【司法書士 合格体験記】子育て真っ只中、2児の母の挑戦。「ながら聴き」でただただ繰り返した2年間の歩み

合格体験記

【司法書士 合格体験記】子育て真っ只中、2児の母の挑戦。「ながら聴き」でただただ繰り返した2年間の歩み

佐久間さんの合格までの道のりは、子育てや家事に追われ、まとまった勉強時間が取れない中で資格取得を目指す方にとって、大きなヒントになるはずです。

※この合格ストーリーを動画で見たい方は、こちらをご視聴ください。

子育て主婦の私が2回目で合格できたのは!家事、育児をしながらでも”ながら聴き”でただただ繰り返したこと

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司法書士試験を目指したきっかけ

質問:まず、自己紹介をお願いします。

佐久間さん:2024年度(令和6年度)司法書士試験に合格した佐久間と申します。試験を受けたのは2回目です。

私は、下の子が幼稚園に入ったタイミングで、何か仕事をまた始めたいなと思いました。ただ、やはりブランクがあるので何か資格が欲しいなと思い、長く自分で働けるものがいいなと思ったので、法律資格の勉強をしようと思いました。

もし合格できなくても、知っていることで自分の役にも立つなと思ったので、法律の資格を選んだのかなと思います。

質問:司法書士という資格はもともとご存知でしたか?

佐久間さん:いや、正直あまりよく知らなくて(笑)。手をつけやすい行政書士の資格から始めたんです。ただ、実際に取ってみても、経験が何もない私は取っただけでは特に何も始められないと思ってて。そこで、ワンステップ上の司法書士という資格を知り、司法書士の資格は研修がとても充実していることが分かったので、そのまま司法書士の資格を取ることに決めました。

伊藤塾を選んだ理由

質問:行政書士は独学で合格されたそうですが、司法書士も独学で目指そうとは考えなかったですか?

佐久間さん:確かに行政書士は独学で取ったんですが、その流れでやるには司法書士は科目が多すぎました。1人では難しいなと思ったので、通信教育で勉強できる講座を探したんです。

その中で、お試し講座の動画を見ている中で、伊藤塾の講座に出会いました。ほかに、行政書士の先生の体験談を話されている動画を見た時に、たまたま伊藤塾の卒業生で講師をしている先生がいらっしゃって。その方の動画を見て興味を持ったことも1つのきっかけです。

※伊藤塾の実際の講義はこちらからご覧いただけます。

質問:伊藤塾ではどの講座を受講されましたか?

佐久間さん:初めに取ったのは、ステディコースという講座です。1つの講義が短くて、同じ講義を何度も見返すことができるのと、テーマごとにまとめてあるので、「あ、分からない。このテーマを聞き直したい」と思った時にすぐに聞けるっていうのもあって。

時間がない中で繰り返し見られる動画っていうのが良かったなと思います。ステディコースは、入門コースとして初めて司法書士の勉強をする私にはすごく聞きやすくて、繰り返し聞くことにも適していたので、すごく良かったです。

質問:講義の中で印象に残っていることはありますか?

佐久間さん:担当の宇津木先生が、よく自分の受験時代の話とか、授業以外の話もされていて。その中で、「やる気がない時でもまずやりましょう」「やることに意味がある」といったことをおっしゃっていて。

淡々とやる。それは確かに大切なことだなと思って、よく思い出すようにしていました。

質問:講義についていけないと感じることはありませんでしたか?

佐久間さん:聞いていて分からないことはありませんでした。これは、多分先生が初学者向けに噛み砕いて説明してくださったからだと思います。なので、とっつきにくいとか、もうやりたくないなって思うことはなかったです。

【合格へのヒント】ステディコースのこだわり

佐久間さんが語った「1つの講義が短くて、同じ講義を何度も見返すことができる」「分からないテーマをずっと聞き直せる」という点は、まさに「ステディコース」担当の宇津木講師がこだわり抜いたポイントです。

