【司法書士 合格体験記】1回目は妊娠中、2回目は産後7ヶ月。それでも諦めず合格した2児の母の奮闘記

合格体験記

【司法書士 合格体験記】1回目は妊娠中、2回目は産後7ヶ月。それでも諦めず合格した2児の母の奮闘記

妊娠・出産・子育てと、環境が変わる中で資格取得を目指す方にとって、大きなヒントになるはずです。

この合格ストーリーを動画で見たい方は、こちらをご視聴ください。

1回目の司法書士受験は妊娠中、2回目は出産半年後の受験!時間がなくたって大丈夫、そしてストレス解消はお酒を飲みながらの夜の勉強

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司法書士を目指したきっかけ

質問:まず自己紹介をお願いします。

伊東さん:2025年司法書士試験に合格しました、伊東泰子です。私は今回で3回目の受験になります。小学校2年生と1歳の女の子2人を育てている専業主婦です。

1回目の受験は2人目の妊娠中、2回目の受験は産後7ヶ月での受験でした。今回3回目の受験で合格できたんですが、かなりハードな受験生活だったので、合格できて本当にほっとしています。

質問:司法書士を目指したきっかけを教えてください。

伊東さん:私は、前職が不動産の営業で、やりがいを持ってバリバリ働いていました。ただ、結婚や出産など自分の生活スタイルの変化があって、今までと同じように他の社員と競い合って営業を続けていくのが厳しくなったので、事務に異動希望を出しました。その時に司法書士の先生と実際に仕事をする機会が多くあって、そこで司法書士に興味を持ちました。

質問:そこから、本格的に司法書士を目指そうと決めたのはなぜですか?

伊東さん:一番は独立しやすいということです。
サラリーマンの方って、上と下に挟まれて、どっちの意見を聞いても自分にストレスがかかってしまうと思います。その中で、独立はしたいけど何をしたらいいか分からない、というのが当時の私です。独立願望の強さから、司法書士を選びました。

私は元々不動産の営業でしたが、全く関係のない業界出身だからこそ、むしろ独立後に有利だと思っています。今後、司法書士として独立した時に、人脈の幅が広がると思いますので。

なので、今、司法書士と全く関係ないお仕事をされている方もたくさんいると思うのですが、ぜひ挑戦して、独立を目指してみてもいいんじゃないかなと思います。

【合格へのヒント】さまざまな業界から目指せる司法書士

伊東さんは不動産の営業から司法書士になりましたが、同じように全く別の業界から転身する人は少なくありません。
伊東さんが受講したアドバンスコースを担当する宇津木講師も、実は不動産業界から司法書士になった1人です。大学卒業後に不動産会社へ就職し、フルタイムで働きながら勉強して合格しています。

そのほかにも、さまざまな業界から司法書士に転身された方がいます。

伊東さんが語るとおり、前職の経験や人脈は、司法書士として独立した後の強みにもなります。

伊藤塾のアドバンスコースを選んだ理由

質問:数ある受験指導校や予備校の中から、伊藤塾を選んだのはなぜですか?

伊東さん:2回目の受験の後、どの講座を受講するか探していた時に、伊藤塾の無料相談のZoomがとても利用しやすく、すぐに予約を取れたことが一番大きいと思います。

そこで自分の2年目の成績、基準点に午前・午後とも1点足らずという現状と、自分の育児や家事、自分の環境を正直にお伝えした時に勧められたのが、宇津木先生のアドバンスコースでした。アドバンスコースは図や表を多く利用しているので、時間が少ない人向けということで勧められて、受講を決めました。

質問:それまでの2年間は、どのように学習していたのですか?

伊東さん:1年目は他社を受講して、2年目は出産も控えていましたので、どこも受講せずに過去問を解くことを中心にしていました。なので3年目、アドバンスコースは自分の知識の整理として役立ちましたし、暗記もしやすいツールだったので、総まとめになりました。

質問:アドバンスコースのほかに、受講した講座はありますか?

伊東さん:年明けに「うかる演習講座※」を受講しました。当時は、自分の苦手分野もまだまだたくさんあるし、あの学習もしたいし、この学習もしたいし、でもあれもしたい、みたいな、自分の中で何を学習していいかという確信がなかったんです。

「うかる演習講座※」を受けることによって、自分が今何をしたらいいのかが明確になって、とても効率的な勉強ができたと思います。それが合格につながりましたし、試験までの時間を不安なく過ごすことができました。

特に、記述(担当:蛭町講師)は、問題演習の論点がすごく多くて、本番の量とは比べ物にならないような演習で、正直、時間制限内に解くことは全然できませんでした。でも、そこに自分で食らいついてやったことで、自信と実力がついたと思います。

※正式名称:「うかる!記述式」及び「うかる!択一式」

質問:伊藤塾の講座を受けてみて、心に残っている講師の言葉はありますか?

