどと結びついているため、不動産登記法、民事訴訟法などが分かって、初めて腑に落ちる知識もあるからです。
新宮さんが言っているのも、まさにこのことです。
山村講師の講義では、試験の全体像を見据えて、「今はここだけ押さえておけばいい」「このテーマは一旦飛ばして後で戻る」といった優先順位をしっかりとお伝えしていくため、分からない箇所で立ち止まることなく学習を進められます。
(参考:伊藤塾YouTube(山村拓也講師):【司法書士試験】短期合格のために「やってはいけない」7つのこと)
これから司法書士試験を目指す方へ
質問:最後に、これから司法書士試験を目指す方へ、メッセージをお願いします。
新宮さん:私は1年7ヶ月で司法書士試験に合格しましたが、もっと短い期間で合格している人もいます。
皆さんも心配しすぎず、講師に言われた通りに素直にやっていけば、合格できると思います。皆さんが受講されて、合格した後にお会いする機会もあるかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。
働きながらでも、正しい勉強法で短期合格は目指せる
最後に、新宮さんの合格体験談をまとめます。
【伊藤塾を選んだきっかけ】
- 司法書士試験は記述式が難しいと知り、山村講師の評判を聞いた
- 合格実績に加え、受講生同士や合格後のつながりにも魅力を感じた
【山村講師の講座を受講した結果】
- フルタイムで働きながら、1年7ヶ月の勉強で合格
- 1回目の受験から記述式で得点できる実力が身についた
新宮さんの体験からわかるのは、フルタイム勤務で勉強時間が限られていても、学習効率にこだわり、正しい方法で学べば短期合格は十分に実現できるということです。
司法書士試験に合格した後、新宮さんは以下のように語っています。
合格者の声
まだ合格した実感はありませんが、親とか知り合いからすごいねと言われてだんだん実感が湧いているところです。周りからの評価が変わった感じはします。
自分は最初は事務所勤務ですが今は自分で司法書士として働けるのかなと不安と楽しみ半々です。司法書士として恥じないように行動していこうと身が引き締まるところです。
困っている人を助けられる司法書士にもなりたいです。感謝を忘れずに日々を過ごしていこうと思います。
(出典:伊藤塾「2025年司法書士試験 合格者の声」)
働きながらの司法書士試験合格は決して簡単ではありません。しかし、合格したその先には、今とはまったく違う景色が広がっています。
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