この背景には、自分自身も時間がない中で合格をつかんだ、講師の原体験があります。宇津木講師は受験生時代、激務の不動産営業をこなしながら、朝ファミレスで勉強して2012年の合格を勝ち取ったそうです。時間も集中力も限られる中で長い講義を消化する大変さを身をもって知っているからこそ、ステディコースの講義は1コマ45分。すべてテーマ別に組まれ、苦手な箇所だけをスポットで聞き直せるように設計されています。

「自分が受験生の時に、こういう入門講座があったら良かったのに」。その思いが形になったコースだからこそ、佐久間さんのように子育て中でも、無理なく学習を続けることができたといえます。

家事・育児と受験勉強を両立する秘訣は「ながら聴き」

質問:受験勉強中は、毎日どのように勉強時間を確保していたのですか?

佐久間さん:私は専業主婦をずっとやってきたので、受験中も仕事をすることなく、家にいて空いている時間に勉強していました。

司法書士の勉強を始めた時は、下の子が年長で、上の子は3年生だったと思います。朝早く起きて1時間ぐらい、家事が終わって3時間ぐらいが机に向かえる時間でした。子供が起きる前になるべく早く朝起きてやると、やっぱり外の音もシンとしていて、日中やるよりもとっても集中できたんですよね。

なので、その時間がどんどん早くなっていって(笑)。初めは5時頃だったんですが、本当に「もっとやらなきゃ」って思った時は、3時半頃に起きて根を詰めていた時期もありました。

夕方だったり子供たちがいる時は、講義を「ながら聴き」するのが私の過ごし方でした。「勉強の時間をもっと取りたいのに取れない」というのが結構ストレスだったので、ながら聴きだけでも子供が嫌がらずにできたのは良かったです。

質問:勉強というと「机に向かってやるもの」というイメージを持つ方も多いと思いますが、「ながら聴き」の勉強でも効果は感じましたか?

佐久間さん:実際、机に向かって静かに勉強できる時間っていうのは限られているので。家のことをやりながら聞き流しできて、気持ち的に「勉強できてるぞ」って思うこともできましたし、実際に「繰り返し聞くことで頭に定着した」という部分もあると思います。

どうしても1回聞いただけだと、「ふーん…」って思っただけになるので(笑)。
分からないなって思ったりしたところは、掃除しながらとか、洗い物しながら、ご飯を作りながら何度も聞いたのが良かったかなと思います。

【合格へのヒント】スキマ時間の活用法

佐久間さんの学習を支えたのは、家事をしながらの「ながら聴き」でした。ただ、生活の中には「ながら聴き」すらしづらい時間もあります。たとえば、外出先でのちょっとした待ち時間や、子どもと一緒の移動中などです。

実はそんな時間でもできる勉強法を、佐久間さんが2年目に受講した「プラクティカルコース」の担当・髙橋講師がnoteで紹介しています。それが、テキストを頭の中に思い浮かべる「脳内再生」です。

朝のうちに、前日勉強したページをざっと眺めておく。そして手が離せない時間になったら、そのページの紙面を記憶から呼び起こしてみる。見出しの位置、図表のあった場所、その周りに何が書いてあったか。正確に再現できなくても構いません。思い出そうとする行為そのものが復習になり、どこが思い出せないかで定着度のセルフチェックにもなります。

髙橋講師のnoteでは、このほかにも時間のない受験生に向けた勉強の工夫が多数紹介されています。佐久間さんのように机に向かえる時間が限られている方は、ぜひ参考にしてみてください。
(出典:伊藤塾司法書士試験科note「高橋智宏の”合格”道しるべ」テキストが手元になくても勉強はできる~テキストの脳内再生~

ステディコースからプラクティカルコースへ

質問:1回目の受験は、どのような手応えでしたか?

佐久間さん:1度目の受験は、コースを一通り終えたので受けてみたんですが、受ける時点で自信は全くありませんでした。午前の択一は基準点を超えたんですけど、午後の択一が全くダメで、記述も全く分からずといった感じでした。まあ、予想通りかなという感じで、1回目の受験は終わりました。

質問:2年目は、どうやって講座を選びましたか?