伊東さん:心に残っているのは、「司法書士試験は努力型の試験で、今ここまで頑張っている皆さんだったら絶対受かると思います。信じています。」という言葉です。

家族だったり友人に、いくら自分が勉強を頑張っていると伝えたとしても、「頑張ってるね」とは言ってもらえるんですけど、10分の1も伝わっていないのかなと思うことが多々あって。

講師の「皆さんなら」という言葉で、同じ授業を受けている他の方々もいらっしゃるし、もちろん講師の方は大変さを分かってくださるから、自分の努力を知ってくれている人がいるんだなというのは、とても心強く感じました。

【合格へのヒント】司法書士試験が「努力型の試験」といわれる理由

司法書士試験が「努力型の試験」といわれるのは、必要な勉強量をこなせば、誰でも合格できる試験だからです。

司法書士試験の合格率は5%前後。一見すると、とても難易度が高く見えますが、実は1つひとつの問題を紐解くと、そこまで難しい問題は出題されません。一部の天才しか解けない難問が出るのではなく、11科目という科目数の多さと勉強量の多さが、この試験を難関にしている要因です。

伊藤塾の講師陣は、全員が自分も司法書士試験に合格しており、膨大な数の合格者も間近で見てきています。それだけに、「努力を積み上げれば合格できる」ということを誰よりも強く感じているのです。

「今ここまで頑張っている皆さんだったら絶対受かる」という言葉が響いたのも、こういった経験の裏付けがあってのことだといえます。

子育てしながらの勉強方法と1日のスケジュール

質問:2人のお子さんを育てながらですが、勉強時間はいつ確保していましたか?

伊東さん:私の学習時間で言うと、子育てがあったので土日はほぼ勉強できずに、平日、子どもが小学校や園に行っている午前から午後にかけての5時間と、夜、子どもが寝てからの2時間、この時間が私の勉強時間と決まっていました。

日中の5時間は本当に集中して、休憩時間も10分あるかないかぐらいで、ずっと勉強していました。ただ、ずっとやっていたら、特に金曜日あたりは疲れてきますので、夜の2〜3時間はお酒を飲みながら勉強していました。

日中に記述を解いて、解説講義を夜、お酒を飲みながら聞いて、という形で、勉強時間をサボってもいないし、楽しい時間でもあるし、ということで、ストレス解消を兼ねた夜の学習を楽しみながらやっていました。

質問:今年合格できたのはなぜだと思いますか?

伊東さん:去年と今年の違いは、やはり集中力だと思います。

2年目の試験の前に、模試を一通りずっと受けていました。ただ、去年を振り返ると、正直、午前を受けたあと午後を受けるのがしんどくて、3時間乗り切る自信もあまりなくて、何度も逃げ出そうかと思いました。正直、この午後の3時間が苦痛で仕方なかったのです。

ただ、今年は模試を受けた時も本番もそうですけど、3時間、集中力が続きました。慣れもあると思うのですが、午後で合格点を取ろうと思ったら、3時間集中するということを身につけることがとても大事だなと感じました。

なかなかまとまった学習時間が取れない方もいらっしゃると思うんですけど、3時間以上、自分で続けて勉強するというのを意識してやると、集中力を鍛える練習になるんじゃないかなと思います。

【合格へのヒント】子育ての合間に割り切って勉強するからこそ、集中力が鍛えられる

子育てをしていると、子どもの体調や行事など、勉強よりも優先させないといけないことが出てきます。だからこそ、家族との時間を削ってまで勉強するのではなく、「この時間は勉強にあてる」と先に決めて、それ以外は家族との時間と割り切ることが大切です。

伊東さんも、子どもが小学校や園に行っている日中の5時間は、本当に集中して勉強していたと振り返っています。

「限られた時間しかない」とは、裏を返せば「その時間に集中せざるを得ない」ということです。この毎日が自然と集中力を鍛えることになります。伊東さんが合格した年に集中力が続いたのも、この積み重ねがあったからだといえます。

※こちらで、勉強がしんどい時期を乗り越える考え方を山村講師が語っています。

妊娠・出産・育児と環境の変化を乗り越えて、勉強を続けるために必要なこと

質問:1回目は妊娠中、2回目は産後7ヶ月での受験と、勉強を続けるのが大変な時期もあったと思います。それでも続けられたのはなぜですか?

