【司法書士 合格体験記】2歳と3歳の子育てと仕事を両立し一発合格。スキマ時間を極めた女性のストーリー
合格体験記
石岡さんは、出産・育児を経て、子どもが2歳・3歳になったタイミングで「やるなら今」と、18年ぶりに司法書士試験を目指すことを決意しました。
大学時代に学んだ知識はほぼ失われた状態からの再スタート。育児だけではなく、フルタイム勤務もしていましたが、家事やメイク、通勤、寝かしつけなど、机に向かえない時間はすべて講義の再生にあてて勉強を続け、2025年度(令和7年度)司法書士試験に初回受験で合格。しかも記述式では130点を獲得し、全国1位という結果を残しました。
仕事や育児と両立しながら司法書士試験に挑戦したい方にとって、大きなヒントになるはずです。
この合格ストーリーを動画で見たい方は、こちらをご視聴ください。
石岡さんの合格ストーリー『法律無縁18年間のブランクから初回受験で合格するまで!記述問題は難解パズル、考えて考えてスッキリとクリアできたら超サイコーなの!』
【目次】
司法書士試験を目指したきっかけ
質問:まず自己紹介と、司法書士試験を目指した経緯を教えてください。
石岡さん:2025年の司法書士試験に、初回受験で合格しました石岡と申します。18年前に法学部に在籍しており、その時はまだ法律家になりたいという明確な気持ちがあったわけではないんですが、法学部だったこともあり、自然な流れで伊藤塾に通うようになりました。
そこで出会ったのが山村先生の答案構成力です。その授業がものすごく面白くて、こんな法律の世界があったんだなと思って、すごく楽しかったんです。ただ、その当時は家庭の事情で受験には至らず、やめてしまいました。
質問:なぜまた司法書士試験を目指そうと思ったのですか?
石岡さん:18年間、ずっと法律とは離れた世界で生活していたんですけれども、「こんなトラブルがあったんだよね」と聞いたりすると、「あれって民法ではどうだったんだっけ」という感覚はずっとあって。全部忘れていながらも、心の中でちょっと法律がくすぐっているような、そんな感覚で過ごしていました。
当時、山村先生の不動産登記法の授業で教わった添付情報の覚え方のゴロ合わせが、ずっと心に残っていて。何かあるごとに、そのゴロだけはちょっと心の中で唱えたりしていて。
またやりたいなとずっと思っており、結婚して出産して、子どもが2歳、3歳になって少しだけ手が離れたので、やるなら今かなと思って、始めることにしました。
質問:育児をしながらの再挑戦に不安はなかったですか?
石岡さん:子どもが2歳と3歳だったので、本当に今始めるべきなのか、夫にも迷惑をかけることになるので、すごく迷ったんですが、司法書士ってママさん司法書士とか、子育てしながらされている方が多いんですよね。自分で独立しやすいので。
私も、今頑張って受かれば、子どもが小学生になったあたりで独立できるんじゃないかと思って。自分で働きながら、子どもとも過ごせるみたいな生活ができるんじゃないかと思い、もうやるしかないなと思って、夫に協力してもらい始めました。
【合格へのヒント】育児をしている女性に人気の司法書士試験
石岡さんも語っているように、司法書士は育児をしながら勉強する人も多い資格です。難関資格だと言われていますが、勉強と育児を両立させて合格した人もたくさんいます。時間がないからといって諦める必要はありません。
▼実際に育児をしながら合格した方々(※伊藤塾合格者の声より)
「アドバンスコース」を選んだ理由・受講した感想
質問:伊藤塾ではどの講座を選びましたか?
石岡さん:私が選んだのは宇津木先生のアドバンスコース(学習経験者向けの講座)です。フルタイムで仕事もしていて、2歳と3歳の子どももいたので、とにかく時間がなくて。アドバンスコースは、コースの説明に「時間がない方向け」とそもそも書いてあるんです。
18年ぶりに戻ったので、本当に知識が失われていたんですけれども、宇津木先生の授業を受ける前に、市販の法律の基本書などでさっと予習をしてから受講して、宇津木先生も分かりやすく教えてくださるので、なんとかついていけました。
質問:宇津木講師の講義を受けた感想は?