佐久間さん:ステディコースを取った後、2回目の試験に臨むにあたって、伊藤塾の相談会に行って先生たちとお話しして。制度趣旨とかからお話ししてくださったり、コンパクトな教材でということで、プラクティカルコースを2年目は受けることにしました。

質問:実際にプラクティカルコースを受講してみて、いかがでしたか?

佐久間さん:プラクティカルコースは先生の講義もすごく端的で、制度趣旨とか、そういった「どうして」っていう理由だったりとかを分かりやすく短くまとめて話してくださったので、それが私にはとても合っていました。

記述式に関しても、過去問全てではなくピックアップされた過去問集を何度も回した方がいいという指導だったので、それを信じてやったことが結果的には良かったのかなと思います。

【合格へのヒント】プラクティカルコースとは?

佐久間さんが2年目に受講したプラクティカルコースは、問題演習(アウトプット学習)の長所を最大限に活かして、実践的に学習を進めていくコースです。

アウトプット主軸の学習は、問われるポイントに狙いを絞れる反面、知識の網羅性に不安が残り、丸暗記になりやすいという弱点があります。
「いくら過去問を解いても点数が伸びない」というのはよくある話ですよね。これがまさに、アウトプット学習に潜むデメリットです。

プラクティカルコースでは、髙橋講師が問題演習を起点とした講義を展開して、制度趣旨・理由付けまで徹底的に掘り下げて解説していきます。
佐久間さんが、ピックアップされた過去問集を何度も回したことで合格につながったのも、単に問題演習をしていただけではなく、各問題について制度趣旨・理由付けから理解できていたからこそと言えます。

▼実際にプラクティカルコースで合格を掴んだ方々の声

  • 択一対策は、「プラクティカルコース」に集中しました。アウトプットから帰納的に知識を得る方法は私には非常に合っていました。高橋講師のアドバイス通り、単に問題が正解できれば良しとするのではなく、頭の中で制度趣旨を想起できることを目標に反復し、最終的には15回転させました。
    その御蔭で、過去問は一切解かずでしたが、午前択一で満点を取ることができました。(E.Oさん
  • 高橋講師のプラクティカルコースのテキストを徹底的にやり込み、他の教材には一切手を出しませんでした。アウトプット中心の講座を受講するのははじめてでしたが、結果的にこの選択は大正解だったと感じています。(R.Kさん

佐久間さんが2回目の受験で合格をつかんだ、伊藤塾の司法書士中上級講座「プラクティカルコース」の詳細はこちら

質問:ステディコースとプラクティカルコース、それぞれの良さはどんなところにあったと思いますか?

佐久間さん:ステディコースはやっぱり初学者にはとても入りやすい講座で、時間は長いですけれども、宇津木先生のソフトな感じで入りやすく、飽きることなく最後まで行けたなという感じでした。そこで基礎が身についたのかなと思います。

そしてプラクティカルコースは、問題を解くことがメインの講座です。テキストにも、難易度の高いところだったり、出やすいところだったりがコンパクトにまとまっていて、それを繰り返しやる。そして先生の分かりやすい説明で頭に入りやすい。

そういうステディコースとプラクティカルコースが組み合わせとしては良くて、私でも最短距離で合格にはたどり着けたのかなと思いました。

合格に大切なのはとにかく「諦めないこと」

質問:2年間を振り返って、受験勉強中にストレスは感じませんでしたか?

佐久間さん:勉強が嫌だと思うこともあったんですが、それ以上に勉強する時間が圧倒的に足りないんだろうなっていう焦りがありました。家族にも、結構当たったりしていたかもしれません。

質問:そうした時期もありながら、勉強を続けられた理由は何だったと思いますか?

佐久間さん:やっぱり諦めないことなのかなとは思います。司法書士になって誰かの役に立ったり、自分だからできる仕事っていうのがあるのかなって思うと、やっぱりもうちょっと頑張りたいなっていう気持ちにはなったと思います。自分が変わりたかったんですかね。

司法書士試験に合格して感じた変化

質問:合格してみて、実際にご自身の世界に変化はありましたか?