伊東さん:どんなに環境が変わっても、とりあえず前に進み続けることが大事だと思います。

皆さん、自分の環境で1日どのくらい勉強ができて、では何年後に司法書士になりたい、というのを逆算して目標を立てる方が大半だと思います。私も「2年で合格する」と決めて学習を始めました。

ただ皆さん、勉強を続けている上でいろんな環境の変化があると思います。
私も出産後、半年は本当に勉強時間の確保ができなくて、睡眠時間の確保もままならない状態でした。その中で思っていたのが、勉強というのは習慣づけ、癖づけがとても大事だということです。せっかくつけた勉強の習慣をなくしたくない、というのを常々思っていましたので、産後1週間から勉強を始めました。

ただ、1日1〜2時間取れればよい方で、それも30分刻みだったり、15分刻みだったり、1日トータルで1時間、2時間でも勉強するという習慣づけを、半年間意識して学習していました。その半年で学んだのは前向きなプラス思考です。10分あったら5問は問題が解ける本当にちょっとの時間でも勉強はできるということを学ぶことができました。

子育てをしながら、司法書士試験を目指す方へのメッセージ

質問:最後に、妊娠中や子育て中で受験を迷っている方へ、メッセージをお願いします。

伊東さん:司法書士を目指していらっしゃる方の中で、妊娠中だったり、これからお子さんを計画されていらっしゃる方もたくさんいると思います。

大前提としてご家族の協力は不可欠だと思いますが、正直、勉強はできます。1時間、2時間まとめて時間がなくても、10分、15分、30分でも時間は取れるので、自信を持って学習を始めてほしいですし、それを続けたら合格できると私は確信しています。

もし、妊娠・子育てで時間が取れずに躊躇されている方がいらっしゃれば、勇気を持って、ぜひ一歩踏み出してほしいです。

子育て・妊娠中でも、前に進み続ければ司法書士試験に合格できる

不動産営業から独立を目指して学習を始め、妊娠中の1回目、産後7ヶ月の2回目と、環境の変化に何度も向き合いながらの3年間でした。まとまった時間が取れない中でも、伊東さんは決めた時間に集中し、産後1週間から勉強の習慣を絶やさずに続けました。そして3回目の受験で、基準点にあと1点届かなかった悔しさを乗り越え、合格をつかんでいます。

【伊藤塾を選んだきっかけ】

  • 2回目の受験後すぐに講座を探し、伊藤塾の無料相談が利用しやすかった
  • 育児・家事中心の生活環境を相談したところ、「時間が少ない人向け」として、宇津木講師のアドバンスコースを勧められた

【アドバンスコースを受講した結果】

  • 2025年司法書士試験に合格

【子育て中の勉強を続けられた理由】

  • 平日は子どもが小学校や園に行っている日中5時間と、寝かしつけ後の夜2時間を勉強にあて、決めた時間に集中した
  • 夜はお酒を飲みながら解説講義を聞くなど、ストレス解消を兼ねて勉強を楽しんだ
  • 産後1週間から学習を再開するなど、環境が変わっても勉強の習慣を絶やさなかった

伊東さんの体験から分かるのは、妊娠・出産・子育てという時間の制約が厳しい環境でも、司法書士試験には合格できるということです。しかも、伊東さんがやってきたのは、決めた時間に集中する、どんな環境でも勉強の習慣を絶やさない、という誰にでも真似できることの積み重ねでした。

1日15分・30分でも地道に勉強を続けた人が受かる。伊東さんの3年間は、司法書士試験が「努力型の試験」といわれることの、何よりの証明だといえます。

伊東さんが受講したアドバンスコースは、基準点付近まで来ていながら、合格まであと一歩届かない方に向けて、「必要最小限の学習時間で最大限の効果を出す」というコンセプトで設計された講座です。

担当の宇津木講師自身が、不動産会社でフルタイムで働きながら合格した経験の持ち主であり、時間がない人が最短ルートでの合格を目指せるよう、1テーマ45分の講義と、表形式で知識を整理したコンパクトなテキストにこだわった講座になっています。

これから法律を学び始める方には、宇津木講師が「自分が受験生の時、こういう講座があったら無理なく続けられて、短期合格できたんじゃないか」という想いで作った「司法書士入門講座 本科生 ステディコース」もあります。

伊東さんと同じように、子育てや仕事と両立しながら合格を目指したい方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

伊東さんが受講した伊藤塾の司法試験中上級講座 「アドバンスコース」の詳細はこちら

▶︎司法書士中上級講座アドバンスコースで合格された方の声はこちら

伊東さんを合格に導いた宇津木講師が担当する伊藤塾司法書士入門講座「ステディコース」の詳細はこちら

▶︎司法書士入門講座ステディコースで合格された方の声はこちら

伊藤塾 司法書士試験科

著者:伊藤塾 司法書士試験科

司法書士資格を保有する講師・合格経験者で構成された専門チームが監修・執筆しています。合格率3~4%という難関試験について、法律系資格指導で培った約30年のノウハウをもとに、試験分析・学習戦略・合格者の実体験を正確にお届けします。