石岡さん:宇津木先生は授業の中で「皆さんお忙しいでしょうから」と言って、まとめの核となる部分を強調して教えてくださるんです。
「皆さんお忙しいでしょうから」という言葉自体にも、先生も分かってくださっているし、他にもたくさん時間がない中で勉強している方がいらっしゃるんだろうなと、ちょっと安心して授業を受けることができました。
【合格へのヒント】時間がない中で勉強していた宇津木講師の原体験
石岡さんの印象に残った、「皆さんお忙しいでしょうから」という言葉の背景には、実は講師自身の原体験があります。
アドバンスコースを担当する宇津木講師は、受験生時代にフルタイム勤務の不動産会社で働きながら司法書士試験の勉強をしていました。毎日、退社するのが夜の20時〜21時で、土日も休めない状態だったそうです。そんな経験を持つ宇津木講師だからこそ、忙しい受講生に本当に必要な部分だけを届ける講義ができるのでしょう。
なお、石岡さんが受講したのは経験者向けのアドバンスコースですが、初学者向けには同じコンセプトで作られたステディコースもあります。時間がない中で勉強したい方は、ぜひチェックしてみてください。
2028年合格目標 司法書士入門講座 本科生 ステディコース
家事や育児と受験勉強の両立について
質問:フルタイム勤務と育児の中で、具体的にどうやって勉強しましたか?
石岡さん:可処分時間がとにかく少なかったので、家事の時間、洗濯、メイク、通勤時間、もう全ての時間で授業を再生して、聞きながらやっていました。
勉強していると子どもに「勉強やめて」「テキストしまって」と怒られることがよくあったので、子どもにバレないようにワイヤレスイヤホンで講義を聞きながら寝かしつけをしたりしていました。
子どもにも付箋をものすごく大量に本に貼られてしまったり、落書きをされてしまったりしたんですが、復習する時にそのページに戻ると、少しだけ心がほっこりするというか。子どもも関わってくれていると感じて頑張ることができました。
質問:時間が少ないことは、マイナスに感じませんでしたか?
石岡さん:勉強する時間が少ないことによって、今しか勉強する時間がないっていう強い気持ちが生まれて、ものすごい集中力が高まるんですよね。
勉強できない時間には頭の中で復習ができるので、自分が分かっていないところを明確にできて、その次の勉強する時間に調べることが楽しみにもなりますし、少し時間がかかることによって、より知識が定着するという感覚がありまして。
学生時代に1日中勉強机に向かっていたときより、今回のすごい短い時間で勉強した方が、濃く深く集中できて勉強できたなと思っています。
記述式で全国1位を取れた理由
質問:記述式の結果が全国1位だったと伺いましたが、記述式の試験対策はどのように進めましたか?
石岡さん:宇津木先生の授業の中には、ケーススタディ記述式というものがあるんですけれども、それで記述式の感覚を取り戻すことができて、18年ぶりに山村先生の「記述式答案構成力」に再チャレンジすることになりました(※アドバンスコースのカリキュラムに含まれています)。
山村先生の答案構成の仕方って、難しいパズルを時系列で綺麗に、美しく解いていくっていう感覚が私の中にはあって、それがやっぱりすごく楽しくて。
パズルを解いているような感覚で記述式の魅力に取り憑かれた感じで、山村先生のそのままのやり方で、今年の試験で記述式130点という、全国で1位を取ることができました。本当に感謝したいと思います。
【合格へのヒント】記述式全国1位のきっかけとなった「記述式答案構成力」
石岡さんが記述式130点、全国1位という結果を出すきっかけとなった「記述式答案構成力」とは、山村拓也講師が開発した記述式の解法です。
難解な記述式の問題を、パズルのように時系列で整理して解いていく「答案構成力」メソッドによって、20年にわたり多くの合格者を輩出しています。
アドバンスコース・ステディコースでは、カリキュラムに「記述式答案構成力養成答練(担当:山村講師)」が含まれているため、追加で受講する必要はありません。
石岡さんが実践したように、宇津木講師の講義によって記述式の基礎や過去問の解き方を習得しつつ、答案構成力養成答練で本試験レベルの実践力を鍛えるという、万全の体制で記述式対策に取り組むことができます。
本試験の問題を解くときに工夫していたこと
質問:本試験で工夫していたことはありますか?
石岡さん:午後の部に関して、私はタイムプレッシャーにものすごく弱いということを自覚していたので、徹底した時間管理を行いました。
具体的に言うと、時間が足りないって少しでも自分が思ってしまうと、すごく焦って変な解答をしてしまうので。とにかく自分に時間があると思い込ませるようにして、午後の択一を1問1分以内、全35問を長くても40分以内に絶対に解き、残りの2時間20分を記述式に当てるというルーティンを作りました。
そうすることで焦っていないので、正常な判断力で記述式を解くことができます。結果、早く解けるので、大体20分ぐらい残り、残りの20分で択一式を見直すという形にしていました。
質問:記述式の問題を解答する時の工夫も教えてください。
石岡さん:記述式については、私は答案構成をした後に解答用紙に書き写す時に、必ず書き忘れをしてしまう癖がありました。
せっかくその論点を見つけたのに記入漏れをしてしまうことが多発していたので、絶対に忘れないように、色鉛筆を使って残しておくことにしました。
添付書面は、答案構成に株主とか議事録とか書いたら、もう即座に緑で丸をするとか、登記できない事項を見つけたらもう水色でチェックをする、でも登記できる事項はピンクで丸をするとか、答案構成をしながらもう一瞬で色をつけるという訓練をして。
それを始めてから、添付書面の書き忘れとか登記事項の書き忘れを一切しなくなったので、これは良かったなと思います。
伊藤塾は講師全体のサポート体制が手厚かった
質問:他にも印象に残っている講座や先生はいますか?
石岡さん:何回も聞いていたのは、宇津木先生が配信してくださっている「スキマで学ぶ司法書士」と、高橋先生の「さくっと攻略!マイナー科目直前講座」です。先生の仕草とか言葉の感じまで想像できるくらい、何回も繰り返し聞きました。
知識が混乱してしまった時には、北谷先生の「質問知恵袋」に助けられましたし、ふわふわとしていた知識を、関先生のYouTube「過去問向上委員会」で、はっきりとした知識として定着させることができました。
記述式については、蛭町先生の「うかる!記述式」というトレーニングが最後までかなり厳しくて。そのおかげで、今年、商業登記がすごく分量が多かったんですが、「蛭町先生の講座でやったボリュームだ」と落ち着いて対応できました。
私はいろんな先生の講義や説明に助けられたので、伊藤塾全体として助けていただいたな、応援してもらったなという気持ちでいます。
【合格へのヒント】無料で使える伊藤塾の学習コンテンツ
石岡さんが繰り返し聴いていた「スキマで学ぶ司法書士」は、伊藤塾がnoteで無料配信している音声コンテンツです。通勤や家事の合間など、まとまった時間が取れない受験生のために作られており、石岡さんのようなスキマ時間学習と相性の良い教材です。
北谷講師の「質問知恵袋」も、同じくnoteで無料公開されています。受講生から寄せられた質問をもとに、多くの受験生がつまずくポイントを解説するコンテンツで、石岡さんのように、知識が混乱してしまったときの整理に役立ちます。
関信敏講師の「過去問向上委員会」は、YouTubeで無料公開されています。石岡さんが曖昧だった知識がはっきりと定着したと語っているように、過去問を通じて知識の精度を上げたい方におすすめです。
いずれも伊藤塾生でなくても学べるので、独学で勉強している方や他校で学んでいる方も、ぜひ活用してみてください。
これから始める人へのメッセージ
質問:最後に、時間がないことを理由に迷っている方にメッセージをお願いします。
石岡さん:もし時間がないから無理かもと思っている方がいらっしゃったら、それはぜひ勉強を始めてほしいなと私は思います。
私は今回勉強してみて、時間がないということはハンデじゃなくて、武器になるんだなとすごく感じました。ぜひ時間がない方にこそ挑戦してもらいたいです。
時間がないことはハンデではなく武器になる
最後に、石岡さんの合格体験談をまとめます。
【伊藤塾を選んだきっかけ】
- 大学時代に山村講師の「答案構成力」の授業に魅了された経験から、再挑戦でも伊藤塾を選んだ
- フルタイム勤務と育児でとにかく時間がなかったため、アドバンスコースに「時間がない方向け」と書かれていたことが決め手となった
【アドバンスコースを受講した結果と勉強法の工夫】
- 2025年度司法書士試験に初回受験で合格
- 記述式試験では130点を獲得し、全国1位という結果に
- 家事・メイク・通勤・寝かしつけなど、あらゆるスキマ時間を講義の再生で徹底活用した
石岡さんの体験から分かるのは、勉強時間が少ないという制約は、工夫次第で武器に変えられるということです。机に向かえない時間はすべて講義の再生にあて、勉強できない時間には頭の中で復習して、分からないところを次に調べる。この繰り返しが短い時間の集中度を高め、初回受験での合格につながったと言えます。
石岡さんが受講したアドバンスコースは、時間のない学習経験者のために作られた講座ですが、初学者の方には、同じコンセプトの「司法書士入門講座 ステディコース」もあります。仕事や育児で「時間がないから無理かも」と迷っている方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
石岡さんがフルタイム勤務・育児と両立しながら一発合格を果たした伊藤塾「司法書士中上級講座 アドバンスコース」の詳細はこちら
石岡さんを初回合格に導いた宇津木講師が担当する伊藤塾「司法書士入門講座 本科生 ステディコース」の詳細はこちら