佐久間さん:合格後はやっぱり一気に世界が変わったというか。今まで自分1人、先生の講義を聞いているだけだったのが、祝賀会で同じ合格者と会ったり、同じ札幌での合格者と出会えてすごく仲良くなれたり、先輩の先生たちとつながりを持てる研修があったり、交流会のようなことがすごく多くて、一気に知り合いの方が増えたなっていう感じはします。

質問:合格後、司法書士としての活動は思い描いていた通りに進んでいますか?

佐久間さん:いえ(笑)。合格後の喜びから、研修の忙しさだったりで、すぐに思っていたように進まないなと思っています。ただ、目標を短期から長期に切り替えて、自分1人で責任を持って依頼者の方の仕事をして、喜んでもらえるようになっていきたいです。

受験生へのメッセージ

質問:最後に、受験生の皆さんへメッセージをお願いします。

佐久間さん:私でも取れたので、一生懸命やり続けたら合格できる資格だと思います。そして、合格してからも、試験勉強とは違う、学び続けなければいけないことがたくさんあります。ただ、頑張り続けられる人はやっていけるんじゃないかなと思いました。

受験の時は、「受かるかな…受からないかな…」と不安になることばかりだと思うんですが、やっぱり合格すると一気に世界が変わるのは間違いないです。諦めなければ合格できると思うので、皆さん頑張ってください。

育児と両立しながらでも、司法書士試験には合格できる

ここまで、司法書士を目指したきっかけから講座選び、勉強時間の作り方、そして合格後の変化までをうかがってきました。共通していたのは、置かれた状況を変えることではなく、その中でできるやり方を探し続けた姿勢です。最後に、佐久間さんの2年間から、時間の限られた受験生が持ち帰れるポイントを整理します。

【伊藤塾で学んだ2年間の結果】

  • 1年目はステディコースで基礎固め、2年目はプラクティカルコースで演習中心と、段階を踏んで2回目の受験で合格
  • 子育て中心の生活を変えることなく、家事の合間の学習を2年間積み重ねた

【合格を支えた勉強の工夫】

  • 1コマが短くテーマ別の講義を、家事をしながらの「ながら聴き」で繰り返した
  • 机に向かう勉強は、子供が起きる前の早朝(5時、時には3時半頃)に集中して取り組んだ
  • ピックアップされた過去問集を、理解できるまで何度も回した

佐久間さんの体験から分かるのは、家事や育児で机に向かう時間が限られていても、工夫しだいで司法書士試験に合格できるということです。

佐久間さんの場合、その工夫が「ながら聴き」でした。家事や育児をしながら講義を聴き、分からないところは何度でも聴き直す。机に向かえない時間を勉強時間に変えることで、子育て中心の生活のまま、合格に必要な学習量を積み上げました。もちろん、朝5時に起きて机に向かうといった地道な努力があってこそですが、まとまった時間が取れないことは、難関試験を諦める理由にはならないと教えてくれます。

そして、この2年間を支えたのが、伊藤塾の2つの講座です。

1年目の「ステディコース」は「着実に(ステディ)合格に向かう」という理念のもと、少ない時間で最大限の効果を上げることを目指した設計で、1コマ45分・テーマ別という作りが家事の合間の「繰り返し」を可能にしました。
2年目の「プラクティカルコース」では、厳選された問題を制度趣旨から理解しながら回すことで、限られた時間の学習を得点に直結させています。

時間のない受験生でも段階を踏めば合格に届く。それを体現した2年間だったと言えます。
伊藤塾では、司法書士試験を目指す方へ向けて無料のカウンセリングを実施しています。佐久間さんも、2年目の講座選びでプロに相談したことが、プラクティカルコースとの出会いにつながりました。

「何から始めればいいか分からない」「今の勉強法でいいのか不安」…そんな悩みを受験指導のプロフェッショナルに直接相談できるので、ぜひ下記より詳細をチェックしてみてください。

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伊藤塾 司法書士試験科

著者:伊藤塾 司法書士試験科

司法書士資格を保有する講師・合格経験者で構成された専門チームが監修・執筆しています。合格率3~4%という難関試験について、法律系資格指導で培った約30年のノウハウをもとに、試験分析・学習戦略・合格者の実体験を正確にお届